>>574 感動をありがとう星野ザパン・・
今大会悲願の金メダル穫りを掲げた星野ジャパン、
度重なる選手の故障、監督の負傷等を抱えて挑んだ、世界一からの挑戦であったが
その夢は脆くも崩れ去った。
「今大会はつまらない点をやりすぎた、選手達はよくやってくれた。
金では無かったが鍋は立派。我々はよく戦ってきた。下を向く事なく帰りたい。」
こんなエピソードがあった。五輪では当然、監督にメダルが授与されることはない。
そこで、選手達は知恵を絞り、紙で「金」と書いたメダルを監督の為に用意していたのだ。
アテネ五輪にて銅メダルを獲得した事にヒントを得、
「金と同じ、同じと書いた「鍋」メダルが生まれた訳だ。」
今大会不振に喘いだGG佐藤選手より手渡されると、星野監督。
「本当はこのメダルをこの子達に取らせてやりたかった。
国民の期待にも答えられなかったがなんとか鍋メダルを持ち帰る事ができた。
あいつは、あのままじゃ代えられない。選手生命を潰してしまうからな。」
と語りながらも、闘将は目頭を熱くしていた。
4勝5敗で「鍋」 しかしこの結果を恥じる必要など少しもない。世界の4位なのだから。
野球の裾野も広がった。世界の強豪国との差も縮まり、勝つことの難しさも知った。
この借りは来年のWBCで晴らしてくれる事を期待したい。 ありがとう、星野ザパン。