H5N1

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97/12/12 新型インフルエンザ問題について
厚生省大臣官房厚生科学課(健康危機管理調整会議事務局)
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0912/h1212-1.html

○ 現地調査の結果は次のとおり。
(1) 派遣者 国立感染症研究所ウイルス第一部 根路銘国昭呼吸器系ウイルス室長
(2) 報告の概要
 (1) 今回報告された4例については、いずれも新型インフルエンザウイルス(H5型)と確認。
 (2) 今後、香港政庁、WHO、CDC及び日本(国立感染症研究所)が協力して監視を強化。

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ここで、疑惑の人物が二人います。WHOの「鳥インフルエンザウイルス共同
研究センター」所長のロブ・ウェブスターと香港大学のケネディ・ショートリ
ッジの二人です。二人はこの当時、豚が鳥とヒトの橋渡しをしているとの説を
展開、「鳥インフルエンザが既にヒトへの感染能力を獲得している」と主張し
ていた数少ない専門家でした。ショートリッジはさらに、鳥インフルエンザの
震源地は アジア、特に 中国南部であると主張していました。(ジーナ・コラ
ータ「インフルエンザ ウイルスを追う」ニュートンプレス 2000)その彼らが
香港事件の調査に当たっていたのです。

1997年の暮れ、この二人は香港で大活躍しています。香港での調査には、米国
CDCが福田敬二を含む 7人の研究者を派遣した他は、ウェブスターが独自に
調査団を結成して参加しています。この調査団に現在の鳥インフルエンザ政策
を取り仕切っている研究者たちがこぞって参画していました。
(中略)
河岡は「生鳥市場が鳥インフルエンザの源だった」と書いていますが、時系列
からいえば、「ウェブスターや河岡らの調査団が鳥インフルエンザの源だった」
可能性があることを指摘しておきたいと思います。
http://www.melma.com/backnumber_90715_5107463/