第2スレもいよいよ終りに近づいてきたため、
第3スレを立てることにしました。このスレはその名の通り、
皆さんの恐い話を集めるスレです。
恐い話というのはなにも心霊話だけではありません。
話のジャンルは問いません。どんどん書いてください。
長編、短編、実話、作り話は問いません。※【恐い話限定】
マターリいきましょう(藁
お話やレスを書く前に↓を読んでください。
◆明らかに恐さの要素がない話。読んでて何が恐いのか
わからない話。つまり全然恐くない話はNGです。(当然)
◆オカルトじみてても、ウケ狙いな話、感動的な話、笑い話、
明らかにスレ違いの話はNGです。(BAD ENDは大歓迎・・藁)
◆レスする場合、話の真偽を問うのはNGです。趣旨違いです。
話の真偽をどうこう言いたがる奴は徹底放置。レスしない事。
◆話を知っているからと筆者以外の人が先にオチを書くのは厳禁。
◆上記のような、スレ違い、荒らし、煽り発言にレスするのは禁止。
【徹底放置】です。絶対に一言たりともレスしたりしないこと。
◆作り話もOKと書きましたが、自分で「この話は作りです」とか
書き加えるのはNG。恐くなくなるし、シラけるからです。
◇このスレに合う話ならば、前スレを除く他スレのガイシュツ話の
コピペもOK!他HP、本、漫画、その他、からのコピーもOK!
ただし、当然ながら恐い話であることが大前提。
◇長編など2レス以上のお話で、次へ続く場合「つづく」とか
書きましょう。話を完結する場合、「終」とか書きましょう。
◇このスレの基本理念「ゾクっとくりゃイイのYO!」(藁
前スレ
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1008089527/ 前々スレ
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/occult/1005277449/l50
2をげっと
3 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/26 14:33
乙〜
4 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/26 14:47
5 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/26 14:58
乙カレー
6 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/26 15:46
えーと、今回心して聞いて欲しいんですが、今回の話はすべて実話です。
あー、実のところ、この話は秋葉原にある、とあるゲームセンターのノートに書いてあったものなので、
もしかしたら作り話であるという可能性を否定できるものではありません。
しかし、私はこの話を読んだとき、そのあまりのリアリティーに
「これは事実に違いない」と確信した次第であります。
そう、今回の恐怖のお話は、かつて秋葉原で実際に起こった出来事なのです………。
それでは、その恐怖の出来事を皆さんにお話しすることにしましょう………。
時は日曜日、時間は昼間。
例によって秋葉原は、歩行者天国となった道路じゅうに、
買い物に訪れたオタクとかオタクとかオタクとかでごった返しておりました。
そしてそこには、道を歩いてゆく一人の男の姿がありました。
まあ歳は二十歳前後。高校生か大学生と言った感じの人物です。
そしてその男性の後ろには、だいたい中学生ぐらいの一人の少女が、
ちょうど前を歩いているその男性の後ろをついていくという感じで歩いておりました。
「この二人は兄妹という感じだった」
この事件を目撃した人物は、この二人に対してそのような印象をいだいたそうです。
そして………
そして、この後、ここで恐怖の事件が起こったのです………。
この時、まさかあんな悲惨な事件が起こるなんて、想像できたものはいなかったことでしょう………。
道を歩いてゆく男性とその後ろを追いかけてゆく少女。
やはり歩くスピードには差があるらしく、二人の差は少しずつ開いておりました。
そして、ある程度差が開いたとき、ついに少女は前を歩く男性に向かって呼びかけました。
「待ってよ〜、お兄ちゃ〜ん」
……その声に、前を歩くその兄らしき男性が振り返りました。
まあ、別にそれは何も問題ありません。当然の行動と言えるでしょう。
しかし………
しかし、その直後、恐ろしいことが起こりました………。
なんとその呼び声と同時に、二人とは全く関係のない、近くを歩いていた多数の男たちが、
いっせいに少女の方へ振り返ったのです!!
私も一つ・・・
3〜4年前の事なんですが友人とG県の神O湖に
釣に行ったときのことです、
私は霊感というものは全然ないんですけどその友人は
結構よく見るみたいでして・・・
その日は朝早くに出発して9時くらいに湖に着きました、
さっそくボートを借りてしばらく釣をしていたんですが、
日が昇るにつれあんまり釣れなくなってきたんで、そろそろ飯
にする?と友人に話しかけたんですが反応がないんですよ、
ん?と思って友人を見ると何やら立ち木(湖から出てる木です)
の方をじ〜っとみてるんで、なんだ〜?でかバスでもいんのか〜
と聞いても何も答えないんですよ、そしたらそいつが、あ!!
と言って釣竿を落としたんで、おい!どうした!と聞いても
反応がない、なんなんだよ〜といいつつそいつが見てる方を
見ても何にも見えない、でまたそいつの方を見たら視線が
今までと違う所を見てんですよ・・・
part2へ
part2
んん?と思ってそいつの視線を追うとだんだん
ボートに近ずいてくるんです、?ん?
と思ってたらそいつが わ!! て言って
ボートにしがみついたのと同時にガツン!って何かが
ボートに当たったんですよ、私も おわ〜!!って
えらい揺れましたね、暫くして揺れが収まったんで、
そいつに おい!なんだ今の?って聞いたら、とりあえず
岸に!、今は何も聞くな!って言うもんだからとりあえず
岸に戻ったんです、ボートから降りてなんだったの?
と聞くと、あの立ち木の所で下から(水の中)からなんか
黒いもんが上がってきたって言うんですよ、俺ぜんぜん
見えなかったよ、と言うと、うん始めは魚かと思ったんだけど、
なんか丸いな・・・なんだろ?・・・うわ!!人の頭だ!!
って、私はうそだよ〜〜、って言ったんですが、そういえば
なんか当たったよなボートにって言ったら、 うんそれが
突っ込んできた、って、私はまだ半信半疑で え〜?
うそだよ〜、あ、じゃあボート見てみようと嫌がるそいつ
を連れてボートを見たんですよ、そうしたらボートの
何か当たったと思われる所に手形と髪の毛が・・・
手形はなんか油っぽいような感じで一つ、髪の毛はボート
の塗装の割れ目に丸いような形でへばりついていました、
言葉を失いましたね・・・さらにそいつの一言が
目が無かったんだよそれ・・・真っ黒の穴だった・・・
いや、怖かったよ〜〜
以上です。
>6
続きたのむ。
マターリアゲ
保あ
ああ、6の意味なんか今やっと判りかけてきた
14 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 20:56
…なんか盛り上がらんな…
新スレですね。少し遅くなりましたが1さん乙です。
でびるたんだ・・・( ´Д`)ハアハア
新作期待してます♥
17 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/29 23:43
18 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/30 16:16
(゚Д゚ 三゚Д゚三 ゚Д゚)アゲゲゲゲゲゲアッゲー
WTCを消したのはマスクマジシャン?それともカッパーフィールド?
20 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/30 17:43
>「れんこん」
>「蓮根池」という場所がある。蓮の花が咲く頃にデートをすれば必ず結ばれ、ここで取れたレンコンを食べると子宝に恵まれると言われ、小さな名所となっている。
>詳しい人に聞くと、明治のはじめ頃までは「恋婚池」と書いていたそうで、結ばれない境遇の恋人同士が来世で出会うための願をかけての入水自殺が多かったため表記をかえたという話だ。
憐魂池
『季節はずれの肝だめし』
友人Kの居酒屋に飲みに行った時の話です。
(昨年の2月下旬〜3月初旬だったと思う)
その日は客の入りも悪く、店内にはKも含め5人しかいません。
俺・M・T・Kそして一見の客(女22〜3才)です。
Kは調理場から出できて、横に座り一緒に飲み始めました。
(いつものことですが客が少ないと職場放棄をします。
本人はアットホームな店と言ってますが...)
男4人でクソつまらん話をしていましたが、
ポツンとひとり座る彼女がかわいそうに思え、輪の中に入れてあげました。
彼女はYちゃんと言いました。
Yちゃんはノリもよく、結構自分からも話題を提供してくれます。
時間も経ち、時計を見ると12時を過ぎています。
Kは看板の灯を落とし、5人で楽しく話をしていましたが、
いつのまにか話は怪談話になっていました。
するとYちゃんが
「きもだめしに行こう!」
と言い出しました。
寒いし・・・怖いし・・・何ゆ〜てんの!!
と思った俺でしたが、前にもカキコした通り
Mは多少のことでは怖がりません。Mは
「おもしろそうやんけ。行こか!」
と言います。すると
「◎◎海水浴場がいいな!」
とYちゃんは行き先まで言い出す始末です。
「おぉ!あっこむっちゃ怖いで!決定やな!」
とKまでもが...
このカスども何ゆってんねん。
行きたかったらおまえらだけで行けや!
と思いましたが、口に出せません。
何故なら、
1.Mは日拳の有段者
2.Kは元ボクサー
だったからです。そんな奴等を敵に回しても勝てる訳がないと
人工無能と言われる俺でも解かりました。
怖がりのTはいつものごとく、
「あんたら、頭おかしいんとちゃうん?アンタラ、アタマ・・・?アンタラ・・・?」
と小さな声で何度も呟いています。
しかし、同じ行くのが嫌だといっても
Tはいつ裏切るか解からない男なので共闘できません。
そして...
≪続≫
「おもしろそうやなぁ」
と言っている俺がいました。
しかし、その海水浴場の近くにある歩道橋は首吊り自殺が多く、
成仏していない霊が多いと有名です。
(大阪の方で場所の解かった方言わないようにお願いします)
でも今さら行くのをヤメると言っても聞いてくれる連中ではありません。
覚悟を決め出発することになりました。
車はMのハイエースです。
運転者:M
助手席:K
2列目:Y
:T
3列目:俺
その海水浴場に着くまでの車の中でも怪談話が続きます。
うしろから見ていても、Tのカラダの震えが解かりました。
Tは頭を抱え込み下を向いたままです。
そして、◎◎海水浴場まで長い一本道が続く道路に差し掛かりました。
その先に歩道橋があります。
いくらか走ると歩道橋が見えてきました。
Yちゃんがトイレに行きたいと言い出したのでMは車を止め、
Yちゃんは野ション?に行きました。
Mは最後通告をします。
「見えてないのに見えたとかゆ〜なよ。
ホンマに見えてたら教えてくれ。すぐ車止めるから」
と言って、走り出しました。
車止めるってあんたまたむちゃゆ〜てから...
そんなんゆ〜たら見えても言えるわけないやん.....
と思い、後ろに気配を感じ振り返ると
ウッ!!
俺は絶句しました。
なんと、髪を振り乱した女が追いかけて来ます。
俺の声に反応したMが車を止め、振り替えり
「なんや?おっさん。なんか出た...んか...?
...Yちゃんおらんやんけぇぇぇぇぇ!!」
そうです。俺が見た髪を振り乱した女は車を止めたとき、
トイレ(野ション)に行ったYちゃんを置き去りにしていたのです。
Yちゃんが車に乗り、4人は一斉に謝りました。
するとYちゃんは
「そんなん、ええから早く車出してぇーーーーー!!」
と叫び、そして
「う・うしろ〜〜〜〜〜」
と言うので振り返ると髪を振り乱した女が
車に向かって走って来ていたのです。
Yちゃんが言うには、電柱のかげで用を足していると視線を感じたので
4人が覗いているものだと思い、視線の先を見ると
血まみれの女がYちゃんを睨み付けていたようです。
≪完≫
地元に帰ってから置き去りにしたこと、むちゃくちゃ怒られたよ...
1ヶ月以上も来てなかったら、なんとPart3ですか。
デビルさんの話いいですね。
デビルさん 純粋に恐かったです!!
「追いかけて来る系」に弱いもので…。しかも血まみれで…恐っ。
板違いだったら申し訳ないです
修学旅行の夜に友達と恐い話してて教えてもらいました
ゾッとしたので書きます。
オウム真理教がまだ幅利かせてた頃の話
真偽は判りませんが、実話だそうです。
ある男の子S君の母が教団に入ってて、常日頃S君は心配していました。
修行だと言って何日も家に戻らなかったり、とても痩せてしまったり…。
S君はある日思い切って「教団を抜けてくれ」と説得したそうです。
息子の必死の説得に母はしばらく考え、家族のタメにも教団を抜ける事にしました。
そして母は勇気を持って信者たちが集まっている家へ行きました。
S君は家で母の帰宅を待ちましたが、なかなか帰って来ません。
さすがに不安になり、S君もその場所へ向かう事にしました。
ただ一人で行くのは心細かった為、親友のY君に一緒に行ってもらいました。
が、窓から覗いてみたその家の中に母がいる様子はありません。
S君とY君がしばらく家の周りをウロついていると、不運な事に信者に見つかり、
二人とも拉致られてしまいました。
<続く>
<続き>
捕まってしまったS君はその信者達の中で偉いめの男に
「母はどこにいるのですか、返してください」と訴えます。
信者に連れられてきた母は教団を抜けると言った為に縛られ、袋叩きにされていました。
母の姿を見たS君は憤り、「訴える」と言いました。
しかし、教団側は
「母を助けたければ友人を殺せ」と言ったそうです。
S君は
何時間も考えた末
親友のY君を殺してしまいました。
しかしその直後親友を殺したショックから精神に異常をきたしてしまったらしいです。
もしも自分がS君の立場だったら…と考えてしまうと
恐くて仕方なかったです。
終わりです。
>>24 初カキコが今年に入ってからなんですよ。
よろしくおながいします。
最近はペース落ちましたが・・・
>>25 >純粋に恐かったです!!
期待にそえましたでしょうか?(w
今、ふと思ったんだが初代
>>1はどこいったんだろうな・・・
奴の人柄は賛否両論だったが、ある日忽然と姿を消した
う〜んミステリー(無理やりすぎw)
>>29 1ってどんな奴だったの?過去ログ読むのめんどい(藁
31 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/02 19:01
age
なにげに怖かったのでカキコします。時間の
無駄かもしれませんがお付き合い願います。
あれは午後11時ごろだったでしょうか…部屋が暗く何も
見えなかったのです。部屋が暗かったら
だれでも電気のヒモを手探りでさがしますよね。その日は
不気味な感じがしたのですが、いつもの習慣で、
つい手を伸ばしたのです。手に触れたのは
、まぎれもなく肉の感触でした。
あっと思ったその瞬間、私は見ました。
苦痛に歪んだ男の顔を…。目をつぶって少し間があき、
霊は行ったかと思ってもう一度上を見ると今度は
たくさんの手が「おいでおいで」をして
いました。どうやらそこで気を失ったらしく、昼の
3時頃に親に起こされるまで、記憶がありません。
. ( )
( )
( )
(丿ι丿 ι丿ι丿 ) ) ____________
|  ̄ ヽ/ ̄ ̄7 | ) /
. | \ヽ 人/___/- レ6 | ) < ぼくちゃんたち!全然面白くないざます!!
/ ○ / ) |
. / ∧∧ ) \
\ヽ─丿____/ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄, -/ `- 、 _)
.○\ /○ i.
○ \/ ○ 丶
○ ○
34 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/03 21:37
保守
35 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/05 08:04
救済age
36 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/06 00:28
ネタが減ったな。。。
37 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/06 19:33
|;゚Д゚)))<もっとコワイ話キボンヌ
|ミサッ
『ミステリーツアー』
仲間内(俺・M・T・K)でミステリーツアーと称して、
車を運転している者しか解からない旅行を1年に2〜3度行っていました。
(計画の段階で、行き先が合わず揉めてばかりだったので
行き先決定権を持ち回りにしただけですが...)
キャンプに行った時のことです。
今回の運転者(=行き先決定者)はMでした。Mは
「今回は考えたぞ!かなりTの好きそうなとこやからな!」
と運転しながら言います。あふぉなTは
「僕のために考えてくれたんですね」
と喜んでいました。
(この後、起こる恐怖体験を知らないばかりに...)
しかし、ミステリーツアーと言っても標識などを見れば
ある程度の行き先は見当がつきます。
方向と標識を見るかぎり、京都方面だと想像できた俺は
またTのことビビらそうと思て、変なとこ選んだんちゃうんか...
最悪やなぁ あそこやったら...
と軽く考えていました。
(この後、起こる恐怖体験を知らないばかりに...)
≪続≫
車を降り、山道を1時間程歩き、キャンプ地に着きました。
(キャンプ地と言っても林の中の開けた場所にテントを張るだけです)
キャンプ地の5b程先にはきれいな清流が流れています。
テントを張り、すぐに夕飯の準備に掛かりました。
川の水で米をとぎ、川の水で定番のカレーを作りました。
いざ、食べようとするとあたりは真っ暗です。
薪を燃やし、懐中電灯(簡易蛍光灯)の灯りでは間に合いません。
薄明かりの中で寂しげな夕食です。するとTが
「うわっ!気持ち悪!!髪の毛入ってるぅ〜」
と言い出しました。
確認すると他の3人にも入っていました。かなり長い黒髪です。
「おっさん!(俺のことらしい)頼むで!!
この中でロン毛なん、おっさんだけやんけ!!」
とMが俺に言いました。俺は
えぇ! 俺ロン毛ってゆ〜ても、こんなに長くないし、
俺むっちゃ茶髪やん!
と思いましたが、口から出た言葉は
「すまん。気付かんかった!許してくれ!」
でした。
(4人の髪の毛じゃないのを認めたくなかったのと
なによりMが怖かった...)
それでも色々な話をし、盛り上がりました。
「熊とか猪とか出たりしてなぁ〜」
「そんなんよりおばけとかでたら...」
とK。
...........................イッチャッタ
≪続≫
「あんた!!なんてことを〜〜〜〜!!!!!」
Tの叫び声が長い沈黙を破り暗闇にこだましました。
そんなTをなだめ、早々と寝ることにしたのです。
テントは2つ張っていて、『俺とM』、『TとK』の組み合わせです。
テントの中でシュラフに潜り込んでの俺とMの会話です。
M「あれおっさんの髪の毛ちゃうやろ?」
俺「おぉ」
M「おっさん。ここどこか解かってんのか?」
俺「おぅ.....清滝やろ?」
M「なんや。知ってたんか?」
俺「だいたいの見当は付いてたけどな...」
とそのときです。テントの外で物音がしました。
ザッザッザッザッザッ.....
M「なんか聞こえへんか?」
俺「足音っぽいな」
M「そうやなぁ。そんな感じやなぁ」
俺「Kちゃうんか?脅かそうとしてんねんやろ」
し ら な い で す よーーーーーー!!!!!
向こうのテントのTが叫んでいました。
どうしたのかと思い、顔を出し懐中電灯で照らすと
目の前に老夫婦が立っていました。
う わ あ ぁ ぁ ぁ ぁーーーーー!!!!!
叫ぶ俺。Mも何かあったと思い顔を出しました。
「ばぁちゃんら、何してるん?」
いや?あんた、それおかしいやん?
なんでこんなとこにじじぃとばばぁ居てんねん!!
で、なんで普通に会話してんねん。
と俺は思いましたがMは普通に会話をしています。
なんでも老夫婦はこの先のとある場所に行きたいと言います。
しかし、キャンプ地の前の道は一本道で川が流れているため、
行き止まりで先には進めず、引き返すしかありません。
Mは老夫婦にそのことを説明しましたが
老夫婦は川の方へと歩いて行き戻ってくることはありませんでした。
≪続≫
再びテントの中での会話です。
M「あれ人間やと思うか?」
俺「怖いことゆ〜なや」
M「おっさん。よう考えろよ。
こんな時間にな、こんな場所にやで、
足腰弱いばばぁがおると思うか?」
俺「おまえ。解かってて普通に会話してたんか?」
M「あんなん怖がってたらいつまでもおるやんけ。
知らん顔して追い返したらええんや!」
俺「.....(アンタノホウガコワイワ)」
ザッザッザッザッザッ.....
足音がします。
俺「またや...」
M「おっさん。俺みたいにやってみ。肝試しや!
で、その後TとKこっちのテント呼んだれや!
たぶんT泣いてるんちゃうかぁ?!」
あんた また むちゃゆ〜てから...
と思いながら顔を出しました。次は若い女でした。
しかし、顔は血まみれで腕と足が変な方向に曲がっています。
うへ〜っ!!最悪や!!飛び降り系ちゃうのん?!
俺は口から心臓が飛び出すくらいになった鼓動を我慢しながら
先ほどのMと同じようにやり、女の霊にお引取り願いました。
そして、TとKを呼びました。
≪続≫
4人が集まり話をしていましたが
Tは目の前で起こった現実を認めようとしません。
しかし、再び足音がしました。
ザッザッザッザッザッ.....
ザッザッザッザッザッ.....
ザッザッザッザッザッ.....
うわぁ〜〜〜 人数多いぞぉ〜〜〜
「T。次おまえやぞ!俺とおっさんみたいにやれや!」
とM。Tはブツブツと小さな声で
「アンタラナァ.....アンタラナァ.....アンタラナァ.....」
と言っていたかと思うと、懐中電灯も持たずにテントから飛び出し
「あんたらが行きたいとこはあっち!!
でも行き止まり!!それでも行くんやろ!!
もう来るな!!次、来ても教えたれへん!!」
と叫びました。
そしてテントに戻って来たTの涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔を見て
3人が爆笑しましたが一瞬にして爆笑は止まりました。
なぜなら、Tは霊を背負っていたのでした。
≪完≫
初めてカキコしたときの表現に近い感じで書いてみました。
長くなってスマソ
一つ前の話といい
面白すぎる!
怖さと笑いがちょうどイイ混ざり具合だね。
そして、最後の締めくくりで、ふたたび、ぞ〜。
最強きゃらのお友達をお持ちなんですね。(Mさん。)
Tさんの存在がコントのようですわ。
前スレにも書き込んでるのかな?
時間のある時に、読んでみよっと。
45 :
((( ;゚Д゚))):02/02/07 16:21
>43
読んでて、怖オモシロイ!(・∀・)イイ!!
このスレの神に認定
46 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/08 18:22
文章ウマー
下がりすぎなんでアゲー
マジで読ませる文章書くな〜<デビたん
正直、「新耳袋」なんか相手にならんくらい面白い。
まだまだネタはあるんだろ?
>>44 Mは体育大出身の元ホストと「変わり種」です。
Tは山口県出身ですが言葉自体は関西弁で
イントネーションは標準語と変な言葉を操る「変わり者」です。
>>45 神って・・・・・
>>46 あまり誉められることが無いので素直にうれしいです。
ありがとうございます。
>>47 ネタは前スレのオカマネタの続編とかありますが
カキコあとのレスでこのスレにどうかなって感じだったんで・・・
(まだ脳内にあり、メモ帳にも書いてないのですが)
う。デビたんにレスするつもりが自分にレスを付けてしまった。
逝ってきます。
『帰って来たオカマちゃん』
以前、中学の頃アルバイトで
新聞配達をしていた時の体験談をカキコしましたが
ドキュソな街、新世界(大阪・通天閣近辺)が配達区域だったので、
結構、嫌がらせがありました。
それは小雨が降る午前4時頃の出来事です。
俺は自分が雨に濡れても新聞は濡れないよう注意をはらい
配達をしていました。
自転車を止め、マンションに入りました。
2〜3分してマンションから出て来ると自転車が倒れ、
新聞が道路一面に散乱しています。俺は
「またかっ!!誰やねん!!!!!」
と叫び、雨に濡れた新聞を拾い集めていました。
雨なのか、悔しくて涙が流れていたのか解かりませんが頬は濡れていました。
もう このバイト ヤメよぉ...
と思ったその時、雨が当たらなくなりました。
ふと、見上げると傘をかけてくれるひとりのオカマちゃんが立っていました。
げぇ〜 オ カ マ !!
顔を見ると一度部屋に連れ込まれかけたオカマちゃんです。
やばい...逃げな...
俺の初体験がこいつになってしまう。..
しかし、意外にもオカマちゃんは新聞を拾うのを手伝い始めました。
あれ? 何も言わんぞ?
安心させといて急に襲い掛かるつもりか?
と思い、なるべく背中を見せないよう拾い集めていました。
≪続≫
「アユ、どうしたん?」
声の方を見るとオカマちゃん御一行様(5〜6人)が歩いてきます。
うへ〜 オカマの大群
つ−か、こいつの源氏名【アユ】ってゆ〜んか
と思っていると、【アユ】は御一行様に事情を説明し
手伝うように言いました。
オカマちゃん達は傘も差さずに雨に打たれながら
新聞を拾い集めてくれています。俺は
ヤバイ この人数やったら、うしろ取られる
ど〜したらええの...
と、かなり焦っていました。【アユ】はオカマちゃん達に
「あたしなぁ このおにぃちゃんのことよう知ってんねん」
ヤバイ やっぱり覚えてやがる...
「なぁ おにぃちゃんもあたしのこと覚えてるやろ?」
と言いました。俺は
「いえ。人違いです。
僕は○○マンションは配ってませ.....
(アァ...ヤッチマッタ........)」
するとアユは
「な。家まで知ってるねんで。この子照れてやんねん」
とオカマちゃん達に言いました。
俺のぶぁかぁぁぁ
俺のあふぉぉぉぉ ヽ(TДT)ノ
≪続≫
新聞も集め終わり、
オカマちゃん達にお礼を言おうと向かい合うと
うへ〜っ たすけて〜 百鬼夜行!!
そうです。オカマちゃん達は雨に打たれ、
化粧は落ち(落ちるというか、剥がれるの方がピッタリ)、
仕事明けなのでヒゲが生え出している者、
付けマツ毛が取れている者がいて、
さながら妖怪大全集のようです。
こわいよ〜 こわいよ〜 どうなる俺?
と思いましたが、悟られぬようお礼を言いました。
「おね〜ちゃん ありがとう!」
...精一杯のおせじのつもりでした。
すると【あゆ】は俺に歩みより、
「おねぇちゃんやてぇ!かわいいぃ〜!!」
チュッ!
あぁぁぁぁぁ!!!チュッ!って.....
チュッ!ってぇぇぇぇぇ!! <(T◇T)>
≪完≫
霊体験じゃないですがかなり恐かったよ・・・
57 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/11 21:40
保守
>>デヴィル
2chがこんな時に何なんだが、ワラタ。(・∀・)イイ!!
59 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/13 17:01
このスレもう終わり?
60 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/13 18:27
61 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/13 21:07
63 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/13 22:20
>>63 またまた脳内です。。。。。スマソ
なんかオカ板おもいですね(また攻撃?)
他の板、大丈夫だったのに。。。。。
あれ?
かるくなったよ。。。。。
でびるさんいつもありがとね。楽しんでます
>>66 楽しんでもらえて何よりです。
ん?
恐いはずなんだが。。。。。(w
霊系と人間系(おかま等)のどちらがいいですか?
ってゆ〜か、みんなも書いてください。おながいします。
68 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/15 13:16
>>67 おながいされてもネタがないので書けませぬ。
できれば霊系の話キボンヌ
>>68 >おながいされてもネタがないので書けませぬ。
了解です。他の人はどうですか?
>できれば霊系の話キボンヌ
了解しましたです。
70 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/16 13:42
アゲ
71 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/16 22:32
期待あげ
72 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/02/16 22:35
昨日見た夢・・・・
キモい親父が変な目で私の事をみている・・・
私はこいつ気持ち悪いな〜嫌だな〜早くどっかいってよ!って思ってた・・・
そしたらいきなりそいつに胸を鷲ずかみにされ乳首を吸われた。
凄く気持ち悪くて怖い夢だった。
73 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/16 22:38
2月14日の朝、
会社の小太りの女の子にチョコレートをもらう夢を見た。
一方俺の好きなあの子は、なぜか窓からみえる隣の窓にいた
俺は手を振ったけど無反応だった。
目が覚め、ブルーになった。
結局一個もだれからももらわなかった。
>>69 文才がある上にドラマティックな体験をたくさんしててうらやましいよ、全く。
俺なんかどっちともないもん。
ずいぶん前、車に乗って深夜に田舎道を走ってた時に、塀というか生垣の中から
白い服を着た人が出てきて向かい側の生垣に入っていったのは見たんだけどさ。
こんなの話しても10秒で終わっちゃうもん。で実際に話したって「( ´_ゝ`) フーン」だもんな。
「血塗れだった」とか「アヒャヒャヒャと笑ってた」とかなら話してて盛り上げようもあるんだが。
まあ、怖い体験をあまりしてないのはある意味幸せなのかもね。
つまらん話し、スマソです。
気持ち悪い体験・・・・
山梨の山に旦那と石を採りに行った時のことです。
その日は宿も取れなかったので山中だったんですが、車で野宿することになったんです。
私は山中での野宿なんて反対だったんですが、旦那がどうしてもと言うので仕方なくそう
する形になりました。
取りあえず辺りが真っ暗だったので寝ることにしました。しかし、旦那はすぐに寝てしまい
ましたが、わたしは結構霊感が強く、凄く嫌な予感がしてなかなか眠ることができませんで
した。それから1時間程たった頃です。いきなり私の耳元で男の声で物凄い叫び声のような
ものが聞えたんです。私はあまりの怖さに旦那を起こそうとしたんですが、聞く耳をもって
くれませんでした。その後もその声は山の中からも聞えるようでした。しばらくしてその声が
鳴り止んだ頃、能などで使われる笛の音が聞えてきました。わたしは物凄い恐怖に刈られまし
た。それから1時間程したら音がピタリとやみました。
わたしはとにかく寝る努力をして、なんとか眠ることが出来ました。
翌朝、辺りを見回すとなんと昨晩は真っ暗で気付かなかったんですが丁度私たちが車を止めて
いた所のとなりに鳥居のようなものがあり、その奥に能楽堂があったんです。偶然にしても夜
聞えた音を思い出し私は青くなりました。
その日近くの村へ行きその話をしたところ、能楽堂は1年に1度しか使わないそうです。しかも
時期はずれで、昨日使うはずはないと言われました。
もう、本当に怖かったです。2度と山中で野宿なんてしないようにしようと思いました。
やった〜!!
みんな書き始めましたね〜。
これでスレも活性化するといいでですね。
>>74 >文才がある上に
文才って程のものでもないです。ホントにただ書いてるだけです。
>ドラマティックな体験をたくさんしててうらやましいよ、全く。
経験値はかなりあったりしますが。。。。。
体験談ですが
以前ダレかが言っていた
「いたこ28号」さんや俺のように
多少ペンキを塗ってみたらど〜うですか?
(好き嫌いがかなりあるようですが。。。)
スイマセン書き忘れました。
それは夢なのに私は感じてしまったのです。あんなオヤジにやられてるっていうのに・・・・・・
78 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/17 02:00
30歳過ぎた今でも時々あれはなんだったんだろう?って思い出すんだけど・・
十代の頃東北の地方都市を数年おきに引越ししてた
盛岡で高校入学となって下宿生活を始めたが
高2の夏 下宿先が改築することになり
少し離れた知り合い宅へ二週間ほど間借りすることになった
当時の自分は頻繁に金縛りにあっていて
しまいには怖さも感じないくらいだったんだが
間借りした家にいるあいだ
全く同じ幻覚を伴った金縛りがきっちり二週間続いた
その最初は部活をサボって二間続きの部屋で
仰向けでうとうとしていた午後だった
夕立が来るのか外が突然暗くなってきたのを感じた時にそれが始った
仰向けの身体が金縛りになって身動きとれない 音は一切聞こえない
隣の部屋との境のふすまは開け放ってある
天井に向けた視界の右隅に古い足つきのTVがあるのがわかる
画面になにも映っていないいわゆる砂嵐の状態
そしてさらに視界の隅に素っ裸の赤ん坊が見えている
部屋の境目のあたりに投げ出されたようにして
両の手足を激しくばたばたさせて泣き叫んでいる
まだ歩くこともままならないくらいの赤ん坊
声は聞こえない
赤ん坊とTVがあるのとは反対側
自分と一メートルほど離れて
禿げた中年の男が正座しているのがわかる
よれよれの暗い色の背広を着て 少しだけ残った髪の毛がザンバラに乱れている
正座した膝の上に両手をついて首をうなだれているが
身体が硬直したようにブルブル震えているのが感じられる
こんな幻覚が数分続いて やがて解けたのだけれど
翌日から約二週間 この家に世話になっている間ずっと
上記の幻覚を伴った金縛りが続いた
金縛りは二十代を過ぎるとともに
いつのまにか かからなくなっていった
79 :
コピ ◆sAlly.co :02/02/17 05:32
煙草をすいながらこのスレを読むのが好きです。
今夜も同じようにぷかぷか吸いながら、読んでいました。
吸い終わった煙草を灰皿に押し付けて消していると・・・
フィルターと本体(? 葉っぱが詰まっているところ、燃えるところ)
の境目でぱっくりと割れてしまいました。
普段はそんな境目など見る事がないので、フィルターの煙草に面している部分を
見てみました。
ギャ〜!!!
喫煙者の方は、吸い終わった煙草を境目で折ってみてください。
あとあまりの怖さに画像も撮ってしまったのですが、あぷしましょうか・・・?
いらねーよ
あれってぶつぶつ嫌いの人にとっては拷問に近いよな
82 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/17 05:47
煙草吸わないからわからない
霊感が無いという人でも嫌な雰因気というのは何となく
感じとる事が出来ると思う
今から思えば、ちょうどその日はこの「嫌な感じ」が漂っていたような気がする
深夜にいつものように心霊サイトを廻っていた
ある心霊サイトを見ていた時だった
「何かおかしい・・・・・・」
その時は漠然とそう感じただけだった
何かがおかしいのだが、それが何か判らない
ディスプレイには心霊サイトによくあるような背景が黒のごく普通の
ページが大きく写し出されていた
つまり、自分の部屋がディスプレイに反射して映しだされる状況だ
特におかしい所は見つからない
しかし、何か違和感がある
よくある話だと自分の背後に他の人が見えるとか・・・
でも、そういった事もない
違和感を感じながらも俺はそのままNetを続けていた
何分経っただろう
突然、その違和感の正体に気がついてしまった
違和感の正体はPCに反射して映っている俺の顔だった
鼻の形、唇の形、顎の輪郭が明らかに異なっていた
つまり鼻から下が「俺以外の誰かの顔」なのだ
俺はそれに気づいた事を悟られないようにごく自然に振舞い
あせる気持ちを抑えながらそのサイトを閉じてPCを終了させた
しかし、それは無駄だった
何故なら、そのサイトを閉じようとした時、口元がニヤリと歪むのを見たからだ
まるでイタズラを見透かされた時のような「判ってるんだよ」といった感じの
笑いだった
84 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/17 16:59
幼なじみの友達の家庭は家族揃って某学会員。
部屋にはその関係の本やビデオがいっぱい並んでいるし
購読してるのはアノ新聞だし、壁に色々とそれらしきものが貼ってある。
でも友達もその家族も楽しい人達だし、ごく普通に接してくれるから
特別奇異には感じていなかった。
というよりもイメージは最高に良かった。
そこまで悪く言われている理由が全然分からなかったくらいに。
けれど先日遊びに行った時、その子に満面の笑顔で言われた。
「今度セミナーあるんだ。いいお話沢山聞けると思うから一緒に行かない?」
さて・・・・・・・・・・・どうやって断ろう・・・・・。
なにせ小さい頃からの友達だから・・・・・。
小3の時の事。
真夏の夜中、両親と弟は別室で、私は従姉と一緒の部屋に寝ていたのだが、
ふと手に触る柔らかいぶにぶにした感触で目を覚ました。
目を開けるとそこには女の人が私を見下ろしていてこういった。
『何でお前だけ楽しそうな夢みてるんだ』と。
見ていた夢はドラえもんだった。(消防だったし)
しばらくするとあの女性は消えて、腰を抜かした私は従姉のところへ這っていき
手を繋いで寝た。
翌朝従姉に何か見なかったか聞いたところ、
『何か白いものが見え出したから、目を閉じてた。』
とのこと。
ちなみにあの時手に触った柔らかいぷにぷには、
弟(当時2歳)がびりびりに破いた(と思われる)
おしっこをたっぷりと含んだパンパースのゼリー状吸収体だった。
真剣に怖かった。
86 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/17 23:19
おお、久々のでびるたん以外のかたの良質怖レスが。
うれしいのでage。
ありがちだけど俺は
>>83が恐かったよ。。。
みんなマジ恐系の話なのでちょっとビビッたよ。
89 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/18 03:17
友人の話です。
某ディズ●ー●ーでオープン前にペイントのバイトをしていたとき。
園内を歩いていると、
何故か地面から人間の「頸」が生えている。
目を疑って、アトラクションで使う人形かもしれないと思い、
もう一人の子と一緒に、「これ、なんだろうね?」と
じーっと良く見てみても、明らかにやはり生えている。
一つだけ変な場所にあり、ちょっとその場を離れたら無くなっていた。
しかし真っ昼間なので、全然恐怖感なし。
他のバイトの人たちも色々と変なものを見たらしいが、
そんな感じなので、みんな結構平気だった。
ということでした。???不思議だ。
90 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/20 23:55
保全
91 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/21 17:09
>89
うへぇ…この間行ってきたバカーリダヨ
大型テーマパークって人が集るから、異界の住人も集りやすいのかな(;´Д`)
92 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/22 18:20
(゚д゚)アゲェェェェェェェェ
hozenage
頸ってなんて読むの?ヒゲ?
95 :
ダヌル・ウェブスター:02/02/24 21:48
しょういんしん
小学生のころ、昼休みクラス全員が先生に怒られました。
あたしはうざったくって、よそを見ていたのです。
そしたらドアから誰か覗いていて、その時は他の学年か
クラスかと思っていたのです。
それは、眼を離した瞬間すぐに消えました。
ナンなのか分からず、そのまま学校が終わったらすぐに帰りました。
ゲームをやって、ご飯の時間になったので
プレステを消して、電気を消した瞬間。
外から、足音がきっかり三つ聞こえました。
あたしの部屋は二階でした。一戸建てですから、屋根はありますが…
猫だったらすぐ分かります。
その足音は、まぎれもなく猫ではない何かでした。
人がトタン屋根を踏むような、そんな音でした。
…あたしは、ソイツに、ついてこられたんでしょうか。
97 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/24 21:48
>91
客達の何人かは確実に死んだ人だとかいうプチネタも蟻升。
保守
捕手
100 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/27 16:16
100
101 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/28 15:57
遅レスだけど、頸=くび。
89のは、地面から「頭部」が出てたんだろうか?
それとも本当に頸部だけ出てたのか…
何にせよ怖い。age
社会人になり、一人暮らしをはじめた時の話。
その日は、友人が集まってるささやかな
引っ越しパーティーをしていた。
女友達がイベントコンパニオンをやってるコを
つれて来ると言っていて、最初はワクワクしていたんだけど
でも何時になってもそのコが来ないので、心配していると
(携帯がまだ一般的じゃないころなので)
そのコから、家に電話がかかってきました。
「今マンションの前の公衆電話にいるんだけど、ちょっとそっちに行けない...」
「えっ!?どうしたの?」
「マンションに着いた時に、変な感じがしたんだけど
**君の部屋の階までエレベーターで行くと頭が痛くなったの」
「えっ?大丈夫?」
「それで、部屋に近づくと体が重くなって『来るな!』て声がしたの。だから行けない」
ガチャン!!
どうやらそのコ、霊感強いらしいんだけど
こっちは言われなければ、分からないんだし
引っ越したばかりで勘弁しいてくれよーって思った。
(その夜から、ちょっとでも音がすると恐くて
結局すぐ引っ越した)
人間、知らなくてもいい事もあるんだぁー。
>>102 を! やな客先を断る手に使えそーだ! メモ〜
103が核心を突いた
105 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/02 00:34
age
106 :
アジ化ナトリウム:02/03/02 00:38
「Bさん僕の部屋、そんなに汚いかな?」
会社の同僚Cが、突然俺に聞いてきた。
「前に遊びに来てくれたことあっただろ?」
そういえば1ヶ月ほど前に、たまたま近くを通りかかったので、ふらっと寄っ
たことがあった。
「別に汚いとは思わないけど・・・。男の部屋としちゃ、普通じゃないのか。
それがどうかしたのか?」
「それが・・・」
Cは元気のない声で話始めた。それによると、以前からずっと思いを寄せてい
た取引先の女の子をやっとのことで口説いて、自宅に招待することに成功した
のだという。だが、家にやって来た彼女はソワソワと落ち着きなく、一時間も
しないうちに帰っていった。そして、帰り際にこう言ったのだ。
───わたし、部屋を汚くしている人はキライなの。
「そんなに汚れていたのか?」
思わず俺は聞いた。
「いや、いつもよりキレイにしてたんだよ・・・」
「だったらどうして?」
「わからないんだよ。Bさん、見に来てくれないかなぁ」
次の日曜日、俺はCの部屋へ行くことにした。
「やぁ、待ってたよ。入って」
Cは笑顔で俺を迎えた。部屋は実際かなりきれいで、ずいぶん整理整頓されて
いる印象だ。
「彼女が来たときもこんな感じだったのか?」
「そうだよ。どうかなぁ?」
この部屋を汚いという女の神経がわからない。欲をいえばキリがないが、この
程度で帰ってしまうなんて変な話だ。俺はピンときた。だが、それは黙っていた。
「よっぽどキレイ好きなんじゃないのか?ちょっと掃除してまた呼んでみろよ」
彼を慰めるつもりでとりあえず俺はそう言った。まさかその言葉が、彼を遠い
世界に連れていってしまうきっかけになるとは、その時は思いもしなかった。
107 :
アジ化ナトリウム:02/03/02 00:40
翌週の月曜日、Cはうかない顔で出社してきた。
「どうしたんだ?」
「それが・・・」
彼はボソボソと暗い声で話し始めた。
「彼女、部屋に来て1時間もしないうちに、また帰っちゃったんだ」
「どうして?」
「やっぱり嫌だって言うんだ。もうこれ以上つきあえないって・・・」
たぶん俺の推測が正しかったのだろう。部屋が汚いなんてやっぱり口実にすぎ
なかったのだ。だとしたら、いくら部屋をきれいにしたところでムダだ。
でも、それを彼に言えるか?
彼はあまり女性とつきあった経験がない。こういう別れにも免疫がないのだ。
もし俺の推測を聞き、それが正しいとわかったらかなりの痛手を受けるのは
間違いない。この気の弱いやさしい男にいまそれを言ってどうなる。
「もっとキレイにすればいいんだよな・・・」
そうブツブツ言うCに結局俺はなにも言えなかった。
会社でCの様子がおかしいと噂されるようになったのは、ちょうどその頃から
だった。それまで1週間は同じスーツを着ていたのに、毎日クリーニングした
てのスーツを着てくるようになった。もちろんワイシャツもネクタイもそうだ。
そして仕事中、何度も席を立ってどこかに行く。どこに行くのか尋ねると、手
を洗いに行くのだという。
「すぐに手が汚れるような気がするんだ」
彼はそう言って消毒液のビンを見せた。俺をはじめ周囲の人々は最初は
「ずいぶんきれい好きになったものだ」と半分笑っていたが、そのうちに何だ
か気味が悪くなってきた。
だが、自宅での彼はもっとおかしくなっていたのだった。
ある日の深夜、たまたま彼のアパートの前を通りかかった俺はCが必死の形相
で窓ガラスを拭いている光景を目撃した。
不審に思った俺は、彼の部屋のドアをノックした。
「オイ、こんな時間に何やってるんだ」
出てきたCは全身汗びっしょりで、手には雑巾と液体洗剤を持っていた。
108 :
アジ化ナトリウム:02/03/02 00:41
「掃除してるんだ。あとは窓ガラスを拭けば今日のノルマは終わりなんだ」
彼の話によれば、会社から帰宅すると毎日、5〜6時間かけて部屋中を掃除
するのだという。それも中途半端なものではない。床にはチリ一つないように
し、窓には少しの曇りも許さないのだ。家具や棚の上などはホコリがすべて
なくなるまで拭き、台所やバス・トイレも徹底的に磨き上げるという。
「なにもそこまでしなくても・・・」
俺はあきれて言った。
「ダメなんだ。毎日これをやらないと不安でたまらないんだよ・・・」
掃除のあと、彼は今度は自分自身をきれいにするのだという。約2時間もかけ
て、風呂に入り全身を念入りに洗うのだ。
だから、彼が寝るのは毎日深夜の4時頃。睡眠時間はせいぜい3〜4時間ほど
でひどい寝不足だったが、そこまでしなければ不安でとても寝つけないという。
俺は彼がとんでもないことになっていることにようやく気づいたのだ。
半年後、彼の症状はさらにエスカレートしていた。手を洗う間隔は2時間から
1時間と短くなり、いまでは30分おきに消毒液をたっぷり使って洗っている。
手は荒れて真っ赤に腫れあがっていたが、少しも気にする様子は見せなかった。
そして、今日俺はまた彼の新しい症状を目撃した。それは、俺がトイレから
出ようとした瞬間のことだった。ちょうど個室からCが出てきたのだが、不思
議なことに、彼の手には消毒液と数本のタオルが握られていた。
「何してたんだ?」
思わず俺は聞いた。
「体を拭いてたんだ」
「体を?」
「手だけじゃなくて、体もすぐ汚れちゃうんだよ・・・」
とうとう彼は会社で体まで洗い始めたのだった。
109 :
アジ化ナトリウム:02/03/02 00:42
こんな状態だから、もちろん仕事などできるはずはない。彼はまもなく会社を
クビになった。その後、俺は何度か自宅に電話をかけてみたのだが、誰も出な
い。俺は心配になってとうとう彼の家に行ってみることにした。
ドアをあけて出てきた彼は、目のまわりがくぼみ、肌はカサカサでただ瞳だけ
が潤んだように光っていた。
「やあ、いいところに来たね。いま、すごい実験をしてるんだ。あがってよ」
彼は俺を家に招き入れるとテーブルの上に置かれた顕微鏡に向かった。
「今、足の裏の皮をチェックしようと思ってたところなんだ」
「足の裏の皮?」
「うん。さっき恐ろしいことにゴキブリがいたんだよ。でも大丈夫。そいつは
もう外に掃き出したから。だけど、ゴキブリが這い回ってた床なんて、汚なく
てたまらないだろう。だからさっき床を消毒し終わって、それで・・・ほら」
彼は自分の足の裏を俺に見せた。Cの足は無惨に皮がむけ血が滲み出していた。
俺は仰天した。
「お前、血が・・・」
「ああ、1時間かけて足の裏を洗ったんだ。いくら何でももうキレイになった
はずだよ・・・」
Cはいきなりナイフを取り出すと、足の裏に突き立てた。
「うわ、よせ!」
だが、彼はかまわず足の裏の皮を1センチ四方ほど切り取った。その顔に苦痛
の色はない。むしろワクワクしているようだ。
「あれだけ洗った皮だもの。きっと顕微鏡で見たらキレイだろうな」
Cは夢見るような表情で、スライドガラスに足の裏の皮を乗せた。俺は呆然と
して動けなくなっていた。
「雪の結晶みたいにキレイかなぁ」
そう言いながら顕微鏡をのぞきこむ。だが、次の瞬間、彼の顔が大きくゆがんだ。
「ヒイィィィーッ!」
110 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/02 01:15
続きは…?
「ど、どうしたんだ? オイ!」
「雑菌だ!!雑菌がウヨウヨ動いてる!あんなに一生懸命洗ったのに・・・」
顕微鏡から顔をあげた彼の目は、いまにも泣きだしそうだった。だが、その
焦点が合っていない。そして、Cは部屋の中をゆっくり見回しながら言った。
「あなたにも見えるでしょ?」
「え、ええ!?何が?」
「ほら、部屋のあちこちに細菌やウイルス、ミクロのチリがひしめきあってる
よ。そこだよ、ここにも、あっちにも・・・」
彼が指さすほうを見たが、もちろん俺の目にはそんなものは見えない。
「ウヨウヨウヨウヨ、モゾモゾモゾモゾ・・・ヒッヒッヒッヒッ」
泣いているのか笑っているのか判断しがたい声に喉をひきつらせながら彼は
立ち上がった。
「ここにはもういられない・・・でも、どこかにきっと細菌もウイルスもない
キレイな場所があるはずなんだ」
そうつぶやくと、Cは弾かれたように外へ飛び出して行った。
街は雑踏と喧噪、そしてバイ菌で溢れ返っていた。
ウヨウヨウヨウヨ、モゾモゾ・・・。
Cはそれらを振り払うように、何もない空間をでたらめに両手でかきわけながら
走っていた。
最後に聞いたCの叫びがいまも耳を離れない。
「どこにあるんだ?完璧にキレイな場所はどこにあるんだ!」
最初に引っ越しを勧めれば良かったのに
真相じゃなくて、風水がどうとか誤魔化して
>>106-111 ない話じゃなく感じられてとても(・∀・)イイ!
現実起こりそうな話ですなぁ。
オモシロカターヨ
そんなに汚い体なら消してしまえばいい で、あぼーん、と。
117 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/04 02:13
age
118 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/04 02:33
で、彼女が帰ってしまった本当の理由はなんだったのさ?
119 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/04 03:18
俺もそれ気になった
120 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/04 05:26
ふっただけなのかねぇ?
>106
>俺はピンときた。だが、それは黙っていた。
何がピンときたのか気になるじゃないか〜
説明プリーズ!
>>121 彼女の台詞は
Cの部屋から、早く帰るための口実だってことと思われ。
つまり、
>>106がピンときたのは
「ああ、彼女はCに気が無いんだな」
てとこじゃない?
123 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/05 02:01
>>122 普通そう思うけどだったら部屋行くなって話だしな。
しかも2回も行ってるし。・・・まあ創作にこんな憶測無意味だけど。
>123
それはね・・・学生さんにはよくわからないだろうけど
取引先の女の子だから仕事の関係上、しかたなくつきあったんでしょう。
多分、上司と相談済みでしょう。
125 :
塩素酸カリウム:02/03/05 03:40
ガシャン。
両肩にがっしりと安全ベルトがかかり、俺の緊張はだんだん高まっていった。
彼女ナシ歴20年の俺にとって初めての彼女、初めてのデートは、彼女の大
好きな遊園地だった。
スピード狂、スリル狂の彼女がまず最初に乗りたがったのが、このジェット
コースターだ。天まで届こうかという高さから真っ逆様に急降下し、激しい
横カーブを描いて2回転する。
「おもしろそうでしょ、ねっ」
嬉しそうに言う彼女にうなずいて見せたものの、実を言うと俺はジェットコー
スターが大の苦手だ。いや、ハッキリ言おう、恐いのだ。スピードをあげて
上がったり下がったりするときのあの腹にくる感覚が耐えられないのだ。
初めて乗ったのは小学生の遠足で遊園地に行ったとき。これ以上はないという
恐怖感を味わい、降りたあとは一歩も歩けずに吐き続けて大騒ぎになった。
以来、俺はジェットコースターと名のつく乗り物には近づかないようにしてい
たのだ。
ところがついに恐れていた時がやってきてしまったのだ。恐くて乗れないなん
て言ったらバカにされるに決まっている。やっとできた彼女をこんな情けない
理由で失いたくはなかった。むしろ、これはいい機会かもしれない。俺はジェッ
トコースター恐怖症を克服してやろうと決意を固めた。
しかし、そんな決意はすぐに崩れそうになった。係員に誘導された俺たちの
席はあろうことか一番前だった。
「ラッキー!」
と喜ぶ彼女に俺は精一杯笑って見せたが、顔はおそらくひきつっていることだ
ろう。
ブブーッ。
発車のブザーが鳴った。緊張は極度に達している。もう逃げられない、そう思
うと、額から汗が吹き出してきた。手のひらも汗でじっとり濡れている。
その時だ。何か小さいものが靴底に当たり転がるのを感じた。
126 :
塩素酸カリウム:02/03/05 03:41
足をずらし、身を乗り出して見るとそれは小指ほどの太さのボルトだった。
「おい待てよ、ボルトだって?どこのボルトだ。この安全ベルトか、それとも
どこかの部品の一部か?」
そんな俺の焦りや不安などおかまいなくジェットコースターは動きだした。
ゴトン、ゴトン。
ゆっくりと上がっていく。隣で彼女がキャッキャッと喜んでいる。まだスピード
はあがっていない。これくらいなら大丈夫だ。どうってことはない。俺は自分
に必死でそう言い聞かせた。しかし・・・・・。
足元のボルトが気になって仕方がない。もし安全ベルトのボルトだとしたら
急降下した時に外れないだろうか。車体のボルトだったら分解するかもしれない。
そうこう考えている間に第一の急降下がきた。
「キャーッ!」
彼女が悲鳴をあげる。だが、それは喜んでいる悲鳴だ。事実俺に至っては恐怖
のあまり、声さえ出ない。喉がカラカラで今にも吐きそうだ。
ジェットコースターはものすごい速さで、今度は横のカーブに入った。レール
がガタガタと大きな音をたてて揺れる。
まさか───また俺の頭を不吉な連想がかすめた───いや、でももしかした
ら、これはレールのボルトではないのか。レールのどこかに欠陥があるんじゃ
ないのか。数メートル先に、2回転しているレールが見えた。
俺は唐突に小さい頃誰かに聞いた話を思い出した。そう、確かこんな話だ。
昔、ジェットコースターに乗っていた小さな子供の安全ベルトが外れて、真っ
逆様に落ちたというのだ。もし、あそこでこのベルトが外れたら、俺も同じ
ように真っ逆様に落ちる。俺の呼吸は荒くなりまるで犬みたいに胸が激しく
上下し始めた。
127 :
塩素酸カリウム:02/03/05 03:42
いよいよ2回転のコーナーにさしかかる。俺は目をつぶった。まるで、身体
が宙に投げ出されるような気がする。ほんの数秒が無限の長さに感じられた。
ジェットコースターはその後、少しスピードをゆるめてまた上がり始めた。
「ちょっと、大丈夫?」
さすがに俺のおかしな様子に気づいたのか、彼女が話しかけてきた。だが、
今の俺には頷いて見せるだけの余裕はない。もう限界にきていた。
これ以上ここにはいられない。この後、急降下してまたあの2回転がくる。
俺のベルトはだんだん緩くなっているようだ。やはりあれはこのボルトだった
のだ。どこかでブチッと切れるに違いない。
ああ、逃げなければ。とにかく早くここから逃げなくては・・・・。
「何してるのよ!」
彼女のヒステリックな声が耳に響いた。だが、今はとりあっている暇などない。
あの2回転が目の前に迫っている。早く、早く、レールはもう目の高さのとこ
ろまできている。俺は必死で身体をくねらせて安全ベルトを外し、立ち上がっ
た。
彼女の絶叫が遥か遠くに聞こえ、次の瞬間、俺は高く高く空に
舞い上がった・・・・・。 (終)
工房の頃のある夏の日。
よくベッドに入って枕元のラジオ聴いて夜更かししてた。
で、その日も夜中(2時頃)までラジオ聴いてから寝たんだけど、
ほんの少しウトウトした後、いきなり金縛りにかかった。
その頃俺はやたら金縛りにかかってた(週に2日くらい)ので
金縛りにも慣れてたし、自力で解けるようになってたので
「またか」と思って仰向けになってた体を気合で左向きにして解いて寝た。
それで、しばらくするとまた金縛りにかかった。
その時、「あれ、なんか変だな?」と思ったけど、とりあえず眠かったし
金縛りはやっぱ気持ち良いもんでもないので、また気合で左向きになって寝た。
その後しばらくしたら、また金縛りになって目が覚めた。
そうなるとさすがにやばく感じて、今度は必死で左向きになった。
さすがにちょっと眠気は飛んでたんで起きてたら、ふと意識が飛んで
気が付くとまた金縛りにかかってた。
で、最初の違和感に気付いた。
俺は最初の金縛り解いた時に左向きになったはずなのに、いつの間にか仰向けで
金縛りにあってた。
本気でやばいと考えて金縛りを解こうとしたんだけど、今度はなかなか解けない。
そうこうするうちに、今度は耳鳴りまで聞こえ始めた。
その頃の俺にとって金縛り中に耳鳴りってのはよくある事だったので
無視して気合で体を右向きに倒した。
でもまた意識が飛んで気が付くと仰向けで金縛りにかかってる。
<続く>
これを7、8回繰り返した後、また金縛りにかかってたんだけど耳鳴りがしなくなった。
少し余裕が出てもう一回金縛りを解こうとしたら、枕元のラジオから変な言葉が聞こえてきた。
何を言ってるのかよく解からないけど、お経みたいな抑揚で聞こえてきて、
これは初体験だったので本気で怖くなって、金縛りを解こうとしたんだけど、今度は解けない。
焦りまくって必死で解こうとするんだけど全然解けなくて、
枕元のラジオをからのお経のようなものを金縛りにあったまま聞き続けてた。
どれくらい経ったのか解からないけど、俺の中では数時間くらい経過したと思われる時間が
過ぎた頃、ふっとお経のようなものが聞こえなくなってることに気付いた。
それでもまだ金縛りは解けなくて、頑張って解こうとしてたら、俺の右側にある小さい窓から
いきなり、バンバンバンバンって物を叩くような音が聞こえてきた。
俺は怖くてたまらなくて目を閉じて頭の中で南無阿弥陀仏南無妙法蓮華経ハレルヤーアーメン等
知ってる限りの宗教用語を唱えつづけてた。
そうしたら、頭の方にある大きな窓から、バン!って一発大きな音がなった後、
ビチャって液体がかかった音がして、それを最後に音が止んだ。
それでもまだ目を瞑ってじっとして宗教用語を唱えつづけてたんだけど、
いつの間にか気を失ってた。
気が付くと、夜が明けて朝焼けの時間になってた。
<続く>
それで、とりあえず部屋から出て台所に行って麦茶を飲んだらだんだん眠くなってきて
自分の部屋に戻って寝た。
起きたら昼過ぎで、部屋は何とも無くて、昨夜の事が夢みたいだった。
というより夢だと思い込もうとしてた。
で、昨夜のことは考えないようにして普段どおり生活して、
夜にクーラーつけて部屋でマンガ読でる時にふと小さい窓の方見たら、
クーラー付けてたから窓に水滴がついてたんだけど、たくさんの子供くらいの手形の形に
水滴がついてない部分があった。
で、大きい方の窓を見たら一個大人くらいの手形の形に水滴がついてない部分があって、
その横に10センチくらいの大きさで、なんか液体がかかって垂れた後みたいに
水滴がついてない部分があった。
怖くなって窓を拭いたら、解からなくなったんで寝た。
それから6年その部屋で生活してるけど、別に何も被害は無い。
金縛りも20歳頃からかからなくなった。
でもまだクーラーつけたら、手形と液体のかかって垂れた後みたいな部分に水滴はつかない。
<終わり>
高校のころ、
俺の妹が通学途中の電車の中で、
変な男にカッターでスカートを切り裂かれた。
男はすぐに周囲の人に捕まり警察へ。
俺の親しい友人の親父だった。
しかもその友人の妹は俺の妹と同じ学校の同級生(面識はあまりなかったらしい)。
俺も親にはあまり恵まれてなかったためか、逆に同情してしまい、
皮肉なことにその友人とはさらに仲良くなった。
恥ずかしげもなく、面と向かって親友と呼べるほどに。
一ヶ月後くらいから、
夜中に無言電話がかかってくるようになった。
あまりにしつこいので、夜になると電話線を抜くようになった。
妹が夜道を1人で歩くのが怖いといいだした。
いわく、誰かに尾行されてるような気がするらしい。
俺もそんな感覚を覚えてた。
とりあえず、単独行動は控えさせ、
部活などで遅くなるときは俺が迎えに行くことにした。
友人の妹が学校を辞めた。
嫌がらせはエスカレートした。
夜、石を投げ込まれ窓ガラスが割られたこともあった。
だが犯人はすぐにわかった。
尾行といっても所詮素人だし、彼女は普通に深夜家に来て、
ドアを無表情で何度も叩いていたこともあった。
友人の母親だった。俺も何度か会ってたのですぐにわかった。
彼の母親は栄養士か何かで稼ぎの多い人だったらしい。
共働きの家庭ではままあることらしいが、
それは夫の収入を上回った。
稼ぎの多い妻に対する劣等感、自分に関心のない子供たち、
共同住宅における近所つきあいやその軋轢。
圧迫され、彼の父親は精神を磨耗した。
事件が起こった。
友人はプライドからか、あまり詳しくは話さなかったが
その後の彼の家庭に起きた混乱は察するにあまりある。
誰がどうやって調べたのか、彼の家にも無言、脅迫電話がきてたらしい。
そんな状況で俺と普通に接していた友人のことを思うと、
どうにもいろいろと踏みきりがつかなかった。
彼にしてみれば、被害者の兄である俺となんとか付き合っていくことが、
ぎりぎりの、自尊心を保つ強がりだったんだと思う。
内心では俺に憎しみさえ覚えていたのかもしれない。
とにかく、俺はそれとなく友人に彼の母親のことを話し、
しばらく様子をみることにした。
嫌がらせは止まった。
様子を見るまでもなく、毎晩続いていたそれらは、
友人に話したその日に終わった。
卒業後俺は大学へ進学し、東京に引っ越したが、
いまでも彼とは連絡を取合っている。当時のことは何も聞いてない。
気がかりといえば、実家にいる俺の妹のことくらいだ。
俺がうちを出てからしばらくして、
また時々誰かにつけられてるような気がすることがあるらしい。
気のせいだとは思うが、正直怖い。
>122
あ、そっちの方か
オカ板だから、彼女が実は見える人で掃除好きになっちゃった奴は
霊に憑かれちゃったとかいうベタベタな展開をちょっと期待してたんだよね
136 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/05 23:55
>>131-133 ヒイィィィ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ちょっとどころじゃないわ・・・恐過ぎます
よくあるパターンだとその友人が犯人ってのだけど
いきなり母親がでてくるところに妙にリアリティが・・・
さらっと妹が学校を辞めたとか・・・文章うまいね(・∀・)
私が高校在学中に、部活の先輩から聞いた話。
うちの高校は歴史のある古いとこで、生徒の間で、戦時中プールが空襲で
亡くなった人の遺体置き場に使われていたなどの噂(真偽は不明)が流れており、
当然校舎もかなり古いのです。
校舎は4階建てで、西側・東側に同じ形の建物が向かいあわせてたてられ、
その真ん中あたりに二つの校舎を結ぶ渡り廊下が各階につけられていました。
最上階である4階の渡り廊下は他と違って屋根がなく、暖かい日などには
昼休み女子がかたまってお弁当を食べている光景が見られました。
先輩の友人が1年生だったある日、放課後部室に残っていたその友人のもとへ
用務員の方が、そろそろ施錠をするから帰りなさい、と部室にたずねてきました。
友人は用務員と共に部室を出て、その施錠の作業にしばらくついていきました。
しかし、その用務員は、4階西側の渡り廊下に通じる扉の鍵は閉めなかったのです。
不思議に思ったその友人は、理由を聞いたそうです。すると、
「ここの鍵を閉めるとな、必ず夜中にいきなりここの扉を叩く音がするんよ。
すごく乱暴に叩かれて、30分くらいずっと続くねん。」
ちなみにこの用務員さんも泊りがけの時数回聞いた事があるそうで。
。。文字にすると怖くないなあ。先輩の語り口は怖かったんだけど。
8年ぐらい前の春におじさん夫婦(嫁が俺の祖母の妹)といった
日光東照宮での話です。俺が小六の時かな。
そのおじさんとは血は繋がってないけどちっちゃい頃から面倒みて
もらってて親戚の中でぴか一で好きだった。
ただ建設作業員という職業上、怪我しても病院行かなかったりとか
結構荒っぽいところがあって無茶をするおじさんだった。
東照宮を俺と父親とおじさんで歩いてた矢先、ふとでっかい木が
目に留まったんだ。案の定、その木は御神木だった。
俺と父親は『おっきいねー樹齢何年ぐらいだろう?』何て話をしてる
側で何を思ったのか、おじさんはその御神木の皮を剥ぎ出したんだ。
おじさんは冗談半分で笑いながら、面白がって皮を剥いでた。親父は
かなりヒいてて俺もガキながらにヤバさは何となく分かった・・・・。
(続く)
140 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/06 14:57
昼間に見た右翼のワゴン・・・
パラパラを大音量で流していた。
いつも軍歌みたいなのを流しているのに
一体何が彼等に起こったのか!?
ちなみに運転手はパンチパーマのおっさん
神木の剥がされた皮を手に持って俺たちに見せびらかしてた。
あまりに圧倒されてその時おじさんが言った言葉は未だに
思い出せない。(お守りだとか言ってた覚えが少しあるのだが。。。)
まぁ旅行も無事終わり、『おじさんも無茶するなー』と苦笑いだけ
で済めば良かったんだけど・・・・・。
それから間もなくおじさんが体の不調(頭痛)を訴えだしてるって
おばさん(嫁)から親に連絡があったんだ。
最初は、大酒飲みだから二日酔いだろうと親も思ってたんだけど
一応念のために病院に行く事を進めたんだ。
でもおじさんは病院が大嫌いだから、寝てれば直るといって
断固拒否した。
その数日後だった。朝、おじさんが洗面所で倒れてるのをおばさんが
発見。救急車で運ばれたが、くも膜下出血で死んでしまった・・・.
なんでも頭から湯気が出るくらいの出血だったらしい。
神木を剥いだのと直接的な関係があるかは定かではありません。
でもそういうことは絶対に面白半分でやらないほうがいいと思います。
以上です。怖くなくてごめん。
142 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/06 19:11
大掃除をしていて、引き出しにいつ買ったか、もらったか忘れたお守りが
あちこちから3個でてきた。ちょっと気になったけど、他の書類と同じにゴミ箱に
捨てた。するとその日、しばらくして立て続けに3ヶ所、怪我をした。
ハットして 慌ててゴミ箱をあさりお守りを引き出しにもどした。
3日前のマジ話。
夜寝ていたらハァハァと言う声で目覚めたんだけど
金縛りにあっていて体が動かなかった。
とりあえずイイヤと思ってマターリ寝ようとしたら
耳元で「すみません。すみません。すみません」と言う男の声。
気が付いたら抱きしめられていてビクーリ。
でもウザイと思ったら、いなくなった。根性ねぇヨ。
146 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/07 04:07
みんなひさしぶりっす!!
マジ恐系のネタが増えてきましたね〜。
以前「ちょっと恐い話を集めるスレ」にうpした話を
ホームページにしてみたんですが
俺ネタが15〜6本しかなく限界があるんで
このスレで「俺の話使っていいよ」って方いませんか?
当然、HNも紹介しますので・・・
ホームページ作るにあたって過去ログ見直したら、
俺の文章むちゃくちゃだったよ。
ハズカシカターヨ。。。。。
お、でびるたん、ひさしぶり!
ロムっては、時々書き込んでた者ですが、ホムペ作ったの?
楽しみだね〜、自分は凄い話ないから、協力できなくてごめんね。
>俺の文章むちゃくちゃだったよ。
そうかな。どうだろ。過去ログ自分も見てこようっと。では頑張ってね。
>>148 ひさしぶりっす!!元気でしたか?
って名無しだからダレだかわかんないよ。。。(w
>楽しみだね〜
ありがとう。でも2ちゃんねるでHPのURLは晒せない。ごめん。
前に晒した子がF5攻撃受けてたから。。。
>協力できなくてごめんね。
>では頑張ってね。
ホント、オカ板はいいなぁ〜。愛があるよ。。。
スレ違いになるのでROMになるね。
みなさんよろしくおながいします。
だーね、だーね(w
って、間に誰も入らない事を願って・・・
自分は感想を書いてるだけだから名無しなのよん。
わざわざレスありがとう。(心で握手って感じで。)
あ、ホムペのことは、わかってるから気にしないでねー。
あ、2ちゃんも忘れないでねー。
じゃ、ロムに戻ります。
誰か、協力してやってくでー。>オール
>147
俺もいくつか書き込んだけど、ネタ元は本からなんだよね
しかも転載禁止のから。
>>147 2ちゃんねる内の書き込みは転載自由です。
>>150 多謝。
>>151 そっかぁ残念。
>>152 そうなんだ。でもネタ本転載禁止がちょっとネック。。。
>2ちゃんも忘れないでねー。
2ちやんねる引退しないよ〜(最近流行ってるが。。。)
他スレで楽しみにしてくれてるってレスをもらったので
今日中に1話うpします。
またあとで。。。。。
ROMって言って書き込んでスマソ。
新作うpの予告ってことで。。。。。(w
新作とゆーか、ホームページに掲載するのに順番待ちしていた分です。
脳内から書き下ろしたばかりです。
『 ミステリーツアー2 』
今回の行き先決定者は俺です。
マターリしたいのと恐怖体験を避けたかったので
恐い噂のない某温泉に行きました。
ホテルに着き夕食も食べ終り
野郎ばかりじゃ楽しくない!
↓
ナンパする
↓
撃沈
↓
簡単なのは?
↓
お金を出せばイイ!
↓
じぁ〜飲み屋
と安易な考えのあふぉな4人でした。
旅の恥は描き捨てとばかりにスナックではどんちゃん騒ぎ(死語)。
楽しい時間を過ごしましたがいつものメンパーです。
またまたKがやってしまいました。
K 「ここの土地に昔からある都市伝説とか恐い話ってないの?」
..........ヤッチャッタ
スナック店員
「あるよ。○○ホテルの706号室で何年か前に無理心中があって
親は助かって女の子だけ亡くなったみたい。
で、その子の霊がホテル中を泣きながら『おか〜さ〜ん。おか〜さ〜ん』
って探しまわってるとかって恐くない? 雑誌にも載った話やけど‥…」
...........
≪続≫
T 「あんたぁぁぁぁぁ なんてこときくのぉぉぉぉぉ!!!
○○ホテルの706号室って、僕らのとなりの部屋じゃないのぉぉぉぉぉ!!!」
ちいさなスナックにTの大きな叫び声が響き渡りました。
そんなTをなだめ(なかば強引に)ホテルに連れて帰りました。
寝床に入り話をしていましたが旅の疲れか
ひとりふたりと寝息をたて出し、気が付くと俺だけが起きています。
自他ともに認めるチキンでヘタレな俺は
スナックでの話を思い出し恐くて眠れません。
布団を頭からかぶり、羊を数えてみました。
ヒツジガイッピキ。
ヒツジガニヒキ。 ....
ヒツジガサンビキ。 ーン
ヒツジガヨンヒキ エーン
ヒツジガゴヒキ。 ウエーン
ヒツジガロッピキ。 ウエ〜ン
ヒツジガナナヒキ。 ウエ〜ンおか〜さ〜ん
???.....う・え・ん? うえ〜んって!?ダレか泣いてる!?
で、でたぁぁぁぁぁ!!
そっと布団の隙間から声のする方を覗くとTが布団の上で座って泣いています。
≪続≫
Mに伝えな!M起こさな!
しかし俺の横がT。
頭を突き合わせてK。
右斜めがMです。
K|M
― ―
俺|T
とりあえず、Kを起こすと立ち上がり、寝ボケているのかウルトラマンのポーズ。
..........バカ
俺はMが寝ている布団まで布団をかぶったまま這いずって行き、
「おいっ!M!起きれって!」
と言うとMは
「なんやねん、おっさん!(俺のことらしい)
Tのことか?憑かれただけやろ。ほっとけや!」
あぁぁぁぁぁ 知ってて寝てるぅ
こいつにゆってもムダやったあぁぁぁぁぁ!!
「いや。眠いの解るけど、Tこのままやったらマズいんちゃうのん?」
するとMは起き上がりKとTに向かって
「K!!おまえは何、寝ボケてんねん!
T!!おまえはいつもいつもなんでそんなにすぐ憑かれんねん!」
と怒り、そして霊に向かって(実際はT)
「おいっ!クソガキ!おまえ早く成仏せいや!
オカンに会いたかったらどこぞの刑務所におるわい!」
と霊に向かって説教をしました。すると霊(T)は
「ちっ!おまえらに憑いてもムダみたいやな!俺はガキ違うぞ!」
と捨て台詞を残し気配を消しさりました。
って、女の子の霊と違うやん!!おまえ何体憑いてんねん!!
≪完≫
同じくワロタ!
やっぱ、Tさんのの存在が最高だね。腹いて〜(W
そしてMさんは相変わらず最強!
寝る前に楽しいひと時をありがとう。
>>157>>158 恐いはずなんですが。。。。。。。。(w
【オカ板的レスをひとつ】
>寝る前に楽しいひと時をありがとう
かなしばりにあえ〜!!
って、もう起きてるか。。。
ps.ホームページの作成とか忙しかったりするが
俺ってばこのスレで育ててもらったんでまた話をカキコします。
みんなの反応もすごく参考になるし。。。
>>159 しまった〜!!
ちょっと別ハンのキャラ出てるよぉぉぉぉぉ!!!
うん。ダレかわからんはず。ヤツらさえみなければ。。。
あぁ〜どうした俺っ!!あせるな俺っ!!
うん。ぼくなにもしらないよ。ほんとだよ。。。
もう結婚した女性の友人がいるんだけど
最近たまた彼女の実家の米屋の担当になりました(OAの営業やってます)
妊娠中の彼女が今店番してて よく店先で茶などゴチになってます
で 二三日前の話し
彼女学生時代から霊感の強いひとで 彼女の家に地縛霊がいるって話は以前から聞いてたんです
その日もちょうどその話になって
「そいえば地縛霊ってどこにいるの?」って僕が聞くと
彼女は平然と店の奥の米やら味醂やら雑然と積んであるあたりを指差します
僕は眼をこらそうが どうしようが何も感じないわけですが
彼女は「いるよ ずっと昔からあそこに 今もこっちを見てるよ」って
僕にしたら「へええ〜」って言うしかないわけです
新たな来客があって 僕が伝票切って立ち上がろうとしたら
彼女が僕に目配せしてるんです
どうやら その来客を見ろってことらしい
来意は新しく担当になった問屋の挨拶ってことだったけど
彼の目線が不自然に何度も店の奥に向けられている
明らかに店の奥 僕には米袋と瓶が見えるだけの場所が
彼には気になり怯えた様子だった
この種の人達って確かにいるんだな と
そう思った次第です
>>161 知り合いにそういう人がいると、いろいろ教えてもらえていいね。
163 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/10 15:03
>>162 でも知らない方が幸せってこともあるかも。
見える人が、お払いもできる、とは限らないみたいだし。
「あなたの首に血まみれのバーサンが巻き付いてるよ」
なんて言われちゃったら、イヤくない?
でびるくそ死ね
165 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/10 16:28
インターネットがここまで広がる前、ニフティサーブが主流だったんだけど、
そこのシステムで、PATIOっていう、個人で開設できる掲示板があったんだよ。
ニフってインターネットよりセキュリティうるさかったんで、2ちゃんみたいな
匿名なんてありえなくって、書き込めばID晒されて、個人が特定できる仕組み
になってるし、PATIOも開設した本人が許可しない人はまぁ入れないモノだと思ってね。
PATIOってのは趣味が共通する友達なんかが集まって、雑談するのがメイン。
で、今から話題にするPATIOも、まぁそんな感じだった。参加者10数人ってとこ。
しばらくして誰かが『さいきんMさん(主催者)カキコないね?元気?』と書いた。
けど、レスがない。
心配した誰かがメール出したけど、やっぱり返事が来ない。
それでも新しい製品がでたんで、みんなそっちの話題に気をとらててて。
そんなときひょっこりMさんの書き込みが。
『最近事情があって、書き込みできなくなりました。でもみんなはここを
ずっと活用してくださいね。』
みんな、大変だね、落ち着いたらOFFでもしよう、とレスを返し、
Mさんは参加しないけれど、いつも通り書き込んでいた。
それから5ヶ月くらいして、PATIOが何の前触れもなく閉鎖した。
メンバーは入れなくなって不信に思ったが、メール出してもID削除されてるから
連絡つかず。しかたないので、別のメンバーが新しくPATIOを立てた。
そこで、メンバーの一人が意外なことを言い始めた。
『Mさん、去年の8月に亡くなってたんだって。取引先にMさんのお兄さんがい
たのは知ってたけど、先日自分が担当になったから初めて話したら、そう言う
んだ。ニフはカード引き落としだから、処理忘れた講座が残っていたのかもし
れないって』
Mの兄はパソコン通信など知らず、彼の家にあったパソコンは触れずに
そのままにしてあるとのこと。
皆、お悔やみの言葉をアップしたが、そのうち誰かが言った。
『なぁ…過去ログ調べたけど、Mの最後の書き込み、10月だぜ?』
悪戯なのか、事情を知っている第三者の配慮なのか、それとも。
ちなみに保管してあったMさんのパソコンには7月中旬からのアクセスログはなかった。
166 :
でびる ◆DEVILo9. :02/03/10 21:06
>>164 うん。俺もあんたの意見に賛成だね。
ヤツはクソだね。氏ねばいいと思われ。。。。。(w
でびタン死なないで〜
でびたん、面白かったっす!
実際は洒落にならない状況だろうに、ここまで笑わせるとは…。
「ヒツジガイッピキ。」のくだりも、声がだんだんと聞こえてくる様子が視覚的にも伝わりましたよ。
次も期待しています!
>>167 ごめんなさい。マジレスするよりいいかなって思たんで。。。
>>168 死んでから書き込みするってのもネタ的に。。。。。って
>>165の話でした。スマソ
>>169 >面白かったっす!
いや。。。。。そうじゃなくて、ほら、別のがあるでしょ!?AAでガクガクブルブルとか。。。。。(w
>視覚的にも伝わりましたよ。
伝わってすごくうれしいです。マジでうれしいです。ありがとう。
でびタンて、なかなかのアーティストだね。すごく面白いよ。
怖いのもオモロイのも両方好きさ。
そうそう、でびるたんの文章って、才能あるだけじゃなくて、やさしさも溢れてる気がする。
怖すぎるじゃねーか、ゴラァ!!トイレ行けね−よ(TロT) エーンって言う風にさせるだけじゃないのが
でびるたんなんだよ。
恐怖を植え付けるだけじゃないのも、必要って事だね。
大丈夫、ちゃんと怖さも伝わってると思う。だから、みんな面白いと思うのさ。
でびの話は別にいーけど、それに感想言ってるやつらがキモイ
175 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/12 22:39
>174
同意。吉野屋コピペじゃないけど、
「刺すか刺されるか」の殺伐とした雰囲気が2ちゃんのいいところだと個人的に思ってる漏れとしては、
下手に馴れ合われてほのぼのムードだと妙に萎えてしまう
少しなら気にならないけど
こうも引きずられてるとイヤーーンな感じだ(w
馴れ合いがウザ過ぎるんでこのスレには来たくない
それさえなければいいスレなんだけどな
感想とか、言って悪いの?このスレ。
とりあえず、オロオロ、ソワソワしてみる。(w
最近ホームページを開いたので
ネタUPしてその後にもらうレス(意見/感想)
ってカナーリ参考になって助かるんだが。。。。。
霊感とかには全く縁のない自分だけど、
子供のころ不思議な体験があった。
小学生の頃虫に興味があって、カミキリムシを捕まえたんで
嬉しくてプラモの箱に入れてた。翌朝見ると動かないんで
窓から捨てたのよ。
んで数日後の夜寝てたら、顔に違和感があって触ってみると
カミキリムシがへばり付いてた。掴んで捨てようとしてる時の
「ギ、ギ」という鳴き声が忘らんない。
全然恐くねーか。
お前のホームページなんぞ知らん
>>178 一意見。
最初の頃の話の方が良かった。
最近のは何だかキャラの個性が強すぎっつーか笑いに走り過ぎな感じ。
182 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/13 03:50
とある場所に首の無い地蔵があった。それはもちろんいわく付きのものであり、
その地蔵に触れるとかならず災難にあうというものであった。
ある時、その土地のテレビ局がその首なし地蔵を取材することにした。
取材に行くものの中には、ディレクターのAとアシスタントのBがいた。
無事に取材を終え、帰ろうとしたとき、AがBに言った。
「おい、お前あの地蔵さわってみろよ。」
Bは上司であるAに逆らうことができず、その地蔵を触ることになった。
(何も起こりませんように!!)
そう祈りながらBはその地蔵に触れた。
Aはなにか起きることを期待していたが、結局その時は何もおきず、皆は帰途についた。
それから何日かはBの身に何も起きず、Bもそのことを忘れはじめていた。
そんなある夜、Bの家の電話が鳴り響いた。
プルルルッ!プルルルッ!
「もしもしBですけど。」
「もしもし。」
その声はAのものであり、電話の内容は今すぐ会社に来てくれというものだった。
このような呼び出しはしょっちゅうであったBは、すぐに会社に向かおうと家を出た。
その時 家の前の幹線道路を走っている大型トラックにBは轢かれてしまった。
幸い命は助かり、入院している所に、Aが見舞いに来た。
「災難だったな〜。まあ命が助かっただけでもよかったよ。」
「そうですね〜。あっ、ところであの時の用事は何だったんですか?」
「え??用事??」
「僕が事故にあった夜にAさん電話してきたじゃないっすか!すぐ会社に来いって!」
「え?俺電話なんてしてないよ!あの日だって家で寝てたし・・・」
<終>
馴れ合ってるところなんか、いっぱいあるよ。
またーり、またーり。
>>178 ホームページ作ったの?ここでURL晒せ・・・ないか?見たいな。
>>180 ガ━━━━━━Σ(゚д゚lll)━━━━━━ン
>>181 サンクス。ちょっと笑いにはしり過ぎてたかも。。。
>>182 これほしいなぁ。。。でも、著作権に触れそうだね。コピペっぽいし。。。
>>183 マターリマターリ
>>184 無理っぽい感じです。F5攻撃受けたくないから。ごめん。
>でびる
ここあんたのスレ?
みんなはあんたのホムペのためにカキコしてんじゃないんだよ。
見てて不快。
187 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/14 17:51
>「でびる」さんの話
大体面白いんですが…漏れは他の人との感想とは違って「Tさん」が
みんなからコケにされててそれで笑いを取ってる感じの
話が多いのがちょっと引っかかるかな?
(あんまり学校教師みたいな無粋なことを言うつもりは毛頭ないですけど)
たまには「Tさんの逆襲」みたいな感じの話も作ってくださいな
ROM厨なので気に入らなければスルーしてちょ
189 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/15 19:07
>187
それのどこが全レスの断りになってるんだ?
>でびる
煽りは気にしなくていいよ。マターリが嫌いらしいから。
感想を書きたい人は書けばいいし、感想を読むのが嫌なら読まなければいいと思う。
ホムペも協力できる人がいればしてあげればいいんじゃないかな?
全レス返したことを不快に思っているヤシもいるが俺は全レス返したからってなんとも思わないけどね。
俺はでびるの話が好きなのでうpは続けてくれよ。
>190
( ´,_ゝ`)プッ
>191
( ´,_ゝ`)プッ
>190
禿同。レス初めてですが私ここの雰囲気好きです。
デビルさんの話もとても面白く読ませていただいてます。
本から転載されている話を見つけると「知ってるー!!」
なんて思わず言ってしまったり。
私自身も体験談とか多少あるんですけどパソ持ってない
ヤドカリ2ちゃんねらな上に文才ないので巧く書けなくて…
ちなみに今いるマンガ喫茶には、 います。
194 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/16 15:07
っていうか、連れてきてますね。
白泉社系のマンガ読もうかな、なんて思ってたんですけど
その付近でネットに講じている人がうしろに何人か背負っ
てるようなので恐い恐い。
姿が見える訳じゃないんですけどね、人ってオーラみたい
なの、あるじゃないですか、それを遮る影が三つくらい見
える。空気も重いし。
ほんとは帰りたいんだけど帰らないのはその時6時間パッ
ク料金払った直後だったから(w
背負ってるていえば、
友人の母ちゃんが霊能者に視てもらったら
200体の霊背負ってることが判明、て話思い出した
凄っ!貰いそうだから絶対お知り合いになりたくないっ!!
私が小学校の頃、うちのばーちゃん某学会員で、座談会で
貰ってきた「奴」に私、夜中顔踏まれた事あるよ。
…臭かった。
>>196 200って、数えたんかい! その霊能者は。
199 :
ぼっこし屋 ◆byCRAsh. :02/03/17 02:33
>>198 その友人の母ちゃんはその霊視後
宗教にはまってしまって現在に至っているのさ。
と言えば、大体分かった?
200体
200体の内訳を言いますと
メリー、サリー、マリア、アグネス、マーサ、ポニー、テレサ、ドーラ、シシリー、カヌレ、アニー、アニス、カロライン、ローラ、
グロリア、スノー、ハーブ、オウリマ、ミルキー、ミラーナ、ルル、エール、ウクレレ、グレタ、クローネ、ケイ、サチ、リンダ、
ハナコ、フランソワ、プリシア、アンジェラ、チャム、シアン、ナツヨ、ピピ、オトメ、ミザリー、アン、コウフジン
以下続行
205 :
稲川淳二「中国のお面」:02/03/17 20:37
私の知り合いの実業家の方で、物を集めるのが趣味の方がいるんです。
その人が集めた物の中に、古い時代の中国で作られたお面があったんです。
そのお面というのが、よくできた物でね。お面をかぶると胸元のあたりまで
飾りがたれるようになっていてね、すばらしい物だったんですよ。
彼もたいへん気にいってね、ベッドルームに飾ることにしたんですよ。
ある夜のこと、彼がそのベッドルームで眠っていると、突然、目の前が真っ赤
になるのを感じたんです。目を閉じたまま、太陽に顔を向けるとまぶたが
真っ赤に見えるでしょう。ちょうど、あんな感じだったそうです。
「火事か!?」
と思って目をあけてみると部屋中が真っ赤に見えるんです。もちろん、本当の
火事ではなく、ただ、部屋の中が真っ赤に見えるんですよ。その様子と言えば
紅蓮の炎につつまれたような状態、まるでそんな感じだったんですよ。
翌朝のこと、彼の店で働いている人から電話がかかってきたんですよ。
「たいへんです。昨晩、店が火事で燃えました」
くわしい話を聞いてみると、彼の部屋が真っ赤に見えた頃、ちょうどその頃に
火事が起こっているんですよ。
それから、しばらくたった日のこと、彼はまた、目の前が真っ赤になるのを
感じたんですよ。目をあけてみると、また、部屋が真っ赤になっている。
今度は血に染まったような色になっているんです。
206 :
稲川淳二「中国のお面」:02/03/17 20:38
翌朝、彼の家にかかってきた電話で彼は従業員の女の子が昨晩、自殺したこと
を知ったんです。
「なぜ、あんな風に部屋が赤くなるんだろう?今度、部屋が赤くなったら調べ
てやろう!」
と彼は考えたんです。
3度目におこったとき、彼は窓ガラスの方に赤い光があることに気がついたん
です。そのとき、彼は窓ガラスに男の顔、うらみ顔をした男の顔が浮かんでい
るのに気がついたんです。
怖い物知らずの彼は窓ガラスに向かって歩いていったんです。
ところが、彼が窓の近くに行くと男の顔は消えてしまったんですよ、もちろん
窓の外には何もないわけですよ。しいて言えば、彼の宝物のお面が窓ガラスに
反射して写っているくらいなんです。
気になった彼は霊能者のもとを訪れ、事情を説明したんだそうです。
「あなたの部屋にその事件が起こり始める前に、はいった物はありませんか?」
「中国製の時代物のお面を手に入れ、部屋に飾っていますが?」
「一度、そのお面を持ってきてください」
霊能者にそう言われた彼は、再びお面を持って訪ねていったんです。
そして、霊能者の人にお面のはいった包みを渡そうとすると、霊能者の人が、
「うわーっ!」
と悲鳴をあげたんです。
「あ、あなた、なんてもの持ってきたんです。その包みにはいっているものが
なんだか知っているんですか? それは生首なんですよ!」
彼がお面と信じて飾っていた物、それは生首を利用して作られたお面だった
んですよ。
207 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/17 22:33
どっかのホームページの怖い話で
あなた、キュルキュルでしょ?
という話があったんだけど、その
あなた、キュルキュルでしょ?
の部分にリンクがあって声が聞ける所を
昨日見つけたんですが忘れました。
誰か知ってたら教えてくれないですか?
209 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/17 22:35
稲川淳二の話らしいです。めちゃくちゃ怖かったんです。
>>209 稲川淳二の話の中で一番恐いんじゃないか?
あの話聞いてちょっとの間、電話出るの嫌だったよ。
211 :
ラジカセに名無しさんが…:02/03/18 00:36
本当にあった不思議な体験
中学生の頃、いつも使っていたラジカセ(10年モノ)で、いつものように
音楽カセットを聴いていた。
ある日曜日の昼間、友達にダビングしてもらったテープを聴いていると、
曲の途中で音楽が消えて、オトコの話し声が聞こえてきてビックリ。
何度も聴いていた物なので、「え?テープおかしくしたか?」と慌ててストップを押したけど
男はずっと話しつづけていて、恐くなって部屋を飛び出して親のいる居間に駆け込んだ。
15分後に部屋に戻ってみると、ラジカセは沈黙していた。
怖々とテープを捲き戻して再生してみたが、やはり今まで聴いていた通り普通の音楽でした。
友人に言ったら、「古いラジカセだから、たまたまハム無線を拾ったんじゃない?」
確かに無線がラジオに飛び込んできたことはあったけど、私テープを聴いてたのだが…。
いまだにあの出来事は釈然としません。
ちなみに聴いていたのは中島みゆきの当時の最新アルバムだった。(いや、マジで)
>>207 キュルキュルの部分は「×××××」だけど、本物の音声ってこと?
213 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/18 00:54
カマキリを水に放り込むと、ケツの穴から
細くて長い寄生虫みたいなものが出てくるがあれはなんなのだろう、、、そのあと
カマキリはすぐ死んでしまうし。。。
平凡社版『日本動物大百科F無脊椎動物』によれば
「ハリガネムシ」(類線形動物ハリガネムシ目)とのことです。>213
カマキリよりずっと体長が長いことも珍しくないそうです。
(カマキリの腹から出てくる写真も有)
・・・オカルトっぽくないマヂ解説でスマソ。
中学の時深夜ラジオ聞いててサンドストーム?の音に混じって激流の音と
子供の声を聞いたんだ。何だろって思ってたら急にやんで臨時ニュース。
子供が溺れて死んだって。洪水で増水した川に落ちたんだって。
言っちゃ悪いけどこんなニュースに速報出すんだ。なんて思ってたら、
次の日のTVのニュース、遺体発見の時間は早朝だった。
死亡推定時刻がそのラジオ聞いた時間だった。
とりあえず気のせいと言い聞かせて10余年、あれからラジオは聞いてない。
ツマンナイ話でゴメン。
別にふせるまでも無かったかな、俺の読んだのは「死 に た い ん」だったんだけどさ。
(ちょっと前に、エニグマスレで名無しで書き込んだ話)
友人が車で事故を起こした。
「記念に」と、ガレージに車を置き写真を撮った。
その時は、その車だけを撮ったつもりだった。
ところが……
その写真を見た人の反応は以下の二通り。
・「あ、これ何か写ってるね」
・「え?何か写ってるの?」
(指摘されて)「あ〜、確かに写ってる気がする」
で、何が写ってたかと言うと…
事故車の上から逆さまにへばりついている長髪の女
だそうだ。
それが写っていることに最初に気づいた4人は、
4人とも写真を見たすぐ後に事故った。
その写真は、まだ彼の手元にあるらしい。
218 :
稲川淳二「生き人形」:02/03/20 00:15
これから稲川淳二「生き人形」をレスしていきますが、
長いです。(;^_^A
第一部 5レス
第二部 5レス
第三部 4レス
の構成です。もうすでにこの話を知っているという方には
長いレスで占有してしまい申し訳ありません。
219 :
稲川淳二「生き人形」◎第一部◎:02/03/20 00:17
ことの起こりは今から何年も前のことになります。その頃、僕はニッポン放送
で深夜の番組を担当していたんですよ。あの日、その番組の録音が終わった後
僕がタクシーで家に帰ろうとすると、親しいディレクターの方がやって来て、
「淳ちゃん、帰るんだったら、僕を送っていってよ」
と言うので、一緒に車に乗ることにしたんです。
ちょうど6月の頃だったでしょうかね。僕はクーラーが苦手なもので、タクシー
の窓を開けていたんですよ。それで、ディレクターの人と話をしながら、中央
自動車道を国立の方へ向かっていったんですよ。
あれは三鷹のあたりに差し掛かった頃でしょうか、急に目の前が灰色になった
んですよ。ものすごい、霧が出ていたんです。それが高速道路を斜めにつっきっ
ているんですよ。そう、まるで映画のスクリーンのようなんです。その中を車
がつっきっていくんですよ。運転手さんも、
「こんなの珍しいな」
なんて言いながら車を走らせているんです。
僕はそのとき、ぼんやり窓の外を見ていたんです。すると、高速道路のわきに
道路標識が立っているのが見えたんですよ。それを何の気なしに見ていると
道路のわきに黒い着物を着た、黒い髪の女が立っているのが見えたんです。
僕は見た瞬間、これは飛び降りでもするんじゃないかなと思ったんですよ。
だけど、考えてみるとおかしいんです。その女の立っている場所は街灯もない
し、僕のいるところから、距離があるんですよ。僕に見えるはずないんです。
目の錯覚かと思ったんですが、あきらかに女がいるのがわかるんです。
車が進み、少しずつその女に近づいていくはずでした。ところが、近くにくる
と、その女の着物が見えなくなっていったんです。だけど、その女の顔だけは
はっきり見えてくるんです。そして、女の顔だけが、クッ、クッ、クッと、
角度が変わっていくんですよ。真っ黒なおかっぱ頭で、顔が真っ白なんですよ。
車がその女の近くまで来ると、もっとおかしなことに気がついたんですよ。
女の姿が透けているんです。その女の後ろの背景が透けて見えるんですよ。
そして、車と女の距離が25メートルほどになったとき、その女の顔がスパーン
と車のフロントガラスに飛び込んできたんです。そして、車を突き抜けて、僕
とディレクターの座っている間を通り抜けていったんですよ。
他の人たちは気がついていないようでした。ここで言ったら悪いだろうと思って
僕はそのまま、そのことを話さずにタクシーを降りたんですよ。だけど、左肩
がやけに重たいんです。誰かがいるようなんです。そのことを気にしないよう
にして僕は家に入り、2階へ上がっていったんです。そこには女房が寝ていた
んです。だけど、何となく眠れないんですね。しかたがないから、下の洋間に
行ってソファーの上に横になっていたんです。
うちの女房っていうのが、朝は絶対起きないやつなんですけどね、その日は
5時頃に起きてきてね、
「ちょっと、ちょっと」
って話かけてきたんですよ。
「何だよ」
「お友達はどうしたの」
「お友達って誰だよ、誰もいないよ」
「うそ〜。あなたの後から誰か入ってきて、部屋の中をぐるぐる回っていった
でしょう」
「何、言ってんだよ、誰もいないよ」
そうしたら、その日の昼間だったかな。昨日、一緒に帰ったディレクターから
電話があってね、
「淳二。昨日、お前、誰かとタクシーを降りなかったか?」
「何だよ」
「昨日、あの車に誰か乗っていたよな。俺、知ってるんだ」
と言うんです。
驚いて、僕はニッポン放送へ向かいましたよ。すると、そのディレクターの人
が震えているんです。話をできる状態じゃなかったから僕はその日は家に戻っ
たんです。
高房のとき、友人たちが数人でカキ氷を食べにうどん屋に行ったそうです。
初夏になったばかりで、そのお店も「今年初めてのカキ氷」とか言っていた
そうです。 友人たちが、出されたカキ氷を食べていると、なにやらあやしい物が
出てきたそうです。「これなんかの足??」「えっ?」「なになに?」と
騒ぎながら見ると、一人のカキ氷の中から 無数の昆虫の物と思われる物が
出てきました。茶色い羽が出てきたとき、そのカキ氷を食べていた友人は
泣き出したそうです。それは、ゴキブリ入りのカキ氷でした・・・。
幸い(?)他にお客さんもいなかったので、全員のカキ氷をただにしてもらって
帰ったそうですが、全員、残しまくったそうです。
ゴキ・・入りのを食べた友人は、未だにカキ氷を食べることが出来ません。
あの〜
ひとつ提案があるんですが・・・
今やどうしようもなく荒らされ、悪ふざけで類似スレが乱立する状態にある「洒落にならない話を集めてみない」スレ。
ここ最近はネタスレ化してるため、誰も本気でネタを書き込みませんが、少し前は荒されながらもポツポツとマトモな
書き込みもありました。
それらのマトモなレスまで抱き込んだまま、ネタスレ視されて誰も目にも触れないまま沈んでいくには惜しすぎます。
そこで今のうちに、「これは」と思うものを拾い上げてどこかのスレに移植しておきたいと思うのですがどうでしょう?
私見ですが、移植先はここがもっともふさわしいと思うのですがいかがですか。
最近はむしろ「田舎の怖い話」「一人暮らしの恐怖体験」「電車にまつわる怖い話」
など専門?スレの方にいい怪談ネタが転がってるね
(オカルトネタに限定されてないぶん)
ほんのりと・・・とか
>>222 ゴキ嫌いの私にはちょっとどころか怖すぎます。心臓に悪いです。
幽霊より雷よりオヤジより怖いです、うきゅー。(心停止)
>>223 下のほうに程よく下がっててもう誰も使ってないようなスレに、ひっそりとサルベージコピペして
終わったら知らせて暮れ。
「これは」というレスの選択は任せる。
ん、ガイシュツ話をコピペするスレがあったんじゃ?
>>226 俺はゴキブリを握り潰せるけど、喰うのは流石にやだな・・・
>>228 い〜や〜〜〜〜!! 握りつぶしちゃいや〜〜〜〜!!
喰っちゃ嫌ーーーーーーーーーーっ!!!
めーっちゃ怖い!! めーっちゃ怖いー!!!!!!
さぶいぼでるやんかー!!やめてーなっ!(泣
一時撤退、逝ってきまーすっ!!
230 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/20 16:42
>>1に、
◇このスレに合う話ならば、前スレを除く他スレのガイシュツ話の
コピペもOK!他HP、本、漫画、その他、からのコピーもOK!
ただし、当然ながら恐い話であることが大前提。
って書いてあるだろ! ガイシュツでもOKなんだよ!
>>220の奴はアホですか?
231 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/20 17:46
いいぞ、どんどん煽れ
春だからなにやってもオッケーだ
232 :
本物のたいしょう:02/03/20 17:48
どうしてたいしょうの名前を使うの!?
どうしてたいしょうのふりするの?騙そうとしてるの?
いたずらばっかり、いっつもたいしょうばっかり騙そうとして裏切る。
なんでみんなでたいしょうの事いじめるの!?
たいしょうが悪いの!?何か悪い事したの?
みんなそうやってたいしょうのこと笑って裏切ってるの!?
酷いよ!本当に酷い!
みんな酷いよ。たいしょうが何したの?どうしていつもたいしょうばかりいじめるの
春になると>229のようなウザイ浮かれたヴァカがでてくるな。ゴキブリと一緒か。
このスレしんだな
235 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/21 15:10
私のいとこ(女子高生)が先日午前中に自転車で買い物に出掛けた帰り道、
ある住宅街に差しかかった所で家並みの向こうから一筋の煙が
空高く立ち昇っているのが目に入ったそうです。
いとこは「ゴミでも燃やしてるのかな」と、特に気にも留めず
自転車を漕ぎ続けていましたが、そのうちその煙の様子が
どうも妙であることに気付きました。
その黒っぽいグレーの煙は100m以上離れた所から立ち昇っているようで、
いとこにはそのてっぺんまでも見渡すことができたそうですが、
それほど風も無いというのに煙の筋の上半分ほどが何やらやたら
立ち昇る向きを変えるというのです。しかもその向きの変わり方が
ヒュン、ヒュンと棒を左右に振るように素早く、その際煙の筋の輪郭が
乱れることも無く、じっと見ていると数秒間に一回ほどのぺースで
煙は左右に大きく振れ続けていたそうです。
さすがにこれは変だ、何だろう、といとこが自転車を降り、煙を
凝視していると、彼女は振れ続ける煙の上端が何か小刻みに
動いているのに気付いたといいます。彼女がさらにその部分に
目を凝らしていると、遠く離れていてパッと見にはわからないものの、
何とその煙の上端部分がくっきりと人間の上半身の形を成しており、
何か小刻みに動いているように見えたのは、その人間の形をした部分が
丁度両腕にあたる箇所を大きく上下左右に動かしている様であるという事に
彼女は気付いたんだそうです。それこそ遠くから両手を振って彼女を
呼んでいるかのように・・・。
それに気付いたいとこは愕然とし、恐怖でしばらく体がすくんだそうですが、
同時にあの煙は一体何なのか、そもそもどこから立ち昇っているものなのか
出来れば確かめてみたいという好奇心が徐々に頭をもたげて来てどうにも
抑え切れなくなってしまい、彼女はついに意を決して煙の立ち昇る方向へと
自転車を漕ぎ出して行ったそうです。
煙の元を目指しつつ住宅街の中の道を何度か曲がりながらしばらく進むと、
やがて曲がり角の向こうの一軒の家からその煙が立ち昇っているのを
彼女は確認することが出来ました。が、その瞬間彼女はまたも愕然となって
しまいました。その家の前には白黒模様の花輪が立ち並び、喪服に身を包んだ
大勢の人達がその敷地の内外に溢れていたというのです。
煙はその家の開け放たれた縁側の奥からもくもくと立ち昇っていたそうですが、
その場に居合わせたたくさんの弔問客は誰一人としてその煙を気に懸ける様子
も無かったそうです。明らかに護摩の煙などと違い、それこそ火事でも
起こっているかのような大量の煙だったのに、といとこは言います。
その時その煙に気付いていたのはやはり彼女ただ一人だけだったのでしょうね。
237 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/22 01:22
上でニフのパティオの話しあったけど、その話しニフ時代にオレも聞いたことあるんだよな。
ちょっと懐かしいな。
DQに出てくるモンスターに、そんなヤシいたな。
下半身が竜巻になったヤツ(w
239 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/23 19:56
春厨のおかげで良スレも駄スレになっちまうな。
>>1にマターリって書いてあるのに煽る馬鹿もいるしな。
でびるのホムペ偶然見つけたんだがロムに徹するとか言ってた。
もし、このレス見たならカキコしてくれよ。
ネタじゃなくて、レスだけでもいいからさ。
仕 切 り 屋 は 死 ね
>>239 それは凄くショックだ。
こうやって良い語り部がいなくなっていくんだな・・・・
偶然見つけたの?うらやましい。
けど、しょうがないかなー2chだもんね。 はぁ・・・・
>>241 俺以外にも見つけた奴いるみたい。 にゃっきぃって、俺じゃないよ。
でびるの掲示板より。
24. ね、ねぇ・・・・ にゃっきぃ 2002/03/19 (火) 12:54
ここ、偶然に来たんだけど、でびたんはアノでびたん??
○ちゃんねるで色んな話を提供してくれてた・・・。
そういえばHP作ったって言ってたケド、ここ??
人違いだったらスンマソン・・・。
雰囲気よくて好き。
27. Re: ね、ねぇ・・・・ 管理人(でびる) 2002/03/19 (火) 20:07
きっとあの「でびる」だと思います(w
もともと、別ハンでラウンジにいて
殺伐に疲れてオカ板に行くようになったんです。
でも、ちょっと荒れちゃったんであのスレはROMに徹します。
(私にも責任あるんですが。。。多いに。。。)
マターリとゆうか、ほのぼのした雰囲気がよかったんですけどね。。。
またコソッと遊びにきてください。
↑
ここ重要です(w
でびる スマソ
243 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/24 22:40
頑張れ。マターリゆこう!
244 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/25 05:05
前に頭の後ろにカミキリムシ様がへばりついてた事があたYO…。
なんかかゆいから後頭部を触ってみたら手に虫がくっついてきやがるの。
トイレの中だったから発狂しそうになったよ。
気付かないままだったらどうなってたんだろうなぁ…
>>245 気づかなければ、気づかない間に立ち去っていたと思われ
荷物を取りに物置に行ってごそごそしてたら
棚の上からネズミが飛び出て来てオレの頭の上に着地。
オレもネズミもパニック状態で踊りまくった。
248 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/25 22:07
>247
怖いってか面白い話だね
>246
ちょっと似たようなことあった。エアコンの上をネズ公が走ってる
気配があったから、エアコンの近くの壁をバン!と叩いたら、
エアコンの上から私の腕の中へネズ公がダイブして来た。
思わすそのまま投げたよ。
友人の家に泊まったときに聞いた話。ちょうど二十歳くらいの頃、友人は
理由があって大学を辞め、地元に戻っていた。知り合いから紹介された
警備員の仕事をすることになった。廃校になった中学校に、取り壊しが
始まるまでの一ヶ月のあいだ、泊まりこんで警備をするのだ。役場の人に
案内されて学校に着いたのは夕方だった。田舎の学校というので、木造の
建物を想像していたのだったが、コンクリートの三階建ての校舎だった。
三階の東端の窓から誰かが見下ろしている。
「中に誰かいるんですか」
「いいえ。誰も」
もう一度見上げてみる。誰も見えない。気のせいか。
校舎は二棟あって、北側に一階建ての管理棟。南側の校庭に面した
ほうが三階建ての教室棟。友人は管理棟の用務員室だったところに
泊まりこんで、夜中に一度見回りをする。管理棟から始めて、教室棟の
一階から三階まで、ひとつひとつ教室をのぞいていく。いちばん最後に
たどりつくのが、東端の教室になる。扉にはどれもガラスがはめてあって、
中をのぞくことができるのだが、その教室の扉だけは内側から板が
打ち付けてあった。ゆっくりと扉を開け、懐中電灯で照らしてみる。中は
空っぽで、かすかにほこりの臭いがした。窓際に人影と見間違えるような
ものは無い。教室のまんなかに鉛筆の山があった。削り痕のない、
新品同然のものだったが、どれもまんなかあたりで力を込めて
折られている、そんなのが百本ばかり山になっていた。
もともとおかしなものを見やすい性質ではあるんだ」と友人は言った。
「幽霊なんてものは信じないが、見えちまうものはしかたがない」
はじめの二、三日で自分なりの心得ができたという。まずきちんとした
足取りで、きちんと足音を響かせて、まっすぐに歩く。歩幅も歩調も一定に
する。急に振り返るとか、道を変えるとか、不規則な動作は決してしない。
顔はほぼ常に正面へ向けて、そのつどその視野の範囲内をしっかり
押える。立ち止まるときははっきりと立ち止まり、脇や隅を確認する時には
首の動きに節目をつけてきっぱりとおこなう。曲がるのもできるだけ
直角に折れる。相手にこちらの存在を知らせるようにするのだ。
存在と距離と接近の速度とを。
「しかし、警備員があんまり騒がしく歩くのもまずいんじゃないのか。
泥棒を取り逃がすだろう」僕は訊ねた。
「泥棒なんて来るわけないさ。盗る物なんか無いんだから。子供らが
忍び込んだり、あとは放火犯だな、気をつけるのは。なるべく
にぎやかにして追っ払うんだ。まあ、本気で隠れるつもりなら、物陰は
いくらでもあるから、警備員一人くらいやり過ごすのは簡単だしな。
そもそも何か困ったことが起きたときに、役所のほうが責任を問われない
ように形として置いているようなものだったから」
特に変わったこともなくひと月が過ぎ、最後の夜になった。明日からは
取り壊し工事が始まる。
「今日こそは決着をつけなきゃならん、とそう思った」
いつもの時間に見回りに出かけた。足音を高く響かせ、管理棟、教室棟の
一階、二階、三階と、教室を順々にのぞいていく。最後の、東端の教室に
たどり着いた。いつものように扉の前で立ち止まり、一呼吸置いてから
ゆっくりと扉を開ける。懐中電灯を教室の隅から隅へ一定の速さで動かす。
異常なし。扉を閉め、歩き出す。一歩、二歩、三歩、四歩。
いきなり振り返ってつかつかと扉に歩み寄り、叩きつけるようにして開けた。
懐中電灯を突き出す。
「何か、いたのか」
「いた。俺が」
ガラスや何かに映った影ではなかった。教室の隅に立って、表情のない
顔でこちらを見ていた。ただこちらを眺めていたという。
「それからどうした」
「しばらく突っ立っていたんだが、はっと気がついて、相手を
にらみつけたままじりじりと近づいていったんだ。捕まえてやろうと思って。
ところが右足が何かにつまづいて、つい足元をみると、例の鉛筆の
山だった。視線を戻したときにはもういなくなってた」
「街を歩いていて、自分の姿が鏡に映ったりしても、なかなか自分だと
気がつかないものだろう。どこかで見た奴がいるな、なんかこっちを
見てやがるな、とそんな感じで。しかしあの時はすぐにわかったんだ。
ああ、俺がいるな、あそこに立っているな、と」
「恐いとは思わなかった。ただ、無性に腹が立ったな。あいつが毎晩、
俺が馬鹿みたいにどたどたと足音を立てて歩くのを聞いていたかと思うと」
253 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/03/30 08:03
保守
はじめて、お便りします。あずきといいます。
関越道でのお話です。
私は、過去、人に言えない事件を起こしています。
私は埼玉の所沢という所に住んでいて、東京から帰るときは関越道を利用します。
夜、21:30くらいに、東京での仕事をおえ帰路に着きました。
あいにくの雨で視界が悪く、ちょっと鬱な気分でした、新宿から青梅街道を通り
高円寺を板橋方面に曲がるとき信号待ちの人の中に「あれ、どこかで見た」と感
じる人が立っていましたが急いでいる事もありそのまま関越へ向かいそのまま車
を走らせました。
雨なのに傘も差さずに女の人は緑色の三角布を首の下で結んでいて、何重にもス
カートをはいていて、床まである長さのものを着ていました。
何だか昔風の感じでした。
女の子は腰の上まで伸びたお下げで、頭の中央に赤いリボンで結んでいました。
服装は覚えていませんが、女の子も昔風の感じがしました。
車が目白どおりに入り、練馬区役所の手前のスーパーのところで何気にその方向
を見ると親子ずれの傘を差さない後ろ姿をまたしても見たのです、このときはた
だ不思議だなという感覚だったのですが関越に乗る寸前に今度は確信したのです。
なんとその親子ずれがまるでヒッチハイクでもするかのように片手を挙げていた
のです。
私は恐怖のあまりアクセルを開けて振り向く事もできずにただ前のみをみてカー
ステレオのボリュームをいっぱいに上げて車を走らせてのです。ミラーはどうし
ても見られませんでした。
所沢料金所までたどり着き料金を払おうとした時にブースの人がなんか独り言を
言ったような気がしました「やっぱりこうな・・」
そのとき、後ろ座席に気配を感じてミラーを見るとあの親子ずれが座っていたの
です。そして小さな声で「やっぱりこうなると・・・」
もう、それ以降は覚えていません、ただ覚えているのは信号が赤だったけどその
まま突っ込み、右方向から来る車の強烈なライトが一瞬まぶしかったことです。
今、私は冥界の入り口にいます、でも、どうしても先に進めません。
どうしたらいいんでしょうか、自分には見えているんです、仏壇の前で手を合わ
せてくれている母親が、そしてそこに刑事が訪ねてきていることも・・。
そして今まさに刑事が母親に向かって言おうとしていることがわかるんです・・
「お母さん、息子さんの車の中から実はこんなものがでてきまして・・いいにく
いですが、3年ほど前のひき逃げ事件でなくなられた親子の服の切れはしなんで
す」
255 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/01 00:20
後日談
大型トレーラーの運転手の事情聴取から
「16号線を浦和に向けて走っていたらヒッチハイクの親子がいてさぁ、親子のヒッ
チハイクなんて珍しいけど,まあいいや乗っけてやろうと思ってのっけたんだよ」
「なんにもしゃべらなくて変だなーとは思ってたんだけど。突然女の子が言った
んだよ「やっぱりこうなるとおもってたんや」と
驚いてもう横を見ると誰もいなくて・・。その時なんだよ信号無視の車が交差点
に入って来たのは・・。
257 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/01 01:04
258 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/01 23:59
似てるんじゃなくって
49の話を他の怪談とくっつけただけちゃうの?
259 :
麻布 ◆1F42ZK8k :02/04/02 00:16
>>257 >>258 このスレに反するのであえて言いません、「あなてっとも・・・」のスレ360
あたりから読んでくれませんか?
流れがわかりますので。
コピペにちょっと困ってます。
>>259 行って来たがよく解らない状況になってた。
あの話は想像力で恐がらせる話のハズだが・・・?
261 :
麻布 ◆1F42ZK8k :02/04/02 02:13
>>260 いや、失礼。「あなてっとも・・」のスレに常駐してまして話の流れが
「もう回答はでたね、じゃあ、おれこんなん作ったよ・・これが回答だ。」
といって
>>49の話をベースに回答付きとして創作した話が1話、そして
「また作ったよ」とこの
>>3333さんがこちらにコピペしたのが第2弾と
いうわけです。ですから他のスレに来ると「一人歩きしてしまうので
やめてくれ」とも後になってですが記入しました。本文にも創作とあります。
>>3333さんが張ったものは「あなてっとも・・・」のスレの中だから
OKという感じのものです。
262 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/04 02:11
あげ
263 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/04 23:48
今窓の外で
「ドン」「ズシャッ(なんか水っ気のある物を踏んだような音)」
ていう妙な音が聞こえてきたんだけど…
見るべき??
264 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/05 04:52
265 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/05 05:04
おそっ!
七宝のブローチ
朝の9時を回り、私服に着替え「昨日はいろいろあって大変だった・・・」と思いながら
深夜勤務を終えて廊下を歩いていると、簡単なソファーと自動販売機の置いてある喫煙所
でなにやら患者さんどうしで雑談に興じているAさんと目が合った。
「○○さん点滴中はベットに横になっていてくださいね・・」と私 私服であってもやはり
看護婦の顔。仕事から解放されたこともあってちょっぴり口をどがらせても笑顔。
手をふってバイバイ・・そして階段を下りようとしてAさんから声をかけられた。
「看護婦さん、○田さん、退院するんだって、良くなったんだぁ、いつも死んだおとーさん
みたいだなんていっていたから、寂しいだろう?」
私はえーと思ったがその場では言葉を飲み込んでしまった。 「だって昨日・・・」
「さっきまでAさんと何人か話し込んでいたんだよ、8人部屋でいっしょだった何人かで、俺も
退院したらどこかで会おうなんて話してたんだよ、個室に移ったときは「ああ悪いんだなぁ」
なんていってたんだけど、一番先に退院だもなぁ・・・」
「もうすぐ迎えが来るから」といって、さっき帰ったんだけど、「ナースルームへ行ったら看護婦
いなくて・・・」と○○さんに渡してと、これ預かったんだよ。
見ると小さな箱だった、中には七宝焼きのブローチがはいっていた。
それは確か遺品とともに、昨日、ある施設の職員の人にわたしたはず、検温に行くといつも
そのブローチを触りながらいろんな話をしてくれ○○さん、奥さんと別れたこと、子供さんが
いたこと、生きていれば看護婦さんと一緒の歳ぐらいだよ・・なんていつも話してた。
ふと、目を移すとと窓の向こうに黒塗りの寝台車がうごきはじめたところだった。
私は叫びながら、かけだしてしまった 「おとーさんまって!!」
泣きながら、思った。「私は知っている、母は父は死んだと言っていたが、本当は別れた事
そして、死んだ父がはじめて買ってくれたって大事にしていた母の宝物。
それが七宝焼きのブローチだということを」
267 :
姿を消した文鳥:02/04/05 23:32
高田家の一人娘、小学校二年生のルリ子は、ペットの文鳥をキキと名づけ、そ
れこそ目の中にいれても痛くないほどかわいがっていた。
この文鳥は、二年前のルリ子の誕生日プレゼントに、父親が買ってくれたもの
で、それ以来、高田家のマスコット的存在となっていた。
なかでも、ルリ子のキキへの愛情はたいへんなもので、学校へいくとき以外は
いつもそばにおいて片時も離さないほどだった。
毎朝ベッドから起き出すと、鳥カゴのキキに「おはよう!キキちゃん」とあい
さつすることからルリ子の一日がはじまるのだ。小学校二年生とは思えないほ
ど、エサや水、鳥カゴの掃除などを毎日熱心につづけた。
ルリ子の気持ちが伝わったらしく、彼女が「キキ!」とよぶと、真っ先に飛ん
できてルリ子の肩にとまるまでになった。キキもたまには飛び回りたいだろう
と、家中の窓を閉めて、鳥カゴからキキを解放しはじめたのもこのころからだった。
キキも鳥カゴから出されると、喜んで部屋のなかを飛びまわったり、ときには
居間のほうまで飛んでいっては遊ぶようになった。
ある日のこと、ルリ子は友達の家に遊びに出かけ、夕方六時すぎに帰宅した。
この日は珍しく父親も会社から帰っていて、一家三人で夕食のテーブルをかこ
むことになった。
268 :
姿を消した文鳥:02/04/05 23:33
友達とはしゃぎまわって遊んできたルリ子は、もうおなかがペコペコだった。
台所からは、母親が揚げている天ぷらのおいしそうな香りがただよってくる。
久しぶりに父親といっしょに夕食を食べられるので、ルリ子はとてもはしゃい
でいた。そのため、いつもなら外出先から帰ると、真っ先にキキの鳥カゴのも
とへ飛んでいくのに、このときばかりはキキのことをすっかり忘れていた。
母親が揚げたての天ぷらをテーブルに運んできて、三人は楽しく夕食にとりか
かった。
父親はビールを飲んで、とてもごきげんだった。ルリ子もおなかがすいていたので、
揚げたての天ぷらを夢中で口に運んだ。母親がビックリしていった。
「あらあらルリ子ちゃん、今日はすごい食欲ね」
「うん、だってお母さんの天ぷら、とってもおいしいんだもの。ね、お父さん!」
「うん、今日の天ぷらはうまいぞ。とくにこれはうまい! でもこれはなんだ?
エビでもないし、トリ肉だな・・・・・」
と、父親はたったいま、ひと口食べた天ぷらをしげしげとながめながら言った。
すると、
「えっ、お父さん、トリの天ぷらなんてつくってないわよ。エビじゃないの?」
と、母親が笑いながら父親の食べかけの天ぷらをみつめた。
「いや、これは鳥肉だよ!」
その瞬間、母親は全身から血の気がサーッとひいていくのを感じた。
そして驚愕の表情でルリ子の顔をみつめた。ルリ子ははじかれたようにイスか
ら立つと、キキの鳥カゴのところへ飛んでいったが、キキの姿はなかった。
「まさか!」
父親は絶句して、食べかけていた天ぷらの残骸をテーブルの上に放りなげた。
それは、天ぷら油でカラカラに揚げられ、羽も脚もちぢんでしまってはいたが
まぎれもなく一羽の小さな鳥の残骸であった・・・・・。
269 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/06 00:23
間違いなくオカンが揚げたんだろうけど・・・どういういきさつでそうなったんだろう。
>>269 母親がよそ見しているうちに文長が勢いあまって油にダイヴ
↓
もがき暴れる文鳥
↓
母親「あらあら、活きのいいエビねぇ」
↓
文鳥の唐揚げ一丁上がり。
これ、5番テーブルね〜。
羽根がついたままの鳥が油に落ちて暴れていたとして
天ぷらのエビと区別つかない奥さんがいるとはとても思えない。
マンガじゃないんだからさぁ。あまりの現実味の無さに激萎え〜
文鳥なんて、そんなに食える部分ねーべや。
ニワトリでも飼ってた家なら、こういう悲劇は往々にしてあるだろうが
>>266 なんか人間関係がよくわからんぞ。
廊下で話していたのはAさん他数名。
「○○さん点滴中はベットに横になっていてくださいね・・」の○○さんは
Aさんとは別人?
「○田さん、退院するんだって」の○田さんは昨日死んだらしい。
「さっきまでAさんと何人か話し込んでいたんだよ」は誰の発言?
このAさんの使い方だと死んだ○田さんみたいだが。
「○○さんに渡してと、これ預かったんだよ。」の○○さんは
他の看護婦さん?
「それは確か(中略)いろんな話をしてくれ○○さん、(中略)なんていつも話してた。 」
の○○さんは誰を指してる?
「ふと、目を移すとと窓の向こうに黒塗りの寝台車がうごきはじめたところだった。 」
これはまぁ霊柩車の間違いなんだろうけど(w
>>267 あさりよしとおの宇宙家族カールビンソンに似た話があったな
>>273 なかなか的確な指摘だね。
こういうレスがよい語り部を育てていくと思う。
275 :
最後のひとひねり:02/04/06 16:57
<おお、いてえよぉ。チェッ、なまったのかな。こんな簡単なコーナーで突っ
こんじゃうなんて。喉をやられたようだ。声が出ないや。あちこち折れたみた
いだな。どこも動かないぞ。けっこう酷いのかもなあ。
でも意識がこれだけはっきりしてれば、頭は大丈夫ということだから、三ヶ月
ぐらい入院すれば治るだろう。おっ、だれか救急車をよんでくれたみたいだ。
早く助けてくれよ>
と、東京の某自動車メーカーの新入社員達夫(23歳)は、スリップ事故で
瀕死の重傷を負いながら思った。
<そうだよなあ。バイクの季節がやってきたからって、ちょっとうかれすぎた
かな。でも学生時代とはちがって、さすがに社会人になると、そうそうバイク
を乗りまわすこともできないしな。
こう季節がよくなると、胸の奥からムズムズしてくるものは抑えようがないし
さ。つぎの週末に遠出することを考えるだけで、なんだか気分がものすごくハイ
になってくる。そのせいか、仕事にたいするやる気までむくむくとわいてくる
から、不思議だ。
276 :
最後のひとひねり:02/04/06 16:58
その勢いに乗ってF販売へいったのがまちがいだったわけだ。だけどF販売
のあの課長がこんなバイクをもってたなんて、そっちのほうが不思議だよなあ。
バイクの話をはじめたときの課長の顔ったら、なかったなあ。けっこういい
ヤツなんだって、本気で思ったよ。だって、その場ですぐ、ご自慢のゼットU
を貸してくれたんだもん。
借りなきゃ事故らなかったんだけど、もう遅いや。でも、だいぶ壊れちゃった
んだろうなあ。火がつかなかっただけでもめっけもんだよね。いてぇなあまっ
たく。早く救急車こないかなあ。あっ、きたきた>
現れた救急隊員たちは達夫をみてつぶやいた。
「ひっでえなあ。首がこっちにむいちまってるぜ」
「かわいそうに。ちゃんともとにもどしてやるか」
それを聞いた達夫は、<おいおい、なにいってんだよ>と思ったが、つぎの
瞬間、恐ろしいことに気づいた。 そう、むかい風を防ぐために、その日は
ジャケットを前後反対に着ていたのだ。
<おい、やめてくれ。あっ声が出ない。おい、あっ、手も動かない、お・・・・・>
ゴキッ。
親切な救急隊員は、180度曲がっていた被害者の首をもとどおりに直した、
と思った。
私が語り部とすると問題なくわかるけど?
霊柩車は病院に来ません。
278 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/06 21:13
夜の3時過ぎに犬をトイレにだそうと外にいったらさ。
うちの向かいにアパートがあるのさ。
でそのアパートの階段が至近距離でフェンス越しにすぐなのさ。
めちゃくちゃ深夜だったから
誰もいるはずないのにさ。なんか冗談みたいに顔面が白くて
目がとんじゃってる女が階段に座ってたのさ。
よく再現VTRでアフォみたいに真っ白なメイクで
幽霊を再現してるの見てバカにしてたけど
これ見たときノミの心臓が潰れたのさ。
犬も知らない人が近くにいたら吼えるなり
見に行くなりするのに女のほうを見ようともしないのさ。
まるで誰もいないみたいに。
>>277 いやエピソード自体はありきたりだから分かるけど、
登場人物の表し方がが整理されてないって
言ってるんだよ。
ところで寝台車なら病院に来るのか?(駅の隣の病院とか言うなよ)
>>まあ、180度なら許せる。
>>霊柩車がきたら患者が動揺するだべ、霊柩車は家から斎場だで。
>>280 叔父が病院で無くなった時、病院から遺体をひきとる為の
車の手配を病院に頼んだら、「お車はどういうのにします?
普通車にしますか?霊柩車も手配できますけど」って聞かれたよ。
大きな病院だと、死人が出るのは、ある意味当たり前の日常なので
入院してる患者もその家族も、それが自分の関係者でない限りは
別に気にならないもんです。「また誰か亡くなったんだな」って程度で。
救急車も霊柩車も毎日のようにあると、すぐに見なれちゃうもんです。
Good morning up
小学生の頃の話。
踏み切りで電車を待っていた。
夕方頃で、夕日を見ながら踏み切りの警告音(カンカンカンカン・・・ってやつ)を
聞いて電車を待っていた。
うちの近くのその踏み切りは大きな道路を横断していて、夕方になると通過する
列車は多く、5分10分開かないことはざらだった。ことさら急いだ用事もない私は、
ノンビリ踏み切りの反対側の車や、人を見ていた。
たまたまふと目線を落としたとき、私は奇妙なものを見て目を止めた。
踏み切りの線路の部分、うまく表現できないが溝になっている部分、その溝から
四本、人の指がまるでその隙間からこれから人が出てくるかのようにかかっていた。
私は驚いてそのままその指を凝視していた。指は暫く出ていたが、やがて一本ずつ
溝の中に引っ込んでいき、私がもっとよく見ようと一歩踏み出した瞬間に電車が通った。
(続く)
踏み切りは開いたが、絶対渡るまいと思って遠回りだけど駅ビルの中を通って
家に帰ったのを覚えている。
特に危害はないけれでお、こんな体験を沢山小さい頃しました。
今では普通のOLです。
お目汚し 失礼しました。
286 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/07 19:00
あげる
>じゃが
あんたの話ショートなのにいい感じ。
他は?もっとうpしてくれよ。
「じゃか」だったよ・・・鬱
スマソ
289 :
ききわけのいい娘:02/04/08 01:23
フランソワーズは7歳。パリのアパルトマンで、母親のイザベルともうすぐ
3歳になる弟のピエールの母子3人で暮らしていた。父親は半年前にイザベル
と離婚し、べつの女性と再婚していた。
毎月送金されてくる金額はわずかで、とても暮らしてはいけないと、イザベル
は近くのスーパーにレジ係のパートとして、夕方の3時間だけ勤めることにし
た。当初、幼い子供二人を残して部屋をあけるのは、イザベルにもためらいが
あった。しかし、日々の生活を考えるともう少しお金は必要だったし、フラン
ソワーズが賢く聞き分けのいい子供だったので、大丈夫だろうと考えたのだ。
たしかに、フランソワーズはイザベルのいいつけを忠実に守る。生真面目な
娘だった。おさな心に母親が離婚で負った痛手がわかるのか、離婚してからは
以前にも増して母親の家事を熱心に手伝い、母親にかわってピエールの面倒も
よくみるようになっていた。
「フランソワーズ、あなたって本当にいいお姉さんね。本当に助かるわ」
イザベルが頭をなでながらほめてあげると、フランソワーズは心からうれしそ
うな顔をして、
「もっとお手伝いすることはないの?」
とたずねるのだった。
いっぽう、ピエールはまだ2歳ということもあって、したい放題のワンパク
ざかり。部屋中におもちゃは散らかすはわ、食事をしてもパンやミルクをこぼ
すわで、母親と姉がいつも後始末にまわらなければならなかった。そのうえ、
ピエールはこまったことに、トイレでおしっこをすることを覚えられない。
したくなると、ところかまわず、おもらししてしまう。
「ピエール。おしっこをしたくなったら、トイレへいくんですよ」
おもらしをするたびに、イザベルは下着をとりかえながらピエールにいい聞か
せていた。しかし、もうすぐ3歳になるというのに、ピエールのこのくせは
いっこうに直らなかった。
290 :
ききわけのいい娘:02/04/08 01:24
ある日、勤めから帰ったばかりのイザベルと、フランソワーズの目の前で、
またもやピエールがおもらしをした。慣れない仕事に疲れてイライラしていた
こともあって、イザベルは、
「ちゃんとトイレでおしっこしなさい。今度また同じことしたら、あなたのお
ちんちんをちょん切るわよ」
と大きな声でしかりつけた。フランソワーズは、ふだんはやさしい母親が怖い
顔をしてピエールをしかっているのにビックリした。イザベルはこのときのこ
とをすぐに忘れてしまったが、フランソワーズの頭のなかには強烈に焼き付い
て残ることになった。
「今度トイレでちゃんとおしっこをしないと、おちんちんをちょん切るわよ」
それから数日後のことだ。イザベルはパートに出かけていき、フランソワーズ
とピエールは留守番をしていた。いつものように部屋を散らかすピエールに
「ピエール、いい子にしてなさい」と母親の口調をまねてしかっていたフラン
ソワーズは、ピエールがまたおもらししたのをみつけた。
「ピエールったらまったく・・・。このまえママにしかられたばかりでしょ!」
フランソワーズは、ピエールのぬれた下着とズボンを脱がすと、洗濯したもの
に着替えさせようとした。そのとき、ふとフランソワーズの頭にイザベルの言葉
が甦った。
「今度トイレでちゃんとおしっこをしないと、おちんちんをちょん切るわよ」
イザベルが帰宅したとき、部屋にはぐったりと横たわるピエールと真っ青な顔
をしてたたずんでいるフランソワーズがいた。床は血の海で、よくみると小さ
な肉片が一つころがっている。
「いったい、これはどうしたっていうの!」
イザベルがピエールを抱き起こしながらそう叫ぶと、フランソワーズは、
「ピエールがまたおもらしをしたらの。このまえママが、今度トイレでおしっ
こをしなかったら、おちんちんをちょん切るっていったでしょ。だから・・・・。
と、ころがっている肉片を指さした。それは切りとられたピエールのペニス
だった。そのわきには、血に染まった裁縫用のハサミが落ちていた。
イザベルの発見が早かったこともあり、ピエールは出血多量で死ぬのは免れた。
291 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 01:37
292 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 02:48
女性A(32歳)の体験談です。
Aは綺麗で気立ても良いので昔から言い寄ってくる
男性は多かったんだけど
恋人ができても、いつも長続きしなかった。
デートを重ねると、その男性の欠点ばかり見えてきて
大嫌いになってしまうのだとか。
何人か交際してきたけど、毎回そのパターンで、Aは自分の性格がおかしいのだとコンプレックスを
持ち始めていた。
周囲の知人は、Aは良い性格なのに、なんで上手く交際が続けられないのか
不思議がってるくらいだったんだけど。
26歳頃、心配した両親や親戚がお見合い話を色々持ってきてくれた。
そしてある男性Bに会うことにした。
Bは車で迎えに来てくれて、載ろうとしたらAは左手の薬指をドアで挟んでしまって
大怪我をして、すぐに病院に行った。
骨にヒビが入ってしまったらしかった。
Bは、その後も家に来てくれたりして、Aも好意を抱いていた。
でも、怪我はなかなか治らず時々激しく痛んだ。
ある日Bが「変な奴と思われそうで言い辛かったけど」と前置きをして
実はBは霊感が多少強い事、Aと会っていると時々男の声が聞こえる事を告白した。
Aに会いに行く前の晩は必ずうなされて、睡眠不足だったことも。
Bの母親も霊感がある人なので、Aは見てもらうことにした。
母親はAを見るなり血相を変えて、早くお払いしてもらった方が良いと強く言った。
Aの怪我をしている指に中年男性の霊が噛み付いているのが見えると。
で、Bの母に紹介してもらった神社でお払いをしてもらった。
その後すぐに指の怪我は完治したんだって。
今まで縁に恵まれなかったのは、その霊が邪魔をしていたから。
でもBとは抜群の相性でBの守護霊が強かったので
霊はうまく邪魔できなくて、イライラしたのか、エンゲージリングをはめる左手薬指に
噛み付いていたんだそうな。
現在AとBは無事幸せに結婚生活を送っている。
霊がいつ憑いたかは不明だけど、綺麗な女性は霊の心も惑わす事が
あるのかもしれない。
>>289 コ、コワー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>292 ヨカッタネ(・∀・)!
294 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 03:13
親戚の家はちょっと怖いよ。
亡くなった家の人の話をしてると、ピンポーン!てインターホンが
鳴ったり(出てみると誰もいない)、電池が入っていない目覚まし時計が
リン・・て鳴ったりする。
この前は仏間の花瓶が倒れたよ。
毎回じゃないし、偶然かもしれないけど。
295 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 03:25
少女向けのホラー漫画雑誌の編集者の体験談をTVで観ました。
うろ覚えですが書きますね。
女性編集者二人で残業をしていた夜のことです。
二人以外誰もいないはずなのに、1mほど先の机の向こうに
女性の後頭部が見えたのです。
体は机に隠れて見えなくて、後頭部だけが見えたそうです。
見間違いかと思っていると、スッと消えてしまいました。
何だろう?と二人で怖がっていると、その後頭部は
二人の机のそばに、またス!と現れました。
恐怖で固まっていると、また消えてしまい、その後は現れませんでした。
間近でみたそれは、ボブカットで髪の毛一本一本が毛糸のように太く
ゴワゴワしていたそうです。
296 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/08 05:11
K県H市の心霊スポットと言われている某トンネルの話。
昼間は交通量があるそのトンネル付近も、夜10時を過ぎると
車もまばらになっている。
T氏は仕事で夜中の1時頃そのトンネルを車で通過した。
幽霊の噂は知っていたけど、もともと幽霊なんて信じないタチだったので
怖いとは感じなかった。
けれどその日に限って、トンネルを通過した途端激しい寒気に襲われた。
ヒーターを強にして温度を上げても、車内は異様にヒンヤリと寒い。
奇妙に思っていると、前方に着物を着た白髪の老婆が立っているのが見えてきた。
咄嗟に「出た!」と思ったT氏はスピードをあげて、反対車線に入り
その老婆を避けて車を飛ばした。
「ま、まさか、見間違いだ。疲れているから幻覚を見たに決まってる!」
そう言い聞かせながらも寒気は一層強まり、冷や汗が体中から吹き出ていた。
「お決まりのパターンで、バックシートに幽霊が座ってるなんてこと
ないよな・・」とバックミラーをチラリと見てしまったT氏。
「うわあああ!!」
ミラーには四つん這いになって犬のように走って追いかけてくる
さっきの老婆が見えた。
「見間違いだ!見間違いに決まってる!!」そう叫び、アクセルを踏み込み
時速100キロで逃げるT氏。
だが、老婆との距離縮まらないどころか、追いつかれそうになっている。
「助けてくれーー!!」泣き叫びながら猛スピードで逃げる。
「その車止まりなさい!」突然スピーカーで呼び止められた。
いつの間にかパトカーが後方を追いかけてきていた。
老婆の姿はもうなかった。
T氏は路肩に車を止めた。
パトカーもその後ろに停まり、警官が出てきた。
警官「あぶなかったですね。あなた・・。」
T氏「はい、すみません・・・。」
警官「おばあさんが車の上にしがみ付いてましたよ。」
T氏「え?!」
警官「最近あの幽霊がよく出るんで、パトロールしていたんです。
事故も急増しているんですよ。」
T氏は途中までパトカーについて来てもらい、帰宅した。
(スピード違反の切符はしっかり切られたそうだ)
>287さん
ありがとうございます。反応があるってうれしいですね。
また書かせて頂きます。
あれは私が中学生の夏休みの話。
両親が不在がちだった私は居間で一人でテレビを見ていた。
妹はもう二階で眠っていたが、夏休みだったので私は意味もなく夜更かししていた。
時間は多分12時を回るか回らないかぐらいだったと思う。
家は洋風と和風が混在した奇妙な家のつくりをしていて、居間と玄関を
隔てているのは引き戸一枚。
玄関からすぐに二階に上がる階段がある。
暫くぼうっとつまらない深夜番組を見ていて、私はふとその引き戸が微妙に
開いている事に視界の隅で気がついた。もちろん隙間は真っ暗である。
別に引き戸がしっかりしまっていないことなど全く奇妙ではないのだが、
なんとなく私の意識はその隙間にひきつけられた。
10秒ほど奇妙な時間が流れた後、その真っ暗な隙間からゆっくり、真っ黒な影・・・
というか黒い霧のようなものが人の指のように一本、また一本と引き戸にかかり始めた。
指はなぜか7本で、どうやら少しずつ隙間が広がってきている。
視界の隅でしか取られていないのに、白い引き戸に黒い指なのではっきり見える。
TVではタレントが下卑た芸で笑いを取っていた。
(続・・・けていいですか?)
続けれ。
300!!
298 取られていない→捉えていない の間違いです・・・
(続き)
だんだん隙間が大きくなっていく。じわじわ、じわじわって感じで隙間が
広がっていくのがわかった。
ついに私は我慢できずに視点を引き戸の隙間に移した。
そうしたらじわじわ広がっていたのがぴたりと止まり、指が一本ずつ、出てきた時と
同じようなスピードで引っ込んでゆき、最後に何もなくなった。
30分ぐらいしてからようやく事態を確認しようと引き戸に近づこうと思ったが、妹がちょうど
トイレに起きて引き戸を玄関側から開けてしまい、実際に隙間が開いたのかどうかなどは
確認できなくなってしまった。
ただそれだけの事でしたが、今自分の記憶を整理しながらちょっとゾッとした。
もしあの時、あのまま視点を投げなかったらどうなっていたんだろう?
いやもしあの時、気がつかなかったらどうなっていたんだろう?
ああいやだ、細かく思い出すんじゃなかった。
こんな話です。長々と失礼しました。
ヒエエェェェ・・・
>じゃかさん
なんか・・・指に取り憑かれてる?(w
うすら恐くて素晴らしいですが、あまりコテハン続けると
でび氏みたいに不必要に叩かれるので、テキトーに
誤魔化すのキボンヌ(もっと読みたいので)
変な薬
俺が中学生2年生のとき、俺は理科が大好きで、実験なんか大張り切りだった。
つーことでよく理科準備室(ほら、ホルマリン漬けやら人体模型が置いてあるとこ)
そこにちょくちょく忍び込んだりしてた。
そんときの話
(ああ、知っているかもしれないけど、理科準備室には実験とかで使う
薬品が瓶詰にされて棚いっぱいにおいてあるんだ。)
俺はそんな薬品の、小難しい注意書きとかを見て悦に入ってた。
そしたら或る日、その中のひとつがぽこぽこと泡立っているのに気付いた。
初めて見たときは作りたてなんだろうな、と思ったけど
その1ヵ月後にもう一度見たときもまだ泡だってんの。その次のときも。
俺は、一体どういう薬品だろうって思った。
だって、その薬品、完全密封されてるんだぜ?
ラベルもそれに限って貼ってないし、物知りの友達に聞いてもわからない。
忘れようとしたけど、すっごい気になってできなかった。
しゃあないから、忍び込んだのばれる覚悟で
その薬品のこと理科の先生にきいたんよ。
そしたら、「そんなの見たことない」だって。
「じゃあ見せたる」
その放課後、俺は先生の手引っ張って理科準備室につれてった。
ねぇの、それ。
何回も見たのに、はっきりおぼえてるのに。
「ないじゃないか」「んな馬鹿な」
結局叱られるだけだった。
で、俺はそのまま卒業して、いつのまにかそんなことわすれちゃった。
そしたら半年ほどして、
その先生捕まっちまったらしい。理由は知らんけど。
307 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/04/08 23:09
>>306 その薬品気になるYO。
薬品に詳しい人教えて。
309 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/09 19:05
310 :
背中の赤い腫れ:02/04/09 23:35
大阪の郊外に住む主婦、吉田春子(35歳)は、3年前のある日、背中の異常
に気づいて愕然となった。
背中の一部に、なんと、みかんくらいの大きさにもなるほどの、赤い腫れがで
きていたのだ。
不思議に痛みはなかったが、そのかゆさといったら尋常ではなかった。つい手
をうしろにまわしてかいてしまう。
そのうち、さらに大きく腫れあがってきた。なんの心当たりもないのにヘン
だなあ、と思いつつ、彼女は病院の門をくぐった。
皮膚科の医者にも病名がはっきりわからず、首をかしげるばかりだったが、と
りあえず軟膏をぬって様子をみることにした。
しかし、腫れはおさまるどころか日を追うごとに大きくなり、かゆみもます
ます激しくなっていった。
春子は、背中を上に向けて寝ていたが、かゆみと気持ち悪さで、満足に眠るこ
とすらできなかった。
そんな状態が一ヶ月ほどつづくと、腫れはとうとうマスクメロンほどの大き
さにまでなった。
「かゆい!」
あまりのかゆさに、つい軟膏をぬるときに爪を強く立ててしまった。
そのときである。
その腫れものの一部が破れたかと思うと、なかからゴマ粒のような無数の白い
小さな虫が噴き出してきた。
驚いたのは本人ばかりではない。家族全員が息をのんだ。
そして、その虫はなんと一晩中、続々と絶え間なく、春子の背中から這い出し
つづけたのである。
それも量にして2リットルほどにもなった。
翌朝、その虫をビンに詰めて医者にみせにいったところ、なんと、それは
シラミの一種であることがわかった。
「こんな症例ははじめてです」
医者も絶句して、ビンに入ったシラミをただながめるしかなかった。無数の
シラミはビンのなかでうごめいていた。
その後、春子の背中はかゆみもなくなり、きれいに治ったというが、いった
いなぜあんなことになったのか、原因は今だにわかっていない。
>>310 マスクメロンの大きさになるまで医者がほっとくわけがないよ。
医者じゃなくてインチキ霊能者のとこでも行ったんでしょ
>>1より
◆レスする場合、話の真偽を問うのはNGです。趣旨違いです。
話の真偽をどうこう言いたがる奴は徹底放置。レスしない事。
313 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/10 00:57
内蔵をこわして入院した時の話。入院当初は昼も夜も眠るとも覚めるとも
つかない状態が続いていた。夜の間に二度、看護婦の見回りがあった。
はじめは夜中あたり、部屋の入口付近からそっと懐中電灯で照らして
すぐに出て行く。二度目は明け方近く、こちらの方は部屋の中に
入り込んできて、どういうつもりかベッドの周りをぐるぐると回る。
それもずいぶんな早足で、床をキュッキュッと鳴らしながら歩いている。
歩きながら何かを呟いている。二、三日するうちに、
「もうすぐ楽になるからね、もうすぐ痛くなくなるからね」
と聞き取れるようになった。一週間くらいして、二度目の見回りのほうは
来なくなった。容態が安定して大部屋に移されたあとで、実は、
と家族に打ち明けられた。このころ、かなり危険な状態だったらしい。
万一のことを覚悟しておいて下さいと医者に告げられていたそうだ。
それで見回りを一つ多くしていたのだな、このときはそう思った。
何日かしてようやく、いや待てよ、と思い至った。あの部屋のベッドは
壁にぴったりと寄せられていたので、周りをぐるぐると歩くのは
不可能ではないか。そういえば回る速さも、尋常な、人間のものとは
思われなかった。ハアハアと獣のような息をしていた。などと細かい点が
思い出されてきたが、深く考え出すと恐いことになりそうなので、
病気のせいで変わった夢をみた、とそのへんでうっちゃっとくことにした。
(続く)
314 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/10 01:01
続き)
退院を数日後にひかえたある日、検査のため別の病棟まで出向いた。
検査を終えて検査室から出て、しばらく歩くうちに道に迷ってしまった。
もともと方向音痴気味だったし、病院の建物が増築を重ねるうちに
入り組んだものになっていたので、自分がどのあたりにいるのか、
いま何階なのかすらはっきりしなくなってしまったのだけれど、
別に急ぐ用事があるわけでもないし、と気ままに足を運んでいた。
廊下のはずれの日当たりのいい所についたてで仕切られた喫煙コーナー
があった。誰もいないソファーに腰を下ろして窓の外の景色を、
といっても建物の壁と空の一部が見えるだけだったけれど、眺めていると、
キュッと床を鳴らす音がして、看護婦がすぐそばに立っていた。
窓から下を見下ろして、「ようやくのところだったわね」と言った。
つられるようにして立ち上がり窓の下を見ようとした時、
その声が例の夢に出てきた看護婦のものだと気づいた。
はっとして横を見ると、もう誰の姿も見えなかった。
窓の下には地味な色のワゴン車が建物に寄せて駐められていて、
通用口のようなところから棺が運び出されるところだった。
316 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/12 23:18
自演くさい
317 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/13 16:39
麻酔かかってるときはいろんな幻覚症状でるから
318 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/16 11:06
保守age
319 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 00:58
僕が中学三年生の時の話です。その日は日曜で、家族はみんな
出かけていて、僕一人が家に残り部屋で勉強をしていました。
お昼ごはんを食べようと思い、台所へ行こうとしたのですが、
部屋のドアが開きません。その時僕が住んでいたのは中古の
マンションで、部屋のドアには前の住人が鍵をつけていたのですが、僕は
普段鍵をかけることはありませんでした。二三日前からドアの調子が悪く、
ノブを回すと引っかかるような感触があったのですが、この時はいくら
ノブを回しても空回りするだけで、押しても引いてもドアが開きません。
工具類も手元に無かったので、夕方家族が帰ってくるまで閉じ込められた
格好になります。幸いトイレは少し前に済ませたばかりだったし、
ペットボトルの水が半分ほどと、お菓子の袋があったので、
夕方まで過ごすぐらいだったら不都合はなさそうでした。
三時ごろ、ベッドに寝ころがって本を読んでいるとき、部屋の外に
人の気配を感じました。床のきしむ音、何かがこっそりと歩き回っている
音が聞こえるのです。はじめは気のせいだと思っていました。しかし
そのうちに、小さな子供のものと思われる笑い声や、床をどたどたと
鳴らして走り回る音が聞こえてきたのです。よその部屋の音が響いている
のでは絶対にないと思いました。ひょっとするとどこかの子供が勝手に
あがりこんで暴れているのかとも考えましたが、玄関の扉には鍵が
かかっていたはずだし、旧式の鉄製の扉で開け閉めのときに大きな
音がするので、部屋で寝ていても聞こえないはずがありません。
(続く)
320 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 01:01
(続き)
子供は二人いるようでした。ますます大きな音をたてて駆け回り、
かん高い叫び声を上げています。部屋の中から声をかけるかどうか
迷っていたのですが、そのうちにふっと物音がしなくなりました。
不思議に思いドアに耳を近づけて外の気配を探ろうとしていると、
突然ドン!と耳元でドアを叩かれ、僕は驚いてひっくり返ってしまいました。
けらけらと笑う声がします。再びドン!と叩く音がして、
「死んじゃうよ」
と聞こえました。またひとつドン!と叩かれ、
「みんな燃えちゃうよ」
と別の声がしました。
「焼け死ぬよ」
「逃げ送れて死んじゃうよ」
「閉じ込められて燃やされるよ」
「息ができなくなるよ」
「たくさん死んじゃうよ」
かん高い声で叫びながらドアを叩き、そのうち笑い声だけをあげながら
狂ったようにドアを叩きまくり、興奮して足を踏み鳴らし騒ぐのです。
(続く)
321 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 01:03
長いから3行ぐらいにまとめろ
322 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/17 01:03
(続き)
夕方になり帰宅した家族に部屋から出してもらうまで、僕は部屋の
隅で布団をかぶったまま震えていました。部屋の外に変わった様子は
ありませんでした。玄関にもベランダに出る窓にも鍵がかかっていたし、
物が動かされたり、荒らされたりした様子も無かったのです。
僕達が引っ越してくる前、下のほうの階で火事があったそうですが、
ほんのボヤ程度でけが人も出なかったようです。近くで大火事が
あったという話も聞きません。戦争中この地区はひどい空襲に遭って、
防空壕の中の女子供が全員焼け死んだりもした、
と郷土史の本にはありました。五十年前の話です。
子供はどちらも小学校低学年くらいで、男の子か女の子かもはっきり
わかりませんでした。無邪気な声でした。学校や公園で、
遊びに夢中になった子供が興奮して叫び声を上げるのを聞くと、
今でもあの時のことを思い出します。
>>321 ちょっとは我慢しなさい。
大人でしょ。
5年前に経験した話。当時従兄弟は上京するため物件を探していた。
そしてS区に月2万のS区にしては異常に安い物件をみつけた。従兄弟はとても貧乏
だったのでそこに住むことにした。自分も2万の物件に興味があったので引越し当日に
従兄弟ん家に遊びに行った。まだ家具がなく部屋も広く殺風景であった。また上の方に
小窓があるだけで普通の窓がなく実に奇怪な部屋だった。昼なのに薄暗く
ツーンとかび臭かったので小窓を開けようとすると従兄弟に止められた。
小窓が壊れているので大家に小窓を触らないようにと言われていたためだった。
「本当に最悪な部屋だな」と愚痴をこぼしつつ雑談していたが1時間後二人とも
臭いに耐え切れず自分たちで小窓を直そうということになった。
折りたたんだ布団数枚を土台にしてさらに背伸びをして俺が小窓に手をやった。
小窓は取っ手を引くと開くタイプで別に壊れてなかった。暗くなった頃にはすっかり
臭いはなくなった。明日は朝一で家具が届くので早く寝ようということになった。
でも夜2時ごろある声で目がさめた。それは赤ん坊の泣き声だった。
きみが悪かったので隣に寝てる従兄弟を起こそうとしたら急に体が重くなった。
何かが上に乗っている。見てみると半透明の赤ん坊がいた。「うあぁ〜」と言おうとしても
声が出ない体が動かない。赤ん坊はハイハイしながら顔へ近づいてきて首まで
来たあたりで消えてしまった。急に体が軽くなり体を起こすとそこにはありえない光景が。
なんと布団のまわりに無数の人々が立っていてこちらを見つめている。
急いで従兄弟を起こしたらもう彼らは消えていた。翌日朝早く引越し業者とともに
来た大家に昨日の話をしてみた。大家は渋々話し始めた。なんとここはちょうど
霊が通る場所でさらに取っ手を引くと開くタイプの小窓は霊が入りやすく出にくい
らしい。一番驚いたことは大家に言われて小窓を覗くと当たり一面お墓だった。