【大阪・京都】クラブパッショングループ その52

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957名無しさん@ピンキー
そこに向かうまでAに「まじで何をしてた?」だの
「休みすぎ。実家にも電話したぞ、誰もでらんかったし」だのと
話を振るも「いや、本当に疲れとったのよ」という。
その後、空き地に着くとAがいきなり車から降りて奥の草むらに進んでいく。
「おい、どこにいきよんの?」と聞くと
「来んほうがいいかも」と振り返る。
振り返ったAの肩にニタニタ笑った能面みたいな顔が乗っている。

ヒッっと声にならない声で驚き、尻餅を着くと
横に居た友人の一人が「おい、A、か、肩」と自分の肩を叩く。
Aは、「うん、返しにいかな。」と言いながらずんずん進んでいく。
けど、流石に追いかけられない。怖すぎて。意味もわからなさすぎて。
しばらくは、Aに気を取られていたけど、前のほうからユラユラしている人影を
に気付いた。友人の一人は車に向かって走っていき
エンジンを掛けてヘッドライトでその方向を照らした。

ユラユラしたものの正体は1体の首吊り死体。
Aはそこに向かっていく。車の中の友人はクラクションをならしまくる。
もう一人の友人は「警察に電話をする」と携帯を取り出し「死体がある」と通報をした。