2年くらい前に、ある掲示板で拾ったもののコピペです。
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皆さんの意見を聞かせてください
投稿日 2001年6月22日(金)21時51分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
初めて投稿します。
この話は私にとって本当に怖ろしい体験で、そのために長い間精神を病んでいました。
最近になってようやく落ち着いてきたので、自分の体験をまとめてみました。
読み直してみると何だか信じられないような話です。本当にあったことなのか自信がなくなってきて、全て私の妄想なのかもしれない、と考えてしまいます。
そこで誰かの意見を聞こうと思い立ちました。ワリと細かく書いてしまったので、かなり長いですが、興味のある方は読んでください。それで、私がおかしいのかどうか意見を聞かせて欲しいのです。
皆さんの意見を聞かせてください
投稿日 2001年6月22日(金)21時52分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
私には昔、霊とかそういうものが見えていた時期があります。別に見ようと思って見えるわけではなく、
こっちの気分や事情に関係なく見えるので、実はけっこう困っていました。町を歩いていても、人の後ろに
貼り付いている霊が見えて、ひどい時はそれが普通の人間と区別がつかないくらいハッキリ見えるのです。
霊によっては一人でいるものもいて、そういう霊はますます見分けが付きにくい。だから知らずに近づい
て、変な波長やオーラを貰ってしまうこともありました。それで一時期体調も崩していました。人付き合い
も苦手でした。
それが、大学に入ってからは地元を離れたせいか、そういう体質は少し改善されました。サークルに入ってバンドを始めて、少し自分に自信が持てるようになったせいか、かなり社交的な日常を送るようになりました。
ある日、そのサークルで合宿に行くことになりました。合宿と言ってもバンドの練習をするわけではなく、
海辺に泊まりがけで遊びに行くだけのものでした。友達と泊まりがけで遊びに行くのは初めてだったので、
私は弾む気持ちで合宿を楽しみにしていました。
当日は良い天気に恵まれ、私達は3台の車に別れて出発しました。車の中では会話も弾み、楽しい雰囲気
だったのですが、途中からBGMのCDが気になり始めました。アルバムのはずなのにさっきから同じ曲ば
かりが再生されているような気がします。無機質なシンセ音が延々続き、私は気分が悪くなって次第に無口
になってしまいました。「酔ったの?」友達が声を掛けてくれたので、CDのことを言うと、助手席の子が
デッキを見て「別にリピートになってないし、気のせいだろ。」と言いました。でも、相変わらず同じ曲が
繰り返されていたので、こんどは何だか怖くなってきました。
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投稿日 2001年6月22日(金)21時53分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
熱海に着くと、海でしばらく遊びました。私はベンチに座ってボンヤリと水平線を見ていたのですが、なん
だか眩暈がしてきたので車の中に戻ってウツラウツラしていました。その時、良くない夢を見たのだと思う
のですが覚えていません。エアコンをかけて寝ていたのですが目が覚めると汗びっしょりで、全身がだるい
感じでした。そのころには、もうかなり鬱になっていました。せっかく友達と遊びに来たのに体調が悪くて
楽しめない。そのときはそう思いました。
その後、みんなで宿泊先の民宿へ向かいました。私はどんどん気分が悪くなって、その頃には殆ど口もきか
ずに窓の外を眺めていました。車を少し離れた駐車場に置いて、民宿へ。その時、体が何とも言えない悪寒
に包まれました。風邪とかそういうのではなくて何か冷たいモノに全身を包まれたように、表面だけが異様
に冷たいのです。民宿の前まで来た時、その感覚はもはや耐え難いものになっていました。私達の泊まる建
物の横に大きな小屋のような建物があって、そこから視線のようなものを感じます。見たくなかったのです
が、ついついその建物をじっと見てしまいました。すると、2階の小さな窓から誰かがこっちを見ていま
す。パッと見た感じは男の人のようでした。ただ体が青い光を放っていて輪郭がボンヤリしています。とっ
さにこれは人間ではないと思いました。窓は小さいのに、窓枠の周りの壁を通して、そいつの体全体が見え
るのです。こっちを見ている視線がものすごくイヤな感じでした。私達が来たことを歓迎していないような
感覚が伝わってきます。
私はもう限界でした。みんなにここはヤバイという事を説明したのですが納得してくれません。みんなには
見えていないのです。しかし、私はもうこの民宿に留まることなど出来ませんでした。その場で皆に別れを
告げ、電車で帰ることにしました。幸い近くに駅があるということだったので、民宿の人にそこまで送って
もらいました。
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投稿日 2001年6月22日(金)21時53分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
電車の中でも私はさっきの視線を感じていました。全身の悪寒も相変わらず続いていました。体がぐったり
と疲れていて、つい居眠りをしてしまいました。すると、またうなされていたようで、私は隣のおばさんに
揺り起こされました。車掌さんも心配してくれて「駅に着いたら病院に連絡するように駅員の人に伝えよう
か?」と言ってくれたのですが、私は一刻も早く家へ帰りたかったので申し出を断りました。
駅についてタクシーで自分のアパートまで戻りました。部屋に付くと、とりあえずお香を焚いて玄関や窓辺
に塩を盛りました。食欲はなく、シャワーを浴びると私はベッドに倒れ込むように横になりました。眠るの
は怖かったのですが、体が睡眠を求めているようで、眠くてしょうがない。それで、電気とテレビを点けっ
ぱなしにして眠ることにしました。
その日の夢のことは覚えています。私はベッドに横になっているのですが、体の中に悪寒が染みこんでき
て、体にピッタリと収まりました。体が二重になったような感覚です。もう自分の意志では体を動かせませ
ん。誰かが私の体を動かして、立ち上がりました。電気とテレビを消して、着替えをし、部屋の外へ出まし
た。
まだ外は真っ暗でした。アパートの近くに男が一人立っていました。それがあの民宿の隣の小屋から私達を
見ていた男だというのは分かりましたが、今は普通の人間っぽい感じで、青い光も見えません。私は気が狂
いそうなくらい怯えていましたが、私の体は男の後をついてどんどん歩いていきます。私は為す術もなくそ
れを見守っていました。
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投稿日 2001年6月22日(金)21時55分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
しばらくすると空が明るくなってきました。国道沿いを歩いていた私達の前に一台の車が止まりました。車
の中にはジャージの上下を着た男が居ました。この男は普通の人間ぽい感じでしたが、私はパニック寸前で
した。しかし、私の体はあたりまえのように車に乗り込みました。私と男を載せて、車は走り出しました。
思った通り、例の建物のところへ着きました。この時はだいぶ体の自由が戻っていたので、両手をテープで
ぐるぐる巻かれ、口もテープで塞がれ、頭からタオルを被せられて、私は2階の部屋に連れ込まれました。
部屋の中は殺風景な感じで、布団や小さなテーブル冷蔵庫ぐらいしか置いてありません。生臭いような匂い
が漂っていました。
部屋に入ってすぐに私は服を脱がされ手錠を掛けられました。この先どんな目に遭わされるのだろうと考え
ると、怖ろしくて仕方がありませんでしたが、男達はさっさと出ていってしまいました。しばらくすると階
上で大きな音で音楽が鳴り始めました。足踏みをするような音も聞こえてきて、踊っているのかな?と思い
ました。それを聞くうちになんだか気持ちが悪くなって、とうとう吐いてしまいました。とても惨めな気分
で、ずっと泣いていました。
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投稿日 2001年6月22日(金)21時56分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
やがて最初に私の部屋に来た男が戻ってきました。私のゲロの方を見ています。怒られるのか、と思い惨め
さと恐ろしさで男の方から目を逸らしていましたが、急に男が顔を寄せてきたので、反射的に壁の方へ逃れ
ました。しかし、思いのほか勢いがあったせいで、壁で思い切り頭を打ってしまい、床に倒れてしまいまし
た。すると男は私の顔を覗き込んで、口の中に指を突っ込んでくるのです。気持ち悪くて必死で抵抗しまし
たが、無理矢理口を開かされました。男の指が口の中で何かを探すように動いています。また吐きそうにな
りましたが、もう胃に何も残っていないのか、オエっとなるばかりで何も出ません。もう本気でイヤになっ
て、口の中の指を噛むとサッと引っ込みました。口の中にヌルヌルしたものが残って、それが生臭くて、そ
の日は食事も喉を通りませんでした。
食事は二人目の男(車を運転していた)が運んできてくれますが、運び終わると部屋から出て行きます。私
と最初の男の二人で食事をするのですが、私は手錠をはめられているので上手く食器が使えません。それで
も何とか両手でフォークを使って食べるのですが、遠くの皿には手が届きません。そんな時は、男が私の方
に皿を寄せてくれるのですが、どうやら男は口が利けないようで、時折うなり声のようなものを上げながら
皿をこっちへ押しやってくれました。男はフォークやスプーンを上手く使えないようで、やたらと手を使っ
て物を食べます。日本人ではないのかな?と思いましたが、もう一人の男が彼のことを「ヒサユキ」と呼ぶ
ので、考えをあらためました。食事の量は、2人分にしては多いと思ったのですが、不思議と全部食べられ
ました。
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投稿日 2001年6月22日(金)21時57分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
男達は毎日連れ立って外出するのですが、ドアに鍵を掛けていくので外には出られません。
声を上げようとするのですが、元々大きな声を出せない体質な上に、喉が絞られているようで声が出ません
でした。しかも、男達が外出している時は音楽がフルボリュームで鳴っていてちょっとした物音はそれでか
き消されてしまいます。また、その音楽を聞いていると私は気分が悪くなって、立ち上がるのもしんどくな
るのです。それに服を取り上げられているので、見られてしまうのが怖くて窓を開けることも出来ませんで
した。
ただ、男達が私を襲ったりするようなことはありませんでした。動かしたい時に、手を掴んで引っ張るよう
なことはあったのですが、普段は体に触れる事もありませんでした。どちらかと言えば、それを避けていた
ような感じでした。
食事以外の時間は、ひたすらボーっとして過ごしていました。新聞もないし、テレビもないので、家のこと
や友達のことなんかを考えて過ごしていました。最初のうちは良く泣いていたのですが、いつのまにかあま
り涙が出なくなりました。気持ちは辛かったのですが、途中から他人事のように思えてきたのです。正直な
ところ、普段何をしていたのかはほとんど覚えていません。
皆さんの意見を聞かせてください
投稿日 2001年6月22日(金)21時57分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
一番イヤだったのは眠ることでした。寝る時には必ず、ヒサユキと呼ばれている男が私の横へピッタリと身
を寄せてきて、最初はそれが気味が悪いくてなかなか眠れなかったのですが、やがて眠ってしまいます。す
ると夢の中で何か得体の知れない影のような形のないものが、私の体を乗っ取るのです。それで外を出歩く
夢を見ます。夢の中でも私は裸で、それがすごく恥ずかしいのですが、体は言うことをききません。最初は
露出狂の欲求があるのかと落ち込んだりしたのですが、毎日のことですし、ずっとイヤだと思っていたの
で、多分違うんだと思うように、操られてさせられているんだと考えるようになりました。夢の中の私は悪
いことをしました。動物を殺したり、人の家に物を投げ込んだり、魚を盗んでまき散らしたり。一度、道で
犬を殺して死体に顔を突っこむ夢を見て、その時はあまりのことに夢の中で意識が飛びました。気が付くと
朝で、辺りがなんとなく生臭い匂いがするような気がして、その場で吐きました。顔を洗いに行くと口に血
が付いていました。夢が本当になったのかと真剣に怯えましたが、確認はできません。それからも似たよう
なことが何度かありましたが、同じ事です。私には確認のしようがありませんでした。
夜中に目が覚めると、男の顔が目の前にあることが良くありました。そんな時は必ず目が開いていて、私を
見ているのですが私を見ていない、そんな感じでこっちを見つめていました。それがイヤで私は目を逸らそ
うとするのですが、体を乗っ取られているので自由が効かないのです。しばらくヒサユキの顔を見せられて
から、私の体は冷蔵庫の方へ向かいます。毎回そうでした。冷蔵庫の中からハムや卵や干物なんかを取りだ
して、それをそのまま食べます。卵も生のままで、見ているとすごく気持ちが悪いのですが、おいしいとい
う気持ちが湧いてくるのです。味は変わらないのにおいしいと思ってしまうのです。私はそれがすごく怖ろ
しく感じました。体が別の物になっているような、操られているというより、自分の体が別のものになって
長文規制かかってしまいました。
つづきですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の意識がどんどん小さくなっていく感じ。上手く表現出来ませんが、体の端の方から別の生き物(獣)に
なっていくような感じです。最初は夜だけだったのですが、だんだん昼にもその感覚が出てくるようになっ
てきました。
冷蔵庫の中の物を食べた私は、ヒサユキの所にも同じ物を持っていきます。それを目の前に置いても男はピ
クリとも動かないのですが、朝になると卵の殻やビニールの包装なんかが目の前に転がっていました。
上のレスはコピペミスです。スルーして下さい。スマソ
長文規制かかってしまいました。
つづきですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夜中に目が覚めると、男の顔が目の前にあることが良くありました。そんな時は必ず目が開いていて、私を
見ているのですが私を見ていない、そんな感じでこっちを見つめていました。それがイヤで私は目を逸らそ
うとするのですが、体を乗っ取られているので自由が効かないのです。しばらくヒサユキの顔を見せられて
から、私の体は冷蔵庫の方へ向かいます。毎回そうでした。冷蔵庫の中からハムや卵や干物なんかを取りだ
して、それをそのまま食べます。卵も生のままで、見ているとすごく気持ちが悪いのですが、おいしいとい
う気持ちが湧いてくるのです。味は変わらないのにおいしいと思ってしまうのです。私はそれがすごく怖ろ
しく感じました。体が別の物になっているような、操られているというより、自分の体が別のものになって
私の意識がどんどん小さくなっていく感じ。上手く表現出来ませんが、体の端の方から別の生き物(獣)に
なっていくような感じです。最初は夜だけだったのですが、だんだん昼にもその感覚が出てくるようになっ
てきました。
冷蔵庫の中の物を食べた私は、ヒサユキの所にも同じ物を持っていきます。それを目の前に置いても男はピ
クリとも動かないのですが、朝になると卵の殻やビニールの包装なんかが目の前に転がっていました。
皆さんの意見を聞かせてください
投稿日 2001年6月22日(金)21時58分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
そんな生活がどれくらい続いたのかは、その時は分かりませんでした。最後の方は時間の感覚が無くなって
いたからです。ヒサユキは、だんだん部屋から出ることが少なくなって、あまり動かなくなっていたのです
が、もう一人の男は無理矢理な感じで連れ出していました。なにか必死で頼んでいるみたいでしたが、良く
解らない言葉だったので何を言っているのかは分かりません。男達は二人ともだんだん狂ってきてたのだと
思います。
私もおかしくなっていました。記憶は飛んでいるし、操られている感覚がずっと続いていたし、話す相手が
いなかったせいか、口も利けなくなっていました。
ある日、私は気が付くと外にいました。ちゃんと服を着ていたし、懐かしいような風景だったので、なんだ
かすごく安心しました。夢だと思っていましたが、人がこっちへやって来て何か聞いてきました。私の方へ
寄ってきて、「大丈夫か」と聞きました。その時、私は乗っ取られた状態だったので、すごく暴れました。
心の中では嬉しかったのですが、私の体を操っているものがすごく抵抗したのです。でも、逃げようとして
いるわけではなくて、相手をやっつけたいと思っているのが伝わってきました。結局、何人かで取り押さえ
られて、そのまま病院へ運ばれました。
警察の人や医者の先生にいろいろ質問されましたが、私は話すことが出来ませんでした。それどころか、
ちょっと気を抜くと暴れたくなってしまうので、必死でそれを押さえていました。ただ、体が別の物になっ
ている感じは無くなっていました。やがてお母さんが会いに来てくれましたが、その時はもの凄く嬉しくて
やっと涙が出ました。操られている感覚がスーッと弱くなりました。
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投稿日 2001年6月22日(金)22時00分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
それから、しばらく入院しました。外傷性のストレス障害ということで結構ボロボロだったみたいです。最
初は喋れなかったのですが、1ヶ月くらいで親と先生とは少し話すことができるようになりました。しか
し、誘拐されたことは話しませんでした。みんなは何処にいたんだと聞いてきましたが、なぜか話す気にな
らなかったのです。もの凄く怖かったのです。話すとまた乗っ取られるような予感がして。時々は暴れたり
もしました。今思えば父や母、周りの人たちには迷惑を掛けていたと思います。しばらくそんな状態が続き
ましたが、今は大分回復してあの夢も見なくなりました。それで、母親にだけは後から誘拐のことや夢のこ
となんかを話しました。母は信じてくれたようです。時期が来たら、医者の先生や警察の人にも話した方が
良い、とも言いました。それについてはちょっと迷っています。また入院させられるのではないか、と思う
のです。これを読んでいる人は、この話が突拍子もない話だと思いますか?私はまだおかしいのでしょう
か?
最後にちょっと私の考えを書いておきます。
それは、あのヒサユキという男のことですが、彼はもともと口を利けなかったのではないかと思うのです。
それどころか体も動かせなかったのではないでしょうか?私の体を乗っ取っていたものがあの男の体を動か
していたのだと思うのです。証拠とかは無いんですが、乗っ取られていた時の感じでは、普段はあの男の体
を動かしていて、時々私の所へ乗り換えているように思えました。私が完璧に操られていた時は男は動いて
いませんでしたし。でも、昼間でもそいつの一部は私の中に居たんだと思います。今もいるのかもしれませ
んが、よくわかりません。ただ、そいつがいないとあの男は生きていけないのだと思います。