>>929 鏡餅は、村では加賀美餅の字をあてる。
無論、加賀美家の事だ。
詳しくはまた書き込もう。
全裸隊が帰ってきた。
忙しそうだな。
>>935 全裸隊は裏切り者さがしで忙しいんだよ。
鏡餅について書いておこう。
いきなり予断だが、加賀美家から数代前に分家したのが加美家だ。
遠い昔、加賀美家では養子が家を継ぐしきたりだった。
しかも、養子は村の外から連れて来ていた。
養子となる少年の生い立ちははっきりしないことが多く、人身売買の
気配さえ感じられるが、これはこの話の本題ではない。
村外から養子を選ぶというのは、村での一般的な考え方から逸脱するが、
近親婚を避けるという現実的な理由による。
今ひとつ、跡取りが養子にならざるを得ない大きな理由がある。
加賀美家に生まれた子供は男女を問わず、一人残らず、生後半年以内に
死亡していたからだ。
加賀美家には伝説があり、嫁入りした女性は母乳の出が極端に
悪くなったり、母乳が強い毒性を示してしまう。
別の家の女性から母乳を分けてもらっても、子供が育たなかったらしい。
呪いの伝説は神話の時代にまで遡るが、別に記そう。
ともあれ、呪いによって神からの罰として血筋の継続を
禁じられた加賀美家では、乳房を象ったものを神棚に飾るようになった。
様々なものが飾られ、泥をこねた乳房だったこともあるし、
味噌だったこともある。
神棚に飾った、乳房の形をした味噌で作った味噌汁を毎日飲めば・・・
という素朴すぎるほどの発想だったのだろう。
飾るものは毎日交換されていたが、やがて年に一度交換されるようになり
年の区切りということで、餅で乳房を作るようになった。
長い年月の間に、その行為には子孫繁栄の意味がこもるようになり
村全体に広まった。
神棚に供えることから、神と人とを結びつける意味を持つようになり
現在のような形に発展したのは江戸時代のことだ。
ただ、それが全国に広まったきっかけについては、これといった
資料が手元に無く、不明だ。
次に、加賀美家にまつわる伝説だ。
時代は、前にも書いたように、日本神話の時代だ。
大和朝廷の全国統一が進行中の時代、村の開墾を進めていた豪族がおり、
朝廷の軍勢の接近を知るや、村を要塞化して抗戦の意思を示した。
朝廷側には、開墾されつつある村を食料調達の場にしようという意向が
あり、戦闘で村を台無しにしたくない。
村を包囲した朝廷軍は、太鼓などの打楽器を打ち鳴らし、山で捕らえた
鹿を、鉄製の武器で一刀両断する光景を村人に見せるなどして威容を
示した。一方で演芸会を催し、見事な芸を披露した兵には宝石などの
褒美を惜しみなく与えた。
脅しつけ、莫大な報酬を期待させることで村を動揺させる計画で、
そうした駆け引きに慣れていない村人は、あっさり戦意を喪失した。
こうした中、豪族を殺害し、朝廷からの褒美にありつこうとする者が
出るのは当然の成り行きで、それが加賀美家の先祖だった。
封建制が確立していない当時の主従関係は、我々がイメージするような
堅苦しいものではなく、裏切りに後ろめたさなどはない。
村の中心部あった豪族の屋敷を夜襲し、そこにいた全員を殺害して
首を落とし、翌朝村の入口に首を掲げ、村の門を大きく開いた。
朝廷軍が村を占領し、加賀美家の祖先は莫大な財産を手にした。
屋敷が襲われた時、屋敷の奥の間では敵の退散を願う儀式が
行われていて、神に敵の退散を願う念を込める、まさにその瞬間、
加賀美が踏み込んできた。
儀式の詳細はよく分かっていないが、神がシャーマンの思いを
受け止める環境を作っておき、シャーマンが神に伝えたい思いで
心を満たすのが要点らしい。
儀式を取り仕切っていたシャーマンの思いを神に伝える瞬間だった
事が、加賀美家代々の不幸の原因となった。
矛で突かれる瞬間、シャーマンの心は加賀美への恨みに満たされ
儀式はシャーマンの死によって、唐突に打ち切られた。
以上が加賀美家の伝説の概要だ。
キターーーー!!
村の歴史。
荏田家の次は加賀美家か。
なんと歴史深いもっこり村。
942 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/12 03:47
すみません、「村」じゃないんですが。。。
「もっこり 」って、韓国語で、「真珠のネックレス」って意味だって
トリビヤで、やってました^^;
<丶`∀´> もっこり村の起源は朝鮮半島ニダ
みたよ・・・・
ぜったい誰か書き込むと思ってたよ・・・・・
いやいや、悪いことじゃないけどね・・・
>>922 >>また、昔は太巻き一本に稲荷寿司二個が定番の食し方だったという。
鼻水がでた。
恵方寿司、これ最強。
ネックレスは韓国語で「モッコリ」ってマジぃ?
りょうちゃん困っちゃう〜♪
手の傷を治癒させねばな。
ちと出かける。
温泉で・・・といえば聞こえは良いんだがな。
>>全裸隊
狩裏を治す気か。いや取るといった方がいいか。
相当の覚悟がいるぞ。
生半可のことじゃない。
あるいは一人犠牲になればその他は助かるかもしれないが・・・・
あの拝み屋のばあさん、強欲ぶりは相変らずだ。
処女の恥垢を発酵させたとかいう軟膏を、あれこれ
もったいぶった呪文を唱えつつ、傷にすり込んだ。
大変な痛みだ。
傷口もろとも抉られたほうが、どんなに楽だろう。
平気な顔をして5万もふんだくりやがって、
これで直らなかったら、たたではおかん。
兄弟が一人、別の道を歩むため、まぐわい淵に入った。
色々な理由でこの村に関わる者がいる。
彼が握っていた情報は、彼の中に、あるいは俺の中にもある
村への同情に近い感情をいたく刺激したらしい。
戦友との別れは耐えがたいものだ。
まだ、死別した方が良かったと思うときもあるだろう。
>>950 別の道に進んだ全裸の兄弟がいずれ裏切るとでも言いたいようだね。
ヤパーリ狩裏のしわざ!!
全裸隊、狩裏の呪いで壊滅ですね・・・・・・・
>>953 人あるところ全裸あり
別離や分派程度で壊滅するとでも?
そんな神経でもっこりどもと命がけのつばぜり合いなど、できるものか。
弟の絆は広く、深い。
互いを分かつ立場の違いがあるとしてもな。
手の内を知り尽くしている者同士、きつい局面で
顔を合わせることもあろう。
それも定めだ。
全裸隊
お前らは生きろ。
今まぐわいぶ地に行かせたのはまずい。
連中は気づいている。
おレが弟を帰してやる
・・・・・・・・・・・・ババァによろしくな
>>全裸隊
きさまらもうおしまいだ。
お前達にパンツを履かせてやる!
けして抗うことはできない。
>>955 軽はずみなことはするな。
君には、まだ多くの野菜を売ってもらわねばならん。
婆さんも君に会いたがっているぞ。
>>956 ブリーフか?
トランクスか?
まさかパンティではあるまいな。
やってみろ
雛祭り・・・・・・
祭りなんかじゃない・・・・
また死にそこなっちまった
たいしたもんだな、全裸隊ってなぁ・・・
>>958 雛祭りもたしかに警戒すべきだが、それ以上に白濁日だ。
連中ここぞとばかりに復讐してきやがるぞ
野菜売り>>おまえはうろちょろしすぎだ。
これ以上うろつくと、貴様の野菜を温野菜にするぞ!
雛祭り、村では嫁入り前に死んだ娘を弔う日とされている。
村全体で一つの雛飾りを作りあげるんだが、男神と女神が
最上段に鎮座する他、死んだ娘一人あたり一体の人形が
官女や囃子方として作成される。
いつから続く行事なのか、はっきりしていないが、人形の数は数百体ある。
大正から昭和にかけて作られた人形がやたら多いのは、例の庄屋の
せがれの悪行によるものだ。
そして、三月三日の夜から四日の正午にかけて神社に
飾るんだが、人形は神主に一体あたり一つずつ、願いを伝える。
神主は人形の願いを聞き、それを村の若者が叶えるのが決まりで
やたらと物騒な願いを抱く人形が多いのが困りものだ。
窃盗や破壊、放火、傷害事件がやたら激発するのが、その時期だ。
しかも今年はうるう年。
用心の上にも用心を・・・だな。
>>960 よほど知られたら困る事をしているようだな・・・
農薬たっぷりの野菜だな。
農薬野菜を売りすぎだ。
>>「雛祭り」の内容については全裸隊が報告してくれたので、私はその由来を紹介しよう。
長くなるので大まかに説明するが、この行事は未婚者を弔うものだが
全裸隊が紹介した形式をとるようになったのは、ある事件がきっかけだった。
当時、未婚者の弔いは「日生家」が取り仕切る行事だった。
死者一人一人に読経を上げる、我々でも理解のできるものだった。
しかし、そこには日生家の陰謀が隠されていた。
死者を丁寧に弔うようにみせかけ、実は秘密裏に用意された日生家用の魔羅田に注入していたのだ。
この大胆な目論見はいずれ村人の知るところになり、日生家は糾弾されることになる。
その結果、日生家はとても悲惨な最後と遂げることになる。
日生一族全員、崖吊るしにされたのだ。
穴流山の絶壁に吊るされ水も食料も与えられないまま死を待つのだ。
生きながら鳥についばまれる、さも凄惨な処刑法だ。
日生一族の中には、まだ年端も行かない子供もいたというのだから残酷極まりない。
通常この処刑法では死にいたるまで二週間も待たないが、この日生家の時は異常だった。
一族全員が死にいたるまで、実に三ヵ月もかかったのだ。
崖に吊るされてから程なくして、定期的に雨が降るようになったのだ。
雨が降る度に何度も何度も息を吹き返すのである。恵みの雨ならぬ地獄の雨である。
この雨は日生一族の怨念によってもたらされたと言う話もある。
こうして処刑された日生一族に代わり未婚者の弔いは神社が執り行うことになった。
そして神社の行事にふさわしいように、全裸隊が前述した大掛かりな行事になった。
神社の行事で「祭り」、日生を吊るして「日生吊り」。
そこから「ひなまつり」に「雛祭り」の字があてられるようになった。
つづき
ちなみに「うるう年」も日生一族の怨念からきている。
崖に吊るされた一族を長い間苦しめた地獄の雨の怨念である。
四年に一度、日生家の呪い、地獄の雨が穴流山の崖を濡らすのだ。
雲ひとつ無い日でもみるみるうちに崖が濡れていくらしい。
村人はこの四年に一度の呪いの日を恐れ、崖が閏年、「うるう年」と呼び、
日生家の鎮魂を行うという。
966 :
あなたのうしろにもっこりが・・・:04/02/26 23:45
保存age
日生家の全員が死ぬのに三ヶ月もかかった理由の
一つに、食料の供給がある。
供給したのは、無論、村人ではない。
野生のニラなどを、猿が崖まで届けていたとの記述を目にした事がある。
968 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 10:46
日生家はもっこり村で一番悲惨な一族ですな。
もし、おいらが吊るされたら1時間で死にたい。
閏。
モッコリの御山に白い雨が降る。
970 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 10:06
嫌な日が終わった。
>>968 吊るし方にも色々ある。
本当に、色々だ。
吊るし方・・・・
なんとなく想像出来るが・・・・
しかし、このスレ消化ももうすぐだな。
もっこり事件は尽きないということか。
973 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 04:16
山もっこりインフルエンザ
大丈夫なのか・・・?
山もっこりにまでインフルエンザが?!
生命力の強い山もっこりは大丈夫だろうけど、
当然川もっこりにも感染するのだろうか・・・・・・・
その、生命力の強さが問題だ。
強さゆえ、ウィルスが同一個体の中で何世代にも渡って
変化、進化を続けてしまうのだ。
疫病で村が全滅しかけた、あの時もそうだ。
毒性の低いウィルスに感染していた猿を捕食した山もっこりの
体内で、ウィルスが突然変異を起こした。
感染した者は、全員が生きたまま焼かれ、その声が
今でも、谷を抜ける風に乗って聞こえてくることがある。
976 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/03 07:06
全裸隊>この勢いだと次すれ必要じゃね?
>>猿を捕食した山もっこり
こわ、ふつー逆じゃねーのか?
猿をくうな!
>>976 確かにな・・・
>>977 口から鹿の角をはみ出させた川もっこりが
記録に残っている。
水場で鹿を引き込んだんだろうな。
2月29日から3月3日までの間はいつも村が独特の雰囲気に包まれる。
儀式が続くから当然なのだろうが、村を包むあの空気は耐えがたい。
980 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/04 14:09
全裸隊よ次スレたててくれ
>>979 もっこりひな祭りか
女子の祭りなだけあってもっこり禁止らしいな
おかげで村人がぴりぴりしている
儀式だからしょうがないのだがな
もっこりできないことに発狂するやつがよく村から飛び出してきてな
もっこりしながら走りまくる
こっちももっこりさせられそうで近隣村人のおれはろくに出歩けないよ
981 :
2ゲッター:04/03/04 15:04
982 :
2ゲッター:04/03/04 15:05
>>980 スレ立て規制に引っかかったが、慌てなくとも良かろう。
どうやら、それなりに多くの同志が居るようだ。