【ヨーネ病】どうすんの?ヨーネライサ【非特異?】

このエントリーをはてなブックマークに追加
169農NAME
ヨーネ病と独立行政法人 ジャーナリスト・青沼陽一郎 (1/2ページ)
2009.3.16 08:17

 牛のかかる病気にヨーネ病というものがある。菌に感染すると、水溶性の下痢が繰り返され、やがて
やせ細り死んでしまう病気だ。発症までに3〜5年の潜伏期間があるため、その間に乳製品や食肉加工
される可能性もある。

 これまで、ヒトには直接感染しないとされてきたこの病原菌が、近年、ヒトの消化器系の病気を誘発する
のではないかとする研究論文が、獣医学の分野から、世界各地で発表されるようになった。日本で難病
指定を受けているクローン病をはじめ、過敏性腸症候群やII型糖尿病との関連までささやかれる。

 日本では家畜伝染病として、既に定期検査を実施してきた。感染が見つかると製品出荷は停止、牛は
殺処分され、牛舎全体も消毒が必要となる。それでも、ここ数年の発症件(戸)数は400〜600件で推移
している。鳥インフルエンザなど他の家畜伝染病の発症報告が、多くて10件以下であることに比べると
突出した数値だ。

 しかも、米国から輸入される牛肉や乳製品は、この対象外。米農務省の調査によると、68・1%の酪農場
から菌が検出されている(2007年)。さすがに米国政府もこの現状を黙って見過ごすわけにもいかず、
年間に約1億ドルの研究対策費を支出する。

 そもそも、ヨーネ菌とヒトとの関連を世界中が疑うのは、日本人のライフスタイルの変節にある。クローン病
を含めた炎症性腸疾患(IBD)についていえば、戦後になって症例が現れ、高度経済成長とともに患者数が
急増した日本の場合、食文化の西洋化と動物性脂質の摂取量の増加に比例していることが、ひとつの
実証例となっている。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090316/bdy0903160819000-n1.htm
170農NAME:2009/03/17(火) 01:15:40
ヨーネ病と独立行政法人 ジャーナリスト・青沼陽一郎 (2/2ページ)
2009.3.16 08:17

 国内でこのヨーネ病の研究に取り組むのが、独立行政法人の動物衛生研究所だった。ところが、この
研究所の所長はヨーネ病の現状に、懸念はないとする(少なくとも、私の取材にそう応じている)。何の
ための研究機関なのか。国民の食生活と健康を脅かそうという病原菌に対して、有効かつ即応的な備え
が求められている。(寄稿)

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090316/bdy0903160819000-n2.htm


裏でつるんでるのかな?