ヤクルト宮本が四国リーグ運営妨害等で罰金処分

日本プロ野球組織（ＮＰＢ）は７日、今年から開催されるクライマックスシリーズのボイコットや、独立リーグ・四国アイランドリーグに悪質な運営妨害を行ったとして、
プロ野球選手会会長の宮本慎也選手（東京ヤクルト）に対し、罰金50万円の処分を下した。出場停止の処分は課さない。
処分の内容は、宮本選手が西武の不正な資金問題やシーズン後の過密日程に反発し、
今年から３位以内の球団で行われるクライマックスシリーズをボイコットすると明言し、ＮＰＢの円滑な運営を妨害しかねない行為をしたこと、
独立リーグ・四国アイランドリーグに関わらないようアマチュア協会や団体に、トライアウトの受験やＩＬ主催の野球教室への参加や会場の提供をしないように要請する文書を全国に配布し妨害を企てたこと、
また昨年11月に行われた大学生・社会人ドラフトで四国アイランドリーグ出身の選手を指名した巨人、ロッテ、ヤクルトの３球団に宮本選手の名前で抗議文を送ったことの３件について、
プロ野球および野球の発展を妨げる露骨な妨害行為であり、看過されるべき事案ではないと結論づけ、ＮＰＢ選手会の宮本会長に責任を取らせるべきだとし、罰金50万円の処分を決定した。

「四国アイランドリーグとかかわるな」日本プロ野球選手会が地方へ通達
　日本プロ野球選手会は５日の理事会で、協会と独立してプロリーグを発足させた「四国アイランドリーグ」とは、選手会の会員が一切かかわりをもたないよう求めていくことを決め、同日、全国の地方協会に通達した。
　現在の最高峰がＮＰＢであることを強調するため、「ＮＰＢと四国アイランドリーグへの見解」という文章を作成した。
　宮本慎也選手会長（東京ヤクルト）によると、協会傘下にある学校や実業団に対し四国リーグからスカウト活動があっても接触を断ったり、
四国リーグ主催の野球教室開催を頼まれても、会場の提供や子どもたちなどの参加を断るよう、今後要請していくという。

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これは芸スポにも立てるべきだろ