四国独立リーグ・「こうした方がいいよ。」 2

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642無礼なことを言うな。たかが名無しが
四国独立リーグにさまざまな障害    日刊ゲンダイ

当初の意気込みはどこへやら、石毛宏典氏の「四国独立リーグ」が空中分解を起こしかねない。
石毛が代表を務め、来年4月から四国4チームで試合を計画している日本版独立リーグ。
各方面から懸念や反発の声が噴出しているのだ。
まず、選手集めからつまずいてしまった。17日にプロ野球のドラフト会議が終了。指名に漏れた
アマチュア選手が続々とトライアウトに応募してくるとみられたが、現時点で希望者は400人程度。
12月18日の最終締め切りまでに数は増えるだろうが、この中から4チーム計88人の選手を選抜しなければ
ならない。「入場料をもらってお見せするレベルの試合が確保できるのか」(関係者)という懸念の声が
出て当然だ。
その選手を指導する監督、コーチも不足ぎみ。決まったのは、わずかに5人で、予定の12人の半分以下。
石毛氏は四国リーグを「プロ入りを目指す若手を育てる場」と位置付けているが、質量とも指導者が不足では
若い選手がうまくなりようもないだろう。
さらに地元の高野連、大学、社会人チームが球場の優先使用をめぐって反発。石毛氏は
「(アマチュアの迷惑にならないよう)昼間に空いてる球場を使う」と譲渡しているが、
そうなると、観客動員が大幅に減る。
「要するに、行き当たりばったりのズサンな計画のツケが、ここにきて噴出してきた。
2億4000万円を予定したスポンサー収入も不足し、職員などの採用すらまだ決まっていないのです」
(マスコミ関係者)
2年後には本物の米独立リーグが日本に参入し、東北にも別の独立リーグの計画がある。
NPOでの野球学校設立の動きも急だ。選手の食い合い、観客の奪い合いは火を見るより明らかだ。
選手の賃金は年間200万程度。プロ野球入りする選手が出てくるかどうかも疑問である。