おまじないや呪いについて

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おまじないも呪いも広まるのは「効いた」という話だけ。
この話は、事実効き目があったという話だけに信憑性は高く、
人々の関心は高まる。半信半疑で自分も試そうかと思う。

成功談は実験者を増やします。実験者が増える(全体の
底上げとなる)事は、おのずと成功談の底上げにもなる。
パイが広がります。数打ちゃ当たるとも言う。

しかし。ここで無視されているのは失敗した実験者です。
本当に呪いやおまじないが効き目があるかどうかの判断は
成功例のサンプルを集めることではなく、

「総実験者に対して、成功例がどれだけあるか?」

を調べることが正しい検証のしかたとなります。

つづく。
24あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/04 01:45
五円玉三枚を糸でつなげて財布に入れておくと、お金が貯まる。
2510:02/03/04 01:45
よくあるおまじない等での会話。
アレ効くよね、という話に対して「そうそう!」と同意
する者もあれば「えー?ダメだったよ」という者もいま
す。盛り上がるのは成功者だけ。実験に対して積極的な
のは成功者であり、追試を人に勧めるのも成功者。失敗者
は追試をしないし、人に勧めない。実験そのものから関心
が薄れています。

こうなると成功者は自己暗示の状態ともいえ、仮に失敗
があったとしても、なにか原因があったからと極めてゆ
がんだプラス思考をするようになります。

こうして、成功者だけが熱心に「布教活動」を行い、お
まじないというものが真実味をもって広まっていくわけ
です。

以上、個人的見解でした。