死ぬ程洒落にならない話を集めてみない? PART9
921 :
かとちゃん:02/01/27 03:34
あるサイトの話をひとつ。
TV製作で霊視能力で蒸発した父親を探せという番組をつくることになった。
ところが、有名霊能力者はお金が結構かかるので、その筋では、有名な
おばちゃんに依頼、さっそくスタッフは、マイクロバスで長野の残された
母親、息子、娘の自宅までいき、インタビューと残された服などから
霊視をしてもらうこととなった。
家族の悲しそうな顔、そして訴え、TV的にはいい絵が取れている
プロデューサーは、いいぞいいぞ、次はおばちゃんの登場だ!
922 :
かとちゃん:02/01/27 03:39
マイクロバスでは、よくしゃべるしゃべるふつーのおばちゃんだが、
なぜか、残された服をみて、家族をじっとみても
無言、・・・
無言、・・・・
無言、・・・・・・
ふぅー、疲れたロケバスにもどるか。
スタッフ一同 「なんでーーーー」
プロデューサーは、何でこうなるんだ、予算をケチるじゃなくて
ちゃんとしたTVなれした霊能力者(ぎぼ さん)にすればよかったー
とぼやいていたところ。
そのおばちゃんが、プロデューサーに一言、
924 :
かとちゃん:02/01/27 03:46
「家族みんなでに、殺されちゃったね」
スタッフ 「?」
おばちゃん 「わしゃ、殺人者の前ではこんなこといえんよ」
「あの裏山で土管にうめられおる」
どうも、家族でめったざしにされるシーンが浮かんだそうです。
スタッフ、「・・・・・・」
ちなみに、これはどうも実話みたいなのです。
警察も、蒸発ではなく、前々から家族を疑っており
「このことは、いわないようにと」ということでOAされず、
制作費だけが残った状態になりました。
実際、TVでやるのは本物だったらお蔵入りすることがほとんどなので
本物はまずOAされないものとされておりました。
この話は、最初読んだときは けっこう怖かったなー
この程度でよければ、まだまだありますが、
925 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/27 04:28
>>921 家族全員で殺したとしたら、なんで「蒸発した父親を探せ」という番組
なんかへの出演を承諾したんだ?
マゾ家族かな。
926 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/27 04:43
>>925 周囲の人間にテレビを通じて「蒸発したんだ」と思い込ませたほうが
やりやすいからじゃないのか?
ふつーそういう図太い真似は出来ないと思うけど。
保険金でもかかってれば別だろうけどなぁ
927 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/27 06:39
>>924 これってイタコ氏のサイトの話だよね。この霊視をきっかけに家族は逮捕されたのかどうかが
分からないんだけど、逮捕されてたらある意味スクープじゃないのかな。
「疑いの目をそらすためにTV番組に応募して家族そろって大芝居!カメラの前で平然とウソをつく冷血家族!」
ってな感じ。ワイドショーのネタぐらいには十分なったのにもったいない・・・
>>915 悪いけどそれ人聞き、映像、文、2ch
全てで見た事聞いたことある也
それこそが万事丙乙にも劣らぬ後生と知れい
>>928 ワケワカラーン
禿しく既出といいたのか?
このスレでも既出みたいだね、イタコ話。
まだこのスレ全部見てない人はそれこそ
オフラインででも全部目を通すべき。
話題のループを避けるだけじゃなく、
マジでおもろい話がゴロゴロしてるから。
931 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/27 18:44
そろそろ次スレ?
>>930 URL教えてよ
検索してみたけどヒットしすぎて
且つ絞り込むキーワードも不明なんで・・・
933 :
この話、まだ出てないと思うんだけど:02/01/27 20:02
深夜の病院というのは気味の悪いものです。
それは、その病院で働いてる人間にとっても例外ではありません。
私は当時医療事務の仕事をしており、月に2,3は夜勤の当番になるのです
が、その日は特に背筋の寒くなるような冷気を感じ、たまった書類に眼を通
す事で気を紛らせていました。そのときです。
トントン。
誰かがドアをノックしています。
「はい、どうぞ」
しかし、誰も入ってきません。不信に思って私の方から部屋のドアを開けま
した。しかし・・・そこには誰もいませんでした。
その時は深く考えませんでした。守衛さんのイタズラか、入院患者が間違っ
てノックしてしまったかのどちらかだと思ったのです。
病院の夜は早く、9時になると一斉に電気を消すのです。その為寝付けない
患者が夜中に起き出して、病院内を探索する事は稀にありました。
気を取り直して、又、先程のように机に向かい仕事を始めました。10分
程たった頃でしょうか・・・
続く
934 :
この話、まだ出てないと思うんだけど:02/01/27 20:08
続き
トントン
また、ドアをノックする音が聞こえました。
私は正体を見極めてやろうと全力でドアまで走り、凄い勢いでドアを開けま
した。しかし・・・やはりそこには、誰も居なかったのです。
イタズラにしては悪質です。私は腹が立ってきました。2度ある事は3度ある
だろうと思い、今度は机に向かわず、息を殺してドアの前に立って、ずっと
ノックされるのを待っていました。
トン
ノックと同時にドアを開けました。そこで私が見たものは・・・
霊安室に続く長い廊下。
それだけです。
ノックと同時にドアを開けたにも拘らず、そこには誰も居ないのです。
足元を白い光が不気味に照らしていました。
体中の力が抜け、その場に座り込んでしまいました。奥歯がガタガタいって、
涙がとめどなく流れました。そうして、どれ程の時間が経ったでしょうか?
続く
935 :
この話、まだ出てないと思うんだけど:02/01/27 20:15
続き
トントン
「・・・誰?」
何とか声を出して、それだけは尋ねましたが、返事は返ってきませんでした。
「あなたは、もう死んでるのね?」
トントン
返事がありました。私は、恐ろしさで気を失いそうりながらも、、もし何か
言い残したい事があって、死んでも死にきれずに居るのなら、それを聞いて
成仏させてあげるのは私の役目だと思いました。
「貴方は、この病院で亡くなった人なの?」
トントン
「心残りがあるのね?」
トントン
ふと私は、その前日に心臓病で亡くなった若い女性が、まだ霊安室に眠った
ままである事を思い出し、ノックの主はひょっとしたら彼女ではないかと
思いました。
続き
続き
「貴方は、女の人?」
・・・・
返事がありません。
「それでは、男性なの?」
・・・・
やはり、返事がありません。
ドアの向こうで、何か考えているような、戸惑っているような気配が
伝わってきます。そこで私は、ある事を思いつきました。
「ひょっとして、そこには何人か居るのね?」
トントン
「いったい、何人いるのかしら?」
・・・。
少しの沈黙がありました。そして・・・
トントントントントントントントントントントントントントントントン
トントントントントントントントントントントントントントントントン
トントントントントントントントントントントントントントン・・・
その音は止む事無く鳴り続けたのです。
省略されちまった。ちょっと失敗。
もし、既出だったすみません。
この話、自分が聞いた時は怖かったんだけど、思い出しながら書いたから
文章力で損してるかも。
怖かったら、又別の話も書きます。
938 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/27 20:29
姿が見えない分、余計に怖いよ
>無数のノック音
トントンで一人なのかトンで一人なのか、ちょっと考えてしまった。
そろそろ次レスだね。とうとうパート10か....
942 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/27 23:55
>ノック
よかったよぉ〜!!
これは、実話です。数年前、私は、妹と二人で東京で二人暮らしをしていました。
元々は、二人別々に部屋を借りていたのですが、二人の家賃を合わせると
一軒家が借りられるという事に気付き、都心から多少離れてはいるものの、
広くて綺麗な家を借りる事にしたのです。
ある日、妹がお風呂に入り、私が二階でテレビを見ている時です。
風呂場から「ギャアアアアア」という物凄い悲鳴が聞こえました。
ゴキブリでも出たかと思って一階に下りると、妹は髪をぐっしょりと
濡らして裸のままで廊下に立っていました。
何があったか知らないが、いくらなんでもその格好はないだろうと呆れながら
「どうしたの?」と聞くと青ざめた顔で
「・・・風呂場、見て来て、お願い」と言います。
言われた通り見てきましたが、特に変わった様子はありませんでした。
脱衣所までびしょ濡れで、妹が湯船から慌てて飛び出した様子が伺えた以外は。
取り敢えず服を着て、髪を乾かして一息付いてから、妹は事情を話し始めました。
(続く)
(続き)
いつものように、お風呂に浸かっていると、「ヒュー・・ヒュー・・」という
誰かの呼吸する音を聞いたというのです。周りを見わたしたのですが、誰もいません。
風の音だと解釈し、妹は深く気にせずに髪を洗い始めました。
湯船に浸かりながら、上半身だけ風呂釜の外に身を乗り出し、前かがみになって
髪を洗います。手のひらでシャンプーを泡立て、地肌に指を滑らせ、
髪を揉むようにして洗いました。そのとき、ある事に気付いたのです。
髪が、長い。
妹が洗っている髪の毛は、彼女自身の髪よりも数十センチ長かったそうです。
そして、もう一つのある事実に気が付いた時、妹は思わず風呂場から飛び出し
てしまったそうです。
後頭部に、誰かの鼻が当たっている事に。
それ以降、妹は極度の怖がりになってしまい、お風呂に入る時は必ず
ドアの外で私が待機するようになりました。
私自身は、今日に至るまで、何ら不思議な体験をしてません。
しかし、妹は確かにあの時、自分でない誰かの髪を洗ったと言います。
945 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 01:53
長髪のタシーロだったとか
947 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 02:41
話の内容はともかく
>>944が妹の風呂のぞいている事は確か
>>938-940 >>942 >>945 反応があると嬉すぃ。ありがとう。
風呂場の話は実話として聞いたんで、そのまま一人称で書いたけど
私の経験じゃありません。よって本当に実話かどうかは限りなく???
なんですが、今度正真正銘の実話を書きます。おやすみなさい。
>>948 こんなガイシュツ話が実体験なんて誰も思ってないってば
950 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 03:37
950
951 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 04:03
チンポから血が出た
952 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 04:13
ポドリアススペースに足が引っ掛かった
954 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 06:33
洒落にならない程かどうかは人によると思うけれど、怖いっていう
感覚の中に少しだけ「悲しみ」が交じっていると、私はとっても怖い。
生きている人も「凄い形相」をするけど、それは裏切られた悲しさから
だったりするでしょ。
大変申し訳ないけど、きっとこの話は既出でしょうね。
私は「まんが日本昔話」で見た「ふとんの話」がとっても怖い。
両親に先立たれ、借金取りにふとんまで取り上げられた幼い兄弟が
ちょうど今頃の寒い時期、何も無いボロ屋で抱き合いながら凍死する。
取り上げられたふとんは旅館に引き取られるが、そこに泊まった旅人が、
ある晩そのふとんからかすかな声がするのを聞く。
「兄さん寒かろう」
「おまえも寒かろう」
それは僅かでも暖を取り合おうと、抱き合いながら息絶えた兄弟が最後に
交わした言葉
初めてそれをテレビで見たとき、思わず流した涙は兄弟愛に対する
感動などではなく、純粋な恐怖からでした。
恐怖を克服して深夜のトイレから戻り、やれやれと布団に包まったときの安堵感。
しかしこの話を知って、それすらも取り上げられてしまったと感じた。
怨念はいろんなものに憑くようですが、何も最後の拠り所であるふとんに憑かんで
くれるなよと思ったものです。
>>954 「鳥取の布団」だね。
小泉八雲の「怪談」のひとつだよ。
そうそう!ラフカディオ・ハーン。
あと「幽霊滝の伝説」あれは怖いすね。
しかしスレ違いネタかも。陳謝
>>956 うん、幽霊滝はこわいね。
あと「破約」。前妻の亡霊が新妻に祟るやつ。
オチのひとこともイイし。
958 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 13:44
確かに「幽霊滝」は怖い。
しかし、どうしてあのお母さんはわざわざ赤ん坊を背負っていたんだ?
同僚(他のおばさん)が信用できないから、仕事場に残しておけなかったのか?
959 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 13:56
僕の家から会社までは、小さな私鉄の電車で約30分です。都会では考えられない
でしょうが、行きも帰りもほとんど座って通勤しています。その電車で帰宅
途中、無気味な出来事を体験しました。
その日、僕は部長の誘いで飲みに行き、12時前の終電にようやく間に合いました。
タクシーで帰ると1万円弱かかりますから、とりあえず電車にのれた事でほっとしながら
座席に腰をおろしました。
田舎の事なので、終電といっても静かなものです。どうやらこの車両には僕
ひとりのようでした。僕は足を前の座席にのばすと、酔いのせいもあって、すぐに
居眠り始めました。何分くらいたったでしょうか。僕は、小さな声で目をさましまた。
くすくすと笑う声は、どうやら小さな子供と、若い母親のようです。
子供「ねえ、この電車もよくのったよね。」
母親「そうね。けんちゃん、電車すきだったものね。」
子供「うん。○○駅に行った時はとっても楽しかったね。」
母親「そうね、できたら、東京駅とか、国鉄の大きな駅にも連れていってあげたかったわ」
子供「うん、夜行列車、いちど乗ってみたかったな」
960 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 14:05
僕は夢うつつに親子の会話を聞いていました。車両は4人がけの座席
になっているので、姿は見えませんでしたが、けっこうはっきり聞こえて
くるということは、すぐ近くのシートにいるのでしょうか。どこか途中の
駅で乗ってきたのかな、と思いました。
母親「けんちゃん、国鉄にはあんまりのせてあげられなかったものねえ」
コクテツ、という響きが奇妙に感じました。JRになってからもう15年
以上たつのではないか。そんな事を考えているうちに、目がさめてきました。
僕はそっとシートから体を乗り出して、周りを見回しましたが、親子の
姿などこにも見えないのです。
僕からは死角になっているところに座っているのだろうか。思い巡らして
いるうちに次の駅につき、乗降のないまま、発車しました。
961 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 14:17
またうとうとしはじめると、それを待っていたかのように、親子のひそひそ声
が聞こえてきました。
母親「けんちゃん、あの時はこわかった?」
子供「ううん、お母さんが一緒だったもん。ぜんぜん平気だったよ」
母親「でも、痛かったでしょう。」
子供「んー、わかんない。でも、大好きな電車だったからよかった。」
母親「そう、そうよね。けんちゃんの好きな、この青い電車をえらんだんだもの。_
子供「あ、もうすぐあの踏切だよ。」
子供がはしゃいだ声をだしました。僕はぼんやりと窓の外をみました。カーブの先
田畑の中に、ぼんやりと浮かぶ踏切の赤いシグナル。その踏切に親子らしい人影
がたっていました。親子は、下りた遮断機を、くぐり抜けようとしているように
みえました。
キキキキーーーーーー と電車が急ブレーキをかけると同時に、鈍い
衝撃が伝わってきました。そして、僕の座っているシートの窓ガラスに、ピシャっと
赤い飛沫がかかりました。全身の血の気が引く思いで、僕は思わずドアの方へと走ろうと
しました。
しかし…座席から立ち上がってふと気付くと、電車は元通り走っています。僕の心臓
だけが、激しく鼓動をうっていました。
夢か…。と立ち上がったついでに車内をみまわしましたが、やはり誰もいません。
962 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 14:29
さっきから聞こえてきた親子の会話も、夢だったのかもしれない。そう思って気を落ち着かせると、一人
で車両に乗っているというだけでおびえている自分が情けなくさえ思えてきました。
終点です、と車内アナウンスが聞こえ、ようやく電車が本当に減速しはじめました。僕は
コートと鞄を抱えて、出口にむかいました。ホームの明かりが見え始めました時、
はっきりと後ろに人の気配を感じました。なにか、ぼたぼたと水滴の落ちるような音もきこえてきました。
目をあげ、僕の背後に映った人影を見た瞬間、僕は思わず持っていた物を取り落とし、そのうえ、
腰をぬかしてしまったのです。
ガラスに映っていたのは、五歳くらいの子供を抱いた、若い母親でした。母親の左腕は肘
から先がなく、胸もずたずたで、その傷口から血をぼとりぼとりとたらしていました。
そして右腕で抱き締められている子供は左半身が潰されて、ほとんど赤い肉塊にしかみえませんでした。
子供は、残っている右目で僕をジッと見つめていました。
その後はあんまり覚えていません、へたり込んでいる僕を駅員が引っぱりだしそのまま
事務所で冷たい水をだしてくれました。
車内の出来事をその駅員に聞くことはできませんでした。実際に飛び込み自殺があったといわれると
おかしくなりそうでしたから。以上に僕の体験はおわります。読んでくれてありがとうございました。
963 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 14:41
>>962 ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
964 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 15:02
まだ新スレ立てないの?
965 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 15:03
テレビの観覧してるときおしっこしたくてたまらなくて
暴行は列寸前だった。膀胱破裂
967 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/01/28 18:15
始めから(パート1から)全部読んだよ。かなりおもしろかったのでage。
968 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 18:47
PART10を立てました。
970 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:
ありがと