【十三】OLバニー【梅田】Part4

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534名無しさん@ピンキー
ソウルから南に約40キロの水原(スウォン)市に、サムスン電子の「水原事業場」を訪ねた。薄型テレビ1位、
フラッシュメモリー1位、携帯電話2位――。展示施設の電子パネルには、主要製品・部品の世界シェアが
誇らしげに表示されていた。水原事業場はサムスンの1号工場で、現在は研究開発の拠点だ。東京ドーム
約37個分の敷地で約2万5000人の社員が働く。近くの成均館大の大学院「携帯電話学科」は、サムスンが
授業料や生活費を負担し、就職も保証するといい、「名門のソウル大をけって入学した」という学生もいた。
即戦力となる人材の育成は、強さを支える一策だ。海外市場を熟知するため、中堅社員を各地に1年間派遣して
文化理解に努めさせる制度を、もう20年も続けている。ブラジルに派遣された男性社員(37)は、
「語学の習得に加え、現地で弁護士やアナウンサーなど幅広い人脈ができた」と胸を張った。サムスンは
2020年の売上高を現在の3・5倍にあたる4000億ドル(約37兆円)へと増やす目標を掲げている。
「エネルギーや環境の分野を伸ばす」(李潤雨(イユヌ)・副会長)と事業拡大に貪欲(どんよく)だ。サムスン電子は
今年、設備投資と研究開発費に過去最大となる総額26兆ウォン(約2兆1000億円)を投じる計画だ。
投資額はパナソニックの10年度計画(約1兆円)の2倍超の規模となる。