喪前等がずっと心配してたThinkPad Edgeの信頼性とか安い価格に関して、
レノボ副社長がじきじきに答えてるぞ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20101227_416906.html Q:IBM時代に比べて明らかにThinkPadの価格は下落しました。それはなぜなのでしょうか。
バティア氏:それこそが、LenovoがIBMのThinkPadビジネスを買収したすばらしい成果だと私は考えています。
IBM時代にはビジネス向けのThinkPadシリーズだけでしたが、Lenovoによる買収後にはコンシューマ向けの
Ideaシリーズもラインナップされていますし、以前からあったLenovoの中国でのビジネスもマージされ、
Lenovo全体として市場シェアが上昇しボリュームが増えているのです。
このように出荷数が大きくなることは、サプライヤーとの関係にも影響を与えることになります。
つまり購買力が向上することで、従来よりも部材を低コストで調達することが可能になるのです。
これらにより、よりよい品質、よりよい信頼性、優れた革新性、そして従来よりも改善された市場シェア、
これらにより低価格が実現できるようになっているのです。
Q:まず、2010年Lenovoは新たにサブブランドとしてEdgeをつけた“ThinkPad Edge”シリーズを
ThinkPadのラインナップに追加しました。Edgeシリーズの位置づけについて教えてください。
バティア氏:弊社がクラシックThinkPadと呼ぶTシリーズやWシリーズなどの製品は、
より大企業(ラージエンタープライズ)のお客様などをターゲットにした製品となっています。
(中略)
これに対してEdgeでは、これまで弊社があまりアプローチできていなかった、SMB(Small Medium Business、
日本で言えば中小企業など)市場をターゲットにした製品となっています。
SMBのお客様は、グローバルに展開できるソリューションも必要としながらも容易な操作性が必要になるなど、
大企業のお客様とは異なるニーズを持っているのです。
弊社にとってEdgeのラインナップは、シンプルさを追求し、クラシックThinkPadに比べると普及価格帯をターゲットにした製品なのです。
Q:それは中国や南米などの成長市場で求められるニーズということですか?
バティア氏:おっしゃるとおり、ThinkPad Edgeシリーズが成長市場で重要製品として位置づけられていることは間違いないです。
弊社は成長を続けていますが、その中でThinkPad EdgeシリーズでSMB市場に浸透していっていることが大きな役割を果たしています。
大企業のお客様がクラシックThinkPadを引き続きご愛顧くださり、新たに弊社の製品をご購入いただいているSMBのお客様が
ThinkPadのフィロソフィーを引き継いだThinkPad Edgeを選んでいただいているのです。
Q:Edgeが導入されることで、ThinkPadの持つブランドイメージが壊されてしまう心配は無いでしょうか。
バティア氏:申し上げたいのは、ThinkPad EdgeもEdgeというサブブランドはついていますが、
十分ThinkPadのブランドに値する製品であるということです。ThinkPad Edgeは、クラシックThinkPadと同じ品質、
そして信頼性を備えています。しかし、クラシックなThinkPadに比べるとSMBのお客様に必要ない機能、
例えばTPMチップやドッキングコネクターなどを削ってある、それがEdgeの位置づけです。
我々はそうしたシンプルさをEdgeで提供したいと考えているのです。
誤解していただきたくないのは、それでもクラシックThinkPadと同じ品質、信頼性、そして同じ革新性はEdgeも備えています。
お客様はEdgeシリーズでも、ベストなキーボードを手にすることができます。
確かにクラシックThinkPadとの違いはあります。Edgeシリーズでは、ファンクションキーはFnキーとの
組み合わせになっていますが、これはSMBのお客様はあまりファンクションキーを必要としていないからです。
しかし、クラシックThinkPadと同じように人気のトラックポイントは用意されていますし、
クラシックThinkPadと同じ打鍵感を実現しています。実際、各種のレビューでもEdgeシリーズのキーボードには
高い評価が与えられています。
まあ、簡単に言えば安くてもちゃんとThinkPadとして大和事業所が設計し、てを抜いてはいけないところは力をいれ
ちゃんとThinkPad基準のテストをクリアしてるから、安くても安心して買え、ってことらしい