サッカー選手の年俸は安いのか 小さい市場規模、テレビ放映権料でも格差
http://www.j-cast.com/2011/07/19101811.html?p=all 男子の場合はJリーグがあり、国内でもプロとしてプレーする選手は多いが、
年俸面ではプロ野球と比べると低い。サッカーと野球、2つの人気プロスポーツで差が生じるのはなぜか。
Jリーガーに比べて、プロ野球選手の年俸額はぐっと上がる。11年5月に日本プロ野球選手会が発表した、
選手会に加入する支配下選手734人の年俸調査結果によると、1億円以上の選手は12球団で80人となった。
北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手が、推定年俸5億円でトップとされる。
選手の平均年俸も3931万円に達し、最も高い阪神タイガースは5546万円とサッカー日本代表レベルの年俸と互角だ。
単純に比較はできないが、営業規模ではJリーグの方がプロ野球よりもずっと小さい。
Jリーグ機構が発表している最新の営業報告資料を見ると、2009年度にJ1に所属したチームの
平均営業収入は33億100万円で、最も高収益だったチームでも64億3200万円だ。
これに対してプロ野球の球団は収支を公表していないが、週刊東洋経済は2010年12月4日号で、
読売ジャイアンツの売上高が推定250億円、阪神タイガースが同150〜200億円と試算した。
この数字を見る限り、2つのスポーツの市場規模はかなり開きがあると言えそうだ。