プロ野球の視聴率を語る データスレ4

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217無礼なことを言うな。たかが名無しが
阪急ホールディングス(HD)と阪神電気鉄道の経営統合で、プロ野球「阪神タイガース」の
テレビ放映権を巡り、在阪の民放各局がさや当てを演じている。放映試合が少ない
関西テレビ放送が、阪急HDが大株主であることから割り当て増に意欲を見せるのに対し
、他局はすかさず牽制(けんせい)球を投げる。タイガースは「現状維持」を強調するが、
高視聴率を稼げる「優良番組」だけに、神経戦は続きそうだ。
阪神タイガースは今シーズン、在阪民放4局に対して、主催する73試合の放映権を
朝日放送25、読売テレビ放送20、毎日放送と関テレ各14と割り当てた。
地元UHF局のサンテレビジョンやNHKには重複して配分しており、在阪4局が取り合う構図だ。
配分比率は「長年の各社との付き合いで、慣行として定着してきた」(タイガース)
といい、このところずっと変わっていない。
ここへきて、にわかに放映試合増を期待し始めたのが、阪急HDが約19%を出資し、
「阪急グループ」の関テレだ。ある関係者は「阪急と阪神の統合で、阪神の子会社である
タイガースとも同じグループになる。モノが言いやすくなる」。かつて阪急が所有していた
阪急ブレーブスの試合を中継していた影響か、他局より阪神戦の放映が少ないだけに、
虎視眈々(こしたんたん)と割り当て増をうかがう。
これに対し、朝日放送は「タイガースが弱いときもずっと放映してきた。
放映数は今後も減らしたくない」と実績を強調。毎日放送が「うちは地域密着がモットー。
今後も密接な関係を築いていきたい」とアピールすれば、
読売テレビも「タイガースとのいい関係を続けたい。統合後の行方を注目している」。
タイガースが毎年のように優勝争いに加わり始めたここ数年は、
一部の局が放映数を増やそうと動いたといい、「統合で割り当てのバランスが崩れるのでは」(関係者)
との警戒は、いやが上にも高まっている。
ビデオリサーチの調査では、阪神戦ナイター中継の平均世帯視聴率(関西地区)は、
7月が12.9%で、退潮著しい巨人戦(関東地区)の7.2%をはるかに上回る。
放映権を持っていながら巨人戦の中継を見送るキー局が出始める中で、
阪神戦は「キー局制作のバラエティー番組を差し替えてでも放送する価値がある」(朝日放送)という。
当のタイガースは「うちは伝統的に等距離外交。阪急と阪神が統合するからと言って、
各局との関係を急には変えられない」と話す。主催試合の放映権の大半を
グループ会社の日本テレビ放送網が握ってきた読売巨人軍と違って、
タイガースは「各局にまんべんなく放送してもらうことで、球団の人気が浸透した」との判断がある。
来季の割り当てに関する交渉はこれから本格化するが、民放各局にとっては、
日本シリーズの中継が前哨戦となりそうだ。タイガースが昨シーズンに続いて
セ・リーグ2連覇を達成すれば、今年の日本シリーズは本拠地の
甲子園球場で4試合が行われる。昨年のシリーズは、甲子園での3試合を
関テレを除く3局で分け合ったが、今年はどうか。放映する局は優勝球団が
日本野球機構に推薦して決まるが、タイガースの優勝争いに劣らぬ白熱した戦いとなりそうだ。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200608050005.html

阪神戦ナイター(関西地区),7月平均12.9%
ゴールデン視聴率フジ14.4%TBS12.5日テレ12.4%テレ朝12.2%NHK11.7%テレ東8.4%
http://www.tbs.co.jp/ir/images/setumei200608.pdf