農水省コイヘルペスウイルス病対策制度について

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5農NAME
Koi Herpesvirus.

Koiは錦鯉を指していて日本語が語源の英語
食用はCarp
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梅雨期に発生し、且つ大量斃死を伴う錦鯉稚魚の疾病に対する食塩浴の効果(1975年)
ニシキゴイのいわゆる“ねむり病”とその治療について(1977年)
梅雨期に発生するニシキゴイ0年魚の大量死に関する2,3の知見 ―感染試験―(1980年)
梅雨期に発生するニシキゴイ稚魚の急性な大量死のヘマトクリット値の変化(1985年)
ニシキゴイ稚魚に発生した浮腫を伴う疾病に関する病理組織学的研究(要旨)(1988年)
ニシキゴイの浮腫症発病と飼育環境に関する研究−1 水温・栄養塩類の変動について(1989年)
ニシキゴイの浮腫症発病と飼育環境に関する研究−2 動物プランクトン組成の変動について(1989年)
ニシキゴイの浮腫症発病と飼育環境に関する研究−3 水質の日周変化について(1991年)
ニシキゴイの浮腫症発病と飼育環境に関する研究−4 発病状況と気象条件について(1995年)
http://www.pref.niigata.jp/norin/chiiki/naisuimen/information/kenpo/kenpo-title.htm
http://www.pref.niigata.lg.jp/naisuimen/1200846328162.html
http://www.pref.niigata.lg.jp/naisuimen/1200846333538.html

ニシキゴイ稚魚の大量死(浮腫症)の発生と池水環境について
 埼玉県水産試験場研究報告 46号 p.37-48(1987-4)
ニシキゴイ稚魚の大量死(浮腫症)に対する食塩水浴の効果及び感染試験
 埼玉県水産試験場研究報告 46号 p.49-55(1987-4)
発症例から見たニシキゴイ稚魚の浮腫症の発症要因と対策
 埼玉県水産試験場研究報告 51号 p.28-62(1993-3)
http://rms2.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pref/saitama_suisan.htm

埼玉県/ニシキゴイの浮腫症治療時の塩水浴期間について
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ24/yousyoku/nisikigoi1/nisikigoi1.htm

1990 ニシキゴイ稚魚の浮腫症対策試験 埼玉県水産試験場業務報告(平成元年度)
http://aquadb.nrifs.affrc.go.jp/~aquadb/cgi-bin/sp_search.cgi?TAXID=7962
6農NAME:2008/10/03(金) 17:56:28
キンギョヘルペスウィルス性造血器壊死症の昇温による治療
www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_suisan/h16/nrifs-u/nrifs-u004
[PDF]観賞魚混合感染症対策試験 目 的 試験結果の概要
www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ24/siken/17-1030.pdf
[PDF]昇温治療試験(GFHN・KHV) 目 的 試験結果の概要
www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ24/siken/17-1020.PDF
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第9回技術検討会資料
http://www.maff.go.jp/koi/kento_kai.html
「資料2-1」 治療法の開発(東京海洋大学)
『昇温による治療の効果は再確認された』

コイヘルペス:40センチ以上、9割「抗体陽性」−−県水産試験場調査 /滋賀
http://basswave.b-s-o.com/news2008/archives/2008/03/409.html

炎暑の中でコイヘルペス対策、撃退のカギは水温管理 (2004年07月19日 読売新聞)
http://basswave.b-s-o.com/archives/000753.html
『業界がKHV対策として注目しているのが、
これまで越冬期に一部業者が利用してきた「昇温設備付き隔離池」。』
7農NAME:2008/10/03(金) 18:14:42
たまたま、検査技術が確立されて、簡易検査キット(PCR検査)がつくられて、
検査方法が普及するようになって、簡単に「在ること」が確認できるようになっただけの、
なんのことない従来から存在していたありふれたウイルスによっておこっていた病気
にすぎないということがわかっただけの話。

こんなものを、いつまでもずるずる法定伝染病扱いにして、
国際的な輸出入に関わる水産防疫対象疾病にしておくことのメリットは何なのか?

かえって流通が滞ることをもたらすばかりではないのか?

しかも温度によっていかようにもかわすことができる病気であり、
かつ、抗体を保有する、つまりは免疫を獲得させることも既知である疾病を、
家畜伝染病予防法に準ずる法令制度によって、検査によって確認された場合、
免疫獲得個体であっても、闇雲に殺滅・根絶・撲滅処分を免れることができない制度下で、
存在できるのは、KHVフリー(ウイルス・フリー)個体のみであるという。

免疫を獲得させてはならない、病気を出してはならない、病気を治してもならない、
病気に罹ったらすべて殺して処分してしまえ、どうやって生きていけばいいのだろう???

それが現在の、農林水産省消費・安全局が主導している、
コイヘルペスウイルス病(KHV病)まん延防止防疫指針体制なのである。