旅行にまつわる怖い話

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1あなたのうしろに名無しさんが・・・
旅先で起きた恐ろしい話を皆さん語ってください。
海外、国内問いません。
ただ、達磨はやめましょう。
       人   
      (_)
      (___)
     (′∀′)パラリラパラリラ
      ( O┬O
  ≡ ◎-ヽJ┴◎ キコキコ
3あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/20 04:41
あげ
(゚д゚)ウマー
5あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/20 17:05
中国のホテルに泊まってたら、金縛りにあった。
なんか足元で気配がして、必死でお経を唱えてたが、中国の幽霊に効くのか疑問になり、
キョンシー退治の方法とかを必死で考えてたら止んだ。
6あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/25 23:23
age
7あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/25 23:28
本当に恐ろしい体験をした人は、それを人に話すことができないと思う。
一年前にタイへ行ったっきり帰ってこない友人のように。

多分、向こうの暮らしが気に入って帰ってこないのだと思うが、
手紙の一通もよこさないので一抹の不安が心を過ぎったりする。
8:01/10/26 00:08
おっしゃるとおりです。
今年の夏、本当に恐ろしい?体験をしましたが、あまり話すことができません。
9あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 00:11
修学旅行でスキーに行ったら速攻ゲリピーになった。
おなか弱いんです。
10:01/10/26 00:17
私はある国で勤務している大使館員です。
もちろん、いまは海外からアクセスしています。
今年の夏、家族(妻、子供(5歳、3歳))を車にのせて、国境の山岳地帯に夏休みの旅行にでかけました。
世界でも有名な山の隣町です。
観光シーズンだったのですが、事前にホテルを予約していたので、
何の問題もなく旅行を楽しんでいたのですが、明日そこを出発しようとする日、それは起こったのです。
11:01/10/26 00:21
その日は午前中、ホテルの付近の山を散策していました。
昼になり、家内が突然、○○山(有名な山)を見に行きたい、と言い出しました。
その山はケーブルカーで山頂近くまでいけるのですが、以前一度登ったことがあるので、私は乗り気ではありませんでした。しかし、家内があまりにしつこく言うので、車を30分ほどとばして、その山まで行ったのです。
12:01/10/26 00:24
ケーブルカーを登っていると途中から天候が荒れてきて視界が悪くなり、ケーブルカーでも休憩所でも観光客は私達だけでした。
それでも、こんなふうに山を独占できる機会はそうないね、と家族で写真をとったりしながら数時間を過ごし、山を下りてホテルに戻りました。
13あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 00:27
スイス?
14:01/10/26 00:28
満車に近いホテルの駐車場に車を入れてすぐ、もっと良い場所が空いたので車を回そうとしたのですが、なぜだかエンジンが全くかかりません。うんともすんとも言わないのです。
もう夕方でその日はどうしようもなく、食事をして(最後の日になるはずの)ホテルでゆっくりとしていました。
15:01/10/26 00:34
ところが、どうにも部屋が気持ち悪いのです。
ベッドの上でいろいろと考えてみると、そういえばこのホテルに着いてから妙に寝付きが悪いことを思い出しました。
毎日、毎日、人が死ぬ夢を見ているのです。
隣の家内にそれを話すと、不思議だ、自分も同じだ、と言います。
家内が続けて言うには、このホテルに着いた初日、真っ赤な朝焼けで起きた。あんまり綺麗だったのでもう一度見ようと思い毎朝早く目を覚ましているのだが、今考えると、窓は北向きで不思議だ。
遮光カーテンを通しても窓のサンが壁に映っていたが、そんなことってあるのだろうか…、と言い出しました。
そこで、びくっとしました。不意に部屋の電話が鳴りだしたのです。とると無言電話でした。時間は12時すぎです。
こわくなってきたので、もう寝ることにしました。
16:01/10/26 00:37
でも、やはり見た夢は人が死ぬ夢でした。
全身汗をかいて目が覚めると、時間は2時半ころ。
うつらうつらしながら考えました。
なぜ、毎日人が死ぬ夢ばかりみるんだろ。もしかしたら、誰かが本当に死んでいるのかも…
17あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 00:37
あの事故かな・・・
18あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 00:39
>17
ナルホド…。合掌。
19:01/10/26 00:41
そう思った瞬間です。
全身がぞくぞくっとして(こんなことは初めてなのですが)身体がいわゆる金縛りのようになり、目の前が真っ白になりました。
そして光の中から、一人の男の顔が、こちらに近づいてきたのです。
光が強くて輪郭だけしかわかりませんでしたが、30歳前の若い感じでした。
そして彼は私に話しかけるのです。
それが不思議なんですが、早送りの映画の字幕を見ているみたいというか、イメージが目の前に溢れてくる感じでした。
20:01/10/26 00:47
彼は言ったことをまとめれば、次のようでした。
『お前の車は動かない。しばらくウチには帰れないだろうが、すっとここにいなければいけなかった俺の気持ちが分かるか?
俺はお前みたいに子供を持つこともできないうちに、こんなことになってしまったんだ』
21 :01/10/26 00:51
トンネル&ケーブルカー?
22:01/10/26 00:53
書いているうちに、当時のことを思い出して身体が固くなってきたので、ゆっくりと書きます。
この話は、関係者の方もおられる話なので公にするのは不謹慎かもしれせんが、なぜだか多くの方にお話しすることが自分の役割のような気がするのです。
決して事件を面白ろ可笑しく仕立てるつもりはありません。
また、関係者の方がもしこれを読んでおられたら、本当に申し訳ありませんが、ご容赦のほどお願い申し上げます。
23:01/10/26 00:57
続けます。
そこまで彼が言い終わったとき、ふっと身体の固まりがとれました。
不思議とその直後は冷静で、隣にいた家内に声をかけました。
起きている?今ものすごいことが起きた…
そこまで話した時、ふと誰かが窓から見ている気がしました。
窓を見ると、完全には閉じていなかった遮光カーテンの隙間から、真っ赤な街灯が見えます。街灯?、それは狂ったように窓の周りをぐるぐるとまわっています。ひとだま?
家内と窓を凝視したまま、身体が固まってしまいました。
24:01/10/26 01:02
恐る恐るカーテンをあけると、窓の外はうごめく赤い火の玉で一杯でした。
急にものすごい恐怖心に襲われました。
なぜだか喉が無性にかわいている自分に気付き、置いておいた1リットル近いミネラルウオーターボトルを一気のみしました。
子供は大丈夫だろうか?
急に続き部屋に寝ている子供が急に心配になり、家内と二人で子供のベッドに走りました。
25:01/10/26 01:05
幸い、子供はすやすやと寝ていましたが、もう自分のベッドに戻る気もしないので、そのまま添い寝をしようと寝ころんだ瞬間、二回目の金縛りにあい、光の中から再び彼が目の前に現れました。
彼は言いました。
『山に登る人間が、山で死ねば本望だというのは嘘だ。自分は早く日本に帰りたかったんだ。』
26:01/10/26 01:09
突然電話のベルが鳴り、私は正気に戻りました。
隣では家内の顔が恐怖でひきつっています。
電話をとると…やはり無言電話でした。
そして三回目の金縛りにあい、今度は彼は言いました。
『いろいろ迷惑をかけてすまないけど、僕(俺でなくて僕と言いました)は本当は悪い人間じゃないんだ』
27:01/10/26 01:13
金縛りが解けて、私は家内に言いました。
悪い人じゃないって言っているよ…
言った瞬間、ビシビシビシと部屋中から家鳴りがして、家鳴りは朝まで続き、ほとんど眠れないまま家族で夜を明かしました。
28Z:01/10/26 01:16
(・∀・)チンポー!!
29:01/10/26 01:24
翌朝になって、ホテルのフロント頼んで車の修理業者を呼んで貰いました。一応念のためフロントに確認しましたが、やはり誰も私の部屋に電話しなかったということでした。
昼近くになっても車は直りません。その日は午後にも出発し次の目的地の海岸に行く予定でしたので、修理業者に確認すると、故障している理由が判らないといいます。
ようやく夕方になって修理業者から電話があり、車の鍵穴が壊れていてスターターが回りっぱなしになり焼き切れている、何か無理なことはしたのか?、部品を取り寄せるから修理には2日かかるということでした。
ホテルの方は、なぜだか私の次に同じ部屋に泊まる客が体調不良でキャンセルになったとのことで、再び同じ部屋に泊まることになりました。
30わくわく:01/10/26 01:30
Yさんガンバレ
31:01/10/26 01:33
幸いその後の2日間は何もなく、車もどうにか直って、2日遅れで次の目的地の海岸街に着きました。
その街で、別途休暇を取っていた同僚一家と一緒になり、食事を共にしながら2日前の出来事を話すと、彼は青くなって聞き返しました。
「それって何日のこと?、君知らないの?、その日、遭難していた日本人登山者の遺体が30年ぶりに発見されたんだよ。」
ちょうど家族でケーブルカーで登った山から、全く同じ時間に、氷河の中から日本人登山者の遺体が発見されていました。遺体は約30年かけて氷河とともに1000メートル下り、地元の警察に発見されたのでした。その方のお名前は、私の長男の名前と同じでした。
32:01/10/26 01:38
同僚は強く言いました。
「今、地元の総領事官が遺族と連絡をとっているが、この話は担当者に話しておいた方がいいと思う。何だかそんな気がする。」
しかし私は、こんな話を皆にすればするほど何だか自分が馬鹿に思われそうで、同僚の忠告を話し半分に聞いていました。
翌日、海岸で子供を遊ばせている頃には、その忠告のことはすっかり忘れていました。
スイスじゃないみたいだね。海岸かぁ…。どこだろ?
34あなたのうしろに名無しさんが・・・ :01/10/26 01:44
イタリアだったっけ?
35:01/10/26 01:47
予想外のトラブルがあったため、明日はもう休暇の最終日。海のバカンスはたった一日だけでした。
家族とホテルのテラスで夕食をとりながら、それにしても不思議な旅だった、と振り返り、
でもまあ、あまり人に話すと変だと思われるから地元の総領事館に電話するのはやめておこう、
と話しかけた瞬間、ズボンのポケットに入れておいたカメラが足下の砂浜に落ち、綺麗に真っ二つに割れました。海の休暇の写真はダメになってしまいました。
36あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 01:51
>>28
ワラタ!(・∀・)
37:01/10/26 01:53
おいおい、と思いながら夕食を終えてエレベーターに乗り込むと、ボタンを押してもないのに動き出し、開いた扉の目の前には、山のホテルと同じ部屋番号がありました。
家内はすでにそうとう怯えていましたが、何とか気を取り直し、翌日出発しようと車の鍵を回すと…動きません。
何度やっても動きません。前と同じ症状です。いやもっと酷いようです。
ホテルを通じて修理業者を呼ぶと、予想していたとおり巨大な力で鍵穴がねじ曲がっていてスターターが粉砕されている、酷い状況なので修理には数日かかる、ということでした。
38:01/10/26 02:00
電車で家に戻ろうと駅に問い合わせても翌日の便しかないとのこと。
どうしようもないと諦めて、職場の大使館の上司の許可をとり、休暇を一日延ばすことにしました。
そしていろいろ考えるうちに、もしかしたら総領事館の担当者に連絡を入れないからいつまでもこんな目に巻き込まれているのかもしれない、被害者は遺族に自分のメッセージを伝えたいのかもしれない、と思うようになりました。
39:01/10/26 02:07
翌朝一番で総領事館に電話をしました。
休暇中の職員が多い中で、残っている担当者はこの案件でてんてこ舞いのようでした。幸い知り合いの領事が担当でした。
これまでの経緯を話したところ、相当驚いており、数日後に遺族の方がこちらに来るので話しておく、と言われました。
40あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 02:13
ふ〜む(-_-X)
41:01/10/26 02:15
そして電車を使ってどうにか家へ戻りほっとしましたが、車は修理工場に置いてきたままです。
3日位で直るというはずが、何日たっても直りません。毎日催促しているうちに、工場の担当者が「注文した部品が届いたが、みると箱の中が空だったので再注文している」などと言い出す始末です。
そんな中、総領事館の担当者から電話がかかってきました。
2日後にご遺族がこちらにくることになったが、ご遺族は君と話したがっている。どうやらご遺族も日本で不思議な体験をされているようだ、
との連絡を受けました。
42あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 02:17
わくわくしてきた。
良い話になる気配。
43:01/10/26 02:21
そしてご遺族が当地に来られる前の日のことです。
夜も12時になろうという時、一本の電話がかかってきました。
起きていた家内が電話をとり、しばらくして青い顔でやってきました。
何か変な電話。無言なんだけれど、電話の向こうからウチの中の音が聞こえる…。
私がかわって聞いてみると、たしかに、ウチには変わった音のする時計があるのですが、その時計がなる音が電話の向こうからします。
しばらく家内が我慢比べのように電話を聞いていましたが、突然、ひやぁ、と素っ頓狂な声をあげました。
低い男の声で「さよなうなら」って言われて電話が切れた、というのです。
44:01/10/26 02:26
翌朝、修理工場から、車が直ったとの連絡がありました。
出来過ぎたような話ですが、電車に乗って取りに行くと、確かに直っていました。
その後、総領事館のはからいで、ご遺族の方と電話で話しました。
遭難者のご両親は既に亡くなり、弟さんと、当時一緒だったパーティーの方が来られていました。
遭難者は当時20歳代前半の方でした。
45:01/10/26 02:30
ご遺族の方に一通り体験したことをお話しすると、しばしの間のあと、今日は彼の言葉が聞けて本当によかった、自分たちがもう遺体を引き取って帰るのでご安心下さい、とのことでした。
当時、浮き石に足を取られて滑落した被害者は、大きなクレパスに落ちたそうです。クレパスは非常に危険なため、クレパス中に食料一式を落とし、救助活動は即日打ち切りとなったそうです。
46:01/10/26 02:33
一緒に滑落し、ロープに腕がひっかかって助かった当時一緒のパーティーの方は、
今までなんともなかった腕が今年の滑落した日から突然腫れ上がったが、ミイラ化した遺体と対面して、腫れがうそのように消えた、とのことでした。
中には、夏頃日本に帰るから、と本人が夢枕に立った方もおられました。
47:01/10/26 02:35
それからは、私の身の回りには何も起きていません。
なぜ自分がこのような目にあったかは良くわかりませんが、自分の「役目」は果たせたような気がしています。
長い時間おつきあい下さり、皆様本当にありがとうございました。
48age:01/10/26 02:42
age
49あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 02:45
お疲れさま>Y氏
染みる話しですな・・・
50あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 03:00
ありがとうYさん。
ホテルでの件ももちろん怖いのですが、
家の中の音が聞こえる電話っていうのもなんだかゾゾーっと怖いですね。
なんていうか・・・その・・・
今からお風呂に入って寝ようと思ってたんですが、怖くてお風呂に入れません
臭いまま布団にもぐりこむことにします。
51あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/26 03:02
>>50
いやあの、臭いのはよくないと。
明日はお風呂へGO
意味不明でスマソ・・・
52あなたのうしろに名無しさんが・・・ :01/10/26 08:15
霊現象でなくて申し訳ないですけど。

インドをフラフラしていた頃の話。
夜にたどりついた街の安宿に泊まった。
臭い。むちゃくちゃ臭い。まぁ寝ました。

翌朝、窓の下を見ると人の腐乱死体が。
>>52
川のほとりですか?
関係ないが、元小錦、現KONISHIKIを見ると、いつも水死腐乱死体を
彷彿する。彼は好きだし、悪気はないんだが、、、
5452:01/10/26 08:32
>>53
そうです。雨季だったので窓のすぐ下が水面でした。

小錦…。たしかに彼をもうちょっと黒くしたらそっくり(w
まつわる系のスレはつまらないので避けてたけど、ここは読んでよかった。
Yさんの話おもしろかった。
>52の話もなんか笑ったw
56私の場合…:01/10/26 09:11
日常・旅行中関係なく恐怖体験はよくある・・らしい。
そういう時は大抵、真っ青な顔で硬直する・・らしい。
悲鳴をあげて走って逃げたこと何度かある・・らしい。
突然訳のわからないことを叫ぶこともある・・らしい。

以上はその場に居合わせた友人の証言。
私は一切覚えていない。一定以上の恐怖体験は
記憶から削除されるのかも知れない。
57あんまりこわくないけど。:01/10/26 09:31
中学の修学旅行の時の旅館での話。
最終日の朝、みんなで着替えて、さあ、出発って時、
押入れの戸が半開きになっていました。
なんとなくそっちに目をやると
髪の長い女の人が押入れの中に立っています、
・・・・? もう一度ちゃんと見ると誰もいません。
その前に和室の押し入れって横半分に段で仕切っていて
人が立って入るのは不可能なはずなんですよねぇ・・。

ちなみに新宿の地方修学旅行生御用達の旅館です。
今でもあるのかなぁ?
58age:01/10/26 17:17
あげときます
59age:01/10/29 03:42
age
60空港勤務:01/10/29 04:24
オーバーブッキング出したとき。
1万円払うんだよ。
61新婚旅行:01/10/29 05:52
去年の十一月。ちょっとへそ曲がりのところのある
私達夫婦は海外を避け、日光へ新婚旅行に行った。
1日目と二日目とわざと違う旅館に泊まったのだが、
1日目の旅館で、少々恐怖体験をした。

仲居に案内され、鍵を開けてもらう為、部屋の前に
立ち止まった瞬間、嫌な気がした。が、それはエレ
ベーターに近い位置にある部屋で、なおかつ廊下の
突き当たりの部屋のせいだろうと、思い、その「嫌
な気」を振り払った。

そして部屋へ入り、最初に目に付いたのが、窓ガラ
スの張り紙だった。そこには、
「てんとう虫が異常発生していますので、窓を開け
ないでください」
と、書いてある。
62新婚旅行:01/10/29 06:05
そんな張り紙がしてある旅館に泊まるのははじめて
だったし、かなり妙な感じがしたのを覚えている。
しかも、窓を開けていないのにもかかわらず、てん
とう虫が一匹迷い込んでいるのだ。
てんとう虫がいるのは、さっき自分達が部屋に入っ
てきた時に、廊下にいたものがまぎれて入ってきた
のだろう。という会話を交わしながら、運ばれてき
た茶菓子などを食べつつ、お茶を飲んでいた。

夜。
温泉にも入り、夕食になった。夕食は自分達が宿泊
する部屋とは違う個室形式の部屋でとったのだが、
そこへ女将が、挨拶にやってきた。


 すみません。眠くなったので、また起きてから続きを書きこみます。
 ごめんなさい。
63あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/29 06:07
…ガクッ
期待して読んでたのに…眠いならしゃあないか。

ま、新婚さんならしかたないやね!<やな同僚風
64あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/29 06:09
で?
65あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/29 06:10
>64
あんまりやりすぎるとつまんないよ、それ
>>60
え!?
あれって担当の係の人が罰金払わされるの?
そりゃたしかに怖い話だ。

オカ板とちとズレるのでsage
67新婚旅行:01/10/29 18:17
あんまり期待されても困るのですが、続きです。
いや、誰も期待していないかもしれないけれど…。

女将の挨拶の内容そのものは、本日はようこそいらっしゃ
いましたという、ごく当たり前の内容だったが、いやに
頭を下げる。なんだか妙に恐縮している雰囲気だった。
しかも、私の気のせいかもしれないが、両隣の部屋に女将
が挨拶をしにいった雰囲気がない。
個室といっても、天井は空いていて、隣の客達の会話が、
ある程度聞こえていた。だから、女将が隣の客にも挨拶を
していれぱそれなりに分かるはずなのに、女将の声らしい
ものがまるで聞こえてこなかったのだ。

食事を終え、部屋に戻ると、当然のことだが布団が敷かれ
ている。が、夕方食べた茶菓子が一切片付けられていない。
民宿なら分かるが、旅館に泊まって、布団が敷いてあるの
にもかかわらず、他の物が片付いていないのは初めての経
験だった。
68新婚旅行:01/10/29 18:29
続き

何故、と思いながらも、電気を消し、布団に入り…。
その時私は隣に気配を感じた。夫と私の布団の間に何
かの気配がある。
しかし、きのせいだろうと、嫌な考えになってしまう
のを打ち消しつつ眠りについた。
どのくらい寝ただろうか。ふと、また何かの気配を感じ
て、目を、正確には意識をさました。
隣に誰かがいる。夫と私の布団の間に誰かがいる。

何?

よせばいいのに私は「そこ]に意識を集中させた。
女だった。女が私達の足元の方を向いて正座している。
紺か黒のスーツを着て、左の肩からくろっぽいショル
ダーバックをかけて座っている。

添乗員?

何故か私はそう感じた。そう感じているころにはお定
まりの金縛りにかかっていた。
金縛りに慣れっこになっている私だったが、この時の
物は強烈で、なかなか金縛りから脱することができない。
どうにかこうにか声を出し、私は夫の名を呼んだ。
69あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/29 18:36
70新婚旅行:01/10/29 18:55
私の金縛りは声を出したことで、ほぼ解けたのだが、
熟睡していると思われた夫がすぐに起きてきたのには
びっくりした。
同じ2チャンネラーでも、決してオカ板はのぞかない
怖い話は大っ嫌いという夫に、金縛りにあったとは言
えず、思わず夫の名を呼んでしまったことを後悔しな
がら、その場はちょっと怖い夢を見たとごまかし、再
び眠りにつく振りをした。

何故眠りにつく振りをしたかというと、嫌な気配はま
るで去っておらず、今寝たらまた金縛りにあってしま
いそうな恐怖を感じたからだ。

夫が寝入ったのを確かめ、私は気分を変えようと、しば
らく部屋の玄関先の小部屋で煙草を吸っていたりしてい
たが、いいかげん眠くなったので、まだ嫌な感じは私は
残っていたが、また布団に入った。
しかし、少し寝ると、今度は階下からの物音で目を覚ま
してしまった。
足音や、色々なものを片付けたりしているような音だ。
一瞬階下は食堂で、早々と朝食の準備をしているのだろう
と考えたが、朝食の準備をするのにはまだ早いと思われる、
四時ごろだった。しかも階下に食堂などない。

まいったなぁ。これはとんでもない部屋に泊まってしまっ
たかもしれない。

そんなことを思いながらも圧倒的な睡魔には勝てず、私は
再び眠りにつき…。
71新婚旅行:01/10/29 18:56
明け方。
例の張り紙のしてあった窓の方から誰かが歩いてくる。
はっきりと足音が聞こえる。宿の浴衣の上に半纏を羽織った
女だ。背中までの少しパーマのかかった髪を無造作におろし、
私の頭の上を歩いていく。

えっ? 何? 誰?

寝ぼけていたのだろう。私は布団に入ったまま、そんな
事を思った。するとその女が

いいかげんに起きなさいよ。

と私に言いながら、外へ出て行くではないか。
その時は深夜の添乗員の霊と違って嫌な感じがしなかっ
たので、うるさいな。余計なお世話。
そんな風に頭の中で答えていた。
すると、今度は女がきた方角と同じ窓の方からやはり宿
の浴衣を着た女の子が走り出てきて、外へ出て行く。
玄関に続く襖を開け、スリッパをつっかけ、廊下へ走っ
て行く音まで聞こえてくる。
さすがに私は本格的に目覚めた。少しして夫も起きてき
たが、とにかく怖がりの彼には話せない。夫も妙な事を
経験したかどうしても聞きたく、よく眠れた? とだけ
聞いたが、返事はまるで眠れなかった。何度も夜中に目
を覚ましたという。
どうやら彼も何かを感じていたらしい。
72新婚旅行:01/10/29 19:14
らすと

私は女将にあの部屋で何があったのか、それこそ問い詰め
たかった。小1時間ほど問い詰めたかった。
しかし夫の手前それもできない。
仲居が布団を片付けるだけで、茶菓子を片付けなかったの
はあの部屋に長居したくなかったからではないか。
女将が妙に恐縮した挨拶をしたのは、あの部屋に私達を泊
めてしまったことの後ろめたさからではないか?
どうにもそういう風に思えてしまって仕方がない。
今となってはあの部屋で何かあったかと聞かなかったのを
後悔している。
ちなみにその宿は去年の十一月中旬から十二月中に放送さ
れた某2時間サスペンスのロケに使われた旅館だ。

余談だが、新婚旅行から帰って1ヶ月ちょっとたった十二
月中旬、夫の父と叔母が火事でお亡くなりになった。
あの旅館での霊的な体験が何か関係しているのだろうか?
いや、そんなことはないだろう。そう思いたい。
私の経験したこと全ても、気のせいなのだ。気のせいだと
思いたい。

ここまで長々とお付き合いくださいましてありがとうございます。
73:01/10/29 20:44
お疲れさまでした。大変興味深く拝聴いたしました。
独り善がり長文レスはつまんないなー。。
7563:01/10/29 20:58
ああ…よかった。
ちゃんと最後まで聞かせてくれてありがとう。
気になってたんだよ〜
76あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/29 21:02
つまんねーよボケ
77 :01/10/30 09:26
>>76
だったらおまえがなにか書け。クズが。
78あなたのうしろに名無しさんが・・・
>>77
ヒッキーはほっとこーや