出張旅費着服、農水省元係長が起訴事実認める
農林水産省職員の出張旅費約970万円を着服したとして、業務上横領罪に
問われた同省元係長山田哲大被告(39)(懲戒免職)の初公判が4日、東京
地裁(青柳勤裁判官)であり、山田被告は起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、山田被告が遊興費や消費者金融への借金返済のため、
2002年から同様の着服を繰り返し、横領総額は約2500万円に上ることを
明らかにした。また、職員の旅費の残高確認を求める旅行会社には、犯行を
隠ぺいするため、上司の署名を偽造した書類を提出していたと指摘した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040804-00000305-yom-soci