>>469 KHVの株は7種類、平成15年時点で分離同定されていたそうだが(平成15年時点)、
現在の検査方法では、それらを一律に拾ってしまうようだ。
病気を起こしてる新世代株ばかりか、とっくに病気をおこさなくなっている旧世代株も
拾うようなことになると、全く病気が起こっていなくても、KHV陽性の判定が出て、
全数殺処分措置を講じなければならなくなるのだが、気が滅入るよ。
実際現場では、そんな事例も散見されるようになってるしな。
水産資源保護協会の有料検査での陽性確認事例もおそらくそのような確認事例も
含まれていると思う。
KHVは、海外から何がしかの宿主である鯉で侵入したものでもなければ、
いきなり日本に突如として発生したものでもない。昔から日本の鯉と共生していた
ウイルスが、たまたまどこかの個体群のなかで変異したものが広がっただけにすぎない
と思うよ。
なぜ、コイヘルペスウイルス(KOI Herpesvirus)と命名されているのか考えよ。
‘KOI’の意味を。名は体をあらわすそのものだよ。
ニシキゴイには、もともとから、「浮腫症」はあったのだ。
「ニシキゴイ 浮腫症」でぐぐってみればいい。
病態発生現象からみて、明らかにウイルスが原因でおこる病気に間違いはない。
その疾病に関する科学的な因果関係の解明をおろそかにしてきたツケでもあるがね。
国の関連機関の魚病研究者にしては、ヤケにスキルが低いと思うよ。
少しは現実現象からきちんと学んでいけよ。あまりにも鈍感すぎではないのか。