百物語2002　　奥信州　旧佐々木邸より

◆◆◆【　０７４／１００　】◆◆◆　　の　2/2

続きです。

・と、うちの子供たち（２歳、生後４ヶ月）が二人同時に
突然火がついたように泣き出したのです。
そのときは何も気がつかず、只の夜泣きだろうと思い、なだめてすぐに
寝かしつけました。妻は起きませんでした。

私も疲れていることもあり、すぐに眠りにつきました。
・・・また、突然心臓がドキン！として目が覚めたのです。
と同時にドキドキドキ・・・二人の子供が泣き出し・・・。
時計をみると３時。・・・ぴったり３０分？

と、思ったときです。風呂場でガシャガシャ！と何もかもが落ちたような音。
そのとき、「早く助けて」か？と思い、ＨＤから心霊動画すべて削除しました。
現実をみるのが怖くて風呂場には行けませんでした。

このときはこれで後は何もなく朝まで眠れました。
次の日、風呂場へ行くと、風呂のふたは何故か湯船の「中」に落ちていて、
洗い場はシャンプー等が散乱していました。

結局昨日、私は何も見ませんでした。ちなみに生まれてからも一度も。
霊感はないものと思っていました。
でも、このことを実家の姉に言うと、
「あんた知らんかったん？うちはその家系やで？親戚の○○ちゃんとか
××さんとか、見えへんけど見えるより鮮明に感じるらしいで」
といわれました。

今は正直、見えた方がましかな？とおもいます。
あなたは鮮明に「感じる」のとぼんやり「見える」のとどちらがお好きですか？

追伸：そのＨＤは３日後にクラッシュしました。