読売にこんな記事か載ってたんだけど。
「切れば祟(たた)りがあるかも」――?。宮城県蔵王町の県道工事で伐採予定だった桜に、
地元も忘れかけていた不吉な伝承のあることが分かり、急きょ工事ルートが変更されること
になった。同県は既に用地買収も済ませていたが、着工直前に古い伝説が思わぬ“待った”
をかけた。
この桜は同町円田の県道沿いに立つ通称「鬼子坂(おにこざか)の桜」。高さ約10メー
トル、幹回り約2メートルの老木で、樹齢は不明という。県道に幅約3・5メートルの歩道
を作ることになり、工事区域に桜がかかった。
同町史には、地元の古い言い伝えとして、その昔、侍が村民6人を殺害して6本の桜の木
を植え、現在まで唯一残ったのがこの桜で、「伐(き)れば祟りがある」と紹介されている。
しかし、この話は、今では地元でさえ知られておらず、住民側は当初、「歩道整備は長年の
願いで、桜の幹の腐食も著しい」と伐採に同意した。
工事は昨年11月から今年3月下旬までの工期で順調に進んでいたが、伐採目前の先月下
旬、同町広報で町教委が「伝説の桜が伐採されることになりました」と紹介したところ、驚
いた県が地元と協議して工事をストップした。
調べてみると、約30年前の同県道改良工事では、伝説の桜を守るため木の周囲をコンク
リートで囲い、保存していたという先例も判明。住民の間では「不吉な伝説がある以上、切
るのは気持ちが悪い」との意見が大勢を占め、今月、県に「切らないで」と意向を伝え、県
も了承した。
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020116i506.htm この祟りについて知っている地元の人、詳しい話きぼーん。