AERA 2006年9月11日号
巨人ビジネス崩壊の日
ttp://www.aera-net.jp/aera/pickup.php ・テレ東菅谷社長
「放映権料は1億制作費が1300万くらいかかるから
2/5しか回収できなかった、3/5(約7000万円)が赤字ということだね。」
・民放社員
「巨人戦の視聴者は60代以上が多くCMも入れ歯安定剤とかオムツとか。」
・日テレ関係者
「営業をかけても『どうせ野球に回されるんでしょ。』など、以前とは逆のことを言われる。」
(日テレのCMの売り方は例えば「伊東家の食卓のCM枠を買いたい。」ではなく、
「火曜の19時〜20時のCM枠を買いたい。」で受ける方式です。)
・4/4〜/6の今季初TOKYOダービー、開幕直後からタダ券
『前売りで、年間予約分を入れて数千席しか売れていなかったんです。神宮球場は満杯なら38000人入りますからね。
しょっぱなから、野球中継に映った観客席がガラガラ、という寒〜い状況を回避しなきゃ、
ということで、ヤクルトの関連会社や協賛企業、さらには野球好きが多い在日米軍にも配った。
それで、なんとかものすごく寒〜い状況にはならなくて済んだんです』(放映したフジテレビ関係者)
・球場関係者
「特にバッターボックスの後ろの看板はTVに映ることが目的。
テレビの放映時間が短くなって『話が違う!』と頭にきていた社長もいますよ。」
・看板広告料も値下がり
東京ドームの看板広告収入が、年間60億円ほどのはずが2割近く減少。
・巨人軍の営業収入は、05年度で243億円。支出は?
年俸・交通費・宿泊費・球場使用料・さらに球団の維持コストでざっと100億。しかし…
「なんといっても、表には見えない金の存在が大きいに違いない」(他球団の元役員)
・2年前の根来コミッショナーによる、球団オーナー宛の意見書
「巷間選手契約に関連して不明朗な金銭の授受があるといわれている。これが赤字の大きな原因だと指摘する声もなくはない」
「この際選手の参加報酬の現状を公開し、それが社会的に妥当なものかについて検証する機会を持つべきではないか」
と指摘している。
・日テレ久保社長
「シーズン中のコメントはしない。」
・結論
仮に球団運営コストが150億円かかるとして、放映権料・入場料収入が3割減ったら、巨人軍の収支は来季にも赤字に転落する。
何が悲くて崩壊目前のビジネスモデルのまねをしなきゃならんのだw