【KHP/HP2/LS/MRS】京都ホットポイントグループ57
>>272 俺には蒸気機関車館の次に必要な場所なのに・・・
そんな事言わないでおくれ・・・
かやちゃんに振られた俺の、残された最後の場所なんだし・・・
言わせておくれよ・・・
そうでないと大きな事件を起こしてしまいそうだよ・・・
38歳、更に孤独さを増していく独身男の嘆き・・・
もう一度かやちゃんに会いたくて行ってしまった・・・
しかし受付で断られてしまった・・・
どうやらNG客になってしまったようだ・・・
でも、かやちゃんの事が忘れられない・・・
かやちゃんの仕事が終わるのを待つか・・・
あと6時間か・・・
外は寒すぎるけど、かやちゃんのためなら何時間でも待てるよ・・・
38歳、いよいよ危ない道へと暴走し始めた独身男の呟き・・・
そろそろ終わる時間だ・・・
やっと会える・・・
おっ! 出てきた・・・
人気の少ない場所で声を掛けるか・・・
ん? どこに行くのだろう・・・
繁華街ばかり通るから、なかなか声を掛けられないや・・・
あ! かやちゃんがタクシーに乗っちゃった!
急いで俺もタクシーに乗らないと・・・
どこに行くんだろう・・・
ん? 止まった・・・
俺も降りないと・・・
あ! ちょうど人気が少ないから声を掛けるチャンス!
38歳、遂に危ない道に突入してしまった独身男の呟き・・・
かやちゃんはどこに行くのだろう・・・
なんか電話をかけてるようだけど、声が小さくて聞こえないや・・・
もう少し様子を見るか・・・
あ! 曲がり角を曲がった・・・
走って追いかけると、そこにはかやちゃんの姿はなかった・・・
あれ? かやちゃんは?
おっと! お兄ちゃん。そこまでだよ!
後ろから肩を掴まれた・・・
そっと後ろを見ると、危ない雰囲気のお兄さんが二人・・・
ちょっと来てもらおうか・・・
そして俺は全面スモークの黒塗りベンツに無理やり載せられてしまった・・・
どうなる俺・・・
38歳、人生の終着駅にたどり着いてしまった独身男の末路