519 :
農NAME:
520 :
519:2010/10/21(木) 20:01:27
521 :
520:2010/10/21(木) 20:11:26
522 :
521:2010/10/21(木) 20:15:39
523 :
519:2010/10/21(木) 20:22:56
524 :
519:2010/10/21(木) 20:43:53
>厚生労働省大臣官房
97/10/24
新型インフルエンザ対策検討会報告書
平成9年10月24日
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1024-3.html 新型インフルエンザ対策検討会委員名簿
加地正郎 久留米大学医学部名誉教授
小池麒一郎 (社)日本医師会常任理事
堺春美 東海大学医学部小児科助教授
菅谷憲夫 日本鋼管病院小児科部長
鈴木重任 東京都立衛生研究所長
鈴木宏 新潟大学医学部公衆衛生学教授
田代真人 国立感染症研究所ウイルス第一部長
中川久雄 (社)細菌製剤協会常任理事
根路銘国昭 国立感染症研究所ウイルス室長
廣田良夫 九州大学医学部公衆衛生学助教授
◎山崎修道 国立感染症研究所長
◎は座長 (50音順)
97/10/24
新型インフルエンザ対策検討会報告書(要旨)
平成9年10月24日
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0910/h1024-1.html 問い合わせ先 保健医療局結核感染症課
担当 葛西、野村、横尾(内2376、2373、2377) 電話 (代)03-3503-1711
525 :
524:2010/10/21(木) 20:53:19
97/12/12 新型インフルエンザ問題について
厚生省大臣官房厚生科学課(健康危機管理調整会議事務局) 平成9年12月12日
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0912/h1212-1.html 本日の厚生省健康危機管理調整会議において、香港で発見された新型インフルエンザ(H5N1)に関する
現地調査の報告及び今後の対応が協議された。
1.現地調査の結果
○ 現地調査の結果は次のとおり。
(1) 派遣者
国立感染症研究所ウイルス第一部 根路銘国昭 呼吸器系ウイルス室長
(2) 報告の概要
(1) 今回報告された4例については、いずれも新型インフルエンザウイルス(H5型)と確認された。
(2) 現時点では、ヒトからヒトへの感染については確認されていないが、今後、香港政庁、WHO、CDC及び
日本(国立感染症研究所)が協力して、その流行について監視を強化することとした。
2.今後の対応策
○ 厚生省としては、引き続き流行の可能性を調査・監視することとし、当面、次のような対応を行うこととした。
(1) 新型インフルエンザウイルスの国内侵入監視体制の強化
H5検査キットを地方衛生研究所に配布し、検出体制を強化
(2) 海外調査の強化
検査キットの供与、香港等における流行状況等の調査及び協力の強化
○ なお、既に、新型インフルエンザウイルスに対するワクチンについては、ワクチン製造用ウイルスの分析を開始
しており、今後、仮にヒト−ヒト感染が確認されれば、ワクチンを生産できるように準備を整えることとしている。
○ また、アマンタジン(予防内服薬)のインフルエンザに関する効能拡大申請の可能性について検討を要請する。
3.国民への情報提供
○ 新型インフルエンザについての一般向けQ&Aを作成(別添)し、本日厚生省ホームページに掲載することとして
いる。ホームページのインフルエンザ情報については、今後、順次内容の充実を行っていく予定。
■Q&A 香港で見つかった新型インフルエンザ(H5N1) ・・・
526 :
520:2010/10/21(木) 21:04:43
平成9年度科学技術振興調整費
「新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究」実施計画(案)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/10/01/980110b.htm 本研究では、この新型インフルエンザウイルスの国内への侵入・まん延を防止する対策に資する
ことを目的として、ウイルスの変異による種間伝播の可能性の検討、国内の鶏群及び海外からの
輸入愛玩鳥、渡り鳥等の野鳥を主とした鳥類の疫学解析、感染した海外渡航者からトリへの
逆感染の可能性の検討等を緊急に行う。
I.研究全体計画
1. 研究の趣旨
1997年8月、香港において同年5月に死亡した男児の検体から新型のインフルエンザウイルス
(H5N1型)が分離された。このウイルスは、従来、トリ型インフルエンザのウイルスであって鳥類
にしか感染せずヒトへの感染はないと考えられていたものであった。香港行政府は、この事態の
重大さに鑑み、感染者、抗体陽性者等の調査を行ってきた。その結果、これまでに明らかになっ
たH5N1型ウイルス感染者は、本年1月12日時点で既に17名(うち死亡者は4名)と増加傾向に
あり、また、抗体陽性反応者も9名見つかっている。これらの抗体陽性反応者は、主に養鶏場の
労働者やウイルスに直接暴露のあった者であったことから、H5N1型ウイルスによるインフルエン
ザはヒトからヒトへの感染ではなく、トリからヒトへの感染の可能性が高いと考えられた。
一方、香港では、昨年から鶏群にH5N1型ウイルスと近似のウイルスの感染による高病原性トリ
インフルエンザが大流行している。香港行政府は、これ以上の鶏への被害の拡大を防止すると
ともに、感染している鶏からヒトへの感染ルートを遮断して新型インフルエンザの伝播を防止する
ために、150万羽の鶏の処分を余儀なくされた。
527 :
526:2010/10/21(木) 21:12:06
我が国は、香港に地理的に近く人の往来が多いことや鳥類の輸入があっとこと、また、大陸からの
渡り鳥の飛来も見られること等のため、もしこの新型インフルエンザウイルスがこれらの経路の
いずれかを通って国内に持ち込まれることがあれば、我が国でも鶏への被害が発生し、さらには
ヒトにも感染が拡大する危険性が高いが、有効なワクチンの開発体制がまだ整備されていない
ため、新型ウイルスによるインフルエンザが発生した場合には被害が甚大になる危険にさらされて
いる。
したがって、本研究では、この新型インフルエンザウイルスの国内への侵入・まん延を防止する
対策に資することを目的として、ウイルスの変異による種間伝播の可能性の検討、国内の鶏群
及び海外からの輸入愛玩鳥、渡り鳥等の野鳥を主とした鳥類の疫学解析、感染した海外渡航者
からトリへの逆感染の可能性の検討等を緊急に行う。
2.研究の概要
1)新型インフルエンザウイルスの変異機構に関する研究
インフルエンザウイルスの病原性を支配する遺伝子の解析等により、H5N1型ウイルスがトリ型
からヒト型へ変異する可能性及びその機構を検討する。
2)新型インフルエンザの国内鳥類のウイルス疫学的研究
日本国内の鶏群及び渡り鳥、輸入鳥類に新型インフルエンザウイルスが感染しているかどうかを
明らかにする目的で、全国の鶏群のウイルス抗体解析及び渡り鳥、輸入鳥類の保有ウイルス
解析を行い、新型インフルエンザウイルスの国内への伝播の可能性について検討する。
3)ヒト由来新型インフルエンザウイルスの鶏に対する病原性に関する研究
ヒト由来新型インフルエンザウイルスを鶏に接種し、新型ウイルスの人畜共通感染性及び鶏に
対する病原性を明らかにする。
528 :
572:2010/10/21(木) 21:14:33
3.実施体制
研究項目平成9年度担当機関
1.新型インフルエンザウイルスの変異機構に関する研究
1)鶏と哺乳動物でのウイルスの病原性を支配する遺伝子の解析
2)ウイルスの進化機構と生物学的マーカーに関する調査解析
→ 厚生省国立感染症研究所
2.新型インフルエンザの国内鳥類におけるウイルス疫学的研究
1)全国の鶏群の新型インフルエンザウイルス抗体解析
2)輸入鳥類、渡り鳥の保有ウイルス解析
→ 農林水産省家畜衛生試験場
3.ヒト由来新型インフルエンザウイルスの鶏に対する病原性に関する研究
→ 農林水産省家畜衛生試験場
4.研究推進
→ 科学技術庁研究開発局
529 :
573:2010/10/21(木) 21:17:45
(参考)研究推進委員会(予定)
委員 所属
○岩本愛吉 東京大学医科学研究所教授
日原宏 農林水産省家畜衛生試験場ウイルス病研究部長
根路銘国昭 厚生省国立感染症研究所呼吸器系ウイルス研究室長
湯浅襄 農林水産省家畜衛生試験場鶏病研究官
山口成夫 農林水産省家畜衛生試験場発病機構研究室長
(○は研究推進委員長)
530 :
529:2010/10/21(木) 21:20:38
531 :
農NAME:2010/10/21(木) 21:27:33
にゃろめ博士のトンデモ怪物ウイルス法螺ーストーリーで踊りまくった阿呆ども
みんなで踊ればウソも真実になる?!
532 :
529:2010/10/21(木) 23:40:35
>>520 動衛研:鳥インフルエンザのワクチンによる防疫と清浄化
(文責:感染病研究部長 山口成夫)
http://www.niah.affrc.go.jp/disease/poultry/infl_vaccine.html >H5N1高病原性鳥インフルエンザの防疫措置の最終ゴールは全ての国々が清浄国に
なることであり、そのために、病原体を可能な限り迅速に検出・措置し、消滅させること
が重要である。
>畜産物の輸出入に関しては、OIE基準による同等あるいはそれ以上の清浄度の国から
の畜産物の輸入が可能となっており、OIE加盟国であるわが国は鳥インフルエンザの
清浄性が保てなければ汚染地域からの家きん肉等の輸入禁止措置が取れなくなる。
わが国の養鶏産業の維持・発展と安全な鶏肉鶏卵の供給のために、OIE基準による
清浄国認定は重要な意味を持つ。
>日本では2004年1月に山口県で79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザの発生があり、
それまでは清浄性を保ってきた。この発生はアジア諸国での大発生の余波を受けた
ものである。アジア諸国での不明疾病が高病原性鳥インフルエンザによるものと判明
してからは、各国の努力により発生は激減した。しかし、清浄化を達成できたのは家畜
衛生技術、衛生管理技術のレベルが充分高い数カ国だけである。
>国際的にも高病原鳥インフルエンザの防疫対策としてのワクチンの使用は、あくまで
も清浄化達成の一手段であるととらえられている。つまりワクチンの使用は、鳥インフ
ルエンザが地域に蔓延した場合に地域や期間を限定してワクチンを使用することに
よって環境中のウイルス量を減らし、感染の拡大や、人への感染のリスクを低下させ
る手段と考えられている。このため、ワクチンの使用に際しては、適切なサーベイラン
スと感染鶏群の摘発淘汰を併用することになっている。適切なサーベイランスと摘発
淘汰を伴わないワクチンの継続的な使用は、ウイルスの常在化を引き起こし、清浄化
が困難になることは諸外国の例からも明らかである。また、不活化ワクチンが感染防
御を保証しない性質のワクチンであるため、その継続的使用下では清浄状態の証明
には多くの困難が予想され、市場での競争力の低下を招くことも懸念される。
534 :
521:2010/10/22(金) 00:42:41
535 :
534:2010/10/22(金) 03:15:55