横浜粛清人事 3スカウト“解雇”
横浜は荒井信久スカウト部専任部長(53)、松岡功祐スカウト(64)、中塚政幸スカウト(62)、
竹下慎太郎スカウト(36)が今季限りで退団する。
元明大野球部監督の荒井部長はアマ球界との太いパイプを期待され04年に就任。
しかし希望枠で獲得の那須野、高宮、高崎らが即戦力として実力発揮できず、
さらに補強方針でも球団と意見が食い違うなどしたこともあり退団に追い込まれた。
那須野担当だった中塚、昨年ドラフト3巡目で指名しながら入団拒否された東京ガス・木村を担当した松岡両ベテランスカウトは、
若返りを図る球団の方針もあり契約を打ち切られたが“粛清人事”の意味合いも濃い。
さらに来季は九州に常駐スカウトを置かない方針から辞任した九州担当の竹下スカウトも含めて
一挙4スカウトが退団という異例の事態。
現役引退した稲嶺、進藤内野守備走塁コーチがスカウト転身予定だがいずれも実績はない。
佐々木球団社長は「1年間暫定で九州在駐は置かない。
経費がかかるようになったらまた考える」と説明したが不安は残る。
球団ではスカウトだけでなく総務、業務、広報部門でも10人近くが年内限りで退団予定。
恒例の球団納会も中止に追い込まれるなど、横浜が揺れている。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/11/28/08.html
横浜に異常事態!球団職員9人退団…球団納会も中止
横浜の今オフの球団職員の退団者が2けた近くに達することが27日、明らかになった。
中でもスカウト部門はこの日、荒井信久スカウト部長(53)、中塚、松岡両スカウトに来季契約を結ばないことを通達。
九州駐在の竹下スカウトにも『来季から九州に人員配置しない』と異動通告を行い、4人の退団が決まった。
佐々木邦昭球団社長(60)は「集中コントロールが目的。今後はことあるごとに横浜から配置する」と説明したが、
九州からは吉村(東福岡高出身)をはじめ有力選手をスカウトしているだけに、地元球界から疑問視する声があがっている。
その他、元広報部員2人、業務部員3人と合わせ、現段階で計9人の退団が確定。
球団納会も中止になった。この異常事態に現場も影響を受けることは必至だ。
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200711/bt2007112805.html
570 :
無礼なことを言うな。たかが名無しが:2007/11/28(水) 19:55:38 ID:3XdRwiTK
プロ野球:セ・リーグ公式戦、来季開催見送り−−山陰放送 /鳥取
山陰放送(米子市)は27日、米子市民球場で毎年広島東洋カープとの共催で開催してきたプロ野球セ・リーグ公式戦の来季開催を見送ると発表した。
同日発表されたセ・リーグ公式戦日程に合わせて明らかにした。
同社は「広島球団との間で、地方球場で開催するスケジュールの条件が合わなかった」と説明し、「再来年以降の開催には努力する」としている。
今季は広島−阪神、昨季は広島−中日が同球場で行われるなど、両者は長年山陰地方で唯一のプロ野球公式戦を共催してきた。【小松原弘人】
毎日新聞 2007年11月28日
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20071128ddlk31050689000c.html
1年目を終えた北信越BCリーグ 観客動員は四国上回る
野球による地域おこしを目指し、国内2番目のプロ野球独立リーグとして今春4球団で旗揚げした
「北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグ」。観客動員では先発の四国アイランドリーグを上回り、
「実績を残せた」と関係者の表情は明るい。来季は群馬、福井が新規加入し、名称も「BCリーグ」に変更。
6球団で新たなスタートを切る。
「手探りの出発だったが、経営や運営面でさまざまな実績を積み上げることができた」。BCリーグを
統括するジャパン・ベースボール・マーケティング(新潟市)の村山哲二社長は1年目を満足そうに振り返った。
プロ野球12球団に送り込む人材育成を目指す四国アイランドリーグに対し、BCリーグは野球を
通じた地域の活性化に主眼を置いてきた。リーグ全体の1試合平均観客動員数は1790人と、
今季の四国(1100人)を上回った。
信濃(長野)は入会金1万円の個人会員に観戦チケット10枚、3万円の法人会員に30枚を特典に付け、
ファンを拡大。主催36試合で7万人近い観客を集め、うち95%は有料入場者だった。行政の協力で
球場使用料を安く抑え、赤字は当初見込みの半分(約1000万円)に収まった。
誤算もあった。石川は優勝しながら、観客動員数は4球団最下位。原因は主に使用する金沢市内の
球場の都合でもっとも集客が期待できる日曜の昼間に試合ができず、ナイター開催が多くなったためだ。
「ナイターでは翌日に学校のある子供の来場は無理。親子の観戦が減った」と村山社長。
サッカーJリーグの運営経験も持つ新潟はもっとも多くの観客を集めたものの、勝率が3割に満たず
最下位に終わり、ファンをがっかりさせた。
BCリーグでは1試合平均5000人の観客動員を目指している。達成にはまだ相当な努力が必要だが、
村山社長は「なぜ成功したか、どうして失敗したかのノウハウは蓄積できた。来年以降に生かせるはず」
と手応えを口にする。
将来はさらに上のレベルを目指す選手が多い中、今秋のプロ野球育成ドラフトで石川の内村賢介内野手(21)が
楽天に指名されたのは明るい話題だ。
6球団となる来季は上信越(新潟、信濃、群馬)と北陸(富山、石川、福井)の2地区制を導入。各球団は
同地区2球団と18試合ずつ、他地区3球団と12試合ずつ計72試合を行う。さらに前後期制を取り入れ、
同地区の前後期優勝チームが地区優勝を争い、その勝者同士がリーグ優勝をかけて戦う。
見どころも増え、「群馬、福井ともに野球の盛んな土地柄。ファンの熱い応援が期待できる」と村山社長。
四国も来季から福岡、長崎を加えた6球団で「四国・九州アイランドリーグ」として再出発する。
「ゆくゆくは全国に独立リーグの輪が広がれば」と関係者の夢は尽きない。
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/071128/bbl0711281839002-n1.htm
来季は増える?日テレ“泣”イター視聴率の起死回生案
来季は巨人戦のテレビ中継が増える?! 日本テレビはここ数年、視聴率が低迷する巨人戦の放送枠を減らしてきたが、
同じ読売グループとして、これ以上の冷遇も考えもの。そこで中継試合数を増やす“ウルトラC”が検討されているのだ。
「地上波は残念ながら2ケタには届かなかった。これをどう見るか。底を打ったとは思うが、これから横ばいなのか、上がっていくのか…」
日テレの久保社長は26日、今年最後の定例会見で、今季の巨人戦中継を総括した。
日テレは昨季、巨人の主催試合のうち63試合を地上波で中継したが、平均視聴率は9.6%と初めて2ケタを割った。
そこで今季は中継を42試合に減らし、放送延長も原則やめる大ナタを振るった。
そして今季、巨人はリーグ優勝したものの、平均9.8%でV字回復とはならなかった。
来季の中継数の増減について久保社長は、「これから相手先(広告主)とお話しする段階。現時点ではお控えさせていただく」と明言を避けた。
最も広告収入が見込めるゴールデンタイムに、視聴率1ケタの番組を2時間も放送するのは経営的には大迷惑。
巨人戦=お荷物だが、これ以上の巨人戦削減は難しい。「巨人戦はグループの財産。グループ全体の利益を考える必要がある」(久保社長)からだ。
そこで水面下で検討されているのが、土日の巨人戦をナイターからデーゲームに切り替え、昼下がりに地上波で中継する作戦だ。日テレ関係者が明かす。
「今の視聴率では、巨人戦を土日のゴールデンタイムにやるのはつらい。
でもデーゲームならスポンサーも何とかなるし、『地上波の中継試合数を増やした』とグループ内でも面目が立つ」
今季、巨人の主催試合でデーゲームはわずか2試合。6月のひたちなか球場での西武戦と、7月の東京ドームでの広島戦だけだった。
そもそも、他球団と比べて巨人戦のデーゲームが格段に少ないのは、ナイター中継がテレビ局にとってドル箱のコンテンツだったから。
視聴率が低下した今、ナイターである必然性はない。逆に日曜日はデーゲームの方が、観客動員も望める。
来季のデーゲーム増について久保社長は、「各方面からご指摘をいただいて検討している」と、可能性を否定しない。
ナイターを減らして、みんなワラッターとなるか。
ZAKZAK 2007/11/29
http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_11/s2007112910_all.html
来季は『クリスタ宮城』!? 球場命名権が日本製紙へ
東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・県営宮城球場(仙台市)の命名権の売却をめぐり
宮城県教育委員会は7日の審査委員会で、製紙大手の日本製紙(東京)を売却先に内定した。
楽天側とも協議し近く正式発表するが、球場名に社名だけでなく日本製紙グループの人気商品『クリネックス』を入れる案も浮上している。
県教委は売却先の社名について「正式に決まるまで公表できない」としているが「球場名が県民に長く親しまれることを願っている」とコメントした。
この日は、購入を希望した県内外の3社のうち1社が辞退したため日本製紙を含む2社を審査。
購入金額は年2億円以上が条件だが、同社は金額面でリードし経営状況なども評価された。
日本製紙は、国内製紙業界2位の日本製紙グループの中核子会社。
宮城県では石巻市と岩沼市で工場が稼働している。
命名権の契約期間は来年1月から3年間。売却収入は県が25%、楽天野球団が75%を得る。
同球場は、人材派遣大手フルキャスト(東京)が来年3月まで命名権を持っていたが、
同社が厚生労働省から8月に事業停止命令を受け、県などが9月に契約解消した。
このため、今回の選考では購入金額だけでなく、経営状況や過去の法令違反なども調査した。
http://www.sanspo.com/sokuho/071207/sokuho077.html
広島兄弟”が救世主!? 虎グッズ売れ行きジリ貧
08年は“兄弟”グッズで大もうけや!! 先日、阪神に入団したばかりの新井貴浩内野手と、
彼がアニキと慕う金本知憲外野手をコンビにしたグッズ製作を球団営業サイドが準備中。
実はこの2人、同じ広島出身というだけでなく、通算成績でも見事にシンクロしており、ペアで売り出すのに格好の素材なのだ。
03年をピークにジリ貧の虎グッズ販売の救世主となるか。
力こぶが入っていたトラの戦力補強も、現状で目玉選手は新井1人。ファンやマスコミの注目もおのずと集中する。
「広島と違うのは、注目度だろうな。阪神では打たなければ叩かれるからな」と岡田監督がいえば、
星野シニアディレクターも「余計なプレッシャーをかけるなよ」と在阪マスコミにチクリ。
新井にかかる過大な期待を憂慮しての発言だ。
だが、「そうはいきません」という声が、ほかならぬ球団内から挙がっている。
「実績は十分、クリーンアップも打つ。どんどんプレッシャーをかけさせていただきます」というのは球団営業担当者。
商品事業担当の阪本三千男ビジネス・マネジャーも「星野ジャパンでも活躍して、ファンの認知度も高まった。
当然、新井選手のグッズもいっぱい作りますよ」とハナ息が荒い。
レプリカユニホームやキーホルダーのような定番からスタートし、「順次、アイデア商品を企画開発していきたい」と担当者。
甲子園ではグッズを身につけての応援スタイルが数年前から定着したものの、「主力の顔ぶれがほとんど同じ」(球団幹部)なため、
03年以降は売れ行きもジリ貧。リーグ制覇した当時のグッズ商品の売り上げは総額50億円ともいわれたが、「07年は30億円前後」(同)という。
ちなみに04年からの選手別売れ筋ランキングでは、3年連続で金本がトップ。
今年は序盤からブレークした林の関連グッズが、「去年まで商品がなかった」珍しさもあって、爆発的にヒット。
見事1位に輝いたが、好事魔多し、右肩痛で08年の開幕スタメンは絶望視されている。
「そろそろチームの顔になるようなニューヒーローが出てきてほしいと願っていた矢先。
こうなったら、新井選手に救世主になってほしい」(営業首脳)
そんな中で、浮上しているのが、『金本&新井』のジョイント商品だ。
何となく誰もが考えそうなアイデアだが、「そんな単純な発想ではない」と関係者は言う。
注目はグラウンド内での数字だ。現在、金本が通算2000本安打まで13本、通算400本塁打まで6本。
対して、新井は通算1000本安打まで13本、通算200本塁打まで6本と、記録達成までの数字がまったく同じ。
実に見事なシンクロぶりで、偉業達成のメモリアルデーが、同じ日になってもおかしくない。
「しかも、どちらの数字もちょうど金本選手の半分というところに、2人の縁を感じませんか」と阪本マネジャー。
「どちらも4月には達成されそうな記録ですし、(片方が大きい)夫婦茶わんみたいな、例えば、盃はマズイから、
兄弟カップとか…。2人からOKがもらえるか難しいところですが、売れ筋トップになるのは間違いない。
ぜひというか、絶対に検討したいと思っているんですよ」
阪神が新井に提示した条件は4年総額10億円。金本とともにチームを牽引(けんいん)し、優勝争いでもしようものなら、
グッズ販売も含め、ウン10億円を稼ぎ出し、軽くペイできる計算だ。
オフの補強では巨人に完敗だが、その分、トラは知恵を絞っている。
ZAKZAK 2007/12/12
http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_12/s2007121215_all.html