★オーバーラップ 内田篤人 勝ち続ければ見えてくる。
不思議なものだ。日本を飛び出して欧州に来ると、Jリーグ時代は顔見知りだった
選手との間に、同じ「欧州勢」としての仲間意識芽生える。
電話をしたり、食事に行ったり、DVDを貸出したり。
貴重な息抜きの時間になるし、自然に「またお互いがんばろう」と思える
自宅の一番近くに済むのはチョン・テセさん(ボーフム)
ドイツで初めて話し、連絡を取り合うようになった。
激しいプレーに似合わず、普段は穏やかな「いいお兄さん」という雰囲気を醸し出す。
昨秋には、長谷部さん、の呼びかけで日本料理店に集まった。
ドイツ組が中心だったけど、川島さんもベルギーから車を飛ばして気合十分で参加した。
この2人が兄貴分で、話題の中心。オランダから来た吉田を「いじられ役」にして
盛り上がった。
最近、欧州でプレーする日本人選手が増えたせいか、よく2つの質問を受ける。
1つは「なぜ、日本選手は成功するのか?」
すばしっこさと技術が通用しているのだと思う。
もう1つは、「どんなサッカーをすれば、日本代表はさらに強くなれるか?」
戦術論より何より、とにかく勝ち続けて、「勝ち癖」をつけることが大切だと感じる。