鶏インフルエンザ

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10農NAME
家禽ペスト
原因
オルトミクソウイルス科A型インフルエンザウイルス。H5,H7のほか、病原性が甚だ強いもの
感染
水禽類がウイルスの供給源。水、空気、器具、飼育舎へ出入りする人、小鳥などを介して伝播
発生
鳥類に広く見られる。法定伝染病
宿主
鶏、家鴨、七面鳥、鶉、雉
症状
肉冠および肉髯の腫脹と紫変。顔面浮腫、脚の皮下出血、下痢、呼吸器症状、ショック症状などを
呈して死亡。罹患率60〜100%。死亡率20〜100%。
病変
肺・副鼻腔の炎症、皮膚・肉冠・肉髯の小出血巣と壊死、肝・腎・脾・肺での壊死巣、
脚鱗のチアノーゼ。甚急経過で死亡したものは肉眼病変を認めないこともあり。
組織変化として、肺水腫、血管炎、DICなどが顕著
診断
ウイルス分離には臓器(呼吸器・大腸)、糞便の乳剤を鶏胚の尿膜腔内に接種、35度で培養。
強毒株は24〜50hで胚を殺す。尿液が赤血球を凝集すれば、その羊尿膜の乳剤を
可溶化してウイルスに対する抗血清との間でゲル沈またはCF。
抗体の検出には発生初期と2〜3wの血清を用いる。
予防
ワクチンは、生ワクチン・不活化ワクチンともに使用されていない
対策
発券後直ちに行政へ通報。

とにかく、ばたばた死にます。エルシニアと全く関係ないのに「ペスト」の名前がつくのは
ほんとにばたばた死んでいくからだそうです。方々で書かれている「産卵数低下など」の
記述は嘘じゃないけど、ばたばた死んでいくほうが主なので、本当でもないはず。
産卵数低下はむしろ、結果。