■風俗嬢と付き合いたい！■

今の彼女は風俗嬢

仕事の上で感じていた閉塞感でめっちゃストレス一杯、彼女と別れストレスはたまる一方
そんな時ふらりと入ったヘルスで出会った
漏れの稚拙な指マンに彼女は感じていた
半分は演技と解ってるけど頭の中そんなに冷めてたら楽しくない「感じてる」と思い込む
全ての男がそうではないだろうが楽しむ為には多少の演技も必要なのではと漏れは思う
演技しているうちに演技か本気か解らなくなる感じもいいもんだ・・・

脱線してしまったｗ
「半分演技」と少なくともその時点でそこまで風俗という場での男役になりきれてなかった
漏れの冷めた頭が下半身に感じた違和感で混乱する
入れてきた・・・

基盤嬢なのか・・・
攻められる方が好きな漏れだし、そんなにヘルスで入れたいとは思わない
攻めの流れで入れてと懇願されたことはあったが、それ程多くの経験をしてはいない
漏れにはいきなり嬢自らが基盤に持ち込むのは初めてだった

時間一杯がんばって何とか彼女をいかせた
枕に顔を深くうずめた彼女が泣いているような気がした
そんな表情が気になって二週間後漏れは彼女を再び尋ねる
頭の中では「あの表情がテクだったら女って怖いな」なんて思いながら・・・・・

二回目の訪問ではお互いに少し身の上話をした

三回目・四回目とそんな展開が続いた
話はいつも適当に盛り上がるが、目をみると一歩引いてる感じがして
色々背負ってるんだなと思っていた

五回目、基盤が終わった後、初回枕に顔を埋めたようにして漏れの胸に顔を寄せる
泣いているのがはっきり解った
漏れは彼女をおもいやるつもりで言ってはいけない一言をいってしまった
「嫌だったら基盤やんなくていいよ、一日に何度もお客さんにつくだろうし体大変でしょ」

彼女の表情が一変した
「何！それ！　私、他のお客さんとえっちなんてしてないよ」
「そんなこというなんて信じられない」
空気が気まずくなったまま時間となった

一月ほどたったある日、前の会社の後輩と飲んだあと何故か例の店に行った
後輩に彼女を勧めた「基盤できるよ」って・・・
何故そんなひどいことを言ったのかよく解らないけど当時の漏れは今思い出しても
自己嫌悪するぐらい世の中なめきって自分がなめきった世の中に失望していた

漏れは別の嬢の普通のサービスを受け後輩と漏れのﾏﾝｼｮﾝへ向かう
ﾏﾝｼｮﾝで飲みながらお互いの相手について話をした
「基盤できませんでしたよ〜　ガセっすか」という後輩の言葉に驚きを隠しながら
「まぁまぁ・・・今度は漏れの奢りで別の店連れて行くから許せよ」なんて返事をした

翌週末、９０分のコースを予約し彼女に再会した
気まずい空気は変わらなかった
素直にひどいこと言ってゴメンと謝った
彼女の方も「私もそう思われてもおかしくない仕事してるのにきれちゃってゴメン」と
お互いに謝りあった
彼女が何故この仕事を始めたかとか結構深い話もした
何故基盤したのかとかも話をした

服を脱ぐのも忘れるほど漏れは悪いことをしたと反省していた
そんな漏れにはまだ最後の告白が残っていた
後輩に勧めたことを本気で謝った
何もしない９０分が終わり来週行く約束をしてその日は別れた

翌週も９０分間話をしようと店に行った
こんな話をして色々知った以上簡単にえっちできそうにないんで今日でさよならを言いに・・

そんなはずだったのに
話をしようとする漏れの唇を彼女の唇が塞ぐ
「ここはえっちする場所だよ　しよっ」
終わった後、彼女が携帯の番号を教えてくれた
「話はご飯食べながらできるでしょ、明日ヒマだったらご馳走して」

長くなりましたが、こんなはじまりもあります
僕は社会的にはステイタスのある人種とされていますが、やってたことは最低でした
社会的には風俗嬢を最低の仕事と思う人もいるでしょうが
そんな最低な風俗嬢が僕を最低から救い出してくれました

長文駄文にお付き合いいただき誠に有難うございました。