◆ガメツイ横浜スタジアムを牛耳る関係者◆

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196無礼なことを言うな。たかが名無しが
緊急連載 激震!!横浜身売り騒動 球団崩壊の舞台裏(4)
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傷口広げるだけ

9月25日の中日戦に敗れ横浜の3年連続の最下位が決まった。尾花高夫監督(53)は
「申し訳ない」と頭を下げたが、成績アップで赤字減少を願った球団上層部の落胆は
大きかった。観客動員は昨季と同じ120万人に届くかどうか。大補強も赤字経営の
傷口を広げただけだった。そして9月末、親会社TBSが内密に複数の会社に早い時期から
球団売却を打診していたことが発覚した。年間20億とも25億ともいわれる赤字の一因として
横浜スタジアムの球場使用料問題がクローズアップされた。
口火となったのは巨人・渡辺恒雄会長(84)の「横浜球場は株主が相当厳しい」という発言。
株主とは1977年のハマスタ建設時に、ひと口250万円で800口売り出された株を取得した人たち
のことで”45年間、横浜(当時は大洋)は本拠地を移さない”の付帯条件があった。そして
株主には内野席年間シートを45年間付与する特典が盛り込まれた。

株主のパワー

この渡辺発言にハマスタの鶴岡博社長(70)は「精査してから言っていただきたい」と猛反論。
鶴岡社長の強気の背景に株主の存在があるのは間違いない。堅実な経営実績を武器に
「オーナーズクラブ」といわれる株主組織をまとめ上げているからだ。
今年でハマスタと球場使用に関する10年契約が切れるため、横浜市の林文子市長(64)は
球場使用量など、話し合う余地があることをほのめかしたが、どこまで削減できるか。
だがある球団幹部は「TBSや市など、主要な企業株主が束になっても(ハマスタの)持株
比率は30%そこそこ。結局何もできない」と実情を打ち明ける。新親会社とハマスタの
交渉が決裂すれば本拠地移転となる。それでも鶴岡社長は一歩も引かない。
「仮にベイが出て行ったら?そのときは俺がここに新しくチームを作るさ」
もろもろの利権が絡む球団買収。TBSと買収に名乗りを上げた住生活グループの2社間の
話し合いだけで事足りる問題ではない。(特別取材班)


この日のベイ
横浜は6日、東京都内で開かれた実行委員会の中で球団を保有するTBSホールディングスからの
「発表できる時期になったら報告させていただく」などのコメントを伝え、騒ぎについて謝罪した。
笹川博史取締役は「他球団の代表も分かってくれたようで、質問もなかった」と話した。
また横浜はこの日の阪神戦に0-5で敗れ、95敗目を喫した。シーズン95敗は130試合制だった1955年に
99敗して以来、55年ぶりの屈辱。