MacBook】ディスプレイが糞過ぎ【購入者が集団訴訟
Apple。iBook、PowerBook、MacBook、iPodの破裂・発火や、ウイルス入りiPod、
iPodがペースメーカーを停止させてしまう事件に続き、
MacBookのディスプレイ品質が悪すぎて購入者がアップルに集団訴訟。
MacBook購入者がアップルに集団訴訟--ディスプレイ品質を問題視
Appleは、同社のノート型コンピューター「MacBook」および「MacBook Pro」のディスプレイ品質に
不満を持つオーナーらが起こした集団訴訟に直面している。
今回の集団訴訟では、Appleに対し、2006年上半期にリリースしたMacBookおよびMacBook Proの
ディスプレイ性能を不適切に誇張したと非難している。
訴状によると、たとえば、AppleはこれらのMacBook製品について、
「数百万色の表示が可能」と宣伝したが、実際には「ディザリング」という手法を使い、
目の錯覚を利用して本来の表示色よりも多いかのように見せかけているという。
また、Apple製品についての多くの掲示板で、MacBookユーザーがディスプレイの
「粒子の粗さ」や「まぶしさ」に関する苦情を寄せている点も指摘している。
原告らは、こうしたディスプレイに関する問題が、IntelベースのMacBookやMacBook Proで
「Windows XP」を起動した場合には発生しないと主張しており、AppleのOSに原因があることを示唆している。
本件の訴状は、カリフォルニア州サンディエゴ郡上級裁判所に提出された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000012-cnet-sci
ん
ゲハが落ちて常駐のおっさんがそこかしこで暴れてるみたいね
4 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/08(金) 02:55:24 ID:3pq4GSN+
アップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
だから仕様ですってば、
6 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/09(土) 22:01:35 ID:o4Zykp07
7 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/10(日) 20:10:51 ID:JXmKfhmD
アップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
8 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/12(火) 03:55:03 ID:Qx7X4mT4
MacBook購入者がアップルに集団訴訟--ディスプレイ品質を問題視
Appleは、同社のノート型コンピューター「MacBook」および「MacBook Pro」のディスプレイ品質に
不満を持つオーナーらが起こした集団訴訟に直面している。
今回の集団訴訟では、Appleに対し、2006年上半期にリリースしたMacBookおよびMacBook Proの
ディスプレイ性能を不適切に誇張したと非難している。
訴状によると、たとえば、AppleはこれらのMacBook製品について、
「数百万色の表示が可能」と宣伝したが、実際には「ディザリング」という手法を使い、
目の錯覚を利用して本来の表示色よりも多いかのように見せかけているという。
また、Apple製品についての多くの掲示板で、MacBookユーザーがディスプレイの
「粒子の粗さ」や「まぶしさ」に関する苦情を寄せている点も指摘している。
原告らは、こうしたディスプレイに関する問題が、IntelベースのMacBookやMacBook Proで
「Windows XP」を起動した場合には発生しないと主張しており、AppleのOSに原因があることを示唆している。
本件の訴状は、カリフォルニア州サンディエゴ郡上級裁判所に提出された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000012-cnet-sci
9 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/13(水) 04:00:25 ID:L6+J3YTm
アップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
10 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/14(木) 06:07:31 ID:Bejgbli/
iBook、PowerBook、MacBook、iPodと、
連続して大量に爆発する不具合のある製品を売るという、テロに近いほどの悪事。
その責任をとらないなら、アップルは極悪企業だな。
やってることは耐震データ偽造問題で有名になったヒューザーと同じか?
アップル「我々が最大の被害者なんです。ソニーに騙された。」
狂いすぎだろアップルw
11 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/15(金) 05:02:11 ID:yMbMHYG7
アップル信者の必死で恥ずかしい歴史
iBookが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
PowerBookが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
MacBookが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
ウイルス入りiPodを出荷→ウイルスに感染するOSに責任転嫁
iPod nanoが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
iPodがペースメーカーを停止させる→ペースメーカーに責任転嫁
12 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/16(土) 22:10:04 ID:BcyvgPnp
13 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/19(火) 08:53:14 ID:l+zpBtpp
アップル信者の必死で恥ずかしい歴史
iBookが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
PowerBookが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
MacBookが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
ウイルス入りiPodを出荷→ウイルスに感染するOSに責任転嫁
iPod nanoが爆発→バッテリーを作った下請けに責任転嫁
iPodがペースメーカーを停止させる→ペースメーカーに責任転嫁
最近じゃ、アンチマカーな人たちが狂っているように見える。
マカーよりもApple自体が狂ってるからなwwwwwww
16 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/21(木) 09:28:04 ID:eZqpe+6J
>>14 それをMac信者キチガイの君に言われてもw
17 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/24(日) 09:31:26 ID:k4aPsrir
アップルのBootcamp(macにwindowsを入れられるはずのソフト)は公開後一年以上β版のままである。
まだβ版なのにアップルは、windowsがmacで使えると必死に宣伝している。
しかし、それを信じて実際に使うとトラブルだらけで話しにならない。 はっきり言って使えないのである。
許せないのでアップルに文句を言うと、平気な顔してβ版だからしょうがないと言う。
酷すぎるアップル。理不尽すぎ。
だから仕様ですってば、
19 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/26(火) 05:41:31 ID:Uf3JqWYd
アップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
20 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/30(土) 11:04:18 ID:Aj9CM9PN
人気無いのに攻撃の目標になるほどセキュリティーがザルの悲惨なMac
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0706/05/news006.html 「攻撃者たちがMacを狙うようになった1つの理由として、Windowsシステムが「非常に侵入困難」(同氏)になったことがある。」
『Appleは5年前のMicrosoftと同じくらい現実を認識していない」』
「アナリストたちがAppleを批判するもう1つの問題は、Microsoftの月例Patch Tuesdayや、
Oracleの3カ月に一度のパッチリリースのような定期的なパッチ提供プロセスが欠如していることだ。」
あれ?
Macってウィルス対策必要ないほど安定してるんだよね?
また妄想だった?w
22 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/06/30(土) 20:53:28 ID:VkIupCja
店で展示品見りゃ発色悪いのは判ると思うけど。
23 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/01(日) 06:35:51 ID:RZqsj064
酷すぎるiPhoneの特徴
・at&tと最低2年契約を結びアクティベーション費用を支払わない限り、単なるiPodとしても使用不可
・バッテリの取り外しすらできず・交換が出来ない
・写真/ビデオメッセージの送信不可(送信できるのはEメールのみ)
・ワイヤレスでダウンロード不可(音楽を読み込むためには一々PCに接続する必要がある)
・テキストを範囲選択・カット・コピー・ペーストすらできない
・Bluetoothは搭載するもののA2DPサポートなし
・(つまりBluetoothステレオヘッドホン / ヘッドセットでワイヤレスiPodとしては使えない)
・音楽を着信音に設定することすらできない。iTSで購入した曲ではない生MP3でさえも不可能
・信じられないことにiPhoneには着信メロディ販売サービスが一つも存在しない
・ブラウザはAdobe Flashすらサポートせず
・ページに埋め込まれたビデオも見られない
・動画撮影も不可能
・Bluetooth携帯ではわりとサポートされている音声ダイヤル機能もなし
・MMSサポートなし
・番号・メールアドレスをリストとしてメールすることすらできない
(ひとつひとつ登録する以外方法無し)
・一番安いiPhoneでもぼったくりの499ドル(6万円以上)酷すぎ。ありえない。
酷すぎるiPhoneの特徴
・at&tと最低2年契約を結びアクティベーション費用を支払わない限り、単なるiPodとしても使用不可
・バッテリの取り外しすらできず・交換が出来ない
・写真/ビデオメッセージの送信不可(送信できるのはEメールのみ)
・ワイヤレスでダウンロード不可(音楽を読み込むためには一々PCに接続する必要がある)
・テキストを範囲選択・カット・コピー・ペーストすらできない
・Bluetoothは搭載するもののA2DPサポートなし
・(つまりBluetoothステレオヘッドホン / ヘッドセットでワイヤレスiPodとしては使えない)
・音楽を着信音に設定することすらできない。iTSで購入した曲ではない生MP3でさえも不可能
・信じられないことにiPhoneには着信メロディ販売サービスが一つも存在しない
・ブラウザはAdobe Flashすらサポートせず
・ページに埋め込まれたビデオも見られない
・動画撮影も不可能
・Bluetooth携帯ではわりとサポートされている音声ダイヤル機能もなし
・MMSサポートなし
・番号・メールアドレスをリストとしてメールすることすらできない
(ひとつひとつ登録する以外方法無し)
・一番安いiPhoneでもぼったくりの499ドル(6万円以上)酷すぎ。ありえない。
iPhoneが落ち着いたらほぼ同型の後継機としてiPodが発売されそな気がする。
あの画面サイズと動画再生7時間、のみ魅力だ。
容量が足りないな
せめて32GBは無いと
つか、スレ違いだな
28 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/05(木) 22:07:44 ID:YSkIyXAb
アップルタイマー(Apple timer)とは、アップル(apple)の製品において、
その問題外に低い技術力により製品が保証期間内に壊れてしまうという
どうしようもなく惨めで恥ずかしい事象を皮肉った言葉。
当然ながら、故障発生装置(タイマー)がアップルの製品に
装填されている事実は確認されていない。 そのため都市伝説として挙げられる。
そして、時間切れになったアップルタイマーが発動するアップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
起動されたiPodが放ち続ける見えない無差別テロ攻撃、アップルハートブレイクとは?
iPodを心臓ペースメーカーの近くで使用すると、iPodの攻撃を受けた
心臓ペースメーカーが誤作動する場合があり、最悪の場合停止することを意味している。
人の命さえ奪うかもしれないiPod。恐ろしいものだ。
29 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/08(日) 21:13:04 ID:o23wcBWs
アップルタイマー(Apple timer)とは、アップル(apple)の製品において、
その問題外に低い技術力により製品が保証期間内に壊れてしまうという
どうしようもなく惨めで恥ずかしい事象を皮肉った言葉。
当然ながら、故障発生装置(タイマー)がアップルの製品に
装填されている事実は確認されていない。 そのため都市伝説として挙げられる。
そして、時間切れになったアップルタイマーが発動するアップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
起動されたiPodが放ち続ける見えない無差別テロ攻撃、アップルハートブレイクとは?
iPodを心臓ペースメーカーの近くで使用すると、iPodの攻撃を受けた
心臓ペースメーカーが誤作動する場合があり、最悪の場合停止することを意味している。
人の命さえ奪うかもしれないiPod。恐ろしいものだ。
30 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/11(水) 21:02:28 ID:gNfQVaDU
アップルタイマー(Apple timer)とは、アップル(apple)の製品において、
その問題外に低い技術力により製品が保証期間内に壊れてしまうという
どうしようもなく惨めで恥ずかしい事象を皮肉った言葉。
当然ながら、故障発生装置(タイマー)がアップルの製品に
装填されている事実は確認されていない。 そのため都市伝説として挙げられる。
そして、時間切れになったアップルタイマーが発動するアップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
起動されたiPodが放ち続ける見えない無差別テロ攻撃、アップルハートブレイクとは?
iPodを心臓ペースメーカーの近くで使用すると、iPodの攻撃を受けた
心臓ペースメーカーが誤作動する場合があり、最悪の場合停止することを意味している。
人の命さえ奪うかもしれないiPod。恐ろしいものだ。
31 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/14(土) 08:18:08 ID:zCPvk8zt
32 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/18(水) 00:16:56 ID:7DIV0XcB
33 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/20(金) 00:43:19 ID:EhFCOOWJ
iPhoneで盗撮犯罪増加?なんと、盗撮防止機能が無いのである。
iPhoneを持っている人を見かけたら盗撮目的の変態だと思ったほうがいいのかもしれない。
iPodやMacBookが突然爆発するなど、あまりに酷い事件を連続して発生させているアップルは、
ついに日本の治安まで悪くしてしまうのだろうか。
「マナーモードにすると、カメラのシャッター音も消えてしまう。盗撮防止としてシャッター音を
消せないようにしている日本市場ではあり得ない。また、ムービー使用時のコントラスト調整が
できなかったり、フォトアルバム表示時の操作性がいまいち。細かいところまで見ると『甘い』と
感じる部分がある」(C社端末戦略担当)という。
国内6メーカー担当者が実物を見て語った「iPhoneの衝撃と本音」 モバイル-最新ニュース:IT-PLUS
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMIT0f000019072007&cp=2
34 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/22(日) 04:36:23 ID:M09jQf1s
35 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/25(水) 18:09:11 ID:UOdvnCec
36 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/07/27(金) 14:30:01 ID:ekLaI5PW
37 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:44:51 ID:zEEaIBNN
38 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/03(金) 20:43:17 ID:kiQURhsr
39 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/06(月) 21:25:41 ID:oCoRah8M
アップルのMacBook「MA472J/A」に発火事故
経済産業省は24日、消費生活用製品の重大製品事故に関わる公表をした。
この中で、アップルジャパン株式会社の「MacBook MA472J/A」が発火したことが明らかにされている。
事故は7月13日に神奈川県で発生。作業机で該当製品を使用中、起動後2時間ほど経過した頃、
本製品から火花が散り発煙したという。また該当製品の下に置いてあった本が焦げたという。
経済産業省は、本件を“製品起因が疑われる事故”として扱っており、
現在事故の原因を調査中のため、ソニー製バッテリに起因するものかどうかは未だ不明。
なお、アップルのノートブック「PowerBook G4」の発火事故はこれまで国内で確認されている。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0725/meti.htm
40 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/08(水) 03:26:55 ID:1XtnbkEU
41 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/13(月) 02:07:41 ID:EPIa947+
42 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/16(木) 14:17:19 ID:Z2ANdkXl
43 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/20(月) 22:07:36 ID:ta00KbfK
44 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/26(日) 02:54:34 ID:SGaBMF/3
アップルボムとは?
iBook、PowerBook、MacBook、iPodとアップル製品のほぼ全てが
爆発、炎上することを意味している。
どうやらアップルは、製品の寿命を短くして、Mac信者にこまめに
買い換えてもらうように仕向けているらしいのだが、
保証期間内に壊れて無償修理になってしまうのであまり意味がないようだ。
45 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/27(月) 16:56:21 ID:cqUPNEk0
46 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/08/30(木) 20:20:45 ID:9Y10AsFd
47 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/09/04(火) 05:27:57 ID:SrWqsHWa
りんご終了のお知らせ
53 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/09/16(日) 21:46:47 ID:a91SnkJY
マカがアップルボムの隠蔽工作に必死だな
54 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/09/22(土) 23:19:25 ID:1fe5TKD2
56 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/09/27(木) 00:00:44 ID:lvanaZhx
57 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/09/28(金) 09:29:50 ID:iESgyl4c
もうアップルの不祥事は見慣れ、見飽きたものである。
アップル、ウイルス入りiPodや、iBook、PowerBook、MacBook、iPodの爆発に続いて、また不具合。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20356999,00.htm iPod touch、商品到着と同時にWinユーザーから不具合報告多数--「確認できていない」とアップル
iPod touchが9月22日より順次出荷開始され、翌23日午前には多くのユーザーの手元に届き始めた。
だが、商品の到着を喜ぶのもつかの間、Windowsユーザーからは不具合報告が相次いでいる。
なんと、iPod touchが一切操作を受け付けないという。
まずiPod touchに電源を入れると、USBケーブルを使ってiPod touchとPCを接続するように画面上で指示される。
iTunesはiPod touchを認識しており、楽曲や動画などの同期も行えるが、
iPod touch側はPCとの接続を促す画像を表示したまま一切の操作を受け付けなくなってしまう。
Windowsユーザーにとって、現在のところiPod touchは使い物にならない。
ただ、この症状はWindowsユーザーだけにしか見られない。Macユーザーは通常通りに利用できている。一体、何が起きているのだろうか。
いずれはiTunesのアップデートによりこの不具合は解消されるだろう。
しかし不思議なのは、どうしてこのような問題が起こったか、である。
アップルにWindowsマシンが一台でもあれば、すぐに確認できたはずなのだ。
この件について、アップルからのコメントは得られていない。また、サポートセンターにも電話がつながらない状況が続いている。
58 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/10/04(木) 14:33:28 ID:FuVK4a3+
アップルの不祥事はアップルボムだけじゃないんだな。
59 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/10/08(月) 20:57:41 ID:6dW5QIDx
常習犯アップル
60 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/10/15(月) 18:39:25 ID:8ktjcyBk
61 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/10/17(水) 16:49:50 ID:OGRUHGD+
この板にもこのスレあったんだ。
ネガティブキャンペーン異常やな。
64 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/11/01(木) 21:17:42 ID:IJq5DKdW
燃えてるのは事実。
最近、なんか夜は冷え込んできてるじゃない?
MacBook使ってるんだけど、なんか指先や手のひらが
ほんのりと暖かくて、いい感じだよ。
66 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/11/10(土) 16:31:28 ID:MTISxn+X
824 名前: Windows VistaのVAIO買いました 投稿日: 2007/11/02(金) 20:13:03 ID:7ijL3jMZ0
友達と一緒にパソコンを買いに行ったら、MacBookとか言うのが、
投売り?安売り?してたので売れ残りのこれでいいやと思ったんだけど、友達が、
それは、はたけって打ち込むだけで固まるし、すぐ爆発して壊れる安物の粗悪品だよって
あわてて教えてくれて、そうなのかってうなずきながらよくみたら、
なんか黄ばんで汚らしいし、安物はすぐ壊れそうだから、やめて他を探してたら、
ちょっと離れたところにSONYの新型が売ってて、こっちにしようと店員さんに
話を聞いたら、VAIO type Lってやつで、アルミ製のなんとかって
いうのとか、まあ、SONYならCMもいっぱいやってるし、超強いの間違いないから、
なんかすごそうだしこれにしようと決めて、オプションとかいっぱいあるらしいから
細かいことわからないし、フルチューンにして買ったら、薄くて場所とらないし、超速いし、
地デジも見れるし、ゲームもできるし、デザインもかっこいいから、
超満足なんだけど、ここってMac板だから、みんな、安物の粗悪品で、
はたけって打てば固まる不良品を使う人達がいっぱいいるってことだから、
安物買うような馬鹿なことをしちゃって恥ずかしくないのかなって思いつつ
プリン食べてるんだよ紅茶と一緒に。
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
Yosemite前期型 → ATA部位に不具合 → 放置
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Lombard → メモリモジュールの不具合 → 放置
Pismo前期型 → ロジックボードの虚弱体質 → 放置
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac → コンデンサ虚弱体質で寿命が一年説 → 放置
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静粛ファン送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発
PowerBook G4→バッテリー爆発
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発+バッテリー持続時間を本来より長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
Yosemite前期型 → ATA部位に不具合 → 放置
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Lombard → メモリモジュールの不具合 → 放置
Pismo前期型 → ロジックボードの虚弱体質 → 放置
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac → コンデンサ虚弱体質で寿命が一年説 → 放置
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静粛ファン送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発
PowerBook G4→バッテリー爆発
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発+バッテリー持続時間を本来より長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶
69 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/11/24(土) 07:10:05 ID:t0fUcZbq
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
Yosemite前期型 → ATA部位に不具合 → 放置
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Lombard → メモリモジュールの不具合 → 放置
Pismo前期型 → ロジックボードの虚弱体質 → 放置
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発
PowerBook G4→バッテリー爆発
PowerMac G4初期型→DualProcessorに未対応
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発+バッテリー持続時間を本来より長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶
70 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/11/28(水) 18:52:55 ID:iwcgolhs
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
Yosemite前期型 → ATA部位に不具合 → 放置
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Lombard → メモリモジュールの不具合 → 放置
Pismo前期型 → ロジックボードの虚弱体質 → 放置
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発
PowerBook G4→バッテリー爆発
PowerMac G4初期型→DualProcessorに未対応
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発+バッテリー持続時間を本来より長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
Yosemite前期型 → ATA部位に不具合 → 放置
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Lombard → メモリモジュールの不具合 → 放置
Pismo前期型 → ロジックボードの虚弱体質 → 放置
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
PowerMac G4初期型→DualProcessorに未対応
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を本来より長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶
72 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/12/09(日) 04:06:51 ID:WG1GMETX
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
Yosemite前期型 → ATA部位に不具合 → 放置
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Lombard → メモリモジュールの不具合 → 放置
Pismo前期型 → ロジックボードの虚弱体質 → 放置
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
PowerMac G4初期型→DualProcessorに未対応
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を本来より長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶
73 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/12/12(水) 03:54:26 ID:QFy/Y4+R
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
Yosemite前期型 → ATA部位に不具合 → 放置
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Lombard → メモリモジュールの不具合 → 放置
Pismo前期型 → ロジックボードの虚弱体質 → 放置
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
PowerMac G4初期型→DualProcessorに未対応
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を本来より長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶
74 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/12/14(金) 10:50:43 ID:okz1xAKK
不具合のバーゲンセールとまでいわれたアップルのMacBook。
充電機能の不具合によるバッテリーの爆発(アップルボム)や、突然電源が落ちるというあまりに酷い不具合、
そして粗悪な作りが原因の謎の黄ばみ、さらに謎のひび割れ、続いてアダプターが発火、
さらに訴えられるほど酷い低品質液晶。Mac信者を絶望させたMacBook。これほどの量の不具合を連発しながらも
とどまることを知らない不具合生産機MacBook。今回も新たな不具合が浮き彫りになった。なんとHDDである。
MacBookでハードドライブ問題 アップルは調査中
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20361827,00.htm Appleは、一部の「MacBook」で発生したデータ損失の原因が、
Seagate製ハードドライブの不具合にあったかを調査している。
データ復旧を専門とする英国企業Retrodataは2007年に入って、MacBookで使用される
一部の2.5インチSeagate製ドライブに製造上の不具合があると報告していた。
この不具合により、ドライブヘッドがドライブ表面をこすってしまい、大きな問題の原因となっていた。
この問題についてInformationWeekがAppleに取材しており、Apple関係者は、
「消費者向けノートPCのMacBookの一部でハードドライブに問題が発生している可能性について、報告を受けており調査中だ」と述べた。
この関係者に対して、Appleが調査中なのはRetrodataが指摘する特定の問題なのか、
MacBookハードドライブ問題一般なのかを電子メールで問い合わせたが、回答は得られなかった。
自分が所有するMacBookに問題のドライブが搭載されているかを知るには、
System Profilerでファームウェアのリビジョン番号を確認すればよい。
もし、7.01なら、データのバックアップを取っておくこと、そして、ドライブの交換を考えることをRetrodataでは勧めている。
Appleだけが問題のSeagate製2.5インチドライブをノートPCに使用しているのかは不明だが、
Retrodataによると、同様の問題は他のドライブでは発生していないという。
また、AppleがMacBookで何種類のSeagate製ハードドライブを使用しているかも明らかになっていない。
75 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/12/14(金) 11:34:09 ID:QEDDGsmz
正直MacBook欲しかった。
コストパフォーマンスいいしデザインそこそこだし
遊びで買ってもいいかと思ってた。
でも、買わなかった。
マック歴10年を超える俺の本能が現物を見たときに
MacBookが身にまとった負のオーラを見逃さなかったからだと思う。
アップルの技術ではできもしないコストダウンを強行して
やっとの思いでWindowsPCと同等の価格にたどり着いた結果がこのザマだ。
高価な趣味人の玩具で良かったのにね、Macは
仕事で使うのはデザイナーや一部のMac愛好家のライターや作家w
でも、Macで記事を書いてる人とかって、あんなキーボードで書いてるのかと思うと、正直尊敬するw
特にノートは
キーボードもコストダウンしまくりのヘナヘナタッチだよね。
79 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/12/22(土) 18:56:38 ID:WE0hN11k
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
PowerBook 5300 →バッテリー爆発(初代アップルボム)+アダプターが強度不足で抜ける+液晶部分のヒンジに亀裂→生産中止
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
iPod touch→ファームウェアの不具合で完全に操作不能。→iTunesのアップデートで修正
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ
+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶+中国製HDDの壊滅的なデータ損失
不具合に関してはアップルが一番悪質だからな。不具合が出た後も、
隠蔽工作したり放置して逃げようとしたり対応が最低だ。
ウイルスがプリインストールされたiPodを売ってた事件なんて伝説の域だ。
ここまで悪い企業って本当に他には無いんだよ。
例えるなら、シンドラー、ミートホープ、ペッパーランチ、ヒューザーあたりに近いだろう。
81 :
[Fn]+[名無しさん]:2007/12/26(水) 18:55:53 ID:G+rNEhkh
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
PowerBook 5300 →バッテリー爆発(初代アップルボム)+アダプターが強度不足で抜ける+液晶部分のヒンジに亀裂→生産中止
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
iPod touch→ファームウェアの不具合で完全に操作不能。→iTunesのアップデートで修正
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ
+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶+中国製HDDの壊滅的なデータ損失
いつもご苦労様です
なんという保守。
MacBook、愛されてるな。
86 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/01/23(水) 17:53:06 ID:uk44acTp
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
PowerBook 5300 →バッテリー爆発(初代アップルボム)+アダプターが強度不足で抜ける+液晶部分のヒンジに亀裂→生産中止
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
iPod touch→ファームウェアの不具合で完全に操作不能。→iTunesのアップデートで修正
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ
+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶+中国製HDDの壊滅的なデータ損失
87 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/01/26(土) 17:22:57 ID:bodcJ8Tw
アップルだけだぞ。これほど多量の前科があるのは。 他社とは桁違いの不祥事の量だ。
注目すべきは不具合の多さとその対応の遅さや酷さ、放置して逃げたものもある。 つまり常習犯だよ。
他社とは違うのだよ他社とは。アップルなんかと一緒にされちゃどんな企業もかわいそうだ。
PowerBook 5300 →バッテリー爆発(初代アップルボム)+アダプターが強度不足で抜ける+液晶部分のヒンジに亀裂→生産中止
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
iPod touch→ファームウェアの不具合で完全に操作不能。→iTunesのアップデートで修正
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ
+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶+中国製HDDの壊滅的なデータ損失
88 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/02/15(金) 01:19:29 ID:WqCq5eca
,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _|
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \
.  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ > クソスレ
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' / AGEるな馬鹿野郎
l `___,.、 u ./│ /_
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } _|,.{:: 7 ))
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
. l |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ::: `::: :::: ....::..../
90 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/03/06(木) 04:51:00 ID:gvVBxYsg
信者のせいで品質の悪い製品が出回るようになった。
91 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/03/18(火) 22:00:21 ID:yhy61R5M
92 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/04/07(月) 13:45:26 ID:/o2weU7e
燃えすぎ
93 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/04/07(月) 19:02:22 ID:Vbs7tS45
アップルってのは、見掛けやイメージだけの会社・製品だからな。
中身が伴ってない
粗悪
94 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/04/07(月) 23:16:38 ID:FCW5UZUT
なんかここつまんないよ
アンチももっと面白いこと書いてよ
飽きた
95 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/04/14(月) 22:07:41 ID:jbFi9/uB
96 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/04/20(日) 12:30:40 ID:wPXgIe2j
97 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/05/13(火) 08:46:47 ID:9Z4ZE3W7
98 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/05/26(月) 16:40:13 ID:FZKOmADd
99 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/06/07(土) 03:04:12 ID:HFFprnj7
100 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/06/15(日) 00:05:23 ID:z/xv7h2s
100
101 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/06/15(日) 00:05:46 ID:qiDsCfOe
101
アンチが過ぎるのもまた信者なり
103 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/06/24(火) 21:13:32 ID:SRi3/cDE
>>102 こんな嘘をアンチMacスレでは見かける
104 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/07/02(水) 01:31:44 ID:mc5N/UO7
アンチ系信者の一人遊び場になってる
106 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/07/06(日) 01:31:44 ID:orBgN+yq
アイコンはアップル起源
アップルを怒らせたらWINは全滅wwww
107 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/07/18(金) 17:14:21 ID:pboGaqML
108 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/07/29(火) 02:05:00 ID:KefKsLWG
109 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/08/23(土) 20:48:50 ID:6SmZ24Gk
110 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/08/29(金) 19:48:45 ID:WYEY+kdc
111 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/08/31(日) 00:25:22 ID:ZCDYnFVY
1年以上も同じネタ
つまらん
こういうスレがいつまでもあがり続けるのは
sonyのGPみたいな工作員がいる事を半分証明してるよな
113 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/09/08(月) 07:24:58 ID:9guNCSAa
AppleGKキター
114 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/09/27(土) 11:36:05 ID:VKXAwo0X
115 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/10/14(火) 17:20:02 ID:dgbZnnFq
116 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/10/24(金) 05:30:09 ID:/YerRRSJ
低精度アルミニウム削り出し(笑)
http://www.applelinkage.com/index.html 10月23日
MacBook/MacBook Proのバッテリー/HDDのカバーに緩みがある
Macworld UKでは、Mac Rumorsのフォーラムに寄せられた情報によると、
一部の新しいMacBook/MacBook Proのバッテリー/HDDのカバーが
緩いものがあると伝えています。カバーと本体の間に隙間や浮きがあり、
ぴったり収まらないとのことです
117 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/11/11(火) 17:33:53 ID:2OkDsXiG
不良品じゃん
118 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/12/10(水) 08:06:29 ID:balFEYdV
アップルボム
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121 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/12/17(水) 01:23:03 ID:G5y8tB65
保守乙
122 :
[Fn]+[名無しさん]:2008/12/20(土) 10:16:22 ID:gEPAHjkH
いつものことながら、先日リリースされた「Mac OS X 10.5.6」のアップデートにも不具合 Apple
Appleは、一部のユーザーが「Mac OS X 10.5 Leopard」の最新アップデートを
インストールする際に発生していた問題を認めた。最新アップデートは米国時間12月15日に
リリースされている。
Appleは同社サイトに掲載したサポートドキュメントで、「Mac OS X 10.5.6」を
インストールする際に、「Configuring installation(インストールの設定中)」が
ウィンドウで表示されている段階でMacが停止する問題を記述している。これは恐らく、
Software Updateプロセスに不完全なアップデートが入り込んだためで、Mac OS Xが、
ダウンロードされた差分のアップデートをインストールしようとした場合に
この問題が発生するという。
Appleは、この問題が発生するか、すでに発生してしまった場合、Software Updateを中止して、
問題のアップデートを削除し、アップデートを再ダウンロードすることを推奨している。
同社のサイトから、統合アップデートではなく、スタンドアロンのアップデートを
選択した場合も同じ問題が発生するかもしれない。心配な場合は、統合アップデートを
選択したほうがよい。
ZDNet Japan 2008/12/19[**:**] +*+*
http://japan.zdnet.com/news/os/story/0,2000056192,20385611,00.htm
MacBook 13個の不具合まとめ。全てソース有りver
@充電機能の不具合でバッテリーが爆発、炎上(アップルボム)
http://gigazine.net/index.php?/news/20070313_macbook_inferno/ A突然電源が落ちる(幻のオートシャットダウンシステム)
http://netafull.net/mac/014834.html B落ちる原因の一つでもあるかもしれない熱暴走
http://japanese.engadget.com/2006/06/06/macbook-vent/ Cアダプターが発火
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20352948,00.htm?ref=rss D謎の黄ばみ
http://japanese.engadget.com/2006/07/26/macbook-whinning-discoloration/ E謎のひび割れ
F謎の不快なノイズ
http://japanese.engadget.com/2006/10/28/macbook-crackbooks/ G訴えられるほど酷い低品質液晶
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20349226,00.htm H内蔵中国製HDDの不良による壊滅的なデータ損失
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20361827,00.htm IMacBook Proのカバーは低精度アルミニウム削り出しなのでカパカパする
http://www.youtube.com/watch?v=lbzx--isKN8 Jトラックパッドが正しく反応しない
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20383805,00.htm Kメモリを増やしたらフリーズ
L正しくスリープモードに入れない
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20385064,00.htm
124 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/01/14(水) 19:19:37 ID:hS73x2FA
糞液晶
125 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/01/25(日) 01:21:54 ID:z0xHQQW/
韓国LG製液晶
新MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。
グラフィック機能の進化で快適・快速を実現!
さて、目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで選べるなどの進化を期待したい。
グラフィック機能の進化で快適・快速を実現!
さて、目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで選べるなどの進化を期待したい。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ。
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつな
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつな
136 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/01/26(月) 19:50:23 ID:k7o2HHc2
スレの内容が気に入らないからってここまで激しくコピペ荒らしするなんて、
信じられないよな。Mac信者って桁違いに性格悪い。
0月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ。
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキ
新MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。
目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ
アップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが
新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える
新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
4. 全モデルでアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用
今回発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ
クロックだけを見ると前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば
グラフィックの能力に大きな差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。
用途によるところが大きいので、動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。
この高級ボディーにして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良く
なっている。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
今回発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce
新MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。
グラフィック機能の進化で快適・快速を実現!
さて、目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで選べるなどの進化を期待したい。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を
165 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/01/29(木) 21:35:05 ID:64tksDbo
荒らされすぎワロタ
166 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/01/29(木) 23:21:29 ID:FpHHCMaM
マカーはプライドねえなwww
167 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/11(水) 03:19:49 ID:b5sZIZ/n
MacBook 13個の不具合まとめ。全てソース有りver
@充電機能の不具合でバッテリーが爆発、炎上(アップルボム)
http://gigazine.net/index.php?/news/20070313_macbook_inferno/ A突然電源が落ちる(幻のオートシャットダウンシステム)
http://netafull.net/mac/014834.html B落ちる原因の一つでもあるかもしれない熱暴走
http://japanese.engadget.com/2006/06/06/macbook-vent/ Cアダプターが発火
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20352948,00.htm?ref=rss D謎の黄ばみ
http://japanese.engadget.com/2006/07/26/macbook-whinning-discoloration/ E謎のひび割れ
F謎の不快なノイズ
http://japanese.engadget.com/2006/10/28/macbook-crackbooks/ G訴えられるほど酷い低品質液晶
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20349226,00.htm H内蔵中国製HDDの不良による壊滅的なデータ損失
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20361827,00.htm IMacBook Proのカバーは低精度アルミニウム削り出しなのでカパカパする
http://www.youtube.com/watch?v=lbzx--isKN8 Jトラックパッドが正しく反応しない
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20383805,00.htm Kメモリを増やしたらフリーズ
L正しくスリープモードに入れない
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20385064,00.htm
168 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/11(水) 09:40:05 ID:biJTg0TX
ある種のブランド志向で高い金を出してMACを買ったんだろうが、
得てしてブランド志向の根底にあるものは盲目的な信仰(思考停止)によるものなので、
自分の立脚点が揺らぐと、男女問わずヒステリックになってしまう。
169 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/11(水) 09:44:56 ID:biJTg0TX
その意味で、集団訴訟に踏み切った米の連中は評価されてもよい。
米には日ほどのクレージィなブランド志向はないからな。
170 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/11(水) 09:49:01 ID:biJTg0TX
しかし、ここや他のスレでMACをたたいている輩には、そのブランド志向についてけない
やはり低廉なブランド志向が見えて痛い。
新MacBookの液晶は確かに良くないな
ノート系ではMBAの液晶が一番いい。
アルミになってまた手元が熱くなってきたのもマイナスだ。せっかくMacBookになって冷たくなったのに。
FireWireのこともあり、MacBookは一番安いポリカが一番いい。
172 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/18(水) 12:54:00 ID:dqh6KPp1
「WinXPへのダウングレードに余分な費用を取られた」と集団訴訟する連中もいて
長いものは挿入してみろの日本とは違って、米人はやっぱクールだわ。
173 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/20(金) 21:33:38 ID:BmU3kOcx
アップル製ノートPCの需要,低下傾向--米調査
AppleのMac部門は前四半期,デスクトップPCにおける売り上げの落ち込みをノートPCの
売り上げ急増で補うことにより,不況の圧力に耐えることができた。今後も同様の傾向が続くのだろうか?
調査会社ChangeWaveが米国時間2月4日に発表した新たな調査結果によれば,
Appleの2009会計年度第1四半期(2008年10-12月)決算は比較的好調だったとはいえ,
まだ楽観はできないことが明らかになった。調査では,今後90日以内にノートPCを購入する
予定があると答えた人のうち,Apple製のノートPCを購入する予定だと答えた人の割合は,
2008年 11月の調査から6ポイント減少し,28%となった。
ノートPC全体で見ると,購入する予定があると答えた人の割合は11月の8%から6%に低下しており,
苦しい状況にあるのはAppleに限ったことではない。また,家電製品にかける支出も減少傾向にあり,
今後90日以内に家電製品に支出する予定があると答えた人の割合は2年半ぶりの低水準にまで落ち込んだ。
だが,Changewaveによれば,Netbookに対する需要は高まっており,これによりノートPCや
家電製品の売り上げ減少の一部は相殺されるという。Netbookについて
,Appleは今のところ様子見の姿勢をとっている。Changewaveのレポートは結論として,
景気後退が進むにつれPC市場はますます価格に敏感になっているため,
Netbook市場に参入しなければAppleは苦境に立たされる可能性があるとの見解を示している。
この結論に同意するかしないかは,おそらく市場をどう見るかにかかっているだろう。
Netbookは成長しているが,それほど利益をもたらすわけでもない,利益率の低い製品だ。
利益を犠牲にして販売台数を増やしたからといって,必ずしもメーカーの収支が改善するわけではない。
確かに,より価格を意識した製品を提供する競合他社が得ていたかもしれない利益をいくらか
手に入れることはできるだろうが,果たして投資家は粗利益の減少を容認するだろうか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20090205/324114/
「Mac」の顧客満足度、他社製PCを大きく引き離す--米調査
Appleはこのところ、「Mac」販売の減少傾向に苦慮しているかもしれない。
それでも、最近Macを購入した顧客の満足度は非常に高いようで、そこに慰めを見いだすことはできるだろう。
調査会社ChangeWaveが米国時間2月18日に発表した新しい調査には、今後90日間に回答者が
パーソナルコンピュータを購入する見込みがどの程度あるかが、メーカーごとに図示されている。
先日の記事で指摘したように、 Appleもついにテクノロジ業界を襲う不景気の嵐の中に突入したようだが
さらに興味深い数字がある。ChangeWaveがまとめた顧客満足度だ。
ChangeWaveの調査によると、Appleは過去90日のPC購入者の満足度が群を抜いて高く
購入者の81%が「大いに満足」したと答えている。これに次いで満足度が高かったのはASUSTeK Computerの
PC購入者で、大いに満足したという回答は67%だった。Acerが61%でこれに続いている。
調査した中での最下位はLenovo で、大いに満足したという購入者は50%にすぎなかった。
ChangeWaveの消費者調査は、ミシガン大学が年に1回実施している米国顧客満足度指数
(American Customer Satisfaction Index:ACSI)の調査(こちらでも首位はApple)ほど包括的なものではないが
それでも注目に値する。ChangeWaveは「精選した業界の主要企業に務める、テクノロジ担当および事業担当の上級幹部
を対象に調査しており、テクノロジ製品の購入に関して、平均的な消費者よりもおそらく要求が少し厳しいのだ。
ところで、この調査のほかの部分では、2009年の初めにMacの売り上げが鈍ると示唆した調査会社NPDの
データが裏付けられている。過去90 日間のPC購入者のうち、Apple製ノートPCを購入したという回答者は20%しかおらず
Apple製デスクトップPCはわずか15%だったのだ。 ChangeWaveの1月の調査ではそれぞれ22%と17%だったので
さらに減少している。
もっとも、この数字はホリデーシーズンの影響が出ただけかもしれない。今後90日間については、回答者の30%が
Apple製ノートPCを購入する予定だと答えており、1月の調査での27%から増加している。Apple製デスクトップPCの
購入予定者は1月の調査での27%から少し減少して26%となったが、今後数カ月で新しい「iMac」が発表されれば
また変わってくるかもしれない。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20388573,00.htm
175 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/20(金) 23:43:10 ID:BmU3kOcx
アップルの顧客の満足度が非常に高い理由。
PowerBook 5300 →バッテリー爆発(初代アップルボム)+アダプターが強度不足で抜ける+液晶部分のヒンジに亀裂→生産中止
PowerBook G3 Series → アダプタから発煙の危険性 → 期間限定無償交換
Cube → 電源部から発火のおそれ → 期間限定無償修理+筐体のウェルドクラック(熱収縮ヒビ割) → 金型の跡と放置
初代AirMac BaseStation→密閉構造で放熱が悪くコンデンサの寿命低下
eMac&箱iMac → CRT画面が上下からかなりの割合で縮む → 放置+グラボがへたれる虚弱体質、上記と関連? → 放置
DualUSB他 → グラボがあぼーんする時限爆弾 → 期間限定無償修理(何度やっても爆発)
初代Titanium → バッテリが落下する → 期間限定無償処置?+鬼発熱で膝の上で使うと低温やけど、高温による変色 → 放置
初代大福 → 液晶モニタが数センチ斜める → 放置
TitaniumP88"以降? → ホワイトスポットで一部液晶がヘンになる → のらりくらり対応
Gigabit Ethernet → 特定条件下でカーネルパニック続発 → 原則放置
Mirrored Drive Doors → ファンが爆音 → ファームウェア&静音電源送付
FW800 → メモリモジュールの不具合の可能性 → 完全無視
iBook→バッテリー爆発(アップルボム)なんと回収対象の機種にメールでの案内は一切なし
PowerBook G4→バッテリー爆発(アップルボム)
sawtooth→FWのプラグ&プレイの突入電流でFW死亡→放置
iMac G5 → 奇声を発する → 放置+ コンデンサ潮吹き(アップルボム)+熱設計ミスにより常に超高温動作→熱暴走=短命化
iPod → ウィルス混入+爆発(アップルボム)+バッテリー持続時間を長く表示する嘘+液晶傾き+クリックホイールの膨らみ
iPod touch→ファームウェアの不具合で完全に操作不能。→iTunesのアップデートで修正+爆発(アップルボム)
MacBook→ 充電機能の不具合でバッテリー爆発(アップルボム)+突然電源が落ちる+アダプターが発火+謎の黄ばみ
+謎のひび割れ+訴えられるほど酷い糞液晶+中国製HDDの壊滅的なデータ損失
iPhone →謎のひび割れ+携帯とは思えない脆さ+謎の変色+フリーズ頻発+アダプターに感電の恐れ
新MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。
グラフィック機能の進化で快適・快速を実現!
さて、目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで選べるなどの進化を期待したい。
グラフィック機能の進化で快適・快速を実現!
さて、目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで選べるなどの進化を期待したい。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ。
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつな
0月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
4. 全モデルでアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用
今回発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリ
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違い
クロックだけを見ると前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば
グラフィックの能力に大きな差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。
用途によるところが大きいので、動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。
この高級ボディーにして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良く
なっている。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeFor
196 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/21(土) 15:04:00 ID:xqigzIfq
アップル製ノートPCの需要,低下傾向--米調査
AppleのMac部門は前四半期,デスクトップPCにおける売り上げの落ち込みをノートPCの
売り上げ急増で補うことにより,不況の圧力に耐えることができた。今後も同様の傾向が続くのだろうか?
調査会社ChangeWaveが米国時間2月4日に発表した新たな調査結果によれば,
Appleの2009会計年度第1四半期(2008年10-12月)決算は比較的好調だったとはいえ,
まだ楽観はできないことが明らかになった。調査では,今後90日以内にノートPCを購入する
予定があると答えた人のうち,Apple製のノートPCを購入する予定だと答えた人の割合は,
2008年 11月の調査から6ポイント減少し,28%となった。
ノートPC全体で見ると,購入する予定があると答えた人の割合は11月の8%から6%に低下しており,
苦しい状況にあるのはAppleに限ったことではない。また,家電製品にかける支出も減少傾向にあり,
今後90日以内に家電製品に支出する予定があると答えた人の割合は2年半ぶりの低水準にまで落ち込んだ。
だが,Changewaveによれば,Netbookに対する需要は高まっており,これによりノートPCや
家電製品の売り上げ減少の一部は相殺されるという。Netbookについて
,Appleは今のところ様子見の姿勢をとっている。Changewaveのレポートは結論として,
景気後退が進むにつれPC市場はますます価格に敏感になっているため,
Netbook市場に参入しなければAppleは苦境に立たされる可能性があるとの見解を示している。
この結論に同意するかしないかは,おそらく市場をどう見るかにかかっているだろう。
Netbookは成長しているが,それほど利益をもたらすわけでもない,利益率の低い製品だ。
利益を犠牲にして販売台数を増やしたからといって,必ずしもメーカーの収支が改善するわけではない。
確かに,より価格を意識した製品を提供する競合他社が得ていたかもしれない利益をいくらか
手に入れることはできるだろうが,果たして投資家は粗利益の減少を容認するだろうか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20090205/324114/
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ
アップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが
新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える
新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
206 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/22(日) 23:54:43 ID:0h1K4ykc
相変わらずすごい荒らしっぷりだな。さすがApple信者だ。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ
クロックだけを見ると前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば
グラフィックの能力に大きな差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。
用途によるところが大きいので、動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。
この高級ボディーにして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良く
なっている。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
回発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGe
MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全になくなってしまった。
グラフィック機能の進化で快適・快速を実現!
さて、目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで選べるなどの進化を期待したい。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を
新MacBookレビュー「ユニボディ」は秀逸の使い心地
10月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラスとも、もちろ
んアルミやポリカーボネートとも違った、独特の手触り感を実現している。
映り込みはあるが、LEDバックライトで明るい液晶ディスプレイ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
旧MacBookではアップル純正のマウスを常用している筆者だが、新MacBookのマルチタッチジェスチャーに慣れると、マウ
スの出番は完全に
グラフィック機能の進化で快適・快速を実現!
さて、目に見えないところでの新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。それだけ新MacBookが魅力的なわけだが、MacBook Proの次のモデルでは、例えば、Adobe RGB対応の
ディスプレイを搭載して、アップルの写真管理・編集ソフト「Aperture」の最新バージョンをプリインストールする
「Photographer's Edition」がBTOで選べるなどの進化を期待したい。
Macbookレビュー@3ヶ月目 - Windowsを使わなくなった理由
早いもので、私がMacbookを購入してから3ヶ月経ちました。しばらくMacbookを使ってみたので、今感じている事でも書い
てみようと思います。なお、タイトルには「レビュー」としましたが、「チラシの裏」的な内容ですw
この3ヶ月間で、メインで使い続ける予定だったWindowsマシンが壊れたりして、私のコンピューティング環境は大きく変わり
ました。中でも、最も大きな変化は「Windows」をほとんど使わなくなった事です。このBlogで何度か取り上げていますが
私のMacbookにもWindows環境を構築しました。ですが、ここ最近はWindowsを起動すらしていません!これには、自分で
も驚いています。なんでWindows使わなくなったんだろう?という訳で、Windowsを使わなくなった理由を自己分析してみ
ました。その結果、どうも二つのキーワードに集約されそうです。※ ここで「Windows」は主に「XP」を指しています。
「Vista」は使った事がありませんので。(正確には、Vistaのβプログラムに参加して使った事があります。この時、どうし
てもVistaを受け入れる事ができませんでした...。なので、Vistaの購入は見送りました。思えば、この頃からWindows離れ
が始まっていたのかもしれないですw)
* 美しい「ヒラギノフォント」
皆さんはどのアプリケーションを一番長い時間利用しますか?私の場合は、間違いなく「ブラウザ」です。従って、ブラウザ
の良し悪しは最も重要なポイントになります。なお、私はメインブラウザとして、Safari(WebKit)を使っています。実際
に使っていて、体感として「速い」と感じます。その一つの要因として、JavaScriptの処理が高速であることが挙げられると思います。
このパフォーマンスという視点も大切なのですが、それ以上に重要だと感じているのが「フォント」です。Macでは日本語
フォントして「ヒラギノフォント」が標準で含まれています。これが本当に美しく、読みやすいです!実は、Macbookを購入
する何年も前に、知人のマカーから「ヒラギノ、美しい!」と聞いていました。当時は「美しいとか意味分からんwww」と
思っていたのですが...。今なら言えます、「ヒラギノ、美しい!」と。 特に、VMwareで起動したWindowsと併用してい
ると強く感じます。これまでは全く気にならなかったのですが、今ではMS系のフォントで文字を読むのが苦痛ですらあります。
そして、Macの環境に戻ってくると、なぜかホッとするようになりました。
* 使いたい時にすぐ使える「スリープ」
以前使ってたWindowsマシンでも、一応、この機能はありました。ですが、ほとんど使用しませんでした。私の環境だけ
だったのかもしれませんが、スリープ状態から戻らない事が頻繁に発生したからです。これでは、スリープ機能を積極的に使お
うとは思えませんでした。また、Windowsを長時間使い続ける事にも抵抗を感じていました。経験的に、スリープして使い続
けることよりも、一旦シャットダウンしてメモリをキレイにしようと考え方に慣れてしまっていました。このような経緯があって
Macのスリープを使ってみると本当に新鮮に感じます。スリープ状態から瞬時に、そして確実に、元の状態に復帰できます。また何
日使い続けても全く問題が発生しません(少なくとも今のところは)。やはり使いたい時にすぐにコンピュータが使える環境はとて
も快適です。この環境に慣れてくると、OSを起動する待ち時間も我慢できなくなってしまいます。一度、便利な事や快適な事を知
ってしまうと、なかなか元には戻れないですよね!ええと、実はこのエントリを書き始めた当初は、「Macbook購入を検
討している、Windows XPユーザ」の背中を押す内容にするつもりでした。例えば、「iPhoto、便利!」だから「Mac、イイ
ヨー!」という感じで。ただ、そもそもなんで Macを勧めようとしているんだ?という根本的な疑問から始まって、MacとWindo
wsを使い勝手の違いなどをアレコレ考えていくうちに、このような内容になっていました。自分でも意外な所を重要視しているなー
と思ったので、そのまま掲載してみることにします。正直に言えば、Macユーザからすると当たり前過ぎる話で、Windowsユーザ
から見るとイマイチ実感の沸かない話だったと思います。まあ、チラシの裏ということでご容赦を!
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違いだ。
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつな
0月15日発売のアップルの新MacBookファミリー。発売から2週間ほどたったが、この間、テレビをはじめさまざまな
メディアで取り上げられ、旧来のMacユーザーだけでなく、Windows PCユーザーや、これからノートPCを買おうという
PC初心者層からも、高い関心が寄せられている。新MacBookの使い心地を確かめてみた。
新旧で、まるで違った印象を見せるMacBook。
今回、お借りしたのは新MacBookの上位モデル「MB467J/A」。ひと世代前の白いMacBookを持っていたので、旧モデル
と比較しながら新MacBookの特徴をお伝えしよう。まずはパッケージ。ボディ本体の幅と奥行きは新旧でそれほど変わら
ないのに、箱の大きさはずいぶんと違う。新MacBookのパッケージはひと回り小さく、持ち運びしやすい。上ぶたの
裏側にクッション素材が取り付けられており、それがボディ本体の固定と、外部からの衝撃への緩衝材になっている。
梱包方法は、iPhone 3Gとよく似ている。上ぶたを開けると、黒いケースに本体が収まっていて、その下の黒い紙箱に
インストールディスクや取り扱い説明書などがしまい込まれている。なお、付属品であるインストールディスクは
MacOS X用とアプリケーション用の2枚ある。MagSafe電源アダプタは、旧MacBookからとくに変更はないようだ。
本体をチェック! 「ユニボディ」で軽くなったのに剛性感はアップ
それでは本体を見ていこう。デザインの基本的な方向性は新旧で変わっていないが、旧MacBookのボディがポリカー
ボネートだったのに対して、新MacBookはアルミ削り出しの「ユニボディ」になったことで、見た目の印象はずいぶん
と違っている。新MacBookは、その金属の重厚感から、見た目には何だか重そうに思える。しかし、実際に手に取って
みると、旧MacBookよりもかなり軽くなっていることがわかる。計ってみると約230gほど新MacBookのほうが軽かった。
この軽量化には、アルミ自体が高剛性で軽いことに加え、「ユニボディ」の採用によって内部のフレームなどをなくし
部品点数を大幅に削減できたことも寄与しているのだろう。また、新旧MacBookを並べてみると、ちょうど旧MacBook
のディスプレイ分だけ、新MacBookのほうが薄くなっていることがわかる。ディスプレイのバックライトがLEDに変更
されたことで軽量になったのと、それによってボディ全体の厚みも薄くなったので、手に持ったときに、よりいっそう軽く
感じられる。薄く軽くなった新MacBookだが、ボディの剛性感は、旧MacBookよりもはるかに高い。試しに両手で持って
ねじれ方向に力を加えてみたが、まったくびくともしなかった。旧MacBookでは、さすがにここまで力を加えることは
怖くてできなかった。最後に背面を見ていこう。新MacBookのヒンジ部の黒いプラスチック部分には、無線LANのための
アンテナが仕込まれている。旧MacBookのヒンジ部左右には、スピーカー用のスリットがあるが、新MacBookにはない。
新MacBookのスピーカーは、キーボードの下に埋め込まれているそうだ。キーボード部分から音が立ち上がってくるので
旧MacBookよりも良い音質に聞こえる。
アルミ削り出しによる美しいライン、魅せる工夫がここにも……
デザイン性では、アルミの一枚板から削り出された「ユニボディ」の、キーボード面から側面にかけてのラインが実に美しかった。
とくにキーボード手前側のパームレスト部分とその側面は、使用時に手のひらが頻繁に触れるところで、長時間使っていると
手首が痛くなったり、ボディがひどく汚れたりするものだが、新MacBookでは、継ぎ目がまったくないので手のひらへの
感触も心地良く、汚れやたわみも気にする必要がないので、安心して作業に没頭できる。心地良いといえば、新MacBook
の新しいガラス製「マルチタッチトラックパッド」の触り心地だ。指のすべり具合は、もはや官能的とでもいうべき次元に
ある。少し触っただけではあまり実感できないかもしれないが、しばらく使い続けていると、もう他のトラックパッドでは
満足できなくなってくるくらいだ。エッチング加工されたガラス製のトラックバッドなのだが、単なるガラ
ところで、新MacBookでは、ディスプレイ前面がガラスパネルで覆われたことで、「画面への映り込みが気になる」とい
う声をよく耳にする。ディスプレイ自体は、新旧どちらのMacBookも光沢タイプなのだが、旧MacBookは反射を低減する
処理が施されていたのに対して、新MacBookではその処理がなくなり、加えてガラスパネルで覆われるようになった。結
論から言ってしまえば、新MacBookでは、画面への映り込みがそれなりにある。蛍光灯の下で暗闇のシーンなどを鑑賞してい
ると、見る位置と角度によっては、部屋の明かりの映り込みが気になることがあるかもしれない。しかし、通常の使用では
映り込みはほとんど気にならないレベルだ。それよりも、LEDバックライトの採用によって、画面全体が均一な明るさになった
ことと、旧MacBookと比べて輝度が高くなったことの恩恵のほうが大きい。また、スリープからの復帰時に、ほとんど瞬間的
に画面が明るく表示されるのも使い勝手が良くなった。旧MacBookも、画面が明るくなるのが遅かったわけではないが、それ
でもLEDバックライトと比べるとその効果は歴然だ。モバイルでの出動機会も増えそうな新MacBookだけに、屋外での映り込
みも気になるところ。試してみたところ、Web画面やWord書類を開いているときには、映り込みはそれほど気にはならなかっ
た。ただ、ディスプレイの周囲が黒いベゼルに変わったので、この部分では、空の反射などがけっこう目立つようだ。どうして
も気になるようであれば、ディスプレイに市販のアンチグレアフィルムを貼るなどの対策を講じれば良いだろう。
新MacBookレビュー第2弾! キーボードもトラックパッドもイカスぜ
店頭でも注目されている新MacBook。常に大勢のお客に囲まれており、実機に触るのに順番待ちをしなくてはならないほどだ。
こうした人気は売り上げにも現れている。CPUの動作速度が2GHzの下位モデル「MB466J/A」は、10月第4週(10月20-26日)
BCNランキングの販売台数シェアで堂々の9位とトップ10入り。5万円前後の「ミニノートPC」が目立つ中の大健闘だ。それ
ではCPU動作速度が2.4GHzの新MacBook上位モデル「MB467J/A」レビューの第2弾。今回は、旧MacBookと比較しながら
新MacBookのスペック、操作性を検証してみた。 モバイル用として使用する場合、頻繁に触るトラックパッドの使い心地は
どうだろう。旧MacBookのトラックパッドでは、2本指のジェスチャーでスクロール操作ができたが、新MacBookでは
3本指や4本指で、上下または左右にスライドさせるスワイプでの操作もできる。例えば4本指で上下にスワイプするとExpose
が起動して、開いているファイルやフォルダがデスクトップにサムネイル状態で一覧表示される。
滑らかな「トラックパッド」
Windows Vistaにも「Windowsフリップ3D」という機能があるが、新MacBookの「マルチタッチトラックパッド」での4本
指スワイプは、それよりももっと直感的に、素早く目的の作業にジャンプできる画期的なものだ。こうしたさまざまなマルチ
タッチジェスチャーは、ものの数時間で自在に使いこなせるようになる。「マルチタッチトラックパッド」を2本指でタップす
ると、マウスの右クリックと同じ操作を行うこともできる。このとき、2本の指の開き具合やタップしたときの接地間隔で
MacOSが2本指タップか1本指タップかを判断してくれる。例えば、親指を「マルチタッチトラックパッド」に触れたまま
人差し指で少し離れた位置をタップすると、それは1本指タップと判断される。指先のジェスチャーに対するMacOSの判断が
なんともユーザーフレンドリーなのだ。こちらのやりたいことを、マシンが汲み取ってくれるかのような親しみやすさを覚える。
新旧MacBookの一番の違いといえば、システムバスの速度とグラフィックス機能だろう。
実はこれらも、決して目に見えないわけではない。新MacBookは、あらゆる面で動作のキビキビ感が旧MacBookを上回っている。
3Dゲームやベンチマークソフトで確認するまでもなく、日常的な操作でレスポンスが速くなっていることを十分体感できるはずだ。
試しに、米アップルのQuickTime Guideサイトにある1280×720ピクセルのHDムービーを再生してみた。新MacBookのCPU稼働
率は、50%以下だったが、旧MacBookの稼働率は 120%を超えてしまった。つまり、それだけNVIDIA GeForce 9400Mのグラフ
ィック機能が、QuickTimeムービーの再生に効果を発揮しているといえるだろう。また、Adobe Photoshop Lightroom 2を使
ったRAW現像と、Adobe Photoshop CS3を使った画像補整も試してみた。まず、ライブラリでの一覧表示が高速になったことに驚
かされる。そして、トーンカーブを操作したときの変化も、ほとんどタイムラグなく画像に反映された。現像後の画像書き出しも一
瞬で、NVIDIA GeForce 9400M搭載の効果を思い知らされた。筆者の旧MacBookはBTOでカスタマイズしているので、単純な処理
時間の比較はできないのだが、体感的には、新MacBookの写真画像の処理速度は、ひと世代前のMacBook Proに十分匹敵する。デ
ジタル一眼レフカメラのユーザーで、Macを使用している人は少なくないかもしれないが、旧MacBook以前の機種で画像処理にもた
つきを感じていた人は、新MacBookを使ったRAW現像や画像補整の快適さに、惚れ惚れしてしまうはずだ。
抜群にタイピングしやすくなった新キーボード
最後に、新MacBookのキーボードについても触れておきたい。新旧MacBookでは、キーボードの形状はほぼ同じ。新MacBookの
キートップの色はブラックなので、一見すると、旧MacBookのブラックモデルと同じように見える。しかし、実際にタイピングし
てみると、その感触がずいぶん違っていることに気づくはずだ。新MacBookでは、キートップの中央に微妙なくぼみがつけられ
ているので、指の腹のカーブに絶妙にマッチするようになった。さらに、旧 MacBookのキーボードは、押し込んだときの反発が固く
カチャカチャした打ち心地だったのに対し、新MacBookでは、沈み込むような感触になった。表現が難しいのだが、新MacBookの
タイピング時の感触は、MacBook Proの感触に限りなく近づいたようだ。キーボードの変化は、とくに長文作成作業では影響が大きい。
好みの問題もあるが、筆者の場合は、新MacBookだと文字入力がものすごく楽だった。気持ち良くタイプできるし、旧MacBookで頻
発していたミスタイプや、キーを打ったのにうまく認識されないといったストレスも、新MacBookでは解消された。このキータッチだ
けとっても、新MacBookに買い換えたくなってしまうほどだ。同種のキーボードを搭載したWindowsノートPCと比較しても、新MacBook
のキーボードは、かなりすばらしい打鍵感触なのではないかと思う。このほか、新MacBookの上位モデル(2.4GHzのモデル)には
キーボードのバックライトが搭載されている。周囲の明るさに応じて、キーボードの下に配置された光ファイバーが発光して、キートッ
プの文字・記号のプリントやキーの周囲が光る。
プロとの垣根がなくなった魅力的な新MacBook
かつて、PowerBookとはデザインもコンセプトも異なるiBookが登場して以来、プロシューマー向けノートと、コンシューマー向け
ノートは、明確な差別化が図られてきた。しかし、新MacBookファミリーでは、ついにその垣根が取り払われた。新MacBookと新MacBook Pro
との違いは、ディスプレイサイズとGPUの違い、FireWire800の有無くらいである。総じて、新MacBookの価値が飛躍的に高まった
と言っていいだろう。もう、Macのノートにプロやコンシューマーという違いは存在しない。そう考えると、性能もデザインも新次元の
新MacBookは、かなりコストパフォーマンスの高いノートPCだと言える。ただ、一方で、相対的に新MacBook Proの魅力が減じられ
てしまうのは、少々残念だ。
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
4. 全モデルでアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用
今回発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリ
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定
ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さに
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
4. 全モデルでアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用
今回発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリ
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを採用してたようなものなのだ。今シーズンは、CPUよりグラフィックス
機能が強化されている。NVIDIA製のチップセットを採用しているのが大きな違い
クロックだけを見ると前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば
グラフィックの能力に大きな差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。
用途によるところが大きいので、動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。
この高級ボディーにして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良く
なっている。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeForce 9シリーズは
デスクトップPC用が9月30日に発表されたばかり。ノートPC向けは今回のMacBookが初めてとなる。16のグラフィックスコア
を搭載するGeForce 9400Mは、従来のMacBook(Intel GM965 Express内蔵のIntel GMA X3100)比で5倍の性能を持つと
アップルは述べている。MacBook ProではこのGeFore 9400M mGPUに加え、ディスクリートグラフィックスチップのGeForce
9600M GT(32グラフィックスコア、GDDR3 256Mバイトの専用メモリ)も合わせて搭載し、両者を切り替えて利用することが
できる。残念ながら、両者を同時に利用するハイブリッドSLIは、MacBook Proではサポートされない。2008年の6月に開催
されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で、アップルはPCでいうGPGPUのプログラミングモデルとして
OpenCL(Open Computing Language)を提唱している。今回、NVIDIAのGPUを全モデルに採用したことには、OpenCLの
インプリメントが関連しているのかもしれない。そうでなくても従来のIntel GM965 Expressチップセットが内蔵するGMA X3100は
Windows、Macを問わず、ディスプレイドライバのデキが優秀とはいえなかった。Macにおいては、前世代のIntel 945GM Express
(Intel GMA950)比でOpenGLのパフォーマンスが低下する、という現象も見られた。単にこれが不満だったという可能性もある。
3. 外部ディスプレイ端子として、全モデルでMini DisplayPortを採用
これまでMacBookシリーズでは、外部ディスプレイ端子としてMacBookはMini-DVI、MacBook Proは通常のDVI、MacBook Air
ではMicro-DVIを採用していた。いずれも信号レベルはTMDSで共通性を持つが、今回のモデルチェンジで採用されたのはTMDS
系のHDMIではなく、DisplayPort系のMini DisplayPortであった。RGBと同期信号をそれぞれデジタル化した格好のTMDSに
対し、データをパケット伝送するDisplayPortは、技術的に1世代新しい。アップルはHDMIを採用しなかった理由として、30型
の液晶ディスプレイに対応できないことを挙げているが、正確にはHDMIでも30型ディスプレイに必要な2560×1600ドット解像度
をサポートすることは可能だ。しかし、それには現在普及しているAコネクタ(Type A)とは全く別の、デュアルリンクに対応した
Bコネクタ(Type B)が必要になってしまう。当面、テレビではBコネクタを必要としない(フルHDはAコネクタで可能)ため
その普及には疑問も寄せられている。パケット伝送のDisplayPortは、1つのコネクタですべての解像度に対応できる。アナログRGB
やHDMIといった普及した既存の規格に対してはアダプタによって互換性が確保される。これまでもMicro-DVIやMini-DVIで別売
アダプタを提供してきたアップルにとって、こういったアダプタの必要性は大きな問題ではないだろう。
発表されたMacBookシリーズ全モデルが、リサイクルの容易なアルミニウム削りだしの「ユニボディ」を採用する。これまで
ポリカーボネート樹脂製だったMacBookがアルミニウム製になるほか、金属製でも複数のパーツで構成されていたMacBook Proや
MacBook Airも内部構造が簡素化され、剛性の向上などが期待される。重量的にはMacBookは約230グラムの大幅な軽量化となったが
MacBook Airは据え置き、MacBook Proはわずかに重くなっている。このリサイクル性に配慮したボディにとどまらず、液晶ディス
プレイのバックライトをLEDに切り替えることで水銀の利用をゼロにしたり、ケーブルやコネクタからPVC(ポリ塩化ビニール)素材
を排除するなど、環境に配慮したことも新しいMacBookシリーズの特徴の1つになっている。
5. 全モデルでガラス製のマルチタッチトラックパッドを搭載
従来からマルチタッチトラックパッドが採用されていたMacBook ProとMacBook Airに加え、MacBookにもマルチタッチトラック
パッドが採用された。MacBook Airのみ採用が明記されていないが、MacBook ProとMacBookでは3本指や4本指によるスワイプが
明記されるなど、サポートするジェスチャも拡張されているようだ。いずれにしても、前ページで挙げた4と5については実物を見て
触れてみないことには、その善しあしはよく分からない(本稿執筆時点で、筆者はまだ実物に触れていない)。細かな部分の変化としては
MacBook Airに続きMacBookからもFireWireポートがなくなった。MacBook Proには残されているとはいえ、FireWireのサポートが
縮小していくのは避けられないようだ。今回発表された3ラインのMacBookシリーズで、やはり一番進化した印象が強いのはMacBookだ。
金属ボディ採用による軽量化、グラフィックス性能の向上、トラックパッドの大型化など、モデルチェンジによる恩恵が最も顕著である。
一番数が売れる、ボリュームの出る製品が、最も恩恵を受けるというのは、ごく当たり前のことだが、MacBookとMacBook Proの差は
いよいよ小さくなりつつある。ただ、新ボディのMacBookで従来のMacBookすべてを置き換えるのはコスト的に難しかったようで
ローエンドモデルにポリカーボネートボディの従来モデル(白)が1機種だけ残されている。米国で1000ドルを切るこのモデル(日本では
11万4800円)は、初めてMacを買うユーザーの呼び水になっているようで、そのまま残された。ただ、わが国での販売価格は、このとこ
ろの円高を反映して1万5000円ほど値下げされており、従来以上にお得になっている(それでも筆者なら新しいアルミニウムボディの新型
MacBookを買いたいと思うが)。一方、一部でウワサされていた低価格の携帯型Mac(NetBookをもじってNetMacなどと呼ばれる)
は今回発表にならなかった。まだこの市場(低価格モバイル機)は未成熟で、もう少し動向を見極めたいというところなのだろう。
もちろん、不透明な景気の動向も気になるところだ。
内部も外装も一新したが、多くの共通項を持つ新型MacBookファミリー
10月15日、アップルは同社のノートPC製品のラインアップを一新した。MacBook、MacBook Pro、MacBook Air
3ラインすべてがリフレッシュされている(ただし、MacBookのローエンドモデルを除く。また17型ワイド液晶ディ
スプレイを搭載したMacBook Proは内蔵ディスプレイの解像度アップなどのマイナーチェンジにとどまる)。今回
フルモデルチェンジを行った3機種(MacBook、15型MacBook Pro、MacBook Air)は、多くの点で共通する特徴を持つ。
1. 全モデルで45ナノメートル世代でFSB 1066MHzのPenrynを採用
すでにMacBookとMacBook Proではインテルの45ナノメートル製造プロセスによるCore 2 Duo(開発コード名:Penryn)
を搭載していたが、新モデルではFSBが1066MHzに引き上げられた。また小型パッケージの低電圧版を採用するMacBook Air
では1世代前の(65ナノメートルプロセスの)Meromが使われていたが、新型ではほかのモデルと同じFSB 1066MHzの
Penrynに更新されている。
2. 全モデルでNVIDIAのグラフィックス統合型チップセットを採用
これまでアップルは、チップセットにすべてインテル製品を採用してきたが、今回の新モデルではすべてNVIDIAのグラフィックス
機能を内蔵した統合型チップセット、GeForce 9400M mGPUに切り替えられた(256Mバイトの共有メモリ)。
NVIDIAがmGPU(Motherboard GPU)と呼ぶグラフィックス統合型チップセットのうち、最新版となるGeFor
両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ。
こういうやたらに細かい部分までのこだわりの積み重ねが、最終的に製品の良さにつながる。
性能とは無関係だが、所有欲には直結するというわけだ。機能として一番話題になっているのが
トラックパッドのボタンがなくなったことだろう。パッド全体がボタンを兼ねており、押し下げると
クリックできる仕組みだ。僕は最初、人差し指1本で操作し、そのままクリックしてみた。つまり
アイコンを選択した人差し指を押し下げたのだ。これが重い。指が疲れるほど重いのである。そんな
使い方をしていると「ダメだこのパッドは」と思うかもしれない。ところが、しばらく使ってやっと
理解した。このパッドは、従来のクリックボタンとほぼ同様の使い方ができてしまうのである。例えば
右手の人差し指でアイコンを選択したら、親指でパッドの下の方をクリックできる。つまり、このパッド
はいままで通りの使い方ができる上に、どこでもクリックできるという懐の広さで、使い勝手をあげて
くれる。素晴らしいじゃないか。ホメる点はあれど、否定するべきでは決してないのだ。複数のアイコン
を選択するときなどは、右手の人差し指でドラッグしておき、左手の親指でパッドの左部分をクリック
するなど、かつてない使い方ができるのは、かなり便利だぞ!今回は、新たに4本の指までの操作に対応
している。標準設定では、4本で上下になぞると「Expose」を利用でき、左右になぞるとアプリケーションの
切り替えとなる。僕のようにWindows中心のユーザーは、右下カド等に右クリックのエリアを指定できるのも
うれしい。Macがついに、2ボタンを
前シーズン継続ボディーのモデルと逆転しているのだ。ベンチマークを取れば、グラフィックの能力に大きな
差があるはずだ。ただ横並びで使ってみない限りさほど差はわからないだろう。用途によるところが大きいので
動画やゲームなどなら体感できるはず。エントリーモデルとしては、十分なパフォーマンスだ。この高級ボディー
にして14万8000円という価格は、とてつもないバーゲンだ。前モデルに比べると1%の弱点もなく良くなって
いる。だが、ちょっと微妙なのが、旧モデルより欲しくなるかどうか、である。僕はもちろん、ちゅうちょせず
に欲しい。だが、ポップなデザインの旧モデルのルックスを好んでいたエントリーユーザーや、ライトユーザー
がこの高級感を受け入れてくれるかどうかが微妙なのだ。ここで断言しておくが、このボディーは高級感を醸
し出したのではない。間違いなく高級品だ。高級だが、かわいらしさや親しみやすさには欠けている。
MacBook Proなら、コンセプトと100%合致しているが、MacBookにここまでの質感が必要なのだろうか?
「私はよくわからないから、安くてかわいい白でいいよ」と、継続ボディの最廉価モデルがよく売れてしまう
かもしれない。アップルの戦略は吉と出るのだろうか?もちろん、ユーザーにとってはこのモデルを買う方が
間違いなくお得だ。樹脂と違って割れてしまう可能性も低く、痛みも少ないので末永く満足して使えるだろう。
僕がアドバイスするなら、今日からパソコンを使い始めるユーザーも迷わず新モデルを買って欲しい。
MacBookとMacBook Proがフルモデルチェンジした。今回はMacBook、次回はMacBook Proと2回に
分けて詳細にレビューしていく。両者には共通部分も多いので、できれば合わせて読んでいただきた
い。正直に申し上げると、最初に写真でMacBookを見たときにピンとこなかった。「ああなるほど
ね」といった印象しかなかったのである。これはもう、MacBook Airからの流れが自然すぎるからだ
ろう。アルミのボディーは想像していたものと大差なかったのだ。とはいえ、どの程度のデキなのか
実物をチェックする機会を楽しみに待っていた。早速、手元に届いたMacBookに触れて、驚愕した。
僕は、毎年300台ほどのパソコンを10年以上にわたってチェックしてきたのだが、ここまでボディーに
コストを分配した製品を初めて見た。ボディーにこだわった製品は、いくらでもある。以前取り上げた
東芝「RX2」のマグネシウムボディーやVAIOのモバイルモデルが採用するカーボンなどが良い例だ。
こだわりを定量化することはできないが、コストはMacBookよりもかかっている可能性は大いにある。
MacBookがすごいのは、普及モデルにして驚異的な質感のボディーを採用している点だ。これはアッ
プルだからできることであろう。MacOSのシェアが仮に10%程度だとすると、たいした数字ではない。
だが、そのシェアを1社のパソコンが占めているのである。MacBookのアルミボディーの生産台数は
相当な数に上るはずだ。量産効果が効くからこそ、専用の製造工程を構築してこんなにとてつもない
製品が作れるのである。店頭でMacBookを見たらまず、トラックパッドの下にある切り込み部分に
触れて欲しい。液晶のフタを開ける際に指をかけるための切り込みなのだが、この造形は金属の固まり
からくりぬいたモデルでなければできないだろう。ボディーのエッジの立ち方もしかり、である。
あまりにも硬いボディーは、まるで金属を持っているような印象を受ける。信じられない高級感とともに
数値以上に重く感じる人も多いはずだ。もちろん、2.04キロではモバイルには重い。だが、旧モデルより
200グラムほど軽くなっているのだ。A4ノートとしては、素晴らしい薄さでもある。どこでも良いから
ボディーの継ぎ目を見ると、構成するパーツの精度がわかるだろう。スキマというスキマが細く
しかもぴたりと同じ幅なのだ。これは、樹脂製のボディでは困難な成型だ。底面には、ネジが4つしかなく
レバーでバッテリーを脱着できるようになっている。さらに各種コネクターの中をのぞいてみるといい。
もちろんここには樹脂のパーツが入っているわけだが、色には驚くべし。なんと、グレーなのだ
やだ何このスレ…
238 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/23(月) 23:54:58 ID:tktIjNC8
相変わらずすごい荒らしっぷりだな。さすがApple信者だ。
239 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/24(火) 00:19:09 ID:FWbcpHZy
>>1 それでも満足度は1位らしい…
一体どういうこと?
240 :
[Fn]+[名無しさん]:2009/02/24(火) 00:21:09 ID:FWbcpHZy
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