●名古屋東新町のフェリスってどうよ PART.1●
第四に大手企業の利益です。
公務員を叩き、市場化テストなど民間委託で、「官から民へ」の流れを加速させれば、
公共サービス市場で大手企業が儲けることができます。
もちろん、それはアメリカの大手企業の儲けも狙いです。
民営化などについて年次改革要望書でちゃんとアメリカは要求しています。
第五に労働条件の切り下げです。
公務員の労働条件を引き下げれば民間の労働条件も結局は引き下げられます。
それは大手企業の狙いでもあります。
第六に構造改革で苦しむ国民の不満をそらすという狙いです。
公務員を既得権益と決め付け、これを叩く。それによって、庶民の不満を逸らすのです。
勝ち組の代表・総理と庶民が公務員を挟撃するかのごとき構造が創り出されるのです。
一種の分割統治です。
(つづく)