下水道にまつわる怖い話

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1あなたのうしろに名無しさんが・・・
下水道、マンホールにまつわる怖い話ってありますか?
実際にマンホールの中に入ったことのある人の体験談とかも聞きたいです。
2下水道:01/11/12 23:24
下水道
3 :01/11/12 23:25
ガキの頃、よく遊んだけど、他人の糞尿が流れていることを
知って、怖くなりました。
4ダヌル・ウェブスター:01/11/12 23:25
マンホールのなかきもちいい
5あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/12 23:34
この怪談は僕の周りで今まで一人も怖いと言ったヤツがいない。
僕独りだけすっごく怖いと思ってる。

 ある女の子が旅行で海に行った。その夜旅館で水の滴る音を聞いた。
地元帰ってきて下校途中にマンホールの蓋が開いていた。
何気なく覗いたら鍵を落とした。底で鍵が光ったので取りに行く事にした。
下まで降りて鍵を拾うと、海で聞いた例の音がした。
向こうから何か近づいてくる。それは半魚人だった。
彼はこう言った。「海からおまえを追ってきた。」

この話の怖さは全て聞く人の半魚人のイメージにかかってる。
感想聞かせて。
6あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/13 02:29
厨房の頃、下水道を学校の手前まで入って行ったことがかある。
距離にして恐らく1kmくらい歩いた。

その時コワかったのは、進むにつれてどんどん管の直径が狭まることだった。
最後の方はしゃごんで移動した。
学校の直前では40〜50φくらい。
「もし、塞がれたら」と思うとそれ以上進む気にはなれなかった。

それと、地上での音って言うか振動が想像以上に響く。
その場所は造成地になっていて、よく中学のブラスバンドとチアがパレードの練習をしていた。
足音とくぐもった楽器の音、どんどん近づいて来る。始めは何だか分からなくて、かなりビビった (w
7名無しさん:01/11/13 03:42
子供の頃、落ちました。
親に相当怒られた気がする。
8あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/13 03:46
9あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/13 04:00
>8
つまんない。
どうせならもっと凄い画像を持って来てYO!
10転載ですが・・・:01/11/14 23:54

小学校の下校途中で、仲間と騒ぎながら信号待ちをしていると、1人が側溝のコンクリートの蓋の間に覗く100円玉を見つけた。
蓋はとても持ち上がらなかったが意地でも取りたくなって、四車線隔てた向こう側の下水溝から侵入を試みた。
泥だらけになりながらさまよったが結局100円玉は見つからず、かわりに発見した汚らしい包みを拾って外に出た。
相当古そうなそれは、破いてみるとチョコレートだった。
ははあ、バレンタインのチョコが相手に捨てられたんだな、と一同察知してもう一度下水に流そうとすると、腐ったチョコの裏から手紙が出てきた。
ウワー カワイソウと思いながらも興味本意で読んでみると、心臓を掴まれたような寒気が襲ってきた。
「赤い目をした人へ 赤い手をした人へ」   
おもわず下水溝の奥の方へ波きりの要領でチョコごとブン投げて全員逃げた。
後から考えてみると絶対変な文面とも言えない気がするが、その時はもうホントに怖くて気味が悪かった。
しばらくチョコ食えんかった・・・・
11あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/15 00:15
>10
死ぬほど洒落にならない話スレで
あったね。初めて読んだ時鳥肌たちまくり
下水道には白いワニが住んでます。
13あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/15 00:44
≫6 40〜50φって、塞がれそうもなにも、人が入れる大きさじゃないよ!?
14 :01/11/15 00:46
金魚が育ってたなー
15あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/15 00:53
そう言えば何年か前にマンホールの中に死体が捨てられてた事あったなぁ
皆知らないでその上を歩いたりして通過してたんだよね
16あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 00:07
>15
その事件の詳細が聞きたいかも・・・
よく考えれば死体の捨て場としてはマンホールってベストですよね。どこにでもあるし、
下水の臭いで死臭も隠せるだろうし、ドブネズミが死体を食ってたちまち証拠隠滅だし。
17ダヌル・ウェブスター:01/11/16 00:12
>12
あ、江口寿史さん、はじめまして。(笑)
186:01/11/16 00:42
>>13
いや、当時から自分、かなりホソいので (w
ちなみに現在の自分、厨房の頃より体重軽い・・・・。
(なんかオカルトちっく?? でも、マジだよ)
19あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 01:29
そういえば海外のゲームで
暗殺したターゲットを下水に捨てて処理するのがあった。
20毬雄:01/11/16 01:31
クリボーが出てきたときは驚きました。
21あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 01:36
マンホールの中の画像を魅して下さい
22あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 01:39
>>16
普通のマンホールだからポポーイと下まで落ちるような感じじゃなく
蓋を開けると立ったような状態で縦にはまってたんだって
下水の流れが悪くなってて市の人が検査の為蓋を開けたら白骨化した遺体が在ったんだってさ
近所の人もなんか臭いね・・・くらいは話してたんだって
犯人が捕まったかどうかまでは忘れちゃったけど
遺体の人は捨てられたマンホールの割りと近くにすんでいたんだそうで
年末から行方がわからなくなっていたOLだったそうです
自分的には未解決の謎な事件
23あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 02:51
>>22
詳細ありがとう! 蓋を開けたらいきなり白骨が立ってたらショックだろうな・・・
実際のところ臭いや下水の詰まりでバレてしまうんですね。でも下水道からなら
どんなものが出てきても不思議じゃないような気がする・・
24あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 02:56
バラバラにした死体だったら流れていきそうかも。
25あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 09:19
ある仕事帰りのサラリーマンが道を歩いていると、
目の前のマンホールの蓋がわずかに開いているのに気づいた。
工事の人が閉め忘れていったのかと思いながら通りすぎようとすると、
「・・・出られないよ〜」
というかぼそい子供の声がした。
なんと、真っ暗なマンホールの中にわずかな街灯に照らされた子供の顔が見えたのだ。
「「・・・出られないよ〜」
闇の中から声が響く。
事故で落ちた子供が助けを求めている・・・そう思った彼は慌てふためいた。
助けを呼ぼうにも周りにはいないし、この頃は携帯なんて便利なものは無かったし、
電話ボックスも近くにない。
「・・・出られないよ〜」
その間にも子供は呼びかける。
「分かった、今助けてやる。もう少しの辛抱だ」
彼がそう声をかけると、
マンホールの中から細く青白い手が差し出された。
思わずそれを掴もうとした彼は、それを掴む寸前で、疑問に気づいた。
先ほどから子供の声は淡々としていて、事故に巻き込まれて差し迫った感じが全く無い。
そして何故マンホールの蓋が開いているのか?
専門家が専用器具でも使わない限り、そう簡単に開くはずがない。
中から子供が押し開けるなんてことは不可能だ。
一体これはどういう事なのか?
彼は差し出した手を少しずつ引っ込め、体もマンホールから少しずつ離れていった。
すると、子供の声が変わった。これまで弱々しかった声が、
太く、感情のこめられていない不気味な声に変化した。
「・・・出してくれるんじゃないのか」
それを聞いた彼は全身の毛が逆立った。
声が変化した瞬間、マンホールの底から何かが沸き起こって迫ってくるような気配を感じた。
むそして彼は一目散にその場から駆け出した。
一度だけ振り向くと、マンホールの蓋がしっかりと閉まっているのが見えたという・・・。
地味だけど恐い
27あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 11:48
IT怖かった。
>25 それを元に漫画を描きたい。
29あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 03:41
昔「ザ・ショックス」かなんかで、下水道で暮している人とかいってネズミを
食ってる映像を見たんだけど、実際に下水道で暮している人って今でもいるんだろうか。
30あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 03:53
>>25

怖い。オリジナル?
31あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 04:06
>25
いいねぇ、これぞ「じわり恐怖系」だ。
32あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 07:07
マンホールで思い出したけど、某劇団が、幼児誘拐殺人事件を
元ネタに、ドキュメント系の芝居を打った事があるのね。
その劇には、マンホールのセットが出てくるんです。
まあ、床に置いて、蓋だけ開くという、簡単な代物なんだけど、
(事件で、マンホールの下に、何が捨てられたかは分かるよね)
話の筋書き上、マンホールを覗くシーンにどうしても必要だったわけ。
まあ、中いんは入れないんで、役者の演技力で、マンホールの中を
想像させようとしたんだな。
んで本題。
自分の友人がですね、落ち日にこの芝居見にいったんですが、マンホール
から子供の手が出てくるシーンがあったらしいのですが、まあこれは
犯人が罪の意識に悩む部分を、イメージ化するつもりだったのかな?
と思って見ていたらしいんです。役者も迫真の演技で、顔面蒼白で。

しかし妙だったのは、このシーンで役者がしきりに舞台袖を見るんですって。
どういう演技意図かいな?と思ってたらしいんですが、劇場から出るときに
ですね、役者がロビーに並んで挨拶するでしょう?
なぜか、謝るんですって。申し訳ありませんでしたと。
後日確認しました所、「手」の件は曖昧な解答しか得られないは、
何故謝っていたのかも教えてもらえないは、えらいシドロモドロ
だったそうです。
まあ、普通、素に戻りますはなあ。舞台袖に助け求めるでしょう。
普通の神経なら。
33あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 07:54
>32
いいねー、朝っぱらから恐いねぇー!
その子供の手は・・・だった訳ですな。

テレホ終る間際に
最高の書き込み読ませてくれてサンキュ!
「は」と「わ」は使い分けて…
>>34 地味なツッコミにワラタ。コレダネ↓

>曖昧な解答しか得られないは、
何故謝っていたのかも教えてもらえないは、
36あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 15:21
>>32

怖かった。
だけど「中いん」て何?
37あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 15:40
>>6
学校の直前で、下水への接続口径が50or40φ・・・・・
私なら腕も入らないわ。
そこに入ろうとした(入れそうだった?)6さんの方が
とてもオカルトちっく。
200φでも中にははいれないよ
恐いというか、キモかったのが、
『ぼくらの七日間戦争』の"エイリアン"
39あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 22:50
マンホールから下水道にペット捨てる人って結構いるらしいけど、
両生類とか爬虫類系じゃなくて犬とか猫も普通に投げ込んじゃうんだって。
動物愛護とかの人もマンホールの中は保護する動物がいるかもって事で見回り
する場所に加えたとかズームイン朝でだいぶ前やってた。
ネズミとか虫とか食べれるものは少なくて酷いし、日の光だって当たらない。
でも下水道ってそこそこ動物が死なない程度の環境で。
時には静まり返った夜中とかマンホールの下から犬の遠吠えがかすかに
聞こえたこともあったんだって。(愛護の人談ね)
下水道にはひどい環境でも生き続けてしまう悲しさとか
人を呪うような憎悪の念を込めて遠吠えしている犬がいるのかもしれないと
思ったら怖くなった。たったマンホール一枚ごしなのに。

ペット板のコピペ。
40あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/18 22:58
ズビグニエフ・チブルスキの「地下下水道」は記念碑的ケッサク
416:01/11/19 01:36
>>37
スマソ。
直径40〜50cmて意味です。 (w
42あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 01:39
よく考えたら、便所や流し台から管1本で下水道につながってるんだよね。
そんなところに捨てられたペットやら死体やらがあると考えると恐ろしい。
■雑学■
その管が途中で、ぐにゅんと曲がって
水が溜まっているから、下水からの匂いが
上に上がって来ないんだよね。
チーム下水道?
45あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 01:46
ペット捨てる奴らは、本当に腹が立つ。
責任も取れないなら、最初から飼うなと言いたい。
服とかと違って、生物なんだから。
もし自分がペットだったらって考えたら、そんなことは出来ない。
4632:01/11/19 02:57
ごめーん、テキストエディタで書いてから、貼付ければよかったね。(笑)
読みにくい文章で、スマソ。

↑実は誤字でちょっと恥ずかしい
47あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 10:38
>>39
何て言うか、下水なんて自分達の生活にすごく近いのにそこには人知れない
動物達の生への執念とかが渦巻いてると思ったら、そのまさにマンホール一枚で
天国と地獄、ってなギャップが恐怖。
48あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 11:12
>>15
それ、うちの近所かも。
でも殺されてたの保母さんだったみたいだし・・。
違う事件かな?
現場は現在スーパーのすぐそば。
買い物行く度に通るのでちょっと怖いです。
犯人も見つかってないみたいだし。
49あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 17:34
あげー
50あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 21:59
ある社宅に子供のいない若夫婦が住んでいた。
女は子供がいない寂しさから、買い物帰りについ道端の捨て猫を拾ってしまい
社宅でペットは禁止されているにも関わらず、夫の猛反対を押し切って
そのままこっそりと飼い始めた。
子猫は女にとてもよくなついて、家事の最中も喉をゴロゴロならして
足元にまとわりついてきた。
女はそんな子猫がいとおしく、我が子のように可愛がった。

ある朝、夫を送り出して洗濯をしようとした女は、洗濯排水用の排水溝が
臭っていることに気付いた。
「そういえばここ何ヶ月か排水溝の掃除をしてなかったな」
女は洗濯の前に排水溝を掃除しようと思い、排水溝から洗濯機の排水ホースを引き出し、掃除を始めた。
子猫はいつものように妻の横で、不思議そうに事の成り行きを見守っている。
しばらくすると居間の方で電話がなった。女は掃除を中断して居間へ。
「こんな朝っぱらからセールスの電話なんて・・・」ぶつぶつ言いながら再び洗面所に戻る。
ふと気付くと、さっきまでそばにいた子猫の姿がない。
「みーちゃん、みーちゃん」。女は子猫の名前を呼んだ。
「・・・ニャ〜・・・」弱々しい返事が聞こえてきた。信じられない場所から。
女はさっきまで自分が掃除をしていた穴を「まさか」という思いで覗きこんだ。
穴の奥に、怯えきった表情の可愛い我が子の顔が、ピッタリと収まってそこにあった。
どうやら足を滑らしてお尻から排水溝に落ちてしまったようだ。
女は悲鳴をあげ、動揺しながらも何とか子猫を助け出す方法を必死で考えたが
すぐに無理だと悟った。
子猫の体は排水溝に完全にはまっていて一部の隙間もない。
自力で引っ張り出す事は不可能だ。
「業者に頼んで下水管を壊してもらうしかない」
そこまで考えて、ふと女は冷静になった。
水道管を壊すとなると大きな工事になる。
内緒で子猫を飼っていたことが近所にばれてしまうかもしれない。
この社宅には夫の上司も住んでいる。
上司の奥さんは、この社宅に住む主婦達を統括するボス的存在。
もし規律を乱して彼女に睨まれたら、この先社宅での平穏な生活は望めないだろう。
ばれたら夫も自分もただでは済まない。
まだ何年も住み続けるであろうこの社宅で、こんな不祥事を公にするわけにはいかないのだ。
5150の続き:01/11/19 22:01
子猫は相変わらず助けを求めて弱々しく鳴いている。
その子猫を見下ろして立ち尽くす女。
その目からはもう動揺や迷いは消えていた。冷静で冷淡な情の無い目。
女は何事もなかったかのように排水溝にホースを突っ込んだ。
ホースの先が柔らかい何かに当たったが、かまわず力を込めて押しこんだ。
「ギャーッ!」という悲鳴のような鳴き声が聞こえたが気にしなかった。
子猫の体は、より深いところに押しこまれてしまったようだが、女にはもうどうでも良い事だった。
そして洗濯機のスイッチを入れて洗剤を入れ、静かに蓋をしてその場を離れた。
子猫の声は洗濯層に溜まる水の音にかき消されていた。
あとは全自動の洗濯機が勝手に最後までやってくれる。
洗濯物を干したら買い物に行かなきゃ。いつも通りの生活だ、何も変わらない。
夫には子猫は逃げたと言おう。
ずっとヤキモキしてたからホッとするだろうな。
女の口元にはいつのまにかうっすらと笑みが浮かんでた。
5251の続き:01/11/19 22:04
数ヶ月後、女は不眠に悩んでいた。
夜中に決まって猫の鳴き声がするのだ。それも洗面所の方から。
「あの子猫は洗濯排水と一緒に流れてしまったはず。
あれから何ヶ月も経っているんだし、まだあそこにいるなんて考えられない」
いくらそう自分に言い聞かせても、実際にその声は洗面所から聞こえてくる。女は混乱した。
事実を知らない夫は、近所の野良猫が鳴いているんだろうと言って取り合ってくれない。
あまりの気味悪さに、妻はだんだんとノイローゼ状態になっていった。
ある日の夜、妻は風呂で湯に浸りながら思った。
「私どうかしてた。猫の鳴き声は罪悪感からくる幻聴だろう。明日は死んだ子猫に
お線香をあげて供養しよう」
ふう、と一息ついて目を閉じ、手のひらで湯をすくって顔を洗った。
その時、手のひらと顔に奇妙な異物感を感じ、女は思わず目を開けた。
・・・目の前に理解を超える光景があった。
広げた手のひらや指に、何かの動物の・・いや、猫の毛と小さな肉片のようなものが
絡まりついているのだ。
見ると自分が浸かっている湯一面にもそれは浮かんでいた。
女があまりの光景に茫然自失になっていると、足元あたりにある排水溝からボコボコッと
逆流するような音がして、目の前に何か丸いものがポコンと浮かび出てきた。
それは小さな目玉だった。
湯に浮かびながらじっとこちらを凝視している。
見覚えのある目玉。ああそうだ、あの時のあの子の目だ。あの時もこんな風に小さな穴の中から
私を見ていた・・・。
女の中で何かが壊れた。
女はいとおしそうに両手でそっと目玉をすくうと、ささやきかけた。
「おかえり」。

妻がいつまでたっても風呂から出ないことを不振に思い、風呂場を覗いた夫が見たものは
剃刀で手首を切り裂き、大量の血を流して息絶えている妻の姿だった。
女は母性に満ちた穏やかな表情で死んでいた。
女の手首から流れ出た真っ赤な血は洗い場のタイルの目地を伝い、排水溝へと飲み込まれていた。
その排水溝から、かすかに猫の鳴き声が聞こえた。
それはまるで帰宅した飼い主を出迎えるときの、甘えるような声だった。

おわり。

20点
54あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 22:10
>53
うそ〜、頑張ったのに。
55あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/19 22:26
>50−53
ペット大嫌い板の連中に読ませたい話だね。
>50−53
妻ザマミロて思たよ
57あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/21 00:27
マンホールを開ける専用の道具ほしい。あと下水道の地図も。
どっかで売ってないか?
58あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/21 00:36
つい最近の事だが、寒かったので地下鉄の通風口のうえに乗かって信号待ちを
していたときのこと。地下鉄がゴウーっと通ったときにそのなま暖かい風を
タバコの煙りといっしょに思いきり肺に吸い込んでしまった。そしたらその後
すぐにトテーモ気持ちよくなった(◎_◎)93吸った時みたいダターYO!
59あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/21 00:49
>>51
いや、俺は感動したね。
60あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/21 00:58
下水道と言えば、ジェニファー・トスという人が書いた「モグラびと」(集英社)が結構面白い。
ニューヨークの下水道(や放棄された地下鉄)に住むホームレスの人々について書いた本なのだが、
カナーリおぞましい(けったくそ悪い)生活の様子が出てくる(ホームレスとは思えぬようなリッチな生活
も出てくるが)。
61あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/21 01:30
>>15
そのマンホールの上を事件が発覚するまで何度も通ったよ。
近所なもんで。
事件知ったときは毛穴が全部開いたYO。
ちなみに友人が、そのマンホールを見下ろすマンションに住んでる。
身近で事件が起きると自分まで
テレビの中の人物になったような気がしてしまう・・・。
「現実じゃないような感覚」って言ったらわかるかな?

うちの近くで事件が起きた時、マスコミがおしかけてきて
近所のおしゃべりな主婦にインタビューしているのを見た
経験があるが、本当に不思議なキモチだった。
なぜ、テレビの中のレポーターがここに??って
頭の中がモヤモヤした覚えがある。
スレちがいスマソ。sage。
63あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/21 01:45
チャドだったっけ?
もしくは顔がドロドロに解けてるシーンが映ってるビデオ。
下水道に産業廃棄物流したら、下水道の中で生活していた人が
怪物に変化していったってホラービデオ。
どんな内容か教えて
名スレの予感
65あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/21 11:31
>>60
既出だけど「ザ・ショック」という映画で下水道に住むホームレスが流れていた。
ネズミを捕って焼いて食べてた。
その映像を見て率直に思った事は、アメリカの下水道は広いということだった。
66あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/22 01:13
>>65
その後にミミズスパゲティを食べる家族の映像とかもあったよね(ザ・ショック)

日本の下水道には人は住んでないんだろうか。もしも地下に集落とかがあったら
まさに「地図にのってない集落」。犬鳴以上のロマンがある。
6748:01/11/25 15:17
>61
ご近所さん?
68あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/25 15:23
ジェイソン
69あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/27 22:24
age
70あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/29 03:14
下水ってどのくらい深いのかしりたい
71あさの:01/12/01 23:04
遺体の人は捨てられたマンホールの割りと近くにすんでいたんだそうで
年末から行方がわからなくなっていたOLだったそうです
72あなたのうしろに名無しさんが・・・
下水道のネットワークを設計するのは、大変難しいとのこと。
水は上から下へしか流れないからね。