十三】バニーデリクラブ【梅田】Ｐａｒｔ57

すると小冊子をしてたせいで見えなかったので何がどうなってこうなったのかは不明だが、
更に凄いことになっていた。
なんとアタッカーが開きっぱなしで、更に玉がつまっている。
予想だが全段アタッカーに突撃したせいで、アタッカーの排出口に玉が集まりすぎて、つまったのだろう。
そして右打ちしたせいでドンドン玉が蓄積されている。

隣のＤＱＮが超ガン見。ヤバイ店員にちくったらどうしよう。
パチ打ちならイメージしていただければ分かるだろう。
つまり右に玉が蓄積されればさるほど。それが崩れた時全ての玉がアタッカーに入る。
つまり全玉アタッカーに入れたい放題状態。
しかしＤＱＮがガン見してるので、判断能力を失った俺はいやいや台を叩いた。
すると玉が崩れてボロボロボロボロ。アタッカーに入るやら、
アタッカーを乗り越えて左に転がっていくやら。
ちなみに通常のうち方では左に転がっていくのはアタッカーのストッパー？
があるせいでレアなのはご存知いただけるだろう。

台を叩いたせいでアタッカー穴に入るは入るは入りまくる。
更に奇跡的な状態で、右の葡萄だけはそのままに、
そしてアタッカーの下１段目だけつまる状態になってしまった。
右打ちすると、まただんだん玉が積み重なるわけだ

そして２ラウンドも終了。でもこのままではチャッカーに入らないのでは？
とも思いはしたが、それは通常はストッパー？で流れていく事はない左アタッカーの壁が、
玉詰まりのせいで乗り越えていくので、玉が溜まりながらも左のチャッカーには入り、
そしてアタッカーは常に１００パーセントフルオープンと言う、超超奇跡的状態になっている。

つまり、大当たり中でもないのに常にアタッカーに玉が入り放題で、
台をドンドン叩いたら崖崩れを起こしアタッカーに玉は入るが、
何故か一段目と２段目だけは玉があり、アタッカーが開きっぱなしと言う、通常では考えられない状態だ。
しかし馬鹿店員が箱を上げたせいで、どれくらい玉が増えていってるのかまったく分かっていない状態。
最初から玉を抜いてください状態だからどれくらい増えているのか分からない。

隣のＤＱＮがガン見しまくりで焦る焦る。俺はしょうがなしに、この玉詰まりがいやなんですよ〜みたいなポーズで台をドンドン叩く。
玉詰まりを直す為に叩いてるんですよって演出だ。

叩いてると今まで聞いたこともないようなエラー音がなり、まるでゴト師警報みたいな音が鳴り出した。
ヤバイと思って店員を呼び、葡萄もろとも直されてしまった。ついでに箱を下ろさせる。

すると、玉が増えてない…
え？アタッカーに入りっぱなしだったじゃないか。
なんで玉が増えてないの？

戦国無双では、大当たり中にアタッカーに玉を入れないと玉が増えないのか？
でもまさか。昔の保証時代出玉保証で店員がアタッカー開いて玉を入れて保証していたよな。
通常ならば大当たり中でなくてもアタッカーに玉を入れれば玉が増えるはずだ。
なぜ増えない？

考えられる原因は、玉を抜いてくださいで弾を抜かなかったからか？
あの時空箱で玉を抜けていれば状況は違ったのか？
思えばアタッカーの玉つまりも、玉を抜いてくださいで、中でつまっている状態になっていたのかもしれない。
結局内部がどうなっていたのか定かではないが、俺は箱さえ満タンでなければ…と店員に殺意が湧き、
自分で箱を下ろしていればと後悔し、両隣、特に右側のＤＱＮがいなければと殺意が沸く