2005年11月16日。この日が、オーストラリアのサッカー史に残る日になるのは間違いないだろう。代表チーム「サッカールー」が地元テルストラ・スタジアムでウルグアイ代表に勝利し、1974年の西ドイツ大会以来、32年ぶりのワールド・カップ(W杯)出場を決めたからだ。
地元タブロイド紙「デイリー・テレグラフ」によると、豪州国内で340万人が
テレビでこの試合を観戦したという。これは、05年のNRL(ナショナル・ラグビー・リーグ)
の決勝(250万人)や、名馬マカイビィ・ディーバが史上初の三冠をとった
メルボルン・カップ(250万人)を軽く抜き去り、豪州で最も人気のあるスポーツ、
AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)の決勝(300万人)をも上回った。
まさにオーストラリア中が興奮に沸きかえったといえる。
http://www.nichigo.com.au/topics/pick/2006/0601_soccer.htm