【名古屋】 JJ-Group パート100 【百】
決別の朝を待ち焦がれても
最期には巡り逢えはしないさ
踊らされた後の困ぱいと落胆と
執着した嫌悪のしっぽが見えるだけでね
たいそうな肩書きを捨てられたら
平凡な夜は優しく誘惑してくれるだろう
根元としての劣情に
ほら
溺れればいいんだよ
空気だって透明ではない
透き通って見えても
光は真実を語らない
輝いていたとしてもね
控えめな妄想の沈殿を夢と呼ぶんだよ
そして夢は多くの人々の不幸とため息を生産し続けてきた
天使はいつか天使じゃなくなる
天使はいつか天使ではいられなくなる
魔法を解くのは呪文じゃなくて
そう、ため息だったんだね
優しさには
癒やされるのに
優しさという言葉には
苦しみがともなう