ちょっと恐い話を集めるスレ 第参章

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275最後のひとひねり:02/04/06 16:57
<おお、いてえよぉ。チェッ、なまったのかな。こんな簡単なコーナーで突っ
こんじゃうなんて。喉をやられたようだ。声が出ないや。あちこち折れたみた
いだな。どこも動かないぞ。けっこう酷いのかもなあ。
 でも意識がこれだけはっきりしてれば、頭は大丈夫ということだから、三ヶ月
ぐらい入院すれば治るだろう。おっ、だれか救急車をよんでくれたみたいだ。
早く助けてくれよ>
 と、東京の某自動車メーカーの新入社員達夫(23歳)は、スリップ事故で
瀕死の重傷を負いながら思った。
<そうだよなあ。バイクの季節がやってきたからって、ちょっとうかれすぎた
かな。でも学生時代とはちがって、さすがに社会人になると、そうそうバイク
を乗りまわすこともできないしな。
こう季節がよくなると、胸の奥からムズムズしてくるものは抑えようがないし
さ。つぎの週末に遠出することを考えるだけで、なんだか気分がものすごくハイ
になってくる。そのせいか、仕事にたいするやる気までむくむくとわいてくる
から、不思議だ。
276最後のひとひねり:02/04/06 16:58
 その勢いに乗ってF販売へいったのがまちがいだったわけだ。だけどF販売
のあの課長がこんなバイクをもってたなんて、そっちのほうが不思議だよなあ。
バイクの話をはじめたときの課長の顔ったら、なかったなあ。けっこういい
ヤツなんだって、本気で思ったよ。だって、その場ですぐ、ご自慢のゼットU
を貸してくれたんだもん。
借りなきゃ事故らなかったんだけど、もう遅いや。でも、だいぶ壊れちゃった
んだろうなあ。火がつかなかっただけでもめっけもんだよね。いてぇなあまっ
たく。早く救急車こないかなあ。あっ、きたきた>
 現れた救急隊員たちは達夫をみてつぶやいた。
「ひっでえなあ。首がこっちにむいちまってるぜ」
「かわいそうに。ちゃんともとにもどしてやるか」
それを聞いた達夫は、<おいおい、なにいってんだよ>と思ったが、つぎの
瞬間、恐ろしいことに気づいた。 そう、むかい風を防ぐために、その日は
ジャケットを前後反対に着ていたのだ。
<おい、やめてくれ。あっ声が出ない。おい、あっ、手も動かない、お・・・・・>

  ゴキッ。
親切な救急隊員は、180度曲がっていた被害者の首をもとどおりに直した、
と思った。
277123:02/04/06 17:39
私が語り部とすると問題なくわかるけど?
霊柩車は病院に来ません。
278あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/06 21:13
夜の3時過ぎに犬をトイレにだそうと外にいったらさ。
うちの向かいにアパートがあるのさ。
でそのアパートの階段が至近距離でフェンス越しにすぐなのさ。
めちゃくちゃ深夜だったから
誰もいるはずないのにさ。なんか冗談みたいに顔面が白くて
目がとんじゃってる女が階段に座ってたのさ。

よく再現VTRでアフォみたいに真っ白なメイクで
幽霊を再現してるの見てバカにしてたけど
これ見たときノミの心臓が潰れたのさ。

犬も知らない人が近くにいたら吼えるなり
見に行くなりするのに女のほうを見ようともしないのさ。
まるで誰もいないみたいに。
>>277
いやエピソード自体はありきたりだから分かるけど、
登場人物の表し方がが整理されてないって
言ってるんだよ。
ところで寝台車なら病院に来るのか?(駅の隣の病院とか言うなよ)
280666:02/04/06 21:27
>>まあ、180度なら許せる。
>>霊柩車がきたら患者が動揺するだべ、霊柩車は家から斎場だで。
>>280
叔父が病院で無くなった時、病院から遺体をひきとる為の
車の手配を病院に頼んだら、「お車はどういうのにします?
普通車にしますか?霊柩車も手配できますけど」って聞かれたよ。

大きな病院だと、死人が出るのは、ある意味当たり前の日常なので
入院してる患者もその家族も、それが自分の関係者でない限りは
別に気にならないもんです。「また誰か亡くなったんだな」って程度で。
救急車も霊柩車も毎日のようにあると、すぐに見なれちゃうもんです。
282159:02/04/07 09:58
Good morning up
283じゃか:02/04/07 14:45
小学生の頃の話。
踏み切りで電車を待っていた。
夕方頃で、夕日を見ながら踏み切りの警告音(カンカンカンカン・・・ってやつ)を
聞いて電車を待っていた。
 うちの近くのその踏み切りは大きな道路を横断していて、夕方になると通過する
列車は多く、5分10分開かないことはざらだった。ことさら急いだ用事もない私は、
ノンビリ踏み切りの反対側の車や、人を見ていた。
 たまたまふと目線を落としたとき、私は奇妙なものを見て目を止めた。
踏み切りの線路の部分、うまく表現できないが溝になっている部分、その溝から
四本、人の指がまるでその隙間からこれから人が出てくるかのようにかかっていた。
私は驚いてそのままその指を凝視していた。指は暫く出ていたが、やがて一本ずつ
溝の中に引っ込んでいき、私がもっとよく見ようと一歩踏み出した瞬間に電車が通った。
(続く)


284kkkk:02/04/07 14:46
285じゃか:02/04/07 14:48
踏み切りは開いたが、絶対渡るまいと思って遠回りだけど駅ビルの中を通って
家に帰ったのを覚えている。

特に危害はないけれでお、こんな体験を沢山小さい頃しました。
今では普通のOLです。
 お目汚し 失礼しました。
286あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/07 19:00
あげる
>じゃが
あんたの話ショートなのにいい感じ。
他は?もっとうpしてくれよ。
「じゃか」だったよ・・・鬱
スマソ
289ききわけのいい娘:02/04/08 01:23
 フランソワーズは7歳。パリのアパルトマンで、母親のイザベルともうすぐ
3歳になる弟のピエールの母子3人で暮らしていた。父親は半年前にイザベル
と離婚し、べつの女性と再婚していた。
 毎月送金されてくる金額はわずかで、とても暮らしてはいけないと、イザベル
は近くのスーパーにレジ係のパートとして、夕方の3時間だけ勤めることにし
た。当初、幼い子供二人を残して部屋をあけるのは、イザベルにもためらいが
あった。しかし、日々の生活を考えるともう少しお金は必要だったし、フラン
ソワーズが賢く聞き分けのいい子供だったので、大丈夫だろうと考えたのだ。
 たしかに、フランソワーズはイザベルのいいつけを忠実に守る。生真面目な
娘だった。おさな心に母親が離婚で負った痛手がわかるのか、離婚してからは
以前にも増して母親の家事を熱心に手伝い、母親にかわってピエールの面倒も
よくみるようになっていた。
「フランソワーズ、あなたって本当にいいお姉さんね。本当に助かるわ」
イザベルが頭をなでながらほめてあげると、フランソワーズは心からうれしそ
うな顔をして、
「もっとお手伝いすることはないの?」
とたずねるのだった。
 いっぽう、ピエールはまだ2歳ということもあって、したい放題のワンパク
ざかり。部屋中におもちゃは散らかすはわ、食事をしてもパンやミルクをこぼ
すわで、母親と姉がいつも後始末にまわらなければならなかった。そのうえ、
ピエールはこまったことに、トイレでおしっこをすることを覚えられない。
したくなると、ところかまわず、おもらししてしまう。
「ピエール。おしっこをしたくなったら、トイレへいくんですよ」
おもらしをするたびに、イザベルは下着をとりかえながらピエールにいい聞か
せていた。しかし、もうすぐ3歳になるというのに、ピエールのこのくせは
いっこうに直らなかった。
290ききわけのいい娘:02/04/08 01:24
 ある日、勤めから帰ったばかりのイザベルと、フランソワーズの目の前で、
またもやピエールがおもらしをした。慣れない仕事に疲れてイライラしていた
こともあって、イザベルは、
「ちゃんとトイレでおしっこしなさい。今度また同じことしたら、あなたのお
ちんちんをちょん切るわよ」
と大きな声でしかりつけた。フランソワーズは、ふだんはやさしい母親が怖い
顔をしてピエールをしかっているのにビックリした。イザベルはこのときのこ
とをすぐに忘れてしまったが、フランソワーズの頭のなかには強烈に焼き付い
て残ることになった。
「今度トイレでちゃんとおしっこをしないと、おちんちんをちょん切るわよ」

 それから数日後のことだ。イザベルはパートに出かけていき、フランソワーズ
とピエールは留守番をしていた。いつものように部屋を散らかすピエールに
「ピエール、いい子にしてなさい」と母親の口調をまねてしかっていたフラン
ソワーズは、ピエールがまたおもらししたのをみつけた。
「ピエールったらまったく・・・。このまえママにしかられたばかりでしょ!」
フランソワーズは、ピエールのぬれた下着とズボンを脱がすと、洗濯したもの
に着替えさせようとした。そのとき、ふとフランソワーズの頭にイザベルの言葉
が甦った。
「今度トイレでちゃんとおしっこをしないと、おちんちんをちょん切るわよ」
イザベルが帰宅したとき、部屋にはぐったりと横たわるピエールと真っ青な顔
をしてたたずんでいるフランソワーズがいた。床は血の海で、よくみると小さ
な肉片が一つころがっている。
「いったい、これはどうしたっていうの!」
イザベルがピエールを抱き起こしながらそう叫ぶと、フランソワーズは、
「ピエールがまたおもらしをしたらの。このまえママが、今度トイレでおしっ
こをしなかったら、おちんちんをちょん切るっていったでしょ。だから・・・・。
と、ころがっている肉片を指さした。それは切りとられたピエールのペニス
だった。そのわきには、血に染まった裁縫用のハサミが落ちていた。
イザベルの発見が早かったこともあり、ピエールは出血多量で死ぬのは免れた。
291あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 01:37
http://www.hogtied.com/images/front/squirrel.jpg
↑妖怪「玉小僧」
日本本土の一部に生息する低級妖怪
怒らせると.たれたタマキンがふくらみ
http://www.ibrc.pref.iwate.jp/~sui/hoya/hoya-2.jpg
の様な状態に形状を変化させて身を守る。

一説には平家の亡霊だとされるが本当の所は何も分かっていない。
292あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 02:48
女性A(32歳)の体験談です。

Aは綺麗で気立ても良いので昔から言い寄ってくる
男性は多かったんだけど
恋人ができても、いつも長続きしなかった。
デートを重ねると、その男性の欠点ばかり見えてきて
大嫌いになってしまうのだとか。


何人か交際してきたけど、毎回そのパターンで、Aは自分の性格がおかしいのだとコンプレックスを
持ち始めていた。
周囲の知人は、Aは良い性格なのに、なんで上手く交際が続けられないのか
不思議がってるくらいだったんだけど。

26歳頃、心配した両親や親戚がお見合い話を色々持ってきてくれた。
そしてある男性Bに会うことにした。
Bは車で迎えに来てくれて、載ろうとしたらAは左手の薬指をドアで挟んでしまって
大怪我をして、すぐに病院に行った。
骨にヒビが入ってしまったらしかった。
Bは、その後も家に来てくれたりして、Aも好意を抱いていた。
でも、怪我はなかなか治らず時々激しく痛んだ。
ある日Bが「変な奴と思われそうで言い辛かったけど」と前置きをして
実はBは霊感が多少強い事、Aと会っていると時々男の声が聞こえる事を告白した。
Aに会いに行く前の晩は必ずうなされて、睡眠不足だったことも。

Bの母親も霊感がある人なので、Aは見てもらうことにした。
母親はAを見るなり血相を変えて、早くお払いしてもらった方が良いと強く言った。
Aの怪我をしている指に中年男性の霊が噛み付いているのが見えると。

で、Bの母に紹介してもらった神社でお払いをしてもらった。
その後すぐに指の怪我は完治したんだって。
今まで縁に恵まれなかったのは、その霊が邪魔をしていたから。
でもBとは抜群の相性でBの守護霊が強かったので
霊はうまく邪魔できなくて、イライラしたのか、エンゲージリングをはめる左手薬指に
噛み付いていたんだそうな。

現在AとBは無事幸せに結婚生活を送っている。
霊がいつ憑いたかは不明だけど、綺麗な女性は霊の心も惑わす事が
あるのかもしれない。


>>289
コ、コワー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

>>292
ヨカッタネ(・∀・)!
294あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 03:13
親戚の家はちょっと怖いよ。
亡くなった家の人の話をしてると、ピンポーン!てインターホンが
鳴ったり(出てみると誰もいない)、電池が入っていない目覚まし時計が
リン・・て鳴ったりする。
この前は仏間の花瓶が倒れたよ。
毎回じゃないし、偶然かもしれないけど。
295あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 03:25
少女向けのホラー漫画雑誌の編集者の体験談をTVで観ました。
うろ覚えですが書きますね。

女性編集者二人で残業をしていた夜のことです。
二人以外誰もいないはずなのに、1mほど先の机の向こうに
女性の後頭部が見えたのです。
体は机に隠れて見えなくて、後頭部だけが見えたそうです。
見間違いかと思っていると、スッと消えてしまいました。
何だろう?と二人で怖がっていると、その後頭部は
二人の机のそばに、またス!と現れました。
恐怖で固まっていると、また消えてしまい、その後は現れませんでした。
間近でみたそれは、ボブカットで髪の毛一本一本が毛糸のように太く
ゴワゴワしていたそうです。

296あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 05:11

K県H市の心霊スポットと言われている某トンネルの話。
昼間は交通量があるそのトンネル付近も、夜10時を過ぎると
車もまばらになっている。
T氏は仕事で夜中の1時頃そのトンネルを車で通過した。
幽霊の噂は知っていたけど、もともと幽霊なんて信じないタチだったので
怖いとは感じなかった。
けれどその日に限って、トンネルを通過した途端激しい寒気に襲われた。
ヒーターを強にして温度を上げても、車内は異様にヒンヤリと寒い。
奇妙に思っていると、前方に着物を着た白髪の老婆が立っているのが見えてきた。
咄嗟に「出た!」と思ったT氏はスピードをあげて、反対車線に入り
その老婆を避けて車を飛ばした。
「ま、まさか、見間違いだ。疲れているから幻覚を見たに決まってる!」
そう言い聞かせながらも寒気は一層強まり、冷や汗が体中から吹き出ていた。
「お決まりのパターンで、バックシートに幽霊が座ってるなんてこと
ないよな・・」とバックミラーをチラリと見てしまったT氏。
「うわあああ!!」
ミラーには四つん這いになって犬のように走って追いかけてくる
さっきの老婆が見えた。
「見間違いだ!見間違いに決まってる!!」そう叫び、アクセルを踏み込み
時速100キロで逃げるT氏。
だが、老婆との距離縮まらないどころか、追いつかれそうになっている。
「助けてくれーー!!」泣き叫びながら猛スピードで逃げる。
「その車止まりなさい!」突然スピーカーで呼び止められた。
いつの間にかパトカーが後方を追いかけてきていた。
老婆の姿はもうなかった。
T氏は路肩に車を止めた。
パトカーもその後ろに停まり、警官が出てきた。
警官「あぶなかったですね。あなた・・。」
T氏「はい、すみません・・・。」
警官「おばあさんが車の上にしがみ付いてましたよ。」
T氏「え?!」
警官「最近あの幽霊がよく出るんで、パトロールしていたんです。
   事故も急増しているんですよ。」

T氏は途中までパトカーについて来てもらい、帰宅した。
(スピード違反の切符はしっかり切られたそうだ)




297じゃか:02/04/08 10:49
>287さん
 ありがとうございます。反応があるってうれしいですね。
 また書かせて頂きます。
298じゃか:02/04/08 12:07
あれは私が中学生の夏休みの話。
両親が不在がちだった私は居間で一人でテレビを見ていた。
妹はもう二階で眠っていたが、夏休みだったので私は意味もなく夜更かししていた。
時間は多分12時を回るか回らないかぐらいだったと思う。
家は洋風と和風が混在した奇妙な家のつくりをしていて、居間と玄関を
隔てているのは引き戸一枚。
 玄関からすぐに二階に上がる階段がある。
暫くぼうっとつまらない深夜番組を見ていて、私はふとその引き戸が微妙に
開いている事に視界の隅で気がついた。もちろん隙間は真っ暗である。
別に引き戸がしっかりしまっていないことなど全く奇妙ではないのだが、
なんとなく私の意識はその隙間にひきつけられた。

10秒ほど奇妙な時間が流れた後、その真っ暗な隙間からゆっくり、真っ黒な影・・・
というか黒い霧のようなものが人の指のように一本、また一本と引き戸にかかり始めた。
指はなぜか7本で、どうやら少しずつ隙間が広がってきている。
 視界の隅でしか取られていないのに、白い引き戸に黒い指なのではっきり見える。
TVではタレントが下卑た芸で笑いを取っていた。
(続・・・けていいですか?)
  
続けれ。
300!!
301じゃか:02/04/08 16:58
298 取られていない→捉えていない の間違いです・・・
302じゃか:02/04/08 17:56
(続き)
だんだん隙間が大きくなっていく。じわじわ、じわじわって感じで隙間が
広がっていくのがわかった。
 ついに私は我慢できずに視点を引き戸の隙間に移した。
そうしたらじわじわ広がっていたのがぴたりと止まり、指が一本ずつ、出てきた時と
同じようなスピードで引っ込んでゆき、最後に何もなくなった。
 30分ぐらいしてからようやく事態を確認しようと引き戸に近づこうと思ったが、妹がちょうど
トイレに起きて引き戸を玄関側から開けてしまい、実際に隙間が開いたのかどうかなどは
確認できなくなってしまった。

ただそれだけの事でしたが、今自分の記憶を整理しながらちょっとゾッとした。
もしあの時、あのまま視点を投げなかったらどうなっていたんだろう?
いやもしあの時、気がつかなかったらどうなっていたんだろう?

ああいやだ、細かく思い出すんじゃなかった。
こんな話です。長々と失礼しました。

ヒエエェェェ・・・
>じゃかさん
なんか・・・指に取り憑かれてる?(w

うすら恐くて素晴らしいですが、あまりコテハン続けると
でび氏みたいに不必要に叩かれるので、テキトーに
誤魔化すのキボンヌ(もっと読みたいので)
変な薬

俺が中学生2年生のとき、俺は理科が大好きで、実験なんか大張り切りだった。
つーことでよく理科準備室(ほら、ホルマリン漬けやら人体模型が置いてあるとこ)
そこにちょくちょく忍び込んだりしてた。

そんときの話

(ああ、知っているかもしれないけど、理科準備室には実験とかで使う
薬品が瓶詰にされて棚いっぱいにおいてあるんだ。)

俺はそんな薬品の、小難しい注意書きとかを見て悦に入ってた。
そしたら或る日、その中のひとつがぽこぽこと泡立っているのに気付いた。
初めて見たときは作りたてなんだろうな、と思ったけど
その1ヵ月後にもう一度見たときもまだ泡だってんの。その次のときも。
俺は、一体どういう薬品だろうって思った。
だって、その薬品、完全密封されてるんだぜ?
ラベルもそれに限って貼ってないし、物知りの友達に聞いてもわからない。
忘れようとしたけど、すっごい気になってできなかった。
しゃあないから、忍び込んだのばれる覚悟で
その薬品のこと理科の先生にきいたんよ。
そしたら、「そんなの見たことない」だって。
「じゃあ見せたる」
その放課後、俺は先生の手引っ張って理科準備室につれてった。

ねぇの、それ。
何回も見たのに、はっきりおぼえてるのに。
「ないじゃないか」「んな馬鹿な」
結局叱られるだけだった。
で、俺はそのまま卒業して、いつのまにかそんなことわすれちゃった。
そしたら半年ほどして、


その先生捕まっちまったらしい。理由は知らんけど。
307あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/04/08 23:09
>>306
その薬品気になるYO。
薬品に詳しい人教えて。
>>296 スピード狂のババアなん?
309あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/09 19:05
>>307
あぁ…それ、これでしょ?
ttp://www.omochannel.com/pump/powerpiston/index.html
310背中の赤い腫れ:02/04/09 23:35
大阪の郊外に住む主婦、吉田春子(35歳)は、3年前のある日、背中の異常
に気づいて愕然となった。
背中の一部に、なんと、みかんくらいの大きさにもなるほどの、赤い腫れがで
きていたのだ。
不思議に痛みはなかったが、そのかゆさといったら尋常ではなかった。つい手
をうしろにまわしてかいてしまう。
 そのうち、さらに大きく腫れあがってきた。なんの心当たりもないのにヘン
だなあ、と思いつつ、彼女は病院の門をくぐった。
皮膚科の医者にも病名がはっきりわからず、首をかしげるばかりだったが、と
りあえず軟膏をぬって様子をみることにした。
 しかし、腫れはおさまるどころか日を追うごとに大きくなり、かゆみもます
ます激しくなっていった。
春子は、背中を上に向けて寝ていたが、かゆみと気持ち悪さで、満足に眠るこ
とすらできなかった。
 そんな状態が一ヶ月ほどつづくと、腫れはとうとうマスクメロンほどの大き
さにまでなった。
「かゆい!」
あまりのかゆさに、つい軟膏をぬるときに爪を強く立ててしまった。

 そのときである。

その腫れものの一部が破れたかと思うと、なかからゴマ粒のような無数の白い
小さな虫が噴き出してきた。
驚いたのは本人ばかりではない。家族全員が息をのんだ。
そして、その虫はなんと一晩中、続々と絶え間なく、春子の背中から這い出し
つづけたのである。
それも量にして2リットルほどにもなった。
 翌朝、その虫をビンに詰めて医者にみせにいったところ、なんと、それは
シラミの一種であることがわかった。
「こんな症例ははじめてです」
医者も絶句して、ビンに入ったシラミをただながめるしかなかった。無数の
シラミはビンのなかでうごめいていた。
 その後、春子の背中はかゆみもなくなり、きれいに治ったというが、いった
いなぜあんなことになったのか、原因は今だにわかっていない。
>>310
マスクメロンの大きさになるまで医者がほっとくわけがないよ。
医者じゃなくてインチキ霊能者のとこでも行ったんでしょ
>>1より
◆レスする場合、話の真偽を問うのはNGです。趣旨違いです。
 話の真偽をどうこう言いたがる奴は徹底放置。レスしない事。
313あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/10 00:57
内蔵をこわして入院した時の話。入院当初は昼も夜も眠るとも覚めるとも
つかない状態が続いていた。夜の間に二度、看護婦の見回りがあった。
はじめは夜中あたり、部屋の入口付近からそっと懐中電灯で照らして
すぐに出て行く。二度目は明け方近く、こちらの方は部屋の中に
入り込んできて、どういうつもりかベッドの周りをぐるぐると回る。
それもずいぶんな早足で、床をキュッキュッと鳴らしながら歩いている。
歩きながら何かを呟いている。二、三日するうちに、
「もうすぐ楽になるからね、もうすぐ痛くなくなるからね」
と聞き取れるようになった。一週間くらいして、二度目の見回りのほうは
来なくなった。容態が安定して大部屋に移されたあとで、実は、
と家族に打ち明けられた。このころ、かなり危険な状態だったらしい。
万一のことを覚悟しておいて下さいと医者に告げられていたそうだ。
それで見回りを一つ多くしていたのだな、このときはそう思った。
何日かしてようやく、いや待てよ、と思い至った。あの部屋のベッドは
壁にぴったりと寄せられていたので、周りをぐるぐると歩くのは
不可能ではないか。そういえば回る速さも、尋常な、人間のものとは
思われなかった。ハアハアと獣のような息をしていた。などと細かい点が
思い出されてきたが、深く考え出すと恐いことになりそうなので、
病気のせいで変わった夢をみた、とそのへんでうっちゃっとくことにした。
(続く)
314あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/10 01:01
続き)
退院を数日後にひかえたある日、検査のため別の病棟まで出向いた。
検査を終えて検査室から出て、しばらく歩くうちに道に迷ってしまった。
もともと方向音痴気味だったし、病院の建物が増築を重ねるうちに
入り組んだものになっていたので、自分がどのあたりにいるのか、
いま何階なのかすらはっきりしなくなってしまったのだけれど、
別に急ぐ用事があるわけでもないし、と気ままに足を運んでいた。
廊下のはずれの日当たりのいい所についたてで仕切られた喫煙コーナー
があった。誰もいないソファーに腰を下ろして窓の外の景色を、
といっても建物の壁と空の一部が見えるだけだったけれど、眺めていると、
キュッと床を鳴らす音がして、看護婦がすぐそばに立っていた。
窓から下を見下ろして、「ようやくのところだったわね」と言った。
つられるようにして立ち上がり窓の下を見ようとした時、
その声が例の夢に出てきた看護婦のものだと気づいた。
はっとして横を見ると、もう誰の姿も見えなかった。
窓の下には地味な色のワゴン車が建物に寄せて駐められていて、
通用口のようなところから棺が運び出されるところだった。
>>313-314
…いい!
316あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/12 23:18
自演くさい
317あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/13 16:39
麻酔かかってるときはいろんな幻覚症状でるから
318あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/16 11:06
保守age
319あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 00:58
僕が中学三年生の時の話です。その日は日曜で、家族はみんな
出かけていて、僕一人が家に残り部屋で勉強をしていました。
お昼ごはんを食べようと思い、台所へ行こうとしたのですが、
部屋のドアが開きません。その時僕が住んでいたのは中古の
マンションで、部屋のドアには前の住人が鍵をつけていたのですが、僕は
普段鍵をかけることはありませんでした。二三日前からドアの調子が悪く、
ノブを回すと引っかかるような感触があったのですが、この時はいくら
ノブを回しても空回りするだけで、押しても引いてもドアが開きません。
工具類も手元に無かったので、夕方家族が帰ってくるまで閉じ込められた
格好になります。幸いトイレは少し前に済ませたばかりだったし、
ペットボトルの水が半分ほどと、お菓子の袋があったので、
夕方まで過ごすぐらいだったら不都合はなさそうでした。

三時ごろ、ベッドに寝ころがって本を読んでいるとき、部屋の外に
人の気配を感じました。床のきしむ音、何かがこっそりと歩き回っている
音が聞こえるのです。はじめは気のせいだと思っていました。しかし
そのうちに、小さな子供のものと思われる笑い声や、床をどたどたと
鳴らして走り回る音が聞こえてきたのです。よその部屋の音が響いている
のでは絶対にないと思いました。ひょっとするとどこかの子供が勝手に
あがりこんで暴れているのかとも考えましたが、玄関の扉には鍵が
かかっていたはずだし、旧式の鉄製の扉で開け閉めのときに大きな
音がするので、部屋で寝ていても聞こえないはずがありません。
(続く)
320あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 01:01
(続き)
子供は二人いるようでした。ますます大きな音をたてて駆け回り、
かん高い叫び声を上げています。部屋の中から声をかけるかどうか
迷っていたのですが、そのうちにふっと物音がしなくなりました。
不思議に思いドアに耳を近づけて外の気配を探ろうとしていると、
突然ドン!と耳元でドアを叩かれ、僕は驚いてひっくり返ってしまいました。
けらけらと笑う声がします。再びドン!と叩く音がして、

「死んじゃうよ」

と聞こえました。またひとつドン!と叩かれ、

「みんな燃えちゃうよ」

と別の声がしました。

「焼け死ぬよ」

「逃げ送れて死んじゃうよ」

「閉じ込められて燃やされるよ」

「息ができなくなるよ」

「たくさん死んじゃうよ」

かん高い声で叫びながらドアを叩き、そのうち笑い声だけをあげながら
狂ったようにドアを叩きまくり、興奮して足を踏み鳴らし騒ぐのです。
(続く)
321あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 01:03
長いから3行ぐらいにまとめろ
322あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 01:03
(続き)
夕方になり帰宅した家族に部屋から出してもらうまで、僕は部屋の
隅で布団をかぶったまま震えていました。部屋の外に変わった様子は
ありませんでした。玄関にもベランダに出る窓にも鍵がかかっていたし、
物が動かされたり、荒らされたりした様子も無かったのです。

僕達が引っ越してくる前、下のほうの階で火事があったそうですが、
ほんのボヤ程度でけが人も出なかったようです。近くで大火事が
あったという話も聞きません。戦争中この地区はひどい空襲に遭って、
防空壕の中の女子供が全員焼け死んだりもした、
と郷土史の本にはありました。五十年前の話です。

子供はどちらも小学校低学年くらいで、男の子か女の子かもはっきり
わかりませんでした。無邪気な声でした。学校や公園で、
遊びに夢中になった子供が興奮して叫び声を上げるのを聞くと、
今でもあの時のことを思い出します。
>>321
ちょっとは我慢しなさい。
大人でしょ。
32489
5年前に経験した話。当時従兄弟は上京するため物件を探していた。
そしてS区に月2万のS区にしては異常に安い物件をみつけた。従兄弟はとても貧乏
だったのでそこに住むことにした。自分も2万の物件に興味があったので引越し当日に
従兄弟ん家に遊びに行った。まだ家具がなく部屋も広く殺風景であった。また上の方に
小窓があるだけで普通の窓がなく実に奇怪な部屋だった。昼なのに薄暗く
ツーンとかび臭かったので小窓を開けようとすると従兄弟に止められた。
小窓が壊れているので大家に小窓を触らないようにと言われていたためだった。
「本当に最悪な部屋だな」と愚痴をこぼしつつ雑談していたが1時間後二人とも
臭いに耐え切れず自分たちで小窓を直そうということになった。
折りたたんだ布団数枚を土台にしてさらに背伸びをして俺が小窓に手をやった。
小窓は取っ手を引くと開くタイプで別に壊れてなかった。暗くなった頃にはすっかり
臭いはなくなった。明日は朝一で家具が届くので早く寝ようということになった。
でも夜2時ごろある声で目がさめた。それは赤ん坊の泣き声だった。
きみが悪かったので隣に寝てる従兄弟を起こそうとしたら急に体が重くなった。
何かが上に乗っている。見てみると半透明の赤ん坊がいた。「うあぁ〜」と言おうとしても
声が出ない体が動かない。赤ん坊はハイハイしながら顔へ近づいてきて首まで
来たあたりで消えてしまった。急に体が軽くなり体を起こすとそこにはありえない光景が。
なんと布団のまわりに無数の人々が立っていてこちらを見つめている。 
急いで従兄弟を起こしたらもう彼らは消えていた。翌日朝早く引越し業者とともに
来た大家に昨日の話をしてみた。大家は渋々話し始めた。なんとここはちょうど
霊が通る場所でさらに取っ手を引くと開くタイプの小窓は霊が入りやすく出にくい
らしい。一番驚いたことは大家に言われて小窓を覗くと当たり一面お墓だった。