T.WindowsXPをインスコするまで
この状態では画面はVGAで、SDメモリポートも使えません。
U.ドライバのインスコ
ドライバをインスコしてX1600やSDメモリを差して使えるようにする。
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T.WindowsXPをインスコするまで
インテル945チップセットのマシンなので、AHCIモードなどにしておくとWindowsXPのインストールCDから搭載されたHDDが見えません。
その問題を克服して、とりあえずXP単体をインスコするまでの流れ。
1.準備するもの
オリジナルのシステムをバックアップして必要なファイルやデータを保存する事。
どんなトラブルが起こっても泣かない心構え。
BIOSからも認識可能なUSB-FDD/IO-DATAのUSB-FDX2かUSB-FDX4推奨。俺のところで稼動実績あり。
FDDを備えたサポートPC
サポートPCがない場合、USBフラッシュメモリかCDに焼いて次のドライバをインテルのサイトから
ダウンロードして事前に準備。
インテルチップセットソフトウェアインストールユーティリティ、
インテルPRO/Wireless3945ABGネットワークコネクション(無線LAN有りモデルの場合)
無線LANが使えない環境の場合は、↓NEC8番街から有線LAN用のドライバを事前にDL
http://search.casnavi.nec.co.jp/download/pc/module/sabun/200705/versa/webupxppro1.htm 2.BIOSの調整
起動時にBIOSを弄っておき、「詳細」のタブ->「USBレガシー機能」を「FD」にしておく。
また、「起動」のタブ->起動順位->InternalCD/DVDを一番上に。f6キーで順位が上がるよ。
3.起動時に使うドライバフロッピーの準備
FDDを装備したサポートPCでの作業となります。サポートPCが無い時は、LaVieCにUSB-FDD挿しても作れます。
インテルのサイトに行って、「FDに展開する用のSATAドライバ」を取得します。
インテルのサイト
ttp://www.intel.co.jpから、次のドライバをゲト。
「インテルR マトリクス・ストレージ・マネージャー用 32 ビット フロッピー設定ユーティリティー (293KB)」
このドライバは実行形式になっており、起動するとそのままFDをフォーマットしてくれて、
勝手にWindowsXPで使えるドライバディスクが出来上がります。親切なユーティリティです。
4.LaVieCにUSB-FDX2/4などの「XPの標準装備のドライバだけで認識できるUSB-FDD」を装着。
5.WinXPのブータブルCDを準備。CDからブート。
6.CDブート時に追加のドライバをFDDからインスコ。
ブートの最初のほうで「Press F6 云々」と英語で出てくるので、すかさずファンクションキー6を押す。
これは「標準ドライバでサポートされてないSCSI機器のドライバをインスコするか?」と聞いてくる画面。
SCSIとかのメッセージがあるけれども、SATAもまた一種のSCSI機器として認識させる結果になるので無問題。
WinXPのディスク制御が内部的にはSCSIコマンドを送ってるのは有名。
7.追加ドライバを選択。青い画面が選択画面だが下にスクロールするので注意。
WinXPがCDブートする際に、一連の標準ドライバを読み込み終わったあと、いつもと違う画面が登場。
「さっきF6押したやろ、お前の入用のドライバを入れたFDを入れとけ。使いたいドライバはどれや?」
と言う趣旨の事を聞いてくる。「S」のキーを押すと、ドライバ選択画面に。
Intelのユーティリティで作成されたドライバディスクであればちゃんと認識されるので、
その画面からICH7MのSATAドライバを選択。
この時、画面の上の方にICH7Mのドライバは現れてきません。この画面は下方にスクロールできますので、
下方にスクロールさせて選択してください。
8.後はいつもどおり。
追加ドライバによってハードディスクがちゃんと認識されるので、後はいつもの様にWinXPをインスコ。用心のため、FDDはそのまま付けっ放しで。
9.念のために後で
WinXPのインスコが終わったら、念の為にインテルのサイトに行って、今度は、
「RAID/AHCI ソフトウェア - インテルR マトリクス・ストレージ・マネージャー (21715KB)」
を拾ってきてインスコ。 ディスクの状態が分かるだけがメリットと言えばメリット。