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無礼なことを言うな。たかが名無しが:
西武裏金問題の調査委員会各委員の所感
◇モラルの欠如
池井優委員長(慶大名誉教授) 日本社会でまん延しているモラルの欠如。
今回、野球界の汚い面が出てきた。いかに検証して制度を手直ししていくか。
モラルが欠如していてはそれはできない。(この報告が)その第一歩となれば。
◇ルールと協約が現実離れ
嶌信彦委員(ジャーナリスト) いかにルールと協約が現実離れしているか実感した。
コンプライアンス(法令順守)は時代の精神。整備したルールをいかに矛盾なく見直していくか。
球団は親会社の広告塔という側面が強い。球団の自立経営をないがしろにしている。
自立経営の方向性を目指すのが大事と思う。
◇野球界の現状突き付けられた
吉永みち子委員(作家) 驚いた。根が深い、裏があるだろうとファンの口から出てきてしまう
野球界の現状を突き付けられた。ルールがないわけでなく、なぜ破られるのか、
繰り返されるのか直面してこなかったのだと思う。根がどこまで伸びているのか、
掘って再発防止につなげてもらいたい。
◇ルールを守る気持ちを
矢田次男委員(弁護士) ルールをきちんとつくり、厳正に守る気持ちを徹底してもらいたい。
西武だけの問題でなく球界全体が重く受け止めてもらえれば、夢のある野球界に発展していく。