目指せ!!最恐スレッド!!!恐怖なんでも屋

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300あなたのうしろに名無しさんが・・・
>>299
樹海はよく逝ったよ。
見つけた死体は3体だった。でも幽霊は見なかったな〜
301あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/25 00:55
死体話キボン
302あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/25 16:23
age
303300:02/01/25 19:30
もう今から2年も前になるかな。樹海に興味があって(心霊スポットで行ったのでなく、
樹海の火山灰から出来た独特の土地を見たかった)、友だちを誘って5人で行ったんだ。
勿論探索なので迷わないよう、木にビニールロープ(新聞縛るやつ)を巻き付けて遊歩道から潜入した。
入った途端、100Mもしない所で早速片足だけのパンプスを発見したよ。
それから出るわ出るわ、遺品の数々。テントの破れた生地や、バッグ、酒瓶、下着や靴下。
みんなどれ見ても、自殺志願者(中には助かった人もいるだろう)の状態を連想させるものばかり。
後で調べた事だが、自殺志願者には大抵2通りの入り方があるそうだ(警察から聞いた)
一つは、身一つで酒を片手に入る者。樹海は土地柄一度奥まで入ったらそうそう出てこれない。
その事を知ってる志願者は、入って後悔した時のために、酒で気を紛らわそうって魂胆だ。
そういう奴は大体懐中電灯や食料もろくに持たずに酒瓶だけ持っていくんだと。いわゆる速効型だな。
もう一つは、テントなどキャンプの準備(食料等)も兼ね揃えていく者。
これはとりあえず樹海に入って、しばらくしてから死ぬ事を考えようという慎重に事を勧めるタイプだ。
どちらにせよ、遺品は大体この2通りを想像させるものばかり。
そして、500M(購入したロープの長さ)行った所で、白骨死体を見つけたよ。
最初、肋骨が落ちてたんだ。みんなビクーリしたが、ここは樹海。そんな世界だって覚悟して入ったので、
みんなすぐ冷静さを取り戻して観察した。
304300 つづき:02/01/25 19:42
不思議なのは、頭蓋骨がない事だ。みんなで周りを探したら、2Mくらい先の所にあった。
「何故こんなに離れてるんだ?」不思議になって、当たりを捜索すると、
様々な所にその死体と思われる骨が落ちていた。中には骨と気付かず踏んでいた者までいた。
これも後から聞いた事だが、樹海には野犬やカラス、熊、猪等多くの鳥獣が生息する。
よって自殺者はこの鳥獣達の餌となるわけだ。鳥獣達にとっては、餌が自ら舞い込んでくる素晴らしい楽園なのかもしれない。
更に驚いたのは、樹海の芋虫だ。こうも毎日人間が来るので、こいつらの食生活は普通の芋虫に比べ
栄養豊富なため、10CM〜20CMにまで体長が発達してるらしい。異常だ。
定期的に地元の消防団などで樹海探索が行われているが、この時発見された人で、
樹海を彷徨い衰弱した後、倒れている所を救助された人がいた。この人はまだ生きていたにも関わらず、右手半分を芋虫に
食われていた状態だったそうだ。発見した人は腐乱した右手の臭いで見つけたそうだ。
衰弱して意識を失っていたので、抵抗する力も精神力もなかったようだ。
恐ろしい、樹海の芋虫たちよ。。。
305300 つづき:02/01/25 19:51
樹海で腐乱死体が拝めないのも、こういう訳だ。普通、人間が白骨化するまでは相当の時間がかかるが、
ここは樹海。人間の死体を餌にしてる猛者どもがいる限り、腐乱死体として晒されている時間は長くて2日だそうだ。
まあそんなわけで、私達が発見した白骨死体も、五体満足なわけもなく、
鳥獣達に骨の随まで食われた無惨な姿だったわけだ。この時すでに17時を回ろうとしていたので、
暗いのでみんな引き返した。勿論、警察に届けようか迷ったが、トラブルを避けたい気持ちもあり、
「見なかった」事にした。でも私が一番怖かったのは、死体を発見した時、5人の中で一番キャーキャー言ってた女の子が
キノコ好きで、樹海のキノコを採取していた事だ。帰ったらそれを晩飯にすると言う。
正直、何だこの女と思った。よくこんな所で育成したキノコが食えるな、としみじみ思った。
306300 そして:02/01/25 20:13
まだ続きがある。長くてスマソ
第一回はそれで終了したのだが、樹海好きなうちらはまた性懲りもなく潜入した。
今度はお弁当も持って、朝早くからの探索となった。前回とポイントをずらし、もっと奥まで潜入した。
すると、分かった事だが。。。
樹海で死ぬ者の多くは、大抵奥深くよりは、遊歩道(樹海の入り口)から近い所で死んでいる者が多い。
何故なら奥には遺品も少なく、入り口付近の方が遺品等多い事からだ。
これは、樹海という迷宮で迷った挙げ句、同じ所をぐるぐる回っている可能性が多く、
また皮肉な事であと少しで下界に出られるという所で亡くなっているのだ。
しかし、樹海を甘く見てはいけないが、現実に考えると完全な迷宮という訳でもない。
樹海は大きな道路に面して広がっているので、昼間でも耳を済ませばうっすらと車の走る音が聞こえる。
この音を頼りに、または潜入者が残していったロープを伝っていけば必ず外に出られる。
まあ自殺したいからそこにいるんだろうが、多くの自殺者は酒などの効果もあって、殆どが錯乱状態に陥っているのだ。
昼間はまだいいとして、夜の樹海は光一つもない真の暗闇だ。私も経験したが、例え懐中電灯を持って入ったとしても、
理性も消え失せる程怖いのだ。
脱線したが、そんな訳で今回奥に入ったものの、特に屍体など見つからず、我々は多いに樹海の地形を楽しんでいた。
しかし、樹海で食べたお弁当は今までで一番まずかった。帰りに差し掛かり、来た道を戻ると
何だかロープ(首吊り用)やらナイフやらが落ちている所があった。「そろそろ来るな。。」と
嫌な予感も適中し、やはり二体の白骨屍体を発見した。これもやはり入り口から500Mの所。
しかしこれは頭部しか見つからなかった。流石に3体も見たので、前の死体も合わせて警察に届ける事にした。
最後に警察と現場検証という事で一緒に潜入したが、現場で証拠写真だとか言って、死体のある方向を全員で
並んで指さした写真を取った。みんな半笑いだった。
ここまでが私の樹海探索の経験だ。この事は初日から全部ビデオカメラに収めてあるが、
特に幽霊だとかおかしなものも写っていない。
ともかく、樹海に興味半分で行ってはいけない(マジだから)あと自殺も勿論しちゃいけない。
何故なら鳥獣達が口を開けて待っているからだ...