クラブでは、今日、面白いミーティングが開かれた。
現在の課題の一つである、
「アビスパファン以外の層に、どうやってスタジアムに来てもらい。または潜在的なサポーターになってもらうか!?」、
このための新しい手法についての、(株)ミリオネットとの打ち合わせだ。
このミリオネットは、福岡が地元の、日本でも有数のCRM(カスタマー・リレーション・マネージメント)ソフトの専門会社。
CRMとは、一般的には、顧客を一元管理し、顧客のニーズに細かく対応、利便性を高める、といったものだけれど、アビスパに応用すると、
「アビスパファン以外の方にアビスパについて知ってもらい」
「クラブとしては、その方々のプロファイルを認知」
「スタジアムに来場してもらうためのアプローチを仕掛ける」
今回のミーティングは、この手法を共同で開発しようとする試みで、3月開幕に向けての、年末についで2回目のミーティングだった。
サッカークラブには、独自のファン、観戦者の行動パターンがあり、一般のエンドユーザー対象の企業(例えばミリオネットは、アルマーニ・ジャパンなどを顧客にしている)とは、同じようにはいかない。
それでもこうやってお互いに課題、疑問点をぶつけ合うことで、クラブ側も問題点が整理され、行動目標、方法が定まってくるはず。
サッカークラブは、時間との勝負でもある。
開幕は2ヶ月後、それからは毎週ゲームだ。
選手と同様、スタッフも、2008年、クラブとして昨年以上にするための勝負のシーズンだ。
開幕に向けての忙しい緊張の日々が始まった。
(ちなみに、この会議の模様は、FBS放送めんたいワイドで放映(放送日未定)される予定です)