巨人・渡辺会長、TBSを熱烈応援!悪いのは“ピンハネ球場”
ZAKZAK 2011年10月6日(木)17時0分配信
今年も身売り問題に揺れる横浜と、経営難の親会社TBSホールディングスに、
頼もしい応援隊長が怪気炎だ。
TBSが来季も球団を継続保有する公算大という一部報道に対して5日夜、
巨人・渡辺恒雄球団会長は都内で歓迎の意を示した。
「ちゃんとした跡継ぎオーナーができるまでは、なんとかTBSに持っててもらいたいね。
TBSもどこに売るっていう(選択の)権利を持ってるんだから」
TBSが売却を検討するのは、赤字が看過できないレベルだから。渡辺会長は
その元凶が横浜スタジアムとの契約内容だと再三、指弾している。
「球場のシステムを変えないとダメだ。25%入場料をピンハネする、広告利益は
全部球場で取る、選手はてめえら球団それ自体でやれ、ということやられたんじゃね、
たまったもんじゃねえだろ。親会社(TBS)がちょっと苦戦してるときに球場に搾取
されるんじゃ、球団がもたないよ」
続けて「なんかTBSと球団を応援する方法ねえかな。球場はどうでもいいんだよ」
と言及。
「困った球団に対してNPBが応援するとか、なんか考えるべきじゃねえかな。
金銭的にも。でもNPBも赤字で困った。国会も少しプロ野球の経営基盤を
強化する考え方を、議論してもいいんじゃないかね」
話のスケールは拡大の一途だが、まずは横浜側の来季に向けた正式な態度表明
が待たれる。