〜死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?〜ver38

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75名無し1/2
旧38-104【別館】

私が通ってた高校には「別館」と呼ばれる校舎があって、そこには2階にワープロ室
等の幾つかの特別教室の他は6階まで各部活の部室や生徒会の倉庫しかありま
せんでした。部活に入ってない生徒には別館に来たこともない人がいたと思います。
私は6階にある部室を使っていたのですがある日廊下にポツポツと鳥の羽が落ち
ていました。ウチの部室には箒とチリトリがなく5階の部活に借りにゆきました。私が
5階に着くと5階の廊下でも鳥の羽が落ちていて下級生が掃除しているところでした。
私が6階にも羽が落ちていることを話すと年上の私に遠慮してか、お先にどうぞ、と
箒とチリトリを貸してくれ、私は6階を掃除して5階に返しにゆきました。雑談をしなが
ら5階の生徒が廊下を掃除しているのをなんとなく見ていました。5階には明らかに
6階よりも多くの羽が落ちていて、何があったんだろうね?と話していました。
76名無し2/2:03/05/22 01:04
ところで5階は一番奥にある部屋は空き部屋で、その行き止まりには使わない机や
椅子が乱雑に積み上げられていました。羽はその机や椅子にも散乱していました。
箒とチリトリを貸してもらったお礼に手伝おうと近寄っていって、机や椅子を1/3ほど
どかしたころだったでしょうか。床に散らばる4羽の鳩の屍骸を見つけたのは。みんな
胸や腹から血を滲ませて仰向けに倒れていました。そしてマヨネーズが蓋を開けられ
て少し搾り出されていた状態でそばに置いてありました。私も気持ち悪くてよく見たわ
けではないので新しいものか古いのか等はよく分かりません。ただ、前日までは羽な
ど落ちていなかったことだけは確かです。
次の日学校へ行くと3階の部活の友達が「昨日、部室前の廊下に鳥の羽みたいのが
たくさん落ちていた」と話していました。他の階がどうだったか分りません。そしてあの
鳩とマヨネーズは誰がどうして置いたのかも。

書き込んでから思ったんですが私の高校では有名な話なので
ガイシュツかもしれません。そうだったらごめんなさい。
77かぎろひ ◆j8Es1KXg0E :03/05/22 01:07
>>76-77
というわけで旧38スレの各レス、1053021576.datが改行のみのダメデータだったので、
IEのキャッシュからコピペ開始させて頂きますペコリ
78かぎろひ ◆j8Es1KXg0E :03/05/22 01:07
ゴールデンウィークの事でした。
地元の山岳会に所属している私は、
同じ会の仲間数人と泊まりがけでK岳へ登山へ行きました。
途中にある山小屋で一泊し、翌日の朝に山頂を目指す計画になっていました。
二日目、山の尾根を歩いていると仲間の一人が強風に煽られ滑落してしまいました。
300メートルは落ちていったでしょうか、(だめかな)と思ったのですが、
奇跡的に助かったようで、手を挙げてこっちらに助けを求めているようでした。
私たちは慎重に砂利の斜面を下っていきました。
途中には生々しい血の帯がついていました。
仲間の元へたどり着いた私たちは息を呑みました。
生きているのですが、頭蓋骨が滑落の摩擦で削れてしまっていて、
脳が向きだしになっています。落ちた仲間は「う・・・あ・・・」と弱々しい声を
出していました。私は一応リーダーでしたので、他の仲間の了解をとって、
そのあたりに生えている木の枝を折って、滑落した仲間の脳に突き刺し、
数回かき回しました。しばらくするとピクリとも動かなくなったので、
山岳救助隊に無線を入れてヘリを飛ばしてもらいました。
もう絶対助からない人間にとどめを刺すのは、山では常識的に行われています。
79前841or941?忘れた:03/05/22 01:08
>>78のカキコは名無しさんでした

酔ってたからかなー・・・。
古い長野の旅館で。

深夜、トイレ行こうと部屋を出るために襖(ふすま)を開けた。
目の前にまた襖。
開ける。また襖。10回くらい繰り返す。
1mくらい進んだところで よ う や く おかしいことに気付いて
引き返して3分くらいボーっとする。

そして何か異変に気付くと、酔った頭が身の危険を感じとった。
もしかして、この部屋から出られないんじゃないかと、。
あわててベランダ?に出ようと障子を開けて窓を開ける。
けど、まだ窓。また窓。窓。窓………

頭がグルグルになってふとんにうつ伏せになる。
何分たったか知らないけど、ふと我に帰る。
尿意が限界に来てたので、改めて部屋の出口の襖に手をかける。
スーーッ… と、開いた先には下足箱と部屋の出口。
普通にトイレに行き用を済ますと、床について寝た。

酔いが回って変な体験したと思っているが、
いくらなんでもあんなことありえないと今でも思ってる。
8078:03/05/22 01:09
配慮が足りない書き込みで皆様を不快にさせてしまい申し訳ありませんでした。
私自身後悔と自責の念はありますが、あの状況ではああするより他に
ありませんでした。すぐヘリを呼んだとしても、どうせ助からないでしょう。
これは登山家の間では暗黙の了解として常識的に行われている行為です。
警察にもこの事は話しましたが、事情を考慮して頂いて事件性無しと
判断して頂きました。
旧18-165

ひまな人聞いてちょ。
友達のカップルがあった実話。
2人でドライブをしていた。
夏だったそうでとにかくどこでもいいから
早く店に入ろーってことになったそう。
それで、少し古びたカラオケ屋がすいてい
たので入っていった。
入った瞬間、モワァァァァと熱い空気が充満してい
てクーラーきいてないのかよっ!と思ったそう。
で、彼女と顔見合わせてたらボディコン来た前髪ちびまる子で腰までロングのブスネエチャンが無言でトレイ
を持って立っていたそう。
小さなダミ声で「コチラヘドウゾ」っていったのでつ
いていったら迷路のように曲がったりまっすぐ進
んだりとにかく結構長い間3人で店ん中歩いていたそう。
そのとき、友達と彼女はドア越しにいろんな部屋をの
ぞいたが全然他にお客がいなかったそう。
で、やっと部屋について「ナニカゴチュウモンハ?」っ
て気味悪い女がいったんで気分転換に食おうって話にな
り焼きそばとコーラを頼んだそう。
旧18-167

〜続き〜

で、曲を選ぼうと本をみた彼女が「えっ!!何これ。
古い曲ばっかしかないじゃん。アムロもともちゃんもないよ」
っていって友達を見たそう。
友達がよく見てみると昭和時代の百恵ちゃんやキャンディーズが
あったそうで「これ知ってるから俺歌うよ」っていって曲が
始まった。
しかし、その画面に出てきた映像がナント白黒で戦争とか!!
「えっ、ここのカラオケってなんなの?!」って彼女とビビリ始
めた瞬間、バンッッッ!!!ってあの気味悪い女が入ってきて、
無言でコーラと焼きそばを置いていったそう。
座って、友達がコーラ、彼女が焼きそばを食った瞬間!2人とも
ゲゲゲゲゲェェェェとはいたそう。
「何、これっ、この焼きそば、かび臭いっっ!!」友達はコーラ
がめちゃくちゃ熱かったそう。別にネコ舌ではない。
「おいおい、ここヤベーヨ。出よう。」(早く出ろよって感じ
)っていって先ほどの長く歩いた道のり
を帰っていったんだそう。
その道のりが長くてますます暑いんだそう。
モワァァァ、じゃなくてブォォォォってカンジで。
身体から湯気が立つくらい。
旧18-169

〜続き〜長いんできって載せました。見にくいだろうけど暇な方読んでください。

とにかくここを出なければ。と友達は思っていたが
彼女の方がダウンしてしまっておんぶして歩いたそう。
でやっと非常口の緑色の明かりが見えたんでそこのドアを思
いっきり開けてでてみたらどっかの線路の隣で「俺たち、今どこから
出たんだ?」と思って後ろを振り向いたらぼろいコンテナが
あったそう。
「おい、あんたらそこで何してんの?」って作業服きたおじさ
んが話しかけてきたそう。
「あんたらここで遊んじゃだめだよぅ。たまにこのコンテナに
ラブホテルだと思ってカップルがやってくるんだけどさ、真夏
なんて50度以上になるんだから。この前もここで2人の白骨
死体がみっかたんだよ」っていわれたそう。
友達はもう呆然として彼女は泣きじゃくって大変だったそう。

あんま怖い話じゃないけど2人とも無事でよかったです。
84ゴリB:03/05/22 01:12
旧38-183

んじゃ、新人の俺が怖い実体験をしましょう。

3年前かな
前の彼女と栃木にドライブに行ったわけですよ。
んで、夜はラブホテルに泊まろうと思ったわけだが、
栃木の花の金曜日は、どこも満室で、途方にくれていたわけだ。
山道に入り、走っていると、なんと空室のランプの光るホテルがあった!
やったぁ!と思い、もうフラフラに疲れて、はやく風呂入りたいとか
言いながら、敷地内に車を進めた。
ところが、ホテルの前に行くと、途中まで、街頭も点灯し、明るかったのに、
ホテルは完全な廃墟・・
「え?なんでランプついてたのに」、と思ってUターンしたら、
入り口までの街頭、空室のランプも、
まるで初めから点灯すてなかったのに消えていた・・・。
ゲ!と思って、速攻で車を出した。
道を走りながら、「なんだったの?」と話してたら、
急に車のフロントガラスが白く曇りだして、前が見えなくなった。
「ブレーキ!!!」と彼女が叫んだ。
車をとりあえず横づけしたら、前はなぜか崖だった・・・
85かぎろひ ◆j8Es1KXg0E :03/05/22 01:12
すいません自分旧18って書いてました。旧38の間違いです。
86ゴリB:03/05/22 01:13
>>まるで初めから点灯すてなかったのに消えていた・・・。


訂正
まるで初めから点灯してなかったかのように消えていた・・・。
旧38-191

高校生の頃、空手をやっていて夜中、近くの小学校に忍び込んで、トレーニングに鉄棒やらで懸垂とかやってた。
夏のある日、「よし、山ごもりをしよう」と考えた。なんとなくやってみたかっただけなんだが・・・
学校はさほど高くない山の中腹に建っていて、裏門の近くから上にけもの道が続いてた。
10分くらい登った所の中腹あたりに、広場?みたく開けている場所があるのを知っていたので、
お昼頃、リュックに食料とか詰め込んで、そこへ向かった。
そこは消防の頃、クラスでお弁当をもって、みんなできたことがあったから安心しきっていた。
広場に腰を下ろし、この道を毎日3往復して・・そのあと腕立てふせを、とかメニューを考案していた時、
どこかでゴロゴロと音がした。さして気にもしていなかったのだが、だんだん霧が出てきて下界もみえなくなり、
そのうち数メートル先も見えなくなった。
だんだん不安になるのをよそに、スコールが振りだした。雨宿りしようにも、霧でほとんど視界がきかず、困った。
登ってきたけもの道はちょっとした川のようになっていた。ピカッガラガラ・・ガラ・・
雷も確実に近づいてるのがわかった。ふと、見ると道よりちょっとした高い位置に、人が一人入れそうな横穴を見つけた。
とにかくやり過ごそうと、批難した。
ガラガラガラ!!ピシャーン!!耳をつんざくような音が鳴り響いた。
「もう真上にきてる・・・」俺は穴に小さくなって耳をふさぎ震えていた。
側に高圧線があるので、そこに落ちたのかな?なんて考えていた。
しかし、乳白色の視界の中、一瞬稲光が照らした瞬間とんでもないものを見た。
下の登ってきた道、それに沿って細い雷が何本も走っていた。
「死ぬ、これは死ぬな・・」本気で死を感じた。
そうしてどれくらい時間がたったか、気がついたら雨はやみ頭上に青空が見えた。
「助かった・・」しばらく腰が抜けて状態だったが、俺は逃げるように下山した。

あの時、雲のすきまから陽の光が差し込み、神々しくさえ感じたのを覚えている。
大自然の意思のような・・・
旧38-200

蛇の話

小学校の頃、俺はそんなに友人が多い訳でもなく、どちらかというと一人でいる事の方が多かった。そんな数少ない友人の一人にT君がいた。俺の住んでいた土地は、市街地から電車でトンネルを二つ抜け、陸橋を渡ったところの山の合間にあった。
田んぼと山と川ばかりの何もない所だ。そんな場所なので、いつも遊ぶのは自然の中だった。
T君は虫取りの名人で、よくカエルや蛇を捕まえては俺に見せてくれた。いつものようにT君についてまわって雑木林で泥んこになって遊んでる時、T君は体長30センチくらいの蛇を捕まえた。その蛇はみたこともない白いうろこの蛇で、得意げに俺に見せてきた。
俺は「これなんていう蛇?」と聞くとT君は
「しらん。でもこれは毒がある。」
そういって彼は「今から毒を抜く!」と手にとった蛇のしっぽを掴み地面に叩きつけ始めた。しばらくやってるうちに、蛇はぐったりと動かなくなった。
心配そうにたたずんでる俺を見て、T君は「大丈夫!毒は抜けた」と言った。
俺はそんな知識もないので、そうなんだろうと納得した。
89かぎろひ ◆j8Es1KXg0E :03/05/22 01:18
旧38-201〜387までありませんスマソ
旧38-398

これは私が体験した話ではなく
中学生の時の予備校の先生が体験した話です。
その先生は中学生のときに母を亡くしその日から急に霊感が強くなったことを感じてたらしく・・
それまで、普通の中学生だった先生がかなりの霊体験をその日を境にするようになったそうです・・・
その先生はいつも予備校の時間が終わると自分の体験したことを話してくれました・・
そして、その話の中でも特に私の記憶に残っていて、おどろいた話がこの話です・・

それは、先生が母を亡くして数ヶ月がたったある日のことでした・・・
当時彼は中学生にもかかわらずバイクをのりまわしていたらしく
かなり遠くまでバイクで走っていたらしいです・・
そして、その日はその市内ではかなり有名な廃病院に
肝試しとしてすべての部屋に入るということを考えてたそうです・・

その時、彼の友達と彼女
計4人でペアになって二人ずつ廃病院に入っていったそうです・・
廃病院なので中はかなり乱れていて窓などもほとんど割れた状態だったそうです・・
まず始めに彼の友達とその彼女が廃病院の中を入っていきました・・
病院は5階建てで外からはその歩く姿が大体見えたそうです・・
そして、5階で手を振っているのが見えたので
彼はそれに答えたえて手を振ったそうです・・・
だが・・・
その二人が帰ってくるとこういったそうです・・
「階段がふさがれてて4階までしかいけなかったよ」
それを聞いた瞬間、二人は背中がゾッっとしました・・
旧38-399

そして、そのことを帰ってきた二人に話すと・・
友達が「早くにげよっ!」っと言い
すぐさま逃げようとバイクに乗ったそのとき
彼はあることに気がつきました・・
「さっき入れたばかりなのに、ガソリンがない・・・」
・・二台とも行きにいれたはずのガソリンが無くっていました・・
押して持っていくわけにも行かなかったので
仕方なく彼は友達にガソリンを持ってくるよう電話をしていた時・・・・
病院のほうを振り向くと
・・また・・
窓から手が見えました・・・

今度は手招きをしてる様子だったそうです・・
怖くなった彼は友達にそれを伝え
バイクをおいてすぐさまそこから逃げ出しました・・・
バイクは次の日に取りにいったらしぃですが・・
その時さらに信じられないことが・・
なんとバイクが昨日置いた場所とはまるで違う場所においてあるではないですか。
それを見た彼はやばいな・・っと思いバイクをそのまま放置して帰ったそうです
921/3:03/05/22 01:21
旧38-412

 高校時代、仲間6人で海水浴に行き、海岸沿いの民宿に泊まった時
の話です。そこはシーズン中だけ民宿を営んでいるような、見た目は
全く普通の民家でした。期間は2泊3日、カップル2組と男2人で、
男女の人数は合いませんが、いわゆる仲良しメンバーでした。
 ちなみに私は男2人の方の1人です。

 1日目は朝から晩まで遊び、疲れもあってすぐに寝てしまいました。
 2日目も朝から海に出たのですが、2人が前日から日焼けし過ぎて
ダウンしてしまい、午後の早い時間から宿で休むことになりました。
 トランプをしたり昼寝をしたり、散歩がてら買い出しに行ったり、
それはそれでくつろいだ楽しい時間を過ごしました。

 夜になり、入浴と夕食の後、前日できなかった宴会(?)をすること
になりました。(未成年でしたが、みんな普通に飲みますよね)
 大騒ぎの楽しい時間を過ごしましたが、他の客もいるからと、宿の
主人に注意され、その後はまったり飲んでいました。1人2人と寝て
いき、全員が寝たのはそう遅くなかったと思います。
932/3:03/05/22 01:21
旧38-413

 時計は見ませんでしたが、夜中だったと思います。トイレに行きた
くなり目が覚めました。疲れと酔いで重いまぶたを無理に開け、部屋
を出てすぐ左にあるトイレに向かいました。眠気が優先して、特別怖
さは感じません。

 普通の家庭用の洋式トイレで、入り口のドアには四角い小さな曇り
ガラスがはめ込まれています。ドアを開けると正面が便器で、つまり
後ろがドアになります。鍵を閉め、便座を上げ、用を足します。酒を
飲んでいただけに長いです。そして、水を流した、その瞬間です。

 ガタガタガタガタ……!!

 ドアが揺れました。とっさにドアを見ると、そこには、巨大な目が
覗いていたのです。覗いていると言うより、押しつけているような、
曇りガラスなのにくっきりと、白目がやけに白すぎる、ガラスいっぱ
いの巨大な片目がこちらを見ていました。(後で思ったのですが、ま
ぶたもあったので巨大な顔だったのかもしれません)
943/3:03/05/22 01:22
旧38-414

 ショックで息ができなくなった事まで覚えています。気がつくと朝
でした。トイレの鍵はかかったまま、私も当然倒れたままでした。思
い出して再び恐怖に襲われつつ、急いで部屋に戻りました。早朝と呼
ぶには遅く、それでも朝食前の時間でした。

 ふるえる肩を自分で押さえつつ、一番仲のよかった友達を起こし、
とにかく気分を落ち着かせ、事情を話しました。酒のせいだと言われ
信じてもらえませんでしたが、その時は1人じゃないだけで助かりま
した。

 朝食を取り体が温まるとだいぶ落ち着き、自分でも酒のせいだと思
えるようになってきました。もともと霊など見たことなかったし、何
より早く忘れたかったのです。

 3日目の午前中も海で遊び、帰途につきました。その後は何も見る
ことはありませんが、曇りガラスは今でも苦手です。また何時、あの
生気のない、巨大な目が現れるかと思うと……
旧38-419

子供のとき、貧乏な女の子がいました。
俺が、塾の帰りにお菓子を買ってダチと公園で食ってたら、いつも見てました。
たしか3つくらい下で、たまにお菓子を分けてやりもしたもんです。
たしか、借金がすごく、「死ねドロボウ!」とか、張り紙がすごい家だった。

ある日、その女の子が、お菓子をいっぱい持ってた。
今日は豪勢だなぁ、と言ったら、
とても嬉しそうに、「 お母さんが、たくさん お小遣いくれたの。
しかも、明日は良い所に連れていってくれるの。」と、
それはそれは嬉しそうでした。
あぁ、借金のメドがついたんだぁと思ってたら、

次の日

うちの母が
「 ○○さん(その子の家)の家、一家で心中だって! 」と言いました。

ああ・・
良い所へ連れて行くって
「 天国 」だったんだね