プロ野球の視聴率を語る データスレ4

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165無礼なことを言うな。たかが名無しが
阪神まだ厚かった全国区の壁…全国ネット中継惨敗

今や甲子園球場などでの主催試合だけでなく、敵地での観客動員でも巨人を上回る阪神。
「この勢いなら阪神戦のテレビ中継が全国ネットで流れるのも夢ではない」と考えたフロントが売り込みを図ったものの、“全国区”の壁は想像以上に厚かった。
視聴率低迷に頭を抱える巨人に代わって虎がTVジャックするのはまだまだ先のようだ。

巨人戦の視聴率低下はついに19日のオリックス戦で今季最低の5.3%(関東地区、関西地区は2.9%)まで下落。
来年から地上波ゴールデンタイムでの巨人戦中継が激減するのでは…と球界内でささやかれている。

阪神首脳は「これからはタイガースが球界をリードしていかなくては」と力むが、巨人の人気低迷は阪神にとっても大打撃。
関西ローカルでは阪神戦が大人気で、地元U局サンテレビに加え、在阪各局も「10〜20%の視聴率をとれる」と積極参入。
だが、この民放局の中継は東京のキー局で放映している巨人戦を阪神戦に差し替えて放送するパターンがほとんどだ。

「巨人戦中継がなくなれば当然、関西限定の阪神戦中継はなくなる。となると球団に入ってくる放映権料も少なくなるわけです」と岡本勇人営業部次長。
巨人人気のV字復活が望めない今、いつまでも巨人頼みではいられない。そこで、「大阪発の全国ネット」を企画。巨人戦以外のカードを全国ネットで中継する、
というプランを在京テレビ局に打診した。

だが、結果は惨敗。キー局の反応は思いのほかクールだったという。
「ゴールデンタイムを外して、週末の対西武デーゲームを関東地区でも放映できないかと打診したのですが、最終的に話はまとまらなかった」と担当者の1人は明かす。
人気ドラマやバラエティーひしめくゴールデンタイムとなるとますます壁は厚く、現状では阪神戦ナイターの全国中継は、夢のまた夢の話。

だが、球団はあきらめていない。「関東での阪神ファンは徐々に増えていますし、とりあえず土日の昼なら制約も少ないと思うので、今後も積極的に(営業)していきたい」(岡本次長)。
ただ、「球界全体のためにも、巨人が強くて注目されないと盛り上がらない」とフロント幹部。巨人への依存体質は、一朝一夕には変わらないようだ。

http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_06/s2006062207.html


■消えたG戦中継 
今季の交流戦では、球界が恐れていたことが現実になった。
地上波で全国放送されない巨人戦が4試合を数えた。この時期に地上波から消えるのは初の事態だ。

野球中継を担当する在京キー局のプロデューサーは「放映権料に対する費用対効果という面もありますが、
同じ時間帯の平均視聴率を下回る番組は放送できないということです」。
放送された32試合のうち、14試合が視聴率10%未満だった。
テレビ局が放映権料を支払ったうえで放送しない場合もあり、金銭的打撃を伴わないケースもあるとはいえ、
昨年のような“ぬれ手であわ”は約束されなかった。

http://www.sankei.co.jp/yakyu/2006html/0622_001.htm