本日のBSジャパン「こちら経済変酋長」
北京五輪から半年・・・景気悪化の波がスポーツにも押し寄せている。
解説「キックボクシングをよく見てる。末端のところでは厳しい。この特集で相談に乗るヒントが得られれば・・・。」
・本田F1撤退
・スズキWRC休止、スバルWRC撤退
・オンワードアメフト廃部
・プリンスホテルアイスホッケー部廃部
・三菱ふそう野球部休部
・田崎真珠女子サッカー部休部
解説:「ゆとりがあるからやる。広告効果への期待、従業員のモチベーション発揚、社会貢献が主な目的。」
これまではバブル崩壊後が最も多かった。この不景気では・・・。
JOC協賛を打ち切る企業が6社。金額は、4年で三億。
解説:「今度は引き締めの象徴としてスポーツ(への投資打ち切り)を利用しているのでは?」
専門家:「広告媒体の多様化でスポーツ利用による広告効果が薄れてきた」
「企業の所有ではなく、地域の持ち物にしていくこと。それをはじめたのがJ。」
「金だけでない、支援者のできることで支援するなど、地域で考え付くサポートがうまれている。それがJの構造。」
解説:「Jはうまくいってるの?(TV露出が減っているので)サッカー人気は落ちてきてるのかと・・・。」
水原恵理アナ:バブル崩壊の前後に立ち上がったので、不景気に強い体質が作られてきました。
Jの営業収入(J1平均)画面掲示。
99年から現在までに全体で20%UP。入場料収入は60%UP。入場者増に伴って当然グッズ等の売り上げも伸びている。
J参入クラブ数掲示。アナ:「Jリーグが成長しているという裏付け」
参入条件があることを説明、解説者:「条件があるんですか。」アナ:「今も参入待ちがあります。」
Jに見るスポーツのあり方
・地域密着のチーム作り − 安定的に入場者を獲得
・チームの呼称を「地域名+愛称」で − 企業名を入れない。(川渕・ナベツネ対立に触れる。)
アナ:Jのクラブは世界と戦うことがある。すると地域の名も世界に発信される。地域の宣伝にもなり、支援者のモチベーションも上がる。
・サポーター制度の導入 − リピーターの獲得は安定した強化資金の獲得。
・経営実態に見合った年俸
アナ:「プロ野球は3億4億は当たり前だが、Jはそこまでではない。その代わりにキャリアサポートに力を入れている。」
企業だけでなく、地域の各所で支援を分担する。金でなく人やもっているものを提供すれば支援者のコストも軽減できる。
例:バス手配、クリーニング請負、ボランティア参加
水原恵理の「私も言いたい!」
「不況時がチャンス!〜地域密着型を目指せ〜」
解説:「市民のほうも、企業から自立してスポーツを楽しむ・関わる意識が大事。」
以上。