洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?part39
んで、お待ちかねの報告な。
局部麻酔注射をおケツに食らっているから
噂に聞いていたような痛みは感じられなかったよ。
ローションみたいな奴も優しく塗ってくれたし。
無論、快感に属するような生暖かいさざなみってのもなかった。
だけども、感触ってのはあるんだよな。
こう、まさにウンコが逆流しているようなもそもそとした感触。
シャケが自分の産まれた川を命を賭けて遡っているように
ウンコが自分の産まれた俺のおケツに身を震わせて還ろうとしている。
「来てます! ハイ、来てます!」ってな具合だ。
検査寝台に載せられて、まさにまな板の上の鯉さ。
検査医の他に、30代前半くらいの肌のきれいな看護婦さんもいる。
まさか声を出すわけにもいかないから
瞼を閉じて眉間にきゅっとしわ寄せて、思わず下唇噛んじゃって。
俺、いままさに機械に陵辱されてる?
いえいえ、内視鏡と一つになれたんです。
スコープが俺のおケツの中で怪しく蠢き、それがもたらす映像を医者が診る。
つまり俺の直腸と医者の目玉が織り成すコラボレーション。
ユーミンとサーカスのコラボなんて目じゃねえよ。
結論。
神経性ストレスが原因の腸炎による出血だろうって。
ま、おケツの穴をくりくりと弄ばれる経験なんて
そう滅多に味わう事なんてできやしないだろうから
一度は検査を受ける事お薦めするぜ。
俺はもう二度とごめんだが。
ごめんなさい。
誤爆しました。
どんな誤爆じゃい!
誤爆マニアの俺としてはベスト10に入る素晴らしい誤爆だw