ヤクルト、人気カードなのに“客寄せ”ユニホームのなぜ
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20130518/bbl1305180709001-n1.htm 客寄せ策として球界で流行中なのが、イベントユニホームの無料配布。最下位に沈む
ヤクルトも、7月13日から地域密着を目的に実施される「TOKYO燕(えん)
プロジェクト」の一環で、緑を基調にした「燕パワーメントユニホーム」をプレゼントする。
ただし来場者全員にレプリカを配布した巨人などとは違い、対象となるのは7月
13、14日、8月4日の広島戦と、8月22日の巨人戦(いずれも神宮球場)で、
ヤクルト側前売り券を買った1万人と年間シート購入者約5000人だ。
観客増を当て込むなら比較的人気カードの広島戦や巨人戦ではなく、慢性的に
不入りの横浜DeNA戦などが得策に思える。しかし球団関係者によると「とりあえず
緑のユニホームで、スタンドをいっぱいにしようということ」。
動員力のある球団ならいざ知らず、神宮の不人気カードでは2万人に満たない
可能性がある。肝いりのイベントで空席が目立っては格好がつかない。人気カードに
観客を上乗せして盛況感を出したほうが、見栄えがいいということらしい。