(独)水産総合研究センターとはどんなところ?

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【「特定疾病」コイヘルペスウイルス(KHV)病の不都合な現実】

「行政」の実態
・どこまでも、「コイヘルペスウイルス病のまん延防止対策について (平成15年12月10日)」
http://www.maff.go.jp/koi/index.html
にもとづく国内「KHVフリー」体制の堅持のための措置を継続中。
感染の確認、あるいは、感染経験があると判断されたものは残らず殺処分根絶対策を講じる。
どこまでも国内にはKHVが存在しないことを前提にしている。

「現場」の実態
・特定疾病・法定伝染病扱いの国内防疫制度・行政施策はお構いなしに、もはや現実対処。
昇温治癒や早期の感染経験で免疫を獲得させるという知識が広範に知れ渡っている。
(それは2003年11月国内初確認公式発表以前にすでにあったもの。)

「行政」はKHVフリー対策、「現場」はKHV病対策フリー。そのはざまで、
まじめに制度指針に従おうとしている「現場(現実)」の者は非常に苦悩している。
国の「農水省令」に基づいた「制度」が、まったく「現実」に即していないと。

(実際例)
・錦鯉入門 飼育Q&A(10月) 「当才魚がよく死ぬ」
(P136 月刊錦鯉2003年10月号No.197)
http://www.kinsai.jp/200310.html
>最近よく当才魚が罹る病気の典型的な症状で、2才までに必ずといってよいほど罹患します。
>2才で罹ると肌がひどく充血して真っ赤になり、ぼけーっとして池の底に沈みます。しかも、
治りが悪くなり、死ぬ率が高くなりますので、変な言い方ですが、当才のうちに試練を与えたほう
が無難なのです。
>どうも昔の眠り病とは違うような気がします。浮腫症にも似た症状を示しますし、横に寝てしま
わないうちに死んでしまう魚もいますので、まあ、現代病でしょう。
>特に、すでに免疫をもつ魚とまぜたら必ず移りますので、どちらにしても、治療のための準備
をしておかなければなりません。
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「行政」がやってる「殺処分」KHVフリー対策は、最初から、まったく意味がなかったのでは?