こんなのあり? プロ野球の税金優遇
>通達の実施日が昭和29年8月10日ですから、戦後復興と政治的圧力によってできたことが容易に想像できます。
>今、このような「ものすごい」通達ができるかどうかは大いに疑問でしょう。プロ野球が良いなら、サッカーは?ゴルフは?となりますし、
>そもそも税務は子会社支援による課税所得の減少に厳しい態度で臨んでいるのですから。
>それはともかく、現在もこの個別通達は生きており、効力があります。プロ野球だけが、広告宣伝費処理オールOK、
>金銭支援オールOKという状況の中、「合併は経営判断だ」と突っぱねる経営者の発言に説得力があるでしょうか?
http://www.lotus21.co.jp/data/news/0408/news040827_03.html 現実の球団経営の目的
http://www.kyodo-cpa.com/html/menu3/2004/20041102144758.html >元々のプロ野球発足当時は、野球の試合を見物させることを通じて収益を上げることを目的としていたと思われる。
>プロレス最近ではK-1等と基本的思考は同じであったのではないだろうか。
>その後のプロ野球の発展、整備の中で、日本においては大企業が親会社として球団を所有するようになった。
>その時点で、親会社が球団を所有する目的は、親会社の事業の広告宣伝がその大きな動機であった。
>球団名に企業名を冠すること、そして野球観戦や野球放送、報道等を通じて企業名を周知させ、企業のイメージをアップし、
>企業の事業拡大や商品販売を促進するねらいがあった。高度経済成長の中で、大企業が十分な利益を獲得し、
>「広告宣伝費」と位置づける球団の赤字を補填していける間は、親会社にも大きなメリットがあった。
>「たかが選手が」発言で悪名をならした読売巨人軍前オーナーの通称「ナベツネ」が、プロサッカーチームに対して
>「企業名をチームにつけることができない(並びに放映権を独占できない)ならば、広告宣伝にならないので撤退する!」と
>いった話は有名だが、プロ野球経営者の本音としての目的を正直に語ったものといえる。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=31207日本経済新聞社編 『球界再編は終わらない』
★球団事業に「経営」が必要なくなる仕組み★ 43ページより引用
「不思議」の原因は、球団事業の「広告宣伝効果」にある。
通常、赤字補填のようなサービスや商品など「財」の移転をともなわない資金の移動は、贈与とみなされ課税対象となる。