【(独)農研機構】動物衛生研究所ってどうよ?B

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91農NAME
予防医学信者さいとう君乙w
>>85
92農NAME:2009/02/12(木) 20:47:15
-学位論文一覧リスト- 北海道大学【大学院獣医学研究科・獣医学部】
http://www.vetmed.hokudai.ac.jp/library06.html

西藤,岳彦 (サイトウ,タケヒコ)
インフルエンザAウイルスN8ノイラミニダーゼの構造と機能に関する研究 1994

古林,与志安 (コバヤシ,ヨシヤス)
鶏における高度病原性トリインフルエンザウイルス感染症の病理形態学的研究 1995

今井,正樹 (イマイ,マサキ)
インフルエンザウイスルヘマグルチニンの構造-機能の分子解析 1998

迫田,義博 (サコタ,ヨシヒロ)
豚コレラの新しい診断法の開発 1999

八田,正人 (ハッタ,マサト)
インフルエンザ A ウイルス RNA ポリメラーゼの構造と機能の解析 1999

朴,天鎬 (パク,チョンホ)(Park Chun-Ho)
強毒インフルエンザウイルス感染による脳症/脳炎の実験病理学的研究 2001

渡邉,登喜子 (ワタナベ,トキコ)
インフルエンザウイルスの遺伝子操作系の確立とその応用 2001

二宮,愛 (ニノミヤ,アイ)
インフルエンザ流行予防のための研究 : 動物インフルエンザの疫学調査と粘膜ワクチンの開発 2002

岸田,典子(キシダ,ノリコ)
H5およびH9亜型の鳥インフルエンザウイルスのニワトリとカモに対する病原性に関する研究 2004
9392のつづき:2009/02/12(木) 20:47:57
野田,岳志(ノダ,タケシ)
インフルエンザおよびエボラウイルスの粒子形成 2004

松田,一哉(マツダ,カズヤ)
高病原性A型トリインフルエンザウイルスの経神経伝播の証明 2004

白,貴蓉(バイ,グイルン)(Gui-Rong Bai)
インフルエンザの迅速診断のためのキットの開発 2005

村本,裕紀子(ムラモト,ユキコ)
インフルエンザ制圧のための基礎研究:アジアで流行している高病原性鳥H5N1
ウイルスの遺伝子と病原性ならびにウイルス粒子形成機構の解析 2005

村田 史郎(ムラタ,シロウ)
マレック病ウイルス強毒株のガンカモ類における分布調査およびその強毒化因子に関する研究 2007

Manzoor Rashid(マンズール ラシッド)
鳥インフルエンザの診断ならびに分子疫学に関する研究 2008

磯田 典和(イソダ ノリカズ)
H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスの病原性およびワクチン開発に関する研究 2008
94農NAME:2009/02/12(木) 20:59:37
渡邉,登喜子 (ワタナベ,トキコ)
インフルエンザウイルスの遺伝子操作系の確立とその応用 2001
>>92

スペイン風邪の強い病原性の鍵となる遺伝子、日米の研究者が解明
2008年12月30日 10:48 発信地:ワシントンD.C./米国

【12月30日 AFP】日米の研究者チームは29日、1918年に世界で大流行し史上最多の死者を出したとされる
インフルエンザ「スペイン風邪」について、その強い病原性を説明する3つの遺伝子を特定したと米科学アカ
デミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences)上で発表した。

 世界各地で流行したスペイン風邪では、第1次世界大戦での総死者数を超える2000-5000万人が死亡した
とみられている。

 特定された遺伝子は、スペイン風邪ウイルスが肺組織で増殖することを可能にするものだという。研究チー
ムの東大医科学研究所の河岡義裕(Yoshihiro Kawaoka)教授は、「一般的なインフルエンザウイルスのウイ
ルスは鼻やのどなど上気道で増殖するが、スペイン風邪のウイルスは上気道だけでなく、肺でも増殖」し、
原発性肺炎を引き起こすと語った。

 スペイン風邪で死亡した患者の遺体を解剖すると、激しい出血によって肺内に血液がたまっていることが
多かった。ウイルス学者は、スペイン風邪ウイルスが肺に侵入する能力と強い病原性を関連づけてきたが、
そうした能力をもたせる遺伝子については明らかになっていなかった。

 河岡教授は、3つの遺伝子の特定とウイルスが肺に感染する際のこれらの遺伝子の役割を発見したことは、
新型インフルエンザの潜在的な毒性因子をすばやく特定する方法に道を開くという点で重要だと指摘する。

 また、これらの遺伝子が発見されたことで、新たな流行病の拡大を防ぐ抗ウイルス剤の開発につながる
可能性もあるという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2553162/3640960
95農NAME:2009/02/12(木) 21:00:09
病原性強い原因を解明=肺炎多発のスペイン風邪−東大など
12月30日7時25分配信 時事通信

 1918〜19年に世界で大流行し数千万人の死者を出したインフルエンザ「スペイン風邪」の強い病原性には、
ウイルスの自己複製(増殖)に関する遺伝子が重要な役割を果たしていることを、米ウィスコンシン大の渡辺
登喜子研究員、東大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームが30日までに明らかにした。

 今後発生する同様の新型インフルエンザの治療薬開発に役立つとみられる。論文は米科学アカデミー紀要
に掲載される。

 通常のインフルエンザウイルスは鼻やのどなど上気道で効率良く増殖し、気管や肺など下気道ではあまり
増えない。スペイン風邪ではウイルス性肺炎による死者が多かった。

 研究チームは、ウイルスを人工的に合成する技術を用いて、現在流行するインフルエンザとスペイン風邪の
遺伝子を組み合わせたウイルスを10種類作成。インフルエンザウイルスに対する反応性がヒトと似ているモデ
ル動物フェレットに感染させ、鼻、気管、肺でのウイルスの増殖を調べた。

 ほとんどのウイルスは鼻でしか効率的に増えなかったが、自己複製を担うたんぱく質「RNAポリメラーゼ」を
つくる遺伝子がスペイン風邪のものである場合、肺や気管でもよく増えていた。

 研究チームは、このたんぱく質がスペイン風邪ウイルスの強い病原性に大きくかかわっているとし、「その
働きを抑えるような薬の開発が重要」(河岡教授)としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081230-00000014-jij-soci