【ヴァンパイアを語る・3】

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166ロバート・P・リプリー神父 ◆5Og0Ye32kA
>>148
前略、華偲様
人間であるより人らしく…なんかいいですね。
さて、真理、真理と連呼すると、皮肉にも例の外道カルト教団みたいですが、事実、業(カルマ)は
本当に恐ろしいものです。
仏教では、人は常に「三つのカルマ」を犯す傾向がある、と説いてます。
一つが意業…心で犯す罪。二つ目が口業…口で犯す罪。三つ目が身業…体で犯す罪です。
人は大抵、これらの罪を常に犯しています。突き詰めれば、これらは調和を乱す要因です。
そして、最も恐ろしいカルマが…利害の殺人です。
これから事実を踏まえた例え話しを致します。
ある平凡な夫婦がいて、二人の間に一人娘がいたとします。ところが愛娘が突如、殺人鬼に殺され
るとしましょう。世間の常識ではこの夫婦、そして被害者である女の子には何の罪もない、と考え
るのが普通ですし、青天の霹靂、彼らの幸せを引き裂いた殺人鬼に憎しみが集まるのが普通です。
ところがです。これが因縁であり、業の恐ろしさです。実はこの夫婦や女の子は因縁と業によって、
このような悲惨な結果を迎えているようなのです。
つまりこの夫婦(お互い似たような因縁の二人)の先祖は「過去に子供殺しに関わった血族」
と言う訳です。そして女の子は前世にも同じ目に遭った「被害者」であったり、更なる魂の根源は
「子供殺しの殺人鬼」である可能性が高いのです。断定は出来ませんが、 前世、生まれ変わり、
来世…といった複雑な事情です。
そして加害者の殺人鬼はこの夫婦に「関わりのある魂」の持ち主である可能性が高い存在なのです。
これが恐ろしい、負のエネルギー連鎖の正体です。このエネルギーは容易に消えず、ここまで凶悪
になると殆ど消えることはありません。
このような表現をするのは抵抗があるのですが、大抵、謂れのない被害者は存在しません。
本人に罪はない…しかし、です。
167ロバート・P・リプリー神父 ◆5Og0Ye32kA :03/06/10 13:55
これは神の意志ではありません。導火線に火を点ければ爆発する、それと同じ理屈です。
そこで重要なのが「負」に対する「正のエネルギー」です。物理的に考えれば、より強いエネルギー
で相殺する訳です。子供を殺される、という凶悪な業を抱えた場合、これ以上の「正のエネルギー」
を自らで築かなければならないのです。例えば、子供の命を救うというような行為です。
無論、この世には死んで当然の人間も存在します。では彼らを殺してもいいか?
これが非常に難しい問題で、罪人の先にあるのは確実な苦痛ですが、それを第三者が下しても
いいか?です。これは彼にも未だに解かりません。
以前TV様がここで書き込んだ「イン・ザ・ベットルーム」という洋画は謂わば「復讐と再生…
そして虚無」です。これもカルマの成せる恐怖なのです。
かなり極端な例を挙げてお話ししましたが、とにかく些細な事も全て、行為の結果によるもの
なのです。
さて、500年前云々ですが、前にも書きましたが、人の心は中世暗黒時代から殆ど進化してい
ないそうです。つまり心の本質は当時から全く変わらないようなのです。
最後に、真理の実践ついてですが、TV様のご指摘どおりで間違いはありません。
即ち世の「理」は善意です。善意は調和であり、調和は繁栄です。
善意、善行がカルマを消し去ってくれる…簡単のようで至難の業です。
僕も彼もそして彼女もそれぞれがカルマを抱えています。僕は彼の教えに従い、そのカルマを少し
でも消していけたら、と日々謙虚に過ごしているつもりです。
余談ですが、彼はそのカルマを容易に消していく方法が東洋に、特にこの日本にあるような気がする、
と感じているそうです。でもそれが一体何なのか、解からないようです。これは彼の単なる勘です。
僕には知る由もありません。
168ロバート・P・リプリー神父 ◆5Og0Ye32kA :03/06/10 13:56
>>150
補足ありがとうございます!
>>
前略、107様
済みません。上手い答えになっていなかったかも知れません。
僕はもっと学ぶべきだと痛感しています。時間が欲しい!もっと時間が!そう思わずにいられません。
もし宜しければ何時でもお話ください。